


太陽光発電 > 太陽光発電 購入相談
みなさん、こんにちは。
一戸建ての平屋を新築するため、同時にソーラーパネルの設置を検討しています。そこでいくつかご質問があります。よろしくお願いします。
余談ですが、設計・建築をお願いする地元の工務店A社が、屋根を担当する板金屋さんB社と古くから付き合いがあり、共同で作業を行います。この板金B社は屋根の施工だけでなく、シャープのソーラーパネルも扱っています(シャープ専門)。
この工務店A社の板金B社に対する信頼は厚く、工務店A社によると「板金B社以外の業者が、うちの手がけた家の屋根に穴を開けるなど考えられない」というので、必然的にソーラーはシャープで固定されました(笑)
※A社とB社は別に後ろ暗い繋がりがあるわけでなく、単に職人気質の純粋な信頼関係のようです。私としては仕方ないのでA社の顔を立て、ソーラーはB社にすると同時に必然的にメーカーもシャープになりそうです。さて、本題のご質問は以下の通りです。
【質問1】
板金B社から、以下の条件提示を受けました。これは相場からすると「ものすごく高い」ようなのですが、ご意見いかがでしょう?
・NQ-195AA×16枚=「約178万円」(税込み)
※パワコン、モニター等、システム総計の金額です。(補助金を考慮に入れない金額です)
【質問2】
次は単結晶と多結晶の違いについてです。仮にどちらも同じ公称最大出力「4kw」のシステムを組んだ場合、両者には何か違いが発生するのでしょうか?
【質問3】
次も単結晶と多結晶の違いについてです。単結晶ばかりすすめるある施工業者によれば、「単結晶は曇りの日にも多結晶より多く発電できる」といいます。ですがシャープに直接聞くと、最初は「そんな話は聞いたことがない」と言います。
ですが私が「変換効率が高くロスが少ないのだから、少しの光しかない状態(曇りの日)なら多結晶より有利なのでは?」と突っ込むと、シャープはとたんに回答があやしくなり、「変換効率が高いのは単結晶です」などと、カタログに書いてある能書きを棒読みし始めます(^^; 果たして単結晶は、多結晶より「曇りの日に強い」のでしょうか?
もうひとつ疑問があります。仮に単結晶のパネル1枚、多結晶のパネル1枚づつで比べれば、単結晶の方が変換効率が高いのだから、おそらく単結晶の方が曇りの日にも多く発電できる(?)のでしょう。
ですが多結晶は安い分、同じ金額でたくさんの枚数を積めます。パネル1枚づつを比較すれば上の通りでも、例えば(1)単結晶と多結晶を同じシステム金額づつ積む、(2)あるいは双方とも公称最大出力「4kw」で揃えた場合――多結晶だってたくさんのパネルが協力し、単結晶に劣らない量の発電をするのではないでしょうか?
【質問4】
次も単結晶と多結晶の違いについてです。多結晶をすすめるある業者によれば、「多結晶の方が熱に強い。だから夏場の発電に強い」といいます。ですがシャープに聞くと、「熱に強いのは単結晶の方だ。夏場は単結晶の方が損失が少ない」と正反対のことを言います。どちらが正しいのでしょうか?
【質問5】
例えば以下の2システムを比較した場合、公称最大出力の総計の差はたった0.1kwですが、それでも顕著な違いが出るものでしょうか?
(1) NQ-195AA×20枚=3.9kw
(2) NQ-190AA×20枚=3.8kw
さほど差がないなら、旧型のNQ-190AAの方がたぶん仕入れ値が安いだろうぶん、安く買えそうですからいいのですが……。
【質問6】
「ソーラーパネルは思いのほか障害が多い」という以下のような記事があります。
http://taiyoseikatsu.com/special/mtrouble/mtrouble01.html
シャープにはウェブモニタリングサービスがありますが、上記のようなトラブルの場合もウェブモニタリングサービスで検知・対応できるものでしょうか? それとも「気づかないままになる」のでしょうか?
以上、よろしくお願いします。
書込番号:14762256
0点

【回答1】
・NQ-195AA×16枚 (3,120Kw)=「約178万円※」(税込み)
※パワコン、モニター等、システム総計の金額 (補助金を考慮に入れない金額)
1Kwあたり57万円ですのでかなりお高いです
せめて1Kwあたり45万円以内に抑えないと光熱費を計算すると太陽光発電を付けない方がお得になります
価格の交渉をすれば必ず、応じてもらえると思いますよ
【回答2】
単結晶と多結晶のモジュールでは公称最大出力に差があります
そのために同じ4Kw出力にするためには設置枚数に差が出ます
設置枚数が違うと屋根に載る総重量にも差が出ます
システム合計価格にも差が出ます
単結晶モジュール NQ-195AA 公称最大出力:195w 重量:14.5kg 単価109,830円
多結晶モジュール ND-170AA 公称最大出力:170w 重量:14.5kg 単価79,380円
システム出力を4Kwにする場合の必要枚数と総重量
単結晶モジュール NQ-195AA 必要枚数:21枚(4,095w) 総重量:304.5kg
多結晶モジュール ND-170AA 必要枚数:24枚(4,080w) 総重量:348.0kg
システム出力を4Kwにする場合のモジュール合計価格
単結晶モジュール NQ-195AA 2,306,430円 1Kwあたり563,230円
多結晶モジュール ND-170AA 1,905,120円 1Kwあたり466,941円
【回答3】
単結晶と多結晶の違い
単結晶とは結晶構造(原子分子の方向)が単一のもので、多結晶とは複数の単結晶が合わさってできているものです。
太陽光パネルの場合は、一般的に多結晶よりも単結晶の方が発電効率に優れていると言われます。
単結晶モジュール NQ-195AA モジュール変換効率:16.9%
多結晶モジュール ND-170AA モジュール変換効率:14.7%
モジュール変換効率とは
1平方メートルのモジュールに当たった太陽光をどれだけ電気に変換できるかを数値化したものです。
例えば、太陽光を100%電気に変換出来れば変換効率100%になります。
注意点はモジュール変換効率が高いからそのパネルがたくさん発電するわけではありません。
あくまで効率なので、同じKw数を載せようとした時に少ない面積で済むという事です。
モジュール変換効率が20%の200wのパネルとモジュール変換効率が10%の200wのパネルでは発電量は同じです
単結晶と多結晶は面積に対する発電量が違うだけで、それ以外の発電性能には何ら違いはありません。
同じ太陽光を当てた時に単結晶の方がより多く発電するということもなく、単結晶でも多結晶でも同じ発電出力モジュールであれば発電量は同じです。
単結晶でも多結晶でも天気が悪ければ発電量は落ちます
【回答4】
単結晶と多結晶でも温度が低いほど発電効率が上がり、逆に温度が高いと発電効率が下がります。
温度損失は、10℃上昇で4%程度です。パネルが50℃まで温度上昇したとすると、基準温度(25℃)からの差が25℃ですので、10%も効率が下がることになります。
温度上昇に強いのはPanasonicのHITモジュールになります。
【回答5】
例えば以下の2システムを比較した場合、公称最大出力の総計の差はたった0.1kwですが、それでも顕著な違いが出るものでしょうか?
(1) NQ-195AA×20枚=3.9kw
(2) NQ-190AA×20枚=3.8kw
短期間での差は出ないと思われます
NQ-195AAの20枚でも全てが195w出力ではなくパネル毎にばらつきが必ずあります
そのためパネルの平均出力がNQ-195AAが195.8wだったとしてもNQ-190AAのパネル平均出力が
193.2wだったらシステムではわずか52wの差になる場合があります
但し、10年といった長期で見れば100wの差も数Kwの差にはなりますが要は費用対効果で採算が取れるかどうかですね
安ければNQ-190AAで良いと思いますがNQ-190AAで商談をしておいて追加での値引きの代わりにNQ-195AAへアップグレード
してもらうのも手です
【回答6】
ウェブモニタリングサービスに入っていれば毎月の発電量のデータでモジュールの故障(発電量の異常な低下)の早期発見などは検知・対応が可能になります
それ以外にもパワーコンデショナの停止やシステムのエラー表示にも検知・対応が可能になります
書込番号:14762585
3点

出る幕は無さそうですが、多結晶と単結晶の特性については下記サイトのエビデンスが参考になります。
http://blog.livedoor.jp/teruteru10/archives/52338898.html
両者は面積あたりの発電効率以外は温度条件も含め特性はほぼ同じ、長期の劣化特性は多結晶が若干優れます。
同じ容量を搭載した場合の相違点は、単結晶は少ない枚数で済むので軽い、多結晶は比較的安いが枚数が多くなるので重いという位です。
発電量はほぼ同じです。
設置面積に余裕があり、重量に問題が無ければ安い多結晶で良いでしょうし、実際の見積もりに大差が無ければ最新のブラックソーラーを搭載し満足感に浸るというのも醍醐味でしょう。
値引き交渉頑張ってください。
書込番号:14763295
1点

さぬきのやいちさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
>>・NQ-195AA×16枚 (3,120Kw)=「約178万円※」(税込み)
>
>せめて1Kwあたり45万円以内に抑えないと
>光熱費を計算すると太陽光発電を付けない方がお得になります
ええっ! すごく気になります。
上記の価格のまま買うと、ひょっとして何十年たっても元が取れないどころか損になる、みたいなことでしょうか? その状況をイメージするのが難しいので、もし可能なら「太陽光発電を付けない方がお得」の意味を具体的に教えていただけると大変助かります。(お手数で恐縮ですが具体例を挙げるか何かで……)
>価格の交渉をすれば必ず、応じてもらえると思いますよ
申し遅れましたが、上記の価格は、交渉した結果の「2度目の提示額」なのです。1度目の提示額は、同じシステム・枚数で「約185万円」(税込み)でした。(信じられますか?(笑))
こちらは田舎で、おそらく業者間の価格競争もなく、売値が高止まりしているのが現状なのではないかと思います。この掲示板を拝見していると1kw当たり40万など、驚くような低価格が飛び交っていますが、みなさん東京などの都市部でいらっしゃる……のではないでしょうか?
ちなみに価格の交渉は、具体的にはどんなふうにおやりになられていますか? たとえば他業者の実名とその提示価格を挙げ、「ほら、よそはこんなに安いぞ」みたいな方法でしょうか? (どうもイメージするのが難しくて……)
>モジュール変換効率が20%の200wのパネルと
>モジュール変換効率が10%の200wのパネルでは発電量は同じです
するとたとえば公称最大出力の総計が同じ「4kw」ならば、単結晶であろうと多結晶であろうと発電量は同じ、ということですね?
というのも、どうも当方には先入観があり、公称最大出力が同じ「4kw」であっても、なんだか単結晶の方が公称最大出力(机上の理論値)からのロス(損失)がより少なく、光ケーブルやADSLでいえばスループット(実効速度)が高い、かのように思えてしまうのです……(^^; これはまちがいでしょうか?
また一方、「曇りの日の話」に関しては、曇りの日に例えば同じシステム総計「4kw」ならば、それが単結晶であろうと多結晶であろうと「同じ度合い」ぶんだけ発電しにくい、ということですね? (どうも「同じ度合い」ではなく、多結晶の方が曇りの日に「より発電しにくい」印象を受けてしまうものですから……)
>単結晶でも多結晶でも(中略)、温度が高いと発電効率が下がります。
はい、そのようなのですが、「下がる度合い」がどうも違うみたいなのです。例えばシャープのカタログ(総合カタログ・2012-4)の6ページの欄外に、以下のような記述があります。
■損失
・高効率単結晶モジュール(6-8月)……16%
・その他(多結晶)のモジュール(6-8月)……20%
6-8月、つまり夏の暑い熱の上がる時期に、「単結晶は16%しか損失しないが、多結晶は20%も損失がある」と読み取れます。(というかシャープもそう言っています)
>NQ-195AAの20枚でも全てが195w出力ではなくパネル毎にばらつきが必ずあります
>そのためパネルの平均出力がNQ-195AAが195.8wだったとしてもNQ-190AAのパネル平均出力が
>193.2wだったらシステムではわずか52wの差になる場合があります
なるほど! あくまで机上の理論値であり、誤差がある、ということですね? ならば設置したあとはクジ引きみたいなもんですね(笑)。ちなみにNQ-195AAにおける「195.8w」や、NQ-190AAにおける「193.2w」は、光ケーブルやADSLでいえば(理論値ではなく)スループット(実効速度)に当たると考えていいのでしょうか?
それにしてもこの世界は調べれば調べるほど奥が深くて難しいですね。
以上、よろしくお願いします。
書込番号:14765736
0点

ussy155さん、こんにちは。
レスありがとうございます。
>多結晶と単結晶の特性については下記サイトのエビデンスが参考になります。
http://blog.livedoor.jp/teruteru10/archives/52338898.html
おおー、大変参考になります。
うむむ、表19によれば、多結晶より単結晶の方が経年劣化しやすいのですね……。
>最新のブラックソーラーを搭載し満足感に浸るというのも醍醐味でしょう。
実は新築する家の壁や屋根の質感には、明らかにブラックソーラーの方が合うのですよね(コーディルートしている)。しかしこれだけ調べて最後は「見た目で決める」というのも……「どないやねん!」ってツッコミが入りそうですね(笑)
ありがとうございます。
書込番号:14765738
0点

見た目は重要ですね。私はソーラーフロンティアなんですが見た目も重視しましたよ。
勿論お財布と相談になりますが。。
見積もり価格の件、生産原価として、業者への仕切り値としては確かに多結晶は安いのでしょうが、施工点数としては変換効率の差がそのままパネル枚数として増加するので、普通に考えたら純粋な工事費は増加します。設置面数が増えてしまう場合は更に増えます。
そう考えると、単結晶のスケールメリットが出てきて値差が小さくなってくると、ユーザーへの見積もり価格として積み上げた時に価格は近いものになるかもしれません。
最近はそんなケースが増えてきている気がするので、うまく行けば同じ位の価格でゲットできるかもしれませんよ。
シャープは有償での15年保証やHEMSもやってるのでそこら辺も加味して価格交渉すると良いかもしれませんね。
書込番号:14766865
0点

> 交渉した結果の「2度目の提示額」なのです。1度目の提示額は、同じシステム・枚数で「約185万円」(税込み)でした。
安くならない理由は田舎だからというのではなく 【工務店A社によると「板金B社以外の業者が、うちの手がけた家の屋根に穴を開けるなど考えられない」】いう考えに基づくためでしょう
つまり、一種の談合状態になり他からの業者参入が無いので価格が言い値になっているのです
お役所の物品購入なども同じようなケースが多々ありますね
工務店A社の考えがある限り、価格面では諦めるしかないですね
単純に毎月の電気代の平均を12倍して1さらに10倍すると年間の金額が出ますがその金額以上の価格で
太陽光発電を設置すると10年以内の費用償却は難しくなります
例えば月平均の電気代が12,000円だったら年間で144,000円で10年間だと1,440,000円になります
太陽光発電が180万円だったら費用償却に12.5ヵ月必要となります
オール家電にすると電気代が減りますがオール家電の設備取得費が別に必要となります
単結晶は製造コストが高いけど1Wを発電するのに少ない面積で発電できるが多結晶は製造コストが安いけど1Wを発電するのに広い面積が必要ということです
> 公称最大出力(机上の理論値)からのロス(損失)がより少なく、光ケーブルやADSLでいえばスループット(実効速度)が高い、かのように思えてしまうのです
その考え方は間違いです そもそもパネルは出荷時に1枚1枚、工場で発電出力試験をして検査結果を製品に添付してあります(その検査結果資料が無いとJ-PECの補助金申請が出来ません)
モジュール(パネル)毎の発電出力には製造上のばらつきがどうしてもありますのでそのために出荷時に1枚1枚、工場で発電出力試験をして検査結果を製品に添付してあります
ただ、多結晶は太陽光発電システム自体が高額だった時代は主力でしたが輸入品などの影響で太陽光発電システムが低価格化してきているので両方があるのなら迷わずに単結晶を選ぶべきでしょう
どっちみち、太陽光発電システムは一生ものではないので10年程度(最大でも15年)で費用償却をして故障した際に修理費が高額なら買い替えしたら良いじゃないですか?
考え方を変えれば10年程度で費用償却ができる条件になってから設置してもいいかもしれません
機器は年々安くなっていますし、電気代も年々高くなっていますので消費税が上がる前までには10年以内の費用償却ができる価格になるでしょう
SHARPだと単結晶タイプのBLACKSOLARを選べば後悔しないのでは?
ただ、工務店Aの考え方がある以上は大幅な値引き購入は期待薄でしょうが・・・
書込番号:14766977
3点


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