『LV撮影時、ヒストグラムが機能しないことがある？』のクチコミ掲示板

[あれこれどれ]

いつもお世話になっています。

ボディとレンズの組み合わせで出る現象のように（も）見えるのでどこに書いたものかと思ったのですが、ボディ側の振る舞いに関わることなのでここに書かせていただきます。

現象

　EF24-105mmF4L IS USMレンズを装着したEOS 6Dを次のような条件で使っていたとき

1) ライブビュー（LV）撮影。INFOボタンでヒストグラムを表示（取説の182ページ）
2) 露出はマニュアル（現象と関係があるかどうかは不明だがフォーカスもマニュアル）
3) 被写体は星（というか空）
4) カメラの設定で「露出simulation」（原文ママ）は「する」

〇 ExpSIMというアイコンが点滅する
〇 ヒストグラムのバーがすべて左端に寄って表示される（ように見える）
〇 念のため、露出をオーバーにしてもヒストグラムのバーは全く動かない

ここで、ExpSIMが点滅すること自体は撮影条件を考えれば問題ではないと思うのですが、何が起きたかも表示されないまま、ヒストグラムが動かなくなる（ように見える）のはかなり困ります…(^_^;)。

　これはこういうものなのでしょうか？それとも、何か回避方法があるのでしょうか？

　先にレンズとの組み合わせ（？）と書いたのは、装着するレンズが、EF50mmF1.4 USMの場合、上記したような現象は起こらなかったということです。実際の経緯を言うと、まず、50mmレンズで試していて、24-105に付け替えたところ、上記の現象に遭遇しました。再度、EF50mmF1.4 USMに付け替えると現象が起こらなくなることは確認しています。
　レンズの口径に関連して起こるのかとも思うのですが、50mmレンズをF4とかでプレビューしてどうなるかまでは試していません。普段はプレビュー不可の設定にしていて、そのうちに曇ってきたこともあって…。

　なお、ここでヒストグラムを使って見ているのは星ではなくて空の明るさであることは承知しています。あくまでもテストというか練習ということもあり、光条件があまりよろしくないところで撮影しているので露出を切り上げる目安をチェックしていました。

　また、一通り取説は見たつもりですが、LV撮影時のヒストグラム表示に何かの制限があるような注意書きは見つけられていません。また、LV撮影時の露出計測能力についての仕様確認は、ユーザに開示された資料内での言及の有無を含めて、できていません。

　ExpSIMが点滅するような条件でヒストグラムが機能しないのは常識だから、その表示がどうなるかは敢えて書いていない？！

書込番号：15606213

[くらなる]

夜景時のLV表示画面は、例えば30秒露光する場合に、実際に30秒露光した画像を表示している訳では無いので、ISO感度を上げて疑似的に30秒露光した状態を作り出している事になります。

ExpSIMが点滅しているって事はその疑似的な表示が限界を超えていますよって事なのでヒストグラムも正しい表示にはならないでしょう。

明るいレンズを使えば、その分LV画像を作り出すセンサーの感度に余裕が出来るので、ExpSIMも点灯状態になり、ヒストグラムも正しいものになるでしょう。

書込番号：15606362

[yamabito]

あれこれどれさん
＞〇 ExpSIMというアイコンが点滅する
＞〇 ヒストグラムのバーがすべて左端に寄って表示される（ように見える）
＞〇 念のため、露出をオーバーにしてもヒストグラムのバーは全く動かない

　もしかしてISO感度オートにしてませんか？
　絞り・SSを変更してもISO感度が自動的に変更されるので露出表示は変わりません。

　室内ですが、ISO感度100に固定して試してみました。（6D+EF24-105mmF4L IS)

・撮影モードダイヤルAVの場合：特に問題なし、露出オーバーorアンダー→ExpSIM点滅し、オーバー＝ヒストグラム左端寄り、オーバー＝右端寄り、絞りを適正にするとヒストグラムも移動し適正になりました。

・撮影モードダイヤルM（マニュアルモード）：露出オーバー時にはExpSIM点滅するが、アンダー時はなぜか点滅せず。（室内 F4,1/4000秒で液晶画面真っ黒で露出表示もアンダー表示）
　ヒストグラムは適正の戻すに従って移動しました。

　実用上、問題ないかと思いますが少し気になります。（苦笑）

書込番号：15606391

[あれこれどれ]

短い間にレスをいただき、ありがとうございました。

くらなるさん

> ExpSIMが点滅しているって事はその疑似的な表示が限界を超えていますよって事なのでヒストグラムも正しい表示にはならないでしょう。

どうもそのようです。改めて取説を見たところ、182ページの一番下に

引用はじめ ---
なお、低輝度、高輝度条件下ではヒストグラムが適切に表示されないことがあります。
引用終わり ---
と確かに明記（？）されています。

私が見たのはこのケースということで納得しました。ご教示ありがとうございました。

もっともその上の文章は、
引用はじめ ---
ストロボ使用時、バルブ設定時は、<ExpSIM>とヒストグラムが灰色で（参考）表示されます。
引用終わり ---

とあって、この「なお」ってどういう論理展開だよ（邪推すれば、レイアウトの都合による確信犯？）、とか、グレイアウトできるならギブアップの時はグレイアウトして知らせろ（少なくともそういう選択肢は提供しろよ）、とか色々と割り切れない思いは残りますが(^_^;)。

yamabitoさん

いつもどうもです。

>　もしかしてISO感度オートにしてませんか？

さすがの私もそれはしてません。少なくとも今回に限っては、ですが（笑）。

> 　室内ですが、ISO感度100に固定して試してみました。（6D+EF24-105mmF4L IS)

どうもありがとうございます。この辺りは、事前に挙動を確認しておく必要があったのですね。もっとも、EF50mmF1.4で、ヒストグラムがまともに出るのを見て、テスト露光をサボれてラッキィと思ったのが、事の発端でした(-_-;)。

書込番号：15606618

[くらなる]

LV時の液晶のリフレッシュレートが幾つなのかは判りませんが、仮に1秒に30コマだとします。
夜景を撮る時の露出がISO 100、30秒、F4、とすると、同等の露光を1/30で得る為にはISO 101,400、1/30秒、F4となりますね。

ISO 101,400相当でシミュレート出来ないとLV画面には露出アンダーな画像が映し出されることになります。

>ストロボ使用時、バルブ設定時は、<ExpSIM>とヒストグラムが灰色で（参考）表示されます。
そうなんですね。
ストロボを焚くと、写真の仕上がりが全く違いますよね。
よく、コンデジの液晶でピントを合わせているときは綺麗に見えていても、実際にストロボを焚くと雰囲気の全くない写真になったりします。
実際にストロボを焚かないとシミュレート出来ないので、ヒストグラムは定常光を測る参考にしかなりません。
バルブ撮影時も実際に何秒露光されるのか判らないので、意味を成しません。
だから灰色で表示されるのは理解できます。

LVの表示範囲を超えた場合も、ExpSIMが点滅させることが出来るので、ヒストグラムにも何らかの改善は欲しいですね。

書込番号：15607267

[あれこれどれ]

くらなるさん

> ISO 101,400相当でシミュレート出来ないとLV画面には露出アンダーな画像が映し出されることになります。

たいへん、わかりやすいを説明ありがとうございました。液晶画面のリフレッシュレートがシャッター速度相当になるのがキモで、レンズの開放値や感度設定範囲など、カメラ自身が測定・演算できる範囲で機能する、ということですね。

> だから灰色で表示されるのは理解できます。

おかげさまで、取説の「なお」の意味がようやく腑に落ちました(^_^;)。「Exp SIM（の背後にあるメカニズム）」が（少なくともそのままでは）機能しない状況についての言及なので、「なお」で結ばれている、ということでですね。

> LVの表示範囲を超えた場合も、ExpSIMが点滅させることが出来るので、ヒストグラムにも何らかの改善は欲しいですね。

それは強く思います。さすがの私にも、「ExpSIM」アイコンが点滅したことから、暗いレンズを装着したために「ExpSIM」が機能できる輝度限界を越えたのだろうくらいの察しはついたのですが、一方で、ヒストグラム表示が完全に死んだように動かなくなったのを見て、そこに至るまでの私の操作の「何か」がカメラを怒らせてしまっていて、潜在しているファームウェアのバグを顕在化させてしまったのではないと（半ば本気で）疑ってしまったのは事実です。そういうことで、このまま電源を落としていいものかどうか、数秒ほど悩みました。

書込番号：15608121