FUJIFILM X-T2 ボディ
- 起動時間0.3秒などの高速レスポンス性能、最短0.06秒の高精度AF性能などを実現したミラーレス一眼カメラ。
- 独自の「X-Trans CMOS III」センサーと80年以上蓄積した色再現技術で、シリーズ最高画質を実現(※発売時点)。
- 小型軽量ボディと、防塵・防滴・耐低温-10度のタフネス性能により、厳しい環境下で快適な動体撮影が可能。
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図1、2 カメラを左に振ったとき |
写真1 壁掛の絵 カメラを 静止、左に振る 電子シャッター 1/500秒 X-T2 |
図3、4 右へ移動する被写体のとき |
写真2 右へ移動するトラック (中央の木は垂直) 電子シャッター 1/1000秒 X-T2 |
(興味のない方はスルーして下さい。)
FP (フォーカル プレーン) シャッターの動作に関するスレです。
【電話で聞いてみました】
◇ 機械シャッター ユニットで有名なあの会社: 各社フラグ シップ的カメラの機械シャッター幕の移動方向は、センサー面に於いて 上→下、下→上 の両方があり、量的にはおよそ半々の割合であるとのこと。
◇ 機械シャッター測定器を製作している壷坂電機: 機械シャッター測定器は、取り付け方向を変えることなく 上→下、下→上 のいづれの方向にも対応するとのこと。
【撮影中にカメラを 左 に振るとき】
◇ 図1について。 撮影中にカメラを左に振ると、実景1の中央にある長方形は実景2の如く右へ移動します。 FPシャッターのスリットが 上→下 に移動するカメラでは、同図 JPG画像 の如くの平行四辺形になります。
◇ 図2について。 撮影中にカメラを左に振ると、実景1の中央にある長方形は実景2の如く右へ移動します。 FPシャッターのスリットが 下→上 に移動するカメラでは、同図 JPG画像 の如くの平行四辺形になります。
◇ 図1と2について、程度の差はあれ、機械シャッター、電子シャッター、のいずれでも起きます。
◇ 写真1について。 壁に掛けてある額縁に入った絵の例。 写真1(上):カメラを静止させ、写真1(下):カメラを左に振って。 電子シャッター 1/500秒、カメラ:X-T2。
【右 へ移動する被写体のとき】
◇ 図3について。 撮影中に被写体は実景1から実景2の如く右へ移動します。 FPシャッターのスリットが 上→下 に移動するカメラでは、同図 JPG画像 の如く、垂直線が斜めになります。
◇ 図4について。 撮影中に被写体は実景1から実景2の如く右へ移動します。 FPシャッターのスリットが 下→上 に移動するカメラでは、同図 JPG画像 の如く、垂直線が斜めになります。
◇ 図3と4について、程度の差はあれ、機械シャッター、電子シャッター、のいずれでも起きます。
◇ 写真2について。 右方向へ移動するトラックの例。 中央の木は垂直のままです。 電子シャッター 1/1000秒 X-T2。
◇ 図3と4を見ると、被写体移動方向で尖っている方が、シャッター スリットの先・後の 後の方(=シャッター スリット2) と覚えると、覚えやすいと思います。
◎ 写真1(下)は図1に相当し、写真2は図3に相当し、どちらも X-T2カメラ を使っています。
X-T2カメラのシャッター移動方向:
☆ 実景やJPGでは FPシャッターのスリットが 上→下 に移動し、
☆ カメラ センサー面では FPシャッターのスリットが 下→上 に移動。
書込番号:21303795
3点
図5 機械シャッターと電子シャッターの 幕走行時間比の算出 |
写真3 テレビの碁盤 カメラを 静止、左に振る 電子シャッター 1/500秒 X-T2 |
写真4 秒針が動くとき 連写CH 電子シャッター 1/500秒 X-T2 |
続きです。
【機械シャッターと電子シャッターの 幕走行時間比】
◇ 図5について。 移動する被写体を機械シャッターと電子シャッターで撮り、本来垂直になるところがL1、L2、の線の如く傾く場合、同図内に書かれている計算式で、機械シャッターと電子シャッターの 幕走行時間比を計算することができます。 比較撮影のためには、レンズ(ズーム・焦点距離)、被写体の速度、などの条件を同じにします。
【小アドバイス】
◇ 中・長焦点距離系のレンズを使います。 短焦点距離系のレンズですと、垂直線が初めから傾き、観測になりません。
◇ カメラを振るとき、一方方向だけにしましょう。 左右両方を試すと、何が何だか分からなくなります。
◇ 機械シャッターと電子シャッターの幕走行時間は、シャッター速度に関係ありません。 1/500秒程度から最高シャッター速度までの、撮影しやすい、画像がはきりと出るシャッター速度で撮影するとよいでしょう。
(以上)
------
【参考】
◇ 写真3について。 テレビに映っている碁盤。 写真3(上):カメラを静止させ、写真3(下):カメラを左に振って。 電子シャッター 1/500秒、カメラ:X-T2。
◇ 写真4について。 秒針が動く写真。
☆ aより上:秒針が動く前に、シャッター スリットが通過、
☆ aとbの間:秒針が動いているとき、シャッター スリットが通過、
☆ bより下:秒針が動いた後に、シャッター スリットが通過、
と解釈できます。
【その他】
◇ カメラ雑誌で、扇風機の羽根の回転を撮影し、電子シャッターの走行時間の長短を示そうとしています。 回転ものの写真では、ほとんど数値的評価ができません。 ゴルフのスイングものも同様です。 水平移動ものの写真で、数値的評価をするようにして下さい。
◇ どなたか volunteer が別スレで、各社カメラによる 写真2のような写真を募集しませんか? 電子シャッターですと容易に撮れます。 これにより、それぞれのカメラの幕移動方向が分かります。 電子シャッター幕移動方向=機械シャッター幕移動方向と思っています。
書込番号:21303811
5点
美しい景色のスレとは違いますが、ローリングシャッター現象に関心を持つ人は多いでしょう
仕組みを頭で考えたり計算しなくても直感的に分かる、テレビ画像全体の撮影がすごく役に立ちそうです
テレビ画像全体の撮影で、横縞模様の数がそのまま1個の縞模様当たり1/30秒を表していると思われるので、シャッタースリットの通過時間が画像を見ただけで分かるのでは
スリット通過時間は各メーカーが公表してなくて、家電売り場によってはその場でテレビ画像全体を撮影できる場所もあるかも知れないので、これは役に立つかもしれません
(参考) ローリングシャッター現象の動画例
https://youtube.com/watch?v=hg5Cg4zCy-8
https://youtube.com/watch?v=QaVsb0MXZxU
書込番号:21303990 スマートフォンサイトからの書き込み
1点
tnk85f14さん
tnk85f14さんのご趣旨とは、見当違いと思いますが、ご容赦下さい。
私は(tnk85f14さんも同様だと思いますが)、ローリングシャッター歪みは、メカシャッター、電子シャッターに依らず、幕速に依存していると思っています。
どちらも、ストロボ同調最高シャッター速度で大凡の目安は掴めるはずです。ただ、現状は、電子シャッターの幕速が遅い為、ストロボ使用時には、メカシャッターしか使用出来ない仕様のカメラが殆どだと思います。
ストロボ同調最高シャッター速度は、メカシャッターでは、シャッターの幕速とイメージセンサーの短辺長さとにより決まりますが、電子シャッターでは、イメージセンサーの読み出し速度とイメージセンサーの短辺の画素数に(ほぼ)依存しているはずです。つまり、電子シャッターではセンサーサイズの大きさは、ストロボ同調最高シャッター速度にあまり大きく依存しないと推察しています。
オリンピックやワールドカップ等でプロが使用するカメラでも、ストロボ同調最高シャッター速度は1/250[sec]のはずですから、電子シャッターのストロボ同調最高シャッター速度が1/250[sec]に達すれば、「電子シャッターではローリングシャッター歪みが目立つ」と言う常識は通用しなくなるはずです。
α9のストロボ同調最高シャッター速度は1/250[sec]ですが、これはメカシャッター使用時でしょうから、電子シャッターのストロボ同調最高シャッター速度がどの程度なのか、気になります。多分、1/200[sec]程度には達していると推察しています。
富士フイルムは、東京オリンピックでは、カメラの放列の中に、ミラーレスが並んでいる(ズラッと並ぶとは言っていません)事を希望しているような発言を発言をしていましたが、Xマウント、Gマウントと言うライン構成を構築している所ですから、(出来るなら、それに越した事はありませんが)電子シャッターの幕速アップの優先順位を高くする必要はあまりないと思います。有り体に言えば、ソニーのセンサー高速読み出し技術がまず、ソニー、オリンパス等々のハイエンドに行き渡ってからでも、いいのではないでしょうか?実際問題として、α6500には、まだ高速読み出しセンサーは投入されていないと思いますから、高速読み出しセンサーが搭載されたα6***が発売されてから、そのセンサーを富士フイルムが購入出来る頃、Xマウントの電子シャッターのローリングシャッター歪みも低減されて行くものと思われます。
tnk85f14さんのスレのご趣旨に全く合わないような事を申し上げた事、重ね重ね、お詫び申し上げます。
ただ、前述の通り、Xマウントでは、電子シャッターの幕速高速化の重要度はそれほど高なくないのでは?と思っています。
書込番号:21304704
0点
ミスター・スコップ さん の記述に 数十%は同意できます。
以下は私なりの思うところです。
嫌いな言葉/広めたい言葉。 (話題が FP(フォーカ ルプレーン)シャッターのとき)
☆ 嫌いな言葉:「幕速」 --- 物理単位で言えば、[ms (ミリ秒)] と [mm/ms (ミリメートル/ミリ秒)] のどちらのことを言わんとしているのか直ぐに分からない。 また、どこからどこまで移動するのか省略され過ぎている。
☆ 広めたい言葉:
・ 走行時間
・ 先幕/後幕/幕 の走行時間
・ 先幕/後幕/幕 の上辺から下辺までの走行時間
・ 先幕/後幕/幕 のセンサー短辺の走行時間
幕の上辺から下辺までの走行時間について。
☆ X-T2 (私の推定) [APS-Cサイズの短辺を走行]
・ @ 機械シャッター=2.3ms、
・ A 電子シャッター=35ms、
☆ α9 (海外のサイトより) [35mmフル サイズの短辺を走行]
・ B 機械シャッター=3.4ms、
・ C 電子シャッター=6.7ms、
Bの数値については納得しますが、Cの数値については本当に数値がこのように小さいのか、私はまだ納得せず、日本のユーザによる検証が必要と思っています。
S=フラッシュ同調最高シャッター速度=1/(幕の上辺から下辺までの走行時間+フラッシュ発光時間) とすると、次の計算になります。
☆ D X-T2 機械シャッター:S=1/(2.3ms+1.0ms)=1/3.3ms=1/303 秒
☆ E α9 機械シャッター:S=1/(3.4ms+1.0ms)=1/4.4ms=1/227 秒
☆ F α9 電子シャッター:S=1/(6.7ms+1.0ms)=1/7.7ms=1/130 秒
フラッシュ同調最高シャッター速度=1/250秒(仕様)と比べると
☆ X-T2の Dでは余裕十分に使っている
☆ α9の Eでは余裕なく使っている
☆ α9の Fでは、1/125 秒で使う
ということになります。
現状で α9 の電子シャッターでは、フラッシュ発光が使えないようになっています。( 但し電子先幕シャッターではフラッシュ発光が使えるとのことです。)
将来、
☆ 電子シャッターの走行時間 ≒ 機械シャッターの走行時間
☆ 電子シャッターの走行時間 ≦ 機械シャッターの走行時間
となった場合、ミラーレス カメラに機械シャッターは無くなり、電子シャッターだけで全てをまかなうことになるでしょう。
そうなると、静寂・機械シャッター振動無し・機械シャッター寿命制限無し、になります。
Xマウントで、電子シャッターの幕走行時間高速化は重要で、Aは2.3ms 以下になることを強く望みます。
X-T2後継機が、世界初の 機械シャッター無、電子シャッターのみ のカメラになることを強く望みます。
書込番号:21307248
2点
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