


現在、AVアンプSONY TA-DA7000ESで9.1ch構成のサラウンドシステムを構築しています。
WOWOWなどの5.1chソースの再生では満足していますけど、最近のAtomosなどのイマーシブサラウンドには対応できないため、AVアンプの入れ替えを検討しています。
現状のスピーカー配置をベースライン9.1chとして活用できるAVアンプの有無について質問させていただきます。
【現状のスピーカーレイアウト】
上面から見たレイアウトを図に示します。
当時SONYのエンジニアが提唱していたダビングシアターと同様のスピーカー配置にしています。
FL/FRは高さ120cmのトールボーイタイプで床置きしています。
SL/SR-BおよびSBL/SBRは壁面の天井近くの高さ(230cm位のハイト位置)、
SL/SR-Aは視聴位置の前方でフロントとSL/SR-Bをつなぐ高さ(180cmくらい)に設置しています。
【質問】
FL/FR/C以外のサラウンドスピーカーは壁面にアンカーを打って設置しているため動かしたくないのですが、AVアンプを今どきのものに入れ替えてDENON Audyssey、YAMAHA YPAOなどの自動音場調整を使えば、現在のスピーカー配置でもAtomosなどのイマーシブサラウンド用に鳴らすことは可能なのでしょうか?
フロントハイトもしくはイネーブルドの追加で11.1chにすればイマーシブサラウンドの効果を出せるようになるのでしょうか?
☆現在のスピーカー配置を有効活用できるAVアンプがありましたらご教示願います。
よろしくお願いいたします。
書込番号:26256688
2点

>ベヘララさん
こんにちは。
アトモスの特長は1Fチャンネルスピーカーに加えて高さの高い位置の2Fチャンネルスピーカーが追加される点です。これにより高さ方向の移動感が追加されます。いわゆるイマーシブサウンドですね。
1Fチャンネルは、5.1/7.1chであるL,C,R,SR,SL,SBR,SBLを指します。
2Fチャンネルはトップ(天井)スピーカーであるTFR,TFL,TRR,TRLの4chを基本構成とします。トップスピーカーの代わりにフロントハイトやリアハイトを壁掛けにするケースもあります。
1Fの低い位置のスピーカに加えて、トップやハイトなど高い場所のスピーカーがあることが、アトモスなど高さ方向の移動感を出せるフォーマットでの再生に必要ですのでご注意を。今のままのスピーカー構成ではアトモス再生はできません。
今ある9個のスピーカーはそのままでもいいですが、天井や高い壁にあと4つスピーカーを付けられたら、アトモスらしいアトモスが聞けます。つけられないなら高さ方向の移動感は諦めるしかないです。
1Fに7ch、2Fに4ch、サブウーファー1本の場合、7.1.4chと称します。
既存スピーカーですが、SL-AがLP(リスニングポイント)の前にあって、SL-Bが後ろにあるのはいまいちですね。耳横にサラウンドスピーカーがないからです。
それと2Fチャンネル4本を増設するなら、サラウンドとサラウンドバックの6本が高い位置にあるのもNGです。両方ともメインLRと同じ高さまで下げる必要があります。
SL-AとSL-Bを束ねてSLにし、SR-AとSR-Bを束ねてSRにして、高さを低く再設置して、SR,SLのサラウンドスピーカーとして使いますか。並列だとインピーダンスが心配ですが。
どちらかをLPの耳横の位置、すなわちS*-AとS*-Bの中間地点の低い位置に再配置すれば1組として使えますが、再配置をやりたくないならAとBを繋いで使うしかないかなと思います。
まあでもどのみちサラウンドの6本は高さを低くする必要はありますよ。
SL-Bを少し前に持ってきてサラウンドSPとし、SL-AをLPの方に向けてフロントワイドとして使う手もあります。
アトモス7.1.4のスピーカー配置は下記に資料があります。
https://www.dolby.com/siteassets/about/support/guide/setup-guides/7.1.4-overhead-speaker-placement/7_1_4_overhead_speaker_setup.pdf
フロントワイドを加えた9.1.4は下記に資料があります。
https://www.dolby.com/siteassets/about/support/guide/setup-guides/9.1.4-overhead-speaker-placement/9_1_4_overhead_speaker_setup.pdf
スピーカーの位置だけはきちんと決めておく必要があります。某社のHPのように、キャリブレーションで補正されたりはしませんので。今の部屋ならスペース的には難易度は低いでしょう。
書込番号:26256737
0点

>プローヴァさん
早々のアドバイスコメントありがとうございます。
アトモスのスピーカー配置ガイドのリンクも情報提供ありがとうございます。大変参考になります。
詳しく解説いただきましたコメントを拝読いたしますと、やはり、現状のスピーカー配置のままではAVアンプを入れ替えてもアトモス効果を出すことはできないのですね。
ご指摘ありました今の配置の悪い箇所(@SL-AがLP(リスニングポイント)の前にあって、SL-Bが後ろにある Aサラウンドとサラウンドバックの6本が高い位置にある)については、当時のSONYのエンジニアの方がTA-DA9000ES/7000ESを設計した時に推奨していたレイアウトで、7000ESのサラウンドであれば雷鳴や飛行音など頭上からの音が聞こえてきます。視聴位置を中心にした音の旋回もつながりよく聞こえてきます。
アトモスなどの最新のイマーシブサウンドの再生はあきらめて、AVアンプの入れ替えではなく、7000ESを使い続ける方法を考えることの方が私の環境には適していることを再認識いたしました。
参考になるご助言をくださりありがとうございました。
書込番号:26257004
3点

>ベヘララさん
>雷鳴や飛行音など頭上からの音が聞こえてきます。視聴位置を中心にした音の旋回もつながりよく聞こえてきます。
これが実現出来ているのであれば、そこまで最新のイマーシブに拘る必要もないと思いますよ。
書込番号:26257067
11点

>ベヘララさん
>>7000ESのサラウンドであれば雷鳴や飛行音など頭上からの音が聞こえてきます。視聴位置を中心にした音の旋回もつながりよく聞こえてきます。
5.1chのコンテンツに高さ情報はないので、サラウンドチャンネルがたまたま雷鳴や飛行音の場合は、スピーカーが上についているので、上から音が聞こえてラッキーと言うことだと思います。
コンテンツによっては人の声がぐるぐる周囲を回ったりするような効果がありますが、その場合、前の音と横の音で高さが違っているとスムーズな回転移動感は出ません。この場合はサラウンドスピーカーとフロントLRは同じ高さが正解と言うことになります。
今のスピーカーレイアウトではアトモスの上下移動感は表現できないことは間違いありません。これは口で言っても理解されないと思います。実際にリアルアトモスを体験して見ないことには。
実際は雷鳴や飛行音などの効果音は多いので、イマーシブではありませんが、今のままでもそこそこ満足はできると思います。
ソニーのエンジニアが提唱したダビングシアター云々はアトモス以前の話ですので、考え方は当時のインフラの範疇の古いものであったかと思います。
書込番号:26257160
0点

>ベヘララさん
基本的に、現行発売中ののAVアンプのほとんどはアトモス対応していますが、スピーカー配置は地上とと天井アトモスは正確に配置する必要がありますわね。
ハイコスパで9.2ch以上に対応しているのは以下あたり。
デノマラ
CINEMA50/X3800H
YAMAHA
A6A
onkyo
RZ50
映画アトモスはコンテンツにもよりますが、明らかに鳴るというよりも、全体の中で演出的に鳴ると言う感じなのでそんな大したものでは無いですが、あるとないとでは違うのであった方がいいですわね。
ちなみに、アトモスのロスレス配信技術的に可能になっているので、コンテンツは徐々に増えていっている傾向ですが、アマプラ広告版などはアトモス非対応になってしまったりとアトモスブームは下火になってますね。
このサービスはアトモス/ロスレス配信しているのでチェック用に最適です。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1638337.html
書込番号:26257176 スマートフォンサイトからの書き込み
11点

>Maroon5さん
コメントありがとうございます。
衛星放送の5.1chサラウンドの再生には不満はないのですけど、最近の配信系コンテンツのサラウンドやUHD BDの音声ではアトモスが増えていますので、そちらへの対応をしないといけないなぁとの想いから質問させていただきました。
今後の音源ソース側機器との接続で7000ESでは接続インタフェースが対応できないことになったときに、改めてAVアンプ更新とスピーカーレイアウトを考えることにいたします。
書込番号:26257226
2点

>プローヴァさん
>ソニーのエンジニアが提唱したダビングシアター云々はアトモス以前の話ですので、考え方は当時のインフラの範疇の古いものであったかと思います。
まさにご指摘の通りと思います。
ベースラインだけのスピーカーレイアウトで上下方向の音の再現を考えた方法なのかなぁと思います。
映画館のスピーカーレイアウトも耳の高さよりも高く、左右と後方のサラウンドSPの配置が前方から後方に高くなるように設置されていますから、同様の考え方をしているのかな?なんて当時は思っておりました。
ともかく現状のレイアウトではアトモスには対応できないことは理解いたしました。
部屋の構造的に耳の高さに設置することが困難な箇所もありますけど、AVアンプ入れ替えの時には改めてスピーカーレイアウトを見直します。
貴重なご助言ありがとうございました。
書込番号:26257228
1点

>オオタニモロヘイヤさん
コメントありがとうございます。
>スピーカー配置は地上と天井アトモスは正確に配置する必要がありますわね。
プローヴァさんからのコメントも拝読して配置の正確性の必要を認識いたしました。
ただ、部屋がリビングルームで構造的に難しい場所や生活動線の関係で設置が困難な場所もありますので悩ましいです。
ハイコスパの対応アンプのアドバイスありがとうございます。
YAMAHAから来年には新機種がでるような書き込みを見かけましたので、そちらも興味津々です。
いずれにしましてもAVアンプの自動音場調整でアトモス対応させることはできないことも認識いたしましたので、スピーカーの配置換えと併せて考えることにいたします。
アトモス/ロスレス配信の情報提供ありがとうございます。のちほど聴いてみます。
今は配信系サービスについてはPCでアクセスしていますので、音声はBluetooth経由で7000ESに入力しています。ですのでサラウンド音声はそもそも伝送すらできていない状況です。
これからは配信系でのサラウンド音声も増えてくると思いますので、それに対する映像と音声の伝送方法も考えないといけませんね。
ご助言ありがとうございました。
書込番号:26257250
2点

個人的な視聴環境での質問に対してコメントをくださった皆様に感謝申し上げます。
皆様からのコメントで私の質問への回答としては以下と理解いたしました。
1. イマーシブサウンドにはベースライン(1F・地上)とハイトライン(2F・天井)それぞれに正確なスピーカー配置が必須であり、現状のスピーカー配置にはそれにそぐわない悪い箇所があるため、そのままではサラウンド効果を出すことはできない。
2. イマーシブサウンドは正確なスピーカー配置が前提になるため、配置が違っている状態ではAVアンプの自動音場補正は正しく機能しない。よって、現状のスピーカー配置を有効活用できるAVアンプはない。
これにて質問は解決済みとさせていただき、アトモスのスピーカー配置について詳しく解説してくださった初回のプローヴァさんのコメントにグッドアンサーを付けさせていただきます。
しばらくは現状の構成のまま使い続けますけど、将来的にはAVアンプの入替とスピーカー配置の見直しは必要であることを認識いたしましたので、それまでは価格ドットコムの情報を参考にしながら対応方法を考えます。
貴重なご意見・アドバイスありがとうございました。
書込番号:26257367
3点


このスレッドに書き込まれているキーワード
「AVアンプ」の新着クチコミ
内容・タイトル | 返信数 | 最終投稿日時 |
---|---|---|
![]() ![]() |
1 | 2025/09/06 8:11:17 |
![]() ![]() |
7 | 2025/08/27 13:37:44 |
![]() ![]() |
10 | 2025/08/31 20:56:06 |
![]() ![]() |
9 | 2025/08/07 15:00:29 |
![]() ![]() |
9 | 2025/08/09 11:21:00 |
![]() ![]() |
1 | 2025/08/05 9:09:37 |
![]() ![]() |
2 | 2025/08/04 18:18:55 |
![]() ![]() |
5 | 2025/08/22 21:31:07 |
![]() ![]() |
1 | 2025/07/30 0:43:40 |
![]() ![]() |
6 | 2025/08/02 23:50:16 |
クチコミ掲示板検索
新着ピックアップリスト
価格.comマガジン
注目トピックス

(家電)
AVアンプ
(最近3年以内の発売・登録)





