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なぜマルチウェイなのか?

2011/12/07 23:58(1年以上前)


スピーカー

スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

言葉の面ではめざめよさんからの影響が強い。
インパクトが強すぎるのだ。
当時はSP導入前でまだまだいまよりさらに未熟だったため、
その言葉の数々の影響も無視できないものだっただろう。

お会いしたときからイノウエシステムをお使いだった氏からは肩幅平行置き、サイドプレス、試聴の意味のなさ、フルレンジ一発、トランジェントという言葉を主にいただいた。
特にサイドプレス、平行置き、トランジェントという語群は一番影響を受けている。
当時からフルレンジをお使いの氏はなぜ複数のユニットが必要なのか、という問いをされた。
マルチウェイの効用をうまく説明できなかったし、今でも使用しているS2Xのツィーターを使うための必要悪としてウーファーが存在しているという現状の説明しかできない。
氏の縁側や書き込みを見ていると正確にならせるトランジェントとダンピング(制動が効き、箱内部から外に浸透するの不要音がゼロ)であれば「サイズを超えた低域」は可能である、ということがわかる。
事実低域がサイズを超えたスピーカーというのはそこそこのものなら出会ったことがある。

ユニットが小さければ制動しやすい、分割振動を抑えやすい。
ならば、大口径一発ではなく小口径ユニットを複数使い、シンクロさせて鳴らす、疑似大口径(複数ユニットで振動板面積を稼ぐ)方法がとられることもある。
ホリゾンタル(ADAMでよく見かける)やバーチカルツインがこの分類に当たるだろう。

個人的には口径8インチ(20cm)までなら個人的許容範囲内だと思う。
構造も3weyヴァーチカルツインやホリゾンタル(S3X-H)あたりまでが許容範囲である。
大口径一発よりも小口径ユニット2発をシンメトリックに鳴らしたほうがいいからである。
個人的には必ずしもエアボリュームを必要としない。
タイトで良く伸び深く沈みこむ低域、音の形が見える(発音の差を鳴らし分ける)ユニットであるかどうかだ。

氏の思想を考えてみればどちらかというと周波数 de Mainではなく Time de Mainなのかもしれない。

書込番号:13863608

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 00:33(1年以上前)

音の距離感を教えてくれたKuro初心者氏愛用のLINN

この人が悪いのではない、部屋が狭いことが悪いのだ

すごいヒネクレテルw(銃夢の木星人ぽい

だが、それ以上のマルチWeyやトールボーイ、日本家屋の空間サイズを無視したような巨大スピーカーは説明できない。
自分自身オーディオはやっていないし、オーディオ機器ユーザーではないからだ。
バーチカルツインまでのトールボーイはまだ許容できるが・・・。

ただ単に、メリットを聞かれても答えられない、その一点に尽きる。
ユニット同士のつながりも完璧でタイムドメインなSPであればそりゃいい音出るんだろうけど、
バーチカルツインどころではない何連発もついてるやつは狭い部屋ではバラバラに聞こえるのでは?

第一そんなでかいやつは日本家屋を想定して設計してないだろうと思うのだが・・・。

書込番号:13863784

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 00:44(1年以上前)

「なにを持ってよしとするのか」は人それぞれだが、たかが数千円の円盤ごときにいくら欠けなければならないと思っているのだろう。
製作現場であるスタジオのプレイバックを越えられる「もとプロ向けを除く」
コンシューマーオーディオがスタジオモニタリング機材各単価もしくはそれ以下でそろえられるなら教えてほしい。

いくらいいものであっても使いこなせなければバカ高い粗大ごみ同然であり、そこまで苦労してセッティングして、地震のたび再セッティングまでせねばならないようなシビアなものは長期的に見て使うに足らないシロモノだと思う。

かつて尊師がたずねられたとき「これは一生使えるスピーカーか?」と聞かれた。
言葉に詰まったのは事実。
ただ、使い勝手は実にシンプルで長い付き合いが出来そうだ。
これが常にユーザーの管理下におき針に糸を通すような機材選び/相性/セッティングをしなければならないのならいくらいいスピーカーでも一生付き合うことはままならないだろう。
スピードにとらわれ命がけで最高速アタックを繰り返し続ける湾岸の悪魔のZや黒い怪鳥ではないんだし。

書込番号:13863822

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 01:04(1年以上前)

某マスタリングスタジオ:ADAM マスタリングピース MP1が採用されてる。

モニターの場合、全体の音のまとまり以前に個々の音を確認しなければならないからマルチWEYというのはわかる。
小澤征爾が「こっちは一生懸命音を纏め上げようとしているのに、なぜかオーディオマニアは音を分解したがる。」
みたいなんてことも言う。
音を分解しないほうがいいのなら3WAY以上はあまり適さない場合が多いんじゃないだろうか?
すごくまとまりのいいSPを使いこなせたのなら話は別だが。

あと、なんかやたらとクラシックばかり聞くのは何でだろう。
ちゃんとCDの音を出力できるのであれば最新のデジタルサウンドのような立ち上がりの早い鋭い曲でも再生できるだろうに。
この機器の得意分野がどうたらこうたら、機材にあわせてジャンルが偏ったというのなら
「自ら進んで使ってるのか、機材に使われてるのか」

音を分解したいのならスタジオモニターで十分だし、スタジオではどんなジャンルの楽曲でもそのスタジオのモニターでミックスしきゃならない。
スタジオでは壁に埋め込まれたラージにジャンルや使い分けなんてないんだよ。

書込番号:13863899

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 01:36(1年以上前)

うちのメイン機材は総額60万少し。
鼻であしらわれるレベルだろうね。
でも音楽からの感動を得るのって金額じゃないと思うんだ。(たまにはいいこというw
何万ものケーブル、コネクタ、機器を寄せ集めてどうしたいんだろう。
どんなものにもそれぞれ個性がある。
「個性の寄せ集めはボトルネックの寄せ集め出しかない」
個性の足し算はマイナスしか生み出さないんだ。
よっほど喧嘩しないもの同士だったらうまくいくかもしれないだろうけどね。
でもそんな針の穴に糸を通すようなめんどくさいことする必要ないと思うんだ。
そもそもそんな寄せ集めの音がスピーカーから出て満足できるとは思えない。
っていうか、そんな鳴らしにくいスピーカーならなんでメーカーが100%鳴らせるようなアンプ作らないんだろう。
売れば儲かるのに。
せめて開発時に使用した機種名や環境をさらせよ。
そうしないことになんら疑問を感じないようでは、使いこなしなんて無理だろう。
そういう意味でもスタジオモニターはパワードが主流なんだろう。
いちいち仕事するのに「ケーブルが」とか「アンプが」とかやらされてたらばかばかしい。
始まるもんも始まらんよ。

まぁ、自分自身オーディオ機器のよさがわからない駄耳なのかも知れないけど、
オーディオコーナーやオーディオショップ、と楽器屋でスピーカーを聞き比べたとき
どう考えても楽器屋のほうが気持ちよくなってた。
軽快に音楽がなってたのは事実。
同伴者も同じ意見だったし。

そんな使いこなしの必要なモノを買うのは日本人が木を見て森を見ずな傾向に陥りやすいってことだろう。
総合で判断しなけらばならないのに、セパレートして物事を考える、物色する。
スピーカーが悪いのではないのだ、日本の事情に合ってないのだ。
ならば選定者の品定めと使いこなしが間違っている可能性もある。

かつて氏に言われた言葉が「オーディオはなにを選ぶかよりなにを選ばないかだ」である

書込番号:13863988

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 01:50(1年以上前)

オセロの黒いほう in ミラクルひかる

自分の標榜する音さえあればそんなものには陥らないはずだ。
みんな先が見えないのにただ漠然と前に進んでいる、だけならばいつまでたっても終わりの来ない賽の河原である。

スタジオエンジニアが目指すのはどんな環境でも音楽の印象が同じでなければならない、つまり真の万人受けであろう。
氏が発言された「真の無彩色こそが、真の極彩色である」という言葉からわかるように、
世に音楽として生み出された「アーティストの作品」ならばストレートにCDの音さえ出せれば
エンジニアが意図したとおりの音が出て、彩色など要らぬのである。

CDには言っていない音はエンジニアの意図していない音であり、
ホールのような音響だとか何とか言うが、CDに入っていれば入っている分だけの空気感は出るだろうし、入っていないのに出そうとするとか、何百万もかけるとか笑止である。

そういうものに金をかけてる人はもともとボッタクリ代理店の多い日本の販売店やメーカーのいいカモであり、正常な判断力を奪われ、金を吸い取られるのである。
オセロの黒いほうみたいに。

値段相応な空間サイズといった適した環境や金持ちならまだ理解できるが。

音の入り口のこともろくにしらないくせに音の出口ばっか研究してる人はいかがなものか。

書込番号:13864019

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 02:09(1年以上前)

再生する何もかもが違う。by宮崎吐夢のぴあのれっすん♪

その他
何もかもが違う。by宮崎吐夢のぴあのれっすん♪

氏はかつておっしゃられた。
「試聴に意味はない」と。
裏で使ってるケーブルが何かわからないだろ、という旨の発言であった。
そりゃそうだ、CDPも違う、そもそも鳴らす場所が違う。
スピーカー以外ペリーのピアノレッスンばりに何もかもが違う。

音が違うでショ
http://www.youtube.com/watch?v=C0o1vAh2JR8

しかし、ジレンマである。
聞かないとわからないのに聞いても意味がないとかw
やっぱり、単一メーカーでそろえなければメーカーが意図した音にはならないし
そもそも、店頭デモごときで製品のよしあしなどわかるはずがない。
本来の製品の6割もの性能も出ていないんではないだろうか?
自分のような駄耳には違いが良くわからない。
店頭の音は音が仕事しないひきこもりなので「サウンドニートスピーカー」
楽器屋の音のほうがポン置きで格安の割りに楽しく聞ける。
「スピーカーは楽器だ、だから楽器屋で買った」

女性をオーディオ屋に連れて行って喜んでくれるだろうか?
それはかなり稀であろう。
見た限りでは雰囲気も音も何の感動も与えてくれないからである。
女性が違和感を覚えるシステムはどこかおかしい「レディースサウンドベンチマーク」
女性の完成は男のソレとは次元が違う。

オーディオ製品を買う人は必ず見た目がとかデザインがとか言う。
音はいいけれど、見た目が・・・。
なにいってんだ、普通に考えればオーディオスピーカーって奇抜な変な形のものも多いぞ!!
なんでそんなに見た目にこだわるんだ「音は見えない」
機能あっての機能美こそが「デザイン」だ、見た目の華美さを演出するものではない。
デザインという言葉の意味を履き違えてる人が多い気がする。

サイドプレスを初期に導入したおかげでスピーカーが消える、スピーカーを意識しないなんてもはや当たり前のことだし、ブックシェルフでなんら不満はない、むしろ好都合だ。

書込番号:13864058

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 09:46(1年以上前)

思いのほか長くなったな??(之も仕様ですwww
音楽再生に関してはCD-R時代のちょっとした挫折やProcabreによる触発がもとだから
言ってしまえばオーディオ否定論から入ってんだよね。
当時の頭ではぱっとでで複雑怪奇なオーディオの世界を理解することは出来なかった。
多額の投資してさらにセッティングと称して更なる投資と時間の投資まで行わねばならないのなら
jubeeさんにかつて言われた「コンサート行きなさい、生の音楽を感じなさい」である。
選んで楽しい、使って楽しい。
今までは機材ヲタクでありほぼ前者だった。
これからは後者でありたいと思うし、ソフト投資も心がけたい。

・・・どんどん脱線するな。
もとは単に大型スピーカーとマルチwayのメリットを聞かれてもいまだ説明できない、という話だったんだけど・・・。
オーディオファイルのかたがたはどうお考えなんだろう。

書込番号:13864710

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クチコミ投稿数:499件Goodアンサー獲得:9件

2011/12/08 18:06(1年以上前)

こんばんは

またまた、カキコミ失礼致します。

なぜ、マルチウエイなのか?
何故、大型になるのか?

「低音が欲しいから」でしょう。
オーディオの歴史を紐解くと、いかにして良質な低音再生を得るか?の歴史、と見ることが出来ると思います。

今度、浜松にお越しの際には、アバンギャルドのフラッグシップ(トリオ+6バスホーン)を鳴らしている喫茶店にいきましょう。
大型のホーンスピーカーから出てくる低音を浴びれば、何かが掴めると思います。
http://www.esoteric.jp/products/avantgarde/trioomegag2/index.html
http://tournezlapage.jp/tennai.html

そして・・・ウサギ小屋で、直径11.5cmの「分割振動しないフルレンジSP」から出てくる低音と比べてみて下さい。さらに、いろんなことが、見えて来る・・・かもしれません。

なんてね。

書込番号:13866385

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 18:18(1年以上前)

コメントありがとうございます。
マルチ=低音がほしいからなんですか?
んー、大型化は低音に関係あると思いますが、マルチはなんか違うイメージでした。

大型を馬鹿にしてるのではなく、ルージュ邸のような専用部屋に適度な広さがあれば大きなスピーカーが活かせると思います。

低音がほしいからといってルームキャパシティに合わないようなサイズが単にいかにもバランス悪そうに見えるという・・・。

どんなに大きくとも楽器屋で良く見かけるPAサイズやJBLの中型モニターが限界じゃないでしょうか?

反面トールボーイは日本事情の理にかなったタイプですよね。

<大型のホーンスピーカーから出てくる低音を浴びれば、何かが掴めると思います。
でましたね、アバンギャルド(汗
見せの写真拝見しましたが、店舗運営できるほどのセッティングとルームキャパシティなら破綻もするはずないでしょう。
あと、ダイナミックよりホーンやリボン系のほうがいろいろ有利のようですし、
38cmウーファーとかとはまた違った感触なんじゃないでしょうかねぇ。
まぁ、それでも日本家屋には不釣合いだろうとは思いますが。

書込番号:13866418

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クチコミ投稿数:499件Goodアンサー獲得:9件

2011/12/08 19:27(1年以上前)

いえいえ。

フルレンジ1発で、20Hz〜20kHzがキッチリ再生できれば、マルチにする必要は無いでしょう?
冒頭の、バーチカルツイン方式にしても、マルチウェイをあたかもフルレンジのように鳴らしたいという工夫の結果です。

冒頭の一番右にあるスピーカーは、バーチカルツインの小型ブックシェルフ+サブウーファーの構成です。
アバンギャルドのバスホーンも、やってることは同じ。

音楽の構成に係わらず、スピーカーの能力の都合で、周波数帯域ごとに担当スピーカーを振り分けるのがマルチウェイで、20Hz付近まで低音が欲しい場合は、ウーファー部が、箱でもホーンでも、大型になるのです。

狭い部屋に大型スピーカーを入れるのも、20Hz付近の低域が欲しいから、と、ワタクシは解釈しています。
重低音のプールに浸るのは、音楽の快感の重要な要素なので、大型スピーカーに慣れてしまうと、昨今の小型ブックシェルフやトールボーイSPの重低音を見切った音楽表現(≒重低音は最小限)では、ものたりなくなるのでしょう。

ADAMにしても、ハイルドライバー1発で20Hzまで再生できれば、ウーファーは要らないハズなのです。
でも、ハイルドライバー1発では、低域が出ない→コーン形式のウーファーを追加していますね。
→低音が欲しいからなのです。

スピーカー開発の歴史の中で「分割振動を許容する」と決めてしまったので、進化の方向が、マルチウェイの方向に行くのは必然だと思います。
「分割振動しない」と決めていたら、全く別の進化→様々なフルレンジスピーカーで溢れていた・・・かもしれません。

ところで、もし、克黒0号さんにスピーカーの基本設計の決定権があったなら、
「分割振動を許容する」
「分割振動しない」
いずれを選択しますか?

書込番号:13866718

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スレ主 克黒0型さん
クチコミ投稿数:1786件

2011/12/08 20:17(1年以上前)

なるほど、そういう観点でおっしゃられてたんですね。
では低域以上の帯域では周波数帯を細分化するマルチwayはどのようなメリットがあるのでしょう。
個人的にはツィーター スコーカー ウーファーの3構成が許せる限度ですが、(クロスオーバーを敏感な1〜3KHz前後をさけるとか言う意味もあるでしょうし)
同軸や同一帯域を小口径でシンメトリックに再生させるバーチカルツインなどはまだ理解できます。
方向感知しにくいスーパーウーファー帯域はいいとして、それ以上の帯域がけっこう細分化されたスピーカーもあります。
wikipedeiaでは
スーパーウーファー - 超低音用(1Hz〜100Hz)※ch表記するときは0.1chで数える
ウーファー - 低音用(20Hz〜5kHz)
ミッドバス - 中低音用
スコーカー - 中音用(500Hz〜5kHz)※ミッドレンジとも言う
トゥイーター - 高音用(5kHz〜24kHz)
スーパートゥイーター - 超高音用(25kHz〜100kHz)
という分類です。
X-ARTが1:4の空気圧縮比を誇りながら2.2KHz〜50KHzの帯域を担当するのがおかしいだけかもしれませんが、
ミッドバスはウーファーかスコーカーの帯域を考えればいらないでしょう。
スコーカーもウーファーとトゥイーターで対応できます。
(2weyからスコーカーを追加する3weyにする場合、
ウーファーの担当する上限帯域を下げればより低域に強いウーファーを求められる、という考えも出来ますが。

同軸/バーチカル以外で2way以上に周波数帯域(20Hz〜20KHz)を細分化するメリットは低域方向への拡張、人の耳が敏感な1~3KHzのクロスオーバーを避ける、
以外にもまだありますでしょうか?

<狭い部屋に大型スピーカーを入れるのも、20Hz付近の低域が欲しいから、と、ワタクシは解釈しています。
低域の伸びだけならまだしも量感まで求めると音が破綻しないんでしょうか?
量感が出るということはそれなりの音量で聞くことになるでしょうから。

<ところで、もし、克黒0号さんにスピーカーの基本設計の決定権があったなら、
「分割振動しない」
ですね。
X-ARTは分割振動、ダイアフラム透過音、トランジェントの観点からは構造上分割振動なさそうですし、
HEXAコーンもノーメックスハニカムコアをケブラーでサンドイッチしていますし、
ゼロとは行かないまでもけっこういい線言ってるんじゃないでしょうか?

書込番号:13866932

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クチコミ投稿数:499件Goodアンサー獲得:9件

2011/12/08 20:38(1年以上前)

>X-ARTは分割振動、ダイアフラム透過音、トランジェントの観点からは構造上分割振動なさそうですし、
>HEXAコーンもノーメックスハニカムコアをケブラーでサンドイッチしていますし

X-ARTだけで、普通の部屋で聴き取れる音量で、20Hzまで再生できれば問題ないでしょう。
同じく、HEXAコーンで20kHまで再生できれば、問題は解決します。
→フルレンジ1発で、20Hz〜20kHzを再生する、というお題が解決するわけです。

しかし、出来ない。
なぜ出来ないのでしょうか?

「進化」という言葉の意味に、その秘密があると考えています。

書込番号:13867033

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2011/12/08 22:00(1年以上前)

ども、こんばんは

車でも変速無しで低速から高速までまかなえるエンジンが作れるなら、ロスや変速ショックも無くて理想かもしれませんがそういったエンジンを開発するより変速機構を使ったほうが現実的。

スピーカーでマルチWayが主流なのも同じでは?

楽器だって弦楽器は1本の弦で低域〜高域までまかなったりせず分けて作ってますね。
ギターなら6本のマルチWay、それが楽器のサイズから見て理にかなっているからでしょう。
重く太い弦で低音を、細く軽い弦で高音を奏でた方が1本の弦で全て出すより美しい音色が出せる。

スピーカーだって低域は口径の大きなウーファー、高域は軽くて小さいツィーターに任せた方がシングルで上下を頑張って伸ばすより理にかなっている、と判断しているオーディオメーカーが大多数だから今の状態なんだと思います。

でもでも、もしシングルで20Hz〜20KHzまできっちり出せるスピーカーがあるならオーディオ野郎としては欲しいですね、それ。

書込番号:13867484

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スレ主 克黒0型さん
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2011/12/08 22:41(1年以上前)

<X-ARTだけで、普通の部屋で聴き取れる音量で、20Hzまで再生できれば問題ないでしょう。
<でもでも、もしシングルで20Hz〜20KHzまできっちり出せるスピーカーがあるならオーディオ野郎としては欲しいですね、それ。

んー ARTミッドレンジで400-12Kのようですからねぇ。
フラットな特性でリニアに周波数特性を再現できるといったら平面型なら希望ありそうなんじゃないですかねぇ・・・。(詳しくないですけど。

書込番号:13867720

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スレ主 克黒0型さん
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2011/12/08 23:01(1年以上前)

PAGANI ZONDA R

Nur北 世界最速 6:47.50

0−100km/h加速2.7秒 最高速 350km/h 1070Kg重

トランスミッション:パドルシフト式6速シーケンシャルAT

高品交差点さん
どうもコメントありがとうございます。

<車でも変速無しで低速から高速までまかなえるエンジンが作れるなら、ロスや変速ショックも無くて理想かもしれませんがそういったエンジンを開発するより変速機構を使ったほうが現実的。

そうか!、変速でしたか!!
いやぁ〜、その発想はありませんでした。
言い得て妙、秀逸なたとえですねぇ〜。
これで、疑問がすべて万事解決ですね!!

クルマでの無段階変速はEV者(ホールインテグレーテッドモーター等)で実現可能ですが、ダイアフラムではヘッドホン以外ないですよねぇ。
一番理想的なSPはHexaコーン&X-ART同軸ですね。
バーチカルツインだとADAM モニタリングピース MP1が理想系なのかなぁ。

Nur北 世界最速 6:47.50 http://www.youtube.com/watch?v=YPd0ATqvoJM
(GTR2) 爆速セーフティカ− vs ゾンダR in ニュル北 http://www.nicovideo.jp/watch/sm15542769

書込番号:13867829

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2011/12/09 03:16(1年以上前)

こんにちは

>なぜマルチウエイなのか?

はい、シングルコーンスピーカーのインピーダンス特性は
低域と高域が高くなりますので、普通のアンプ(定電圧タイプ)
で、鳴らすと、周波数帯に均等に電圧をかけますので、
結果、低音も高音も小さくなります。

シングルコーンスピーカーからフラット特性を出そうとすると
定電圧アンプではムリで、定電力アンプが必要になります。

こちらに説明があります↓
http://blog.goo.ne.jp/gokounosurikire_3/c/0c8f7ed1585f00226a692df4e59b5967

まとめ
オーディオは@とAでほぼ100%を占めているワケです。

@マルチウエイスピーカー+定電圧アンプ
 ネットワーク使用でインピーダンス特性をフラットにして、
 各帯域に均等に電圧をかけるので、フラットが確保される

Aシングルコーンスピーカ(分割振動あり)+定電圧アンプ
 出ていない高域を分割振動で伸びたように聴かせ、
 不足する低域は箱で工夫して増強する

Bシングルコーンスピーカー(分割振動なし)+定電圧アンプ
 分割振動の助けがないので、定電圧アンプの特性がそのまま出る=高域・低域が出ない

Cシングルコーンスピーカー(分割振動なし)+定電力アンプ 
 分割振動の助けを借りず、ワイドレンジを確保する唯一無二の手段=未知の音

書込番号:13868580

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2011/12/09 03:27(1年以上前)

克黒0号さん

>これで、疑問がすべて万事解決ですね!!

いえいえ、ようやく、俎上に乗ったところだと思います。
疑問の本質に近づいただけで、解決などしていません。
安易に、現状を肯定しうるたとえ話や理屈を付けて、何かを解った気になるだけでは、せっかくの疑問がもったいない。

>んー ARTミッドレンジで400-12Kのようですからねぇ。

全然、帯域が足りないですね。
特に、下が。

>一番理想的なSPはHexaコーン&X-ART同軸ですね。

これは、「分割振動を許容する」という世界で進化したスピーカーの話だと思います。

→HEXAコーンを20kHzで駆動してみたらどうなるか?

たぶん、分割振動しまくって、マトモに鳴らないと思います。
「分割振動しない」フルレンジというのは、20Hz〜20kHzの範囲内で分割振動しないという意味です。
マルチウェイにするのは、それぞれのサイズのスピーカーが得意な帯域(≒分割振動が少ない帯域)だけを使って、合奏させるというコンセプトなのです。

また、HEXAコーンを20kHzで駆動できるアンプも、「定電圧アンプ」の世界には存在しない可能性が高いと思います。

「分割振動しない」と決めたとすると、では、分割振動しないフルレンジスピーカーを、どうやって20Hz〜20kHzで自在に駆動するか?という問題に直面することになります。
つぎは、アンプを専用に作らないと、せっかくのフルレンジが使えないのです。

分割振動しないフルレンジSPを、通常の「定電圧アンプ」で実際に鳴らしてみれば、何が起こるかを聴くことができます。
高域が全く出ない→高速駆動できないのです。
原理的に高域で電力不足になるので、どんなに強力なアンプでも(既存の)、カテゴリーが定電圧アンプである限り、動かせないそうです。

・・・ワタクシは、この話を聞いたとき、「では、実際に聴いてみよう。購入して、使ってみよう。」と思いまして、実行に移しました。
最初に、イノウエ10cmSPを買いました。10cmといっても、実測7cmのフルレンジ1発。
駆動力に定評のあるデジタルアンプをはじめ、様々なアンプで鳴らしてみましたが、見事に、高域が出ないのです。

あ、ホントだ!
“オーディオ界”って、面白いなぁ〜

という展開です。



高品交差点さん

こんにちは

>でもでも、もしシングルで20Hz〜20KHzまできっちり出せるスピーカーがあるならオーディオ野郎としては欲しいですね、それ。

ワタクシも同じ欲があって・・・探し出して、買いまして、毎日使い倒しています。
それは、「分割振動なし」という世界に生息している、(おそらく唯一の)システムです。

書込番号:13868590

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2011/12/09 04:22(1年以上前)

あ、目覚めよさんだ。

お早うございます。


克黒0号さん

>フラットな特性でリニアに周波数特性を再現できるといったら平面型なら希望ありそうなんじゃないですかねぇ・・・。(詳しくないですけど。

同じ事を考えましたね、ワタクシと。
で、ワタクシは・・・例によって、聴きにいきました。
http://www.fal.gr.jp/

たまたま、近所の老舗ショップでFALを大々的に取り扱っていまして、ジックリと試聴できる環境なのです。
既存のスピーカー群とは全く異なる音世界を作り上げていて、一聴の価値ありですよ。
何が違うって、音が定位する場所が違うのと、指向性が未体験ゾーンに突入していることでした。
でも、フルレンジ1発では高域&低域が出ないことに関しては、一般的なスピーカーと同じです。
→「分割振動を許容する」世界の種族です、たぶん。
→イノウエの定電力アンプで、FAL Supreme Sを鳴らしてみたい・・・という好奇心はあります。
→もしかしたら、もしかするかも知れません。

書込番号:13868627

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2011/12/10 07:30(1年以上前)

こんにちは

ふと、思いついたのですが、「ハイスピードカメラ」で、音楽再生中のスピーカーを撮影して、「分割振動」や「筐体の振動」や「床との接触面の振動」「スピーカーケーブルの振動」などをスーパースロー動画でみれば、オーディオにまつわる疑問の数々が、一目瞭然となる可能性が高いと思いました。

100万コマ/秒くらいまでは撮影できるそうなので、20Hz〜20kHzなどは、朝飯前ですね。

38cmウーファーが、如何に大きな分割振動をしているのか?などが、見えることは確実です。
おそらく、「えー!!!」という動きが、オーディオ界に衝撃をあたえる??カモです。

スピーカーの新製品が出たら、まずは、音を聴く前にハイスピードカメラ撮影を行って、「スピーカーの動き」を画像で評価してしまう・・・なんていうアプローチは、面白そうです。

検証を進めていけば・・・既に、大手メーカーでは、コンピューターのシミュレーションレベルで、日常的な作業なのでしょうが・・・情報を公開して欲しいものです。

書込番号:13872591

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2011/12/11 00:02(1年以上前)

こんばんは

さっきまでフィールドスコープで皆既月食見てましたが首が痛くなって降参、でも寒さで目が覚めました。

○ウサギさん

>スピーカーの新製品が出たら、まずは、音を聴く前にハイスピードカメラ撮影を行って、「スピーカーの動き」を画像で評価してしまう・・・なんていうアプローチは、面白そうです。

 70〜80年代のスピーカーカタログやオーディオ関連の本とかで分割振動パターンを色で示した画像を良く見た記憶があります。ソフトドームツィーターが同心円状に綺麗に分割振動している様子とか。

 ちなみに私が分割振動絡みで強烈な印象があるのはビクターのSX-7というスピーカー。

http://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/sx-7.html

ウーファーに分割振動を抑えるためのコブが付いたデザインが強烈でした。

小学生の頃、雑誌に載っていた売上ベストテンで結構上位にあったので目に留まったのを覚えています。元祖HRコーンみたいですね(^^)

 イノウエSPが20〜20kHzまでボイスコイル周辺とエッジ付近まで分割振動無しでピストンモーションしている映像と、近代のマルトWayユニットの担当帯域別の映像を並べて見てみたいですね。あとB&Wのダイヤモンドツィーターが30Khzまで正確に動作しているというところもハイスピード撮影での技術映像があれば購入意欲も一層湧きそうです。

>ワタクシも同じ欲があって・・・探し出して、買いまして、毎日使い倒しています。

T-TOPのスレはいつも興味深く見てます。
でもアンプは素子が間違って配線されてることがあるのでそれを自分で直すくらいの技量が無いとダメみたいなことを読んだときに「自分には無理」と諦めました。

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2011/12/11 06:51(1年以上前)

高品交差点さん

>ちなみに私が分割振動絡みで強烈な印象があるのはビクターのSX-7というスピーカー。

最近だと、

デジタルドメインのウーファー
http://www.digital-do-main.com/index.html

ベルテックのミッドレンジ
http://emc-design.jp/product/Bell_GN.php

あたりに、「分割振動を抑えたい」という思想が見られると思います。

デジタルドメインのウーファーは、ビクターから案を得ているのは明らかですね。
“切った貼ったの現場でのたたき上げ?風”です。
厳密に言うと、貼りつけたカップ?の接着部周辺が、凄いことになっていそうです・・・

ベルテックのミッドレンジはフォステクス製だそうですが、もともと、ベルテックの代表がフォステクスの顧問のような方だということで、ベルテックのオリジナルという位置づけになっているようです。
こちらは、緻密な計算の元に生み出された“理論を形にした製品”という風情ですね。

イノウエのシングルコーンは、物理学と材料工学から計算によって生み出された理論(USA特許取得済み?)を元に、現場での工夫を加えて商品化した(それも35年以上前の話)ものだそうです。(詳細は、目覚めよさんの縁側参照)
http://engawa.kakaku.com/userbbs/374/ThreadID=374-1/


>でもアンプは素子が間違って配線されてることがあるのでそれを自分で直すくらいの技量が無いとダメみたいなことを読んだときに「自分には無理」と諦めました。

「完成した工業製品(商品)を購入して、電源入れて、音を聴く。」という感覚ではなく、
「(本来なら)お金では買えないもの」を、なんとか分けてもらって、使いこなしていく。使いこなしの過程で起こる不都合は、作り手に直接フィードバックして、細かな改良&対策をお願いする・・・そういう“お付き合い”をさせて頂く・・・みたいな感覚で、対処しています。(ワタクシのすることは、「報告と運搬」(メンテナンスのための持ち込み)ですが。)

こういった、“超”個性的な、マイノリティ・オーディオが実在していて、まもなく40周年?を迎えようとしているという事実だけで、ワタクシなどは満足してしまう性格なのです。
高品交差点さんには、ワタクシ以上の素質&素養があるようにお見受けしますが、如何でしょうか?

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2011/12/11 17:33(1年以上前)

イノウエスピーカー 周波数特性

特許番号

みなさん こんにちは

>イノウエのシングルコーンは、物理学と材料工学から計算によって生み出された理論
>(USA特許取得済み?)

日本特許も収得しています。
添付ファイルにその一部を掲載します。

フルレンジSPで、30〜20000Hzの実用が記載された唯一の公的な資料です。

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2011/12/11 21:35(1年以上前)

私的にはYGアコースティック(ヤング)が欲しいな。

こんばんは〜

克黒くん

2チャンネルはいかにステレオイメージ(像)が出来るかで決まると思います。
確かに狭い部屋で大口径ウーハーはどう?て思いますけどね、、

しかし聞き方は人各々だし…
うまく鳴らせるスキルがあれば大口径もアリと思います。


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スレ主 克黒0型さん
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2011/12/12 10:39(1年以上前)

すみません、ボーナス商戦の週末でちと忙しかったです。
次はクリスマス・・・、なんですが当日はお客さん来ないですね。
当日にプレゼント買う日といませんし、前日までの1週間ですが、
やはりボーナスでたらまとめて買う人のほうが多いかもしれないです。
(ラッピング自体は12月通しでしてますがラッピング担当ではないので頻度までは???

めざめよさん、
ご解説ありがとうございます。
「アンプの違い」まではすっかり忘れておりました。
ますます専用アンプまで用意したイノウエシステムは抜かりないなといまさら再確認しました。

スピーカー以前にアンプの問題のほうが大きかったんじゃないのか、
と考えなおしてもいいくらい重要な問題でしたね。

あともう一つ、鉄管ケーブルも意図あって使われてるでしょうから、
あのケーブルもやはりスピーカー駆動そのものになにか役割を持たせられてるのでしょうか?

ウサギさん
どうやら、表層的な部分だけに喜んでしまったようですね。(汗
もっと本質的な部分は他にもあったというのにorz

ダイアフラムが分割振動するかしないか以前に能力を発揮させるアンプがなかったというのは本当に盲点でした。(勉強不足です。

しかも低域にパワーがいるとばかり思っていたら高域もパワーがいるっていうのは初耳でした。

FOSTEXのマグネシウムフルレンジMG100HRを手にしたことがあり巷では
「周波数特性は伸びていても10KHz以上は大して出ない。」
とありましたが、もしかするとユニットの限界以前にアンプの限界だったかもしれないということですよね。

>それは、「分割振動なし」という世界に生息している、(おそらく唯一の)システムです。
もうすぐ40周年だといわれるイノウエシステム、しかも消え去ることもなくずっと残ってるシロモノ。
ちゃんとメンテさえすれば一生モノ。
メーカーがビジネス視点でイノウエシステムを危惧したため亡き者扱いとされてしまった・・・。
こうおもうとほんと技術者泣かせな営業が葬り去ったテクノロジーは五万とあるんでしょうね・・・。
「2位じゃだめなんですか、なんで一位じゃなきゃだめなんですか」
こういった蓮舫仕分けがメーカーの間では日常茶飯事とは、発展してるのやら後退してるのやら・・・。

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2011/12/13 00:06(1年以上前)

こんばんは

>こういった蓮舫仕分けがメーカーの間では日常茶飯事とは、発展してるのやら後退してるのやら・・・。

 克黒0型さんだってハイルドライバーが分割振動を無くすことをあきらめた技術者が次善の策として開発したユニット・方式とは考えてないですよね。振動板は分割振動してはいけないという理想にとらわれていたら生まれていない"逆もまた真なり"の発明でしょう。

 イノウエユニットはコーン型SPの一つの究極かもしれないし、この技術が日本で生まれたことも誇らしいです。でもこれがスピーカーとしての最終形態か?

 またまた70〜80年代の話で恐縮ですが、とあるオーディオ関連の読み物で、歪率とかどんどんスペックが良くなるアンプや録再機器などの技術革新のスピードに比べてスピーカの進化は地味・・

「いったいいつになったらコイルと磁石を使った電磁誘導で振動板を動かす方式から進化するのか?」
「それは車がゴムのタイヤで走らなくなる頃になるだろう」

みたいなことが書かれてたのが印象的でした。実際、それから30年近く経過した現在でも大して変わってませんね。スピーカーというのはそれくらい技術革新が難しい機械なのでしょう。

 未来のSPを開発する技術者にはコイル・磁石・振動板・ダンパー・エッジを使うような20世紀の技術は使わないで音声信号をリニアに空気の振動に変換することが可能な、イノウエSPを超える新しい方式を考えてもらいたいと願っています。

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2011/12/13 06:44(1年以上前)

こんにちは

>スピーカーというのはそれくらい技術革新が難しい機械なのでしょう。

ここに、本質が示されていると思います。
黎明期に「分割振動を許容する」と決めたのは、「“終わり無き”技術革新をも想定したビジネスモデルの構築」が、意識されていたことは間違いないとみます。

分割振動というのは、技術的に言えば、単なるノイズに過ぎません。
音源には無い、個々のスピーカーが勝手に作り出すノイズです。

>70〜80年代のスピーカーカタログやオーディオ関連の本とかで分割振動パターンを色で示した画像を良く見た記憶があります。
>ソフトドームツィーターが同心円状に綺麗に分割振動している様子とか。

「綺麗な分割振動」を造り出す≒「聴き心地のよいノイズ」を造り出す、ですね。
終わりなき試行錯誤の始まりのなかに、永遠の芸術的創造活動の場としてのポテンシャルを感じます。


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2011/12/13 07:40(1年以上前)

◇高品交差点さん

>イノウエSPを超える新しい方式を考えてもらいたいと

はい、イノウエの他にも、まだまだたくさんありますよ。
これなんか、イノウエのサブ機として検討中です

寺垣スピーカー ↓
http://absnetwork.jp/products/sp.html


◇ウサギさん

>終わり無き”技術革新をも想定したビジネスモデルの構築が、
>意識されていたことは

あのB&Wのフラッグシップ800ダイヤモンドの音は「まるでフルレンジのよう〜」
と各界で話題です。

802ダイヤになると、誰もフルレンジのよう、とは言いません。
これは面白い現象ですね。

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2011/12/13 07:41(1年以上前)

おはよーございます(^_^)v

何やらクシャミが(謎

まぁ、オイラ的にはシンプル思考。

打楽器なら大太鼓やバスドラからトライアングル。
弦楽器ならコントラバスからバイオリン。
管楽器ならチューバからピッコロ。

帯域パート毎に分担楽器が異なります。

色んな楽器が必要ならばスピーカーユニットも又然りでは?

ピアノはオーケストラのほぼ全域をカバーしますが重低音は出ない。
出そうとするとパイプオルガン化する。


無理の無い再生には3ウェイや4ウェイでも全然不足なのかも(^_^;)

低音のためのマルチ化だと捉えるならば、フルレンジ+スーパーウーハーで上手く繋いだらどうなる?ってのには興味が(笑

目覚めよさん、ウサギさん、井上スピーカー+スーパーウーハー試してみませんか?

書込番号:13885902

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2011/12/13 18:22(1年以上前)

おー、ルージュさんだ。

こんばんは。

>目覚めよさん、ウサギさん、井上スピーカー+スーパーウーハー試してみませんか?

ウサギ小屋のイノウエシステム(デノン風味)の重低音は、結構、イケテルと自分では思っていて、今のところ、スーパーウーファー(サブウーファーのこと?)の必要性は感じておりません。
手持ちのサブウーファーは「ビクターのSX-DW75」ですが、イノウエほどの重低音は、残念ながら出てこないのです。とりあえずの振動は、大得意ですが。

結構、イケテル・・・の根拠ですが、
PINK Floyd 「DELICATE SOUND OF THUNDER」 42DP 5294〜5
http://tower.jp/item/495241/

これの、特にDISC 1は、重低音が音として知覚できないレベルまでキッチリ&たっぷり&俊足かつ軽妙に再生出来るオーディオ装置で聴くと、別格の悦楽&快楽的音響世界に浸れるということを、最近知った、という具合です。
フツーの装置で聴くと、「ふーん」という感じです。
トンでもないデジタルな重低音がフンダンに収録されているのですが、如何に再生出来るかで、彼らの意図したであろう音世界の理解度に差が出てきて、「感動の度合いが違う」のです。

是非、お試し下さい。
38cmウーファー搭載スピーカーなら、イケルかもしれませんが、生半可なシステムでは、そこそこ止まりだと噂の音源みたいです。

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2011/12/13 19:48(1年以上前)

こんばんみ(^_^)v

ウサギさん

>別格の悦楽&快楽的音響世界に浸れる

目覚めよさんが好きそうな(笑
ピンクフロイド紹介ありがとうございます。
マタマタ捕獲対象が次々と(笑

重低音の定義が難しいですよね。
ズンズンドンドンと勘違いしそうですが、重低音は風、空気。
鬼太鼓座の太鼓をノーカット、30、50ヘルツカットで収録したチェックディスクを持っていますが、拙宅ではノーカットと30ヘルツカットの差が一目?瞭然だす。

余韻、空気感が全く異なるんですよね。

気配を感じさせる再生音、それが重低音の効果かと思います。

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2011/12/13 20:16(1年以上前)

ルージュさん

低音フェチの集いみたいに・・・
ワタクシは、最近、低音の魅力に気づいたビギナーですが。

>気配を感じさせる再生音、それが重低音の効果かと思います。

そのとおりですね。
持続する重低音は、腸の動きにも良いですし。

ピンクフロイドの重低音は、雷鳴の轟き〜地鳴りとか地響きの類(たぐい)です。
太鼓のようなパルス波とはちょっと違って、うーんとかズーンとかゴロゴロ・・・と身体に感じる「得体の知れない大きなもの」の来場というか、降臨というか、そんな効果を狙っているように感じられます。
そういう恐怖を感じるような気配があっての、あの音楽なのだなぁと。

実際のライブでは、トンデモナイ電力を投入して、ボウダイなスピーカーを使って、場の空気と地面を揺らし続けながら、あの旋律をつむぎ上げたことでしょう。

そういう“雰囲気”が、自宅でどこまで再現されるのか?
とりあえず、一般的な、小さなスピーカーでは、ちょっと無理なような気がします。

で、一般的なスピーカーだと、+サブウーファー、って流れになるのだと見ています。
冒頭のYGアコースティックスなど、典型例ではないでしょうか?

書込番号:13888173

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2011/12/14 22:02(1年以上前)

克黒O形さん

>鉄管ケーブルも意図あって使われてるでしょうから、
>あのケーブルもやはりスピーカー駆動そのものになにか役割を
>持たせられてるのでしょうか

鉄管ケーブルと、SPの駆動は関係ありません。
鉄管ケーブルの「こころ」は、線のプラス側とマイナス側を「きっちりと離す」
ことが目的です。

導体に電流を流すと、フレミングの法則で導体周りに磁界が発生しますが
鉄管ケーブルの思想は、この磁界も音楽エネルギーと捉え、逃がさないために
シールドするも目的で使います。

このプラス側とマイナス側を「きっちりと離す」ことと真逆をやってるのが
ベルデンのツイスト構造の9497です。

どっちが正しいのか、それはわかりません。

線のプラス側とマイナス側を「きっちりと離す」ことを体験してみて
判断してみるのも良いですが、ツイスト構造の9497で音調整してあるシステムに
単線でプラス側とマイナス側を「きっちりと離す」ケーブルを使っても
エネルギーロスがないことが裏目に出て、音が硬く、聴き辛くなる可能性大です

SPケーブルを代えるときは、
セッティングは一からやり直すことが前提となります。

書込番号:13893181

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2011/12/14 23:13(1年以上前)

こんばんは

○目覚めよと呼ぶ声が聞えるさん

寺垣スピーカーのご紹介ありがとうございました。

最初「なんだこの下駄箱みたいなスピーカーは!」と絶句しましたが、

読んでいくうちに聴きたくなってきました。

正解は一つじゃないってのがオーディオの面白さだと私は思います。

究極を求めつつ、でも自分が生きている間くらいは進化を楽しめるよう

発展途上であって欲しいという複雑な気持ちです。

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2011/12/14 23:29(1年以上前)

高品交差点さん

連絡ありがとうございます。

寺垣スピーカーは、新発想という面で画期的なのですが、
も少し実情に即したアイテムとしては、三菱のカーボンナノチューブが面白そうです
NCV高音質スピーカー ↓
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news-data/2010/pdf/1025-a.pdf

カーステレオからの投入のようですが、ピュアオーディオでも商品化が望まれる技術です。
http://eetimes.jp/ee/articles/1112/05/news008.html

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2011/12/17 19:35(1年以上前)

○目覚めよと呼ぶ声が聞えるさん

カーボンナノチューブ振動板のニュース、私も興奮気味で読んでました。

でもカーオーディオ優先というのが時代なんでしょうかね?

>そこで同社は、磁束密度が1.7テスラに達する強力な磁気回路を開発し、振動板をいわば無理やり動かすという手法を採った。

方式とかで工夫して回避するんじゃなく真正面から力業で押し切るという姿勢が好き!

マグネット周りの造形にシビレました。これで本気のピュアオーディオ用SPシステム組んでくれないかな。

書込番号:13905520

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スレ主 克黒0型さん
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2011/12/17 21:13(1年以上前)

すみません、途中分割したまま放置してしまいました(汗
年末はやはり多忙で・・・。

<ハイスピードカメラ
確かに見てみたい気も!!
でも結構いいカメラじゃないと写らなさそう。
社外秘云々あるのでデータ公表しないんでしょうけど、撮影ならありかもしれませんね。

<うまく鳴らせるスキルがあれば大口径もアリと思います。
たしかに、使いこなしのうまい人はほんとすごくいい音出しますよね。
でもオーディオってほんと人によるテクニックの差がすごく出る分野だと思うんですよね。
同じ金額投資して時間もかけてやはり追い越せない壁というか・・・。
そのなかでも製品選びの時点で決まってしまう部分て多いですよね。
それだけ重要なんだけど、店頭展示と実際の使用環境のギャップを吸収できてる人がどれだけいてるのだろうかと思ってスレ立てしました。

書込番号:13905965

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スレ主 克黒0型さん
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2011/12/17 21:24(1年以上前)

<逆もまた真なり
奥が深いですね。
確かにおっしゃられるとおりです。
スピーカーの進化は傘の進化と同じくピストン運動という基本構造から
抜本的な改革は進んでいませんね。

ルージュさん、こん○わ
たしかにパートごとに分ける、という考え方もありますね。
無理なく再生させる周波数 de メインな観点から考えると一番現実的です。

イノウエシステムは低域の凄みがありますから、個人的にはスーパーツィーターを追加したほうが面白いと思います。
SACDなどハイレゾ音源も再生されるウサギ邸では長高域もあったほうがいいでしょうから。

めざめよさん、ケーブル解説ありがとうございます。
ケーブルの重要性も機器並に大きいということですよね。
ケーブルもセッティングの一部だと。
勉強になります。

<カーステレオ
こちらのほうがマトモというか、メーカーも意欲的ですよね。
自分が知ってるのはダイアトーンやETONくらいですが、メーカーが純正アンプ用意してたりとセット価格でそろえられるラインナップはかなり良心的です。
ETONは麻布オーディオでも取り扱ってるみたいですが、クラフトできる方はカーオーディオ流用のほうが現実的かもしれないですね。

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