DLA-Z1 [マットブラック]
0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスを搭載した4Kプロジェクター
プロジェクタ > JVC > DLA-Z1 [マットブラック]
お久しぶりです。
本機をかれこれ350時間ほど利用しております。
毎度のことですが、キャリブレーションを行うことで購入した機体の本来のポテンシャルを出してあげることを信条としています。
本機はオートキャリブレーションソフトを無料配布しており、購入者はその恩恵を享受することが可能です。
キャリブレーションを行う人ですと、購入した機体が期待したリファレンス出力能力を兼ね備えているのか、毎度気になるところですよね。
大丈夫です、本機は十分なリファレンス能力を持っています。
オートキャリブレーションソフトを正しく利用することで簡単に時間をかけずに、期待に応えてくれます。
■リファレンスを得るためにオートキャリブレーションを行う際の注意点
・目的の画質モードに合わせてからキャリブレーションを開始するまで暖気を30分以上は行うこと
・目的の用途(BD, UHD BD, 地上波,放送 衛生波放送)に合った映像をHDMI入力しておくこと
例:地上波,BS波放送の4Kアップコン映像(4K 60Hz YCbCr444 8bit BT.709 Pow2.2 6500kb)
2K BD 24p 4Kアップコンの映像(4K 24Hz YCbCr444 12bit BT.709 Pow2.2 6500kb)
UHD BD 24pの映像(4K 24Hz YCbCr444 12bit BT.2020 ST.2084 6500kb)
UHD BD 60pの映像(4K 60Hz YCbCr422 12bit BT.2020 ST.2084 6500kb)
・i1Pro2という測定器(プローブ)を使う場合、スクリーンに測定器の影が落ちないようにスクリーンセンターに配置すること
また、事前に輝度レベルを確認しながらスクリーンに向けて真正面を向いているか、確認しておくこと
・キャリブレーション完了後、結果を保存する前に明部と暗部レベルの確認を行い、各レベルの信号に不純な色被りがないか確認を行うこと
例:暗部が赤みがかっていたりしたら、結果を保存せずに再度キャリブレーションを行うこと
目的の画質モードにしてから本機の暖気が不十分な状態でキャリブレーションを行うと色被りが発した結果になることもあります。
■キャリブレーション操作を行う際にあったら重宝するもの
・SpectraCal CalMANなどのキャリブレーションソフト(i1Pro2が使えるバージョンのもの)
プローブのベスト配置の確認やオートキャリブレーション後の測定結果の検証などに利用。
・Murideo Fresco SIX-Gなどの信号発生器
オートキャリブレーション後の測定結果の検証などに利用。
映像の用途がBDレベルならBT.709 2K HD信号対応は必須です。
また、映像の用途がUHD BDの場合、18GモデルでHDR信号対応が必須です。
■実際の測定結果
カラーチェッカーを実施したものを添付します。
共にDeltaEの平均が0.6ほどになります。これはかなりの高品質なレベルになります。
・SDR BD向けにキャリブレーションした結果
・HDR BD向けにキャリブレーションした結果
■HDRキャリブレーションのアプローチ
最近のHDR10対応の液晶TVであれば1000nitの輝度レベルを実現していますのでマスターモニターが1000nitレベルのもので作成したタイトルあれば絶対輝度で鑑賞可能です。
UHD BDタイトルのメタデータを参照するとマスターモニターが4000nitのものがあります。
パルサーですね。
現在の民生映像出力装置では、この輝度を絶対輝度として実現できる機体は存在しません。
では、UHD BDは本来の映像を家庭環境で見ることはできないのかというと、
絶対輝度で見ることはできませんが、相対輝度でならば見ることは可能です。
各社はこれらのジレンマを解決するために画質モードのチューニングを行なっているはずです。
PJの場合、スクリーンのゲインにもよりますがカラーボリュームを維持したまま1000nitの輝度レベルを実現するのは容易ではありません。
カラーボリュームを維持したまま目標輝度レベルを実現するという面では液晶TVやOLEDTVでも同じことです。
各機体の設定でなんとか輝度を稼ごうとするとBT.2020のうちのP3色域から狭まった色となり、カラーボリュームが減ってしまい、
色域いっぱいの純色の表現ができなくなります。
このため、各機体でカラーボリュームが最大となる限界輝度の範囲内で相対輝度レベルのチューニングを行う必要があります。
これからはその辺のアプローチについて各社の取り組みがどのようになっているのか、AV各紙で記事になると良いですね。
今回添付したHDR BD向けにキャリブレーションした結果はCalMANを使い、相対輝度レベルでリファレンス確認が取れたものになります。
ではでは。
書込番号:20907852
9点
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