『diracliveのアクティブルームトリートメント(ART)を導入された方』のクチコミ掲示板

2022年12月上旬 発売

CINEMA 50

  • 3Dオーディオフォーマットを網羅した高音質9.4ch AVサラウンドレシーバー。6入力/2出力が8K/60Hz、4K/120Hzに対応している。
  • 対応サラウンドフォーマットはDolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3D、MPEG-4 AAC。MPEG-H 3D Audio(360 Reality Audio)にも対応。
  • 原音への色付けを排除した忠実な再生を追求するために、パーツ1つひとつの選定や回路設計の自由度が高いフルディスクリート・パワーアンプを採用。
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『diracliveのアクティブルームトリートメント(ART)を導入された方』 のクチコミ掲示板

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AVアンプ > マランツ > CINEMA 50

クチコミ投稿数:402件

待ちに待った、dirac liveのアクティブルームトリートメントがこのCINEMA50にも適用可能になりました。導入された方がいましたら、感想を聴きたいのです。私は、主にクラシック音楽の鑑賞にこのAVアンプを使用しています。音楽鑑賞の点に重点をおいてレビューをいただければ幸いです。

書込番号:26314307

ナイスクチコミ!1


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Auro3Dさん
クチコミ投稿数:152件Goodアンサー獲得:11件 Auro-3D友の会のページ 

2025/10/17 11:02(2ヶ月以上前)

>ねるとん2さん

私はこの機種のオーナーではないのですが、ARTは二つの機器・部屋で導入済みで、Classicメインでサラウンド再生を楽しんでいますので(特にAuro-3D)、ご同道の方の書き込みに反応してしまいました(笑)。

私の周りでもARTを導入している方は数人おられ、ほとんどがClassic音楽(映画ではない)をAVアンプで聴くために使っておられます。すでにご覧になっているかもしれませんが、直近ではCinema 30に導入したという下記があります。
https://philm-community.com/donguri/user/diary/2025/10/14/32975/#comment-5914

私は、2年前にARTが商品化された当初から使っており、その効果はすでにブログに何度もしていてここに書くと繰り返しになるので割愛し、リンクのみはっておきます。
http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/2023/08/post-2a0162.html

http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/2024/03/post-bc6990.html#comment-145374995

http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/cat24380283/index.html

ご存知と思いますが、ARTはSWを入れているシステムを基本的には前提にしています。その効果は、1.部屋に平行面が多い(部屋のモードが起きやすい)、2.メインSPの低域再生能力とSWの能力および台数−によってかなり変わります。ねるとん2さんの環境はどのようなものでしょうか?

書込番号:26318181

ナイスクチコミ!8


クチコミ投稿数:402件

2025/10/17 21:39(2ヶ月以上前)

>Auro3Dさん
 回答有難うございます。
 Auro3DさんがARTについて、引用のブログで発言されていることは以前から読んでいて、非常に興味を抱いていました。
 ですから、CINEMA50に対応するソフトウェアシステムがいつ販売されるのか待っていたところで、この口コミ掲示板に質問した次第です。
 さて、私が心配しているのは、CINEMA50に対応するソフトウェアシステムができるまで約2年の時間がかかったという点です。何かシステム上の問題があり、その問題解決のために時間がかかっていたのであれば、どのように解決され、その効果はどうだったのだろうかという知的興味です。
>ARTが対象にしている周波数帯は、20-150Hzですよ。
という発言がありました。サブウーハーの導入を前提としたシステムということですが、反対にサブウーハーを導入していない場合には効果が期待できないのでしょうか。また、CINEMA50に対応するまで2年の時間がかかっているということは、サブウーハーを導入していない場合でも、効果がでるように改善されているのでしょうか。
 ちなみに、http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/2024/03/post-bc6990.html
 には、ARTを入れたものとそうでないものの周波数特性測定グラフが示されていますが、ARTが入った場合には、50Hz付近の効果は顕著ですが、100Hz以上の周波数帯域でも効果が認められるのではないかと考えてしまいます。
 さて、私のリスニングルームは、平行面ばかりの直方体の部屋です。部屋の中には家具はほとんどなく、机と椅子程度です。サブウーハーはなく、また、リアスピーカーもありません。主にニアフィールドでクラシック音楽を聴いています。ニアフィールドの場合、定在波の影響を受けにくく、反射音が少ないので、クッキリ、スッキリとした音を楽しむことができます。特にDirac liveを作動させた時の効果は高いと感じていて、このDirac liveなしでは音楽を楽しむことができないと感じているところです。
 ちなみに、私がAIに、スピーカー2本だけの場合、ARTの効果は期待できるかどうか質問したところ、高い効果は期待できないが、一定の効果はあるということでした。また、サブウーハーがなくても、リアスピーカー2本あることによって、効果は高まるということでした。低域については、音が打ち消しあって定在波を軽減できるということは期待できますが、中音域以上には、どのような効果があるのか楽しみなところです。何か、参考になることがありましたら、情報提供していただければ幸いです。

書込番号:26318598

ナイスクチコミ!1


Auro3Dさん
クチコミ投稿数:152件Goodアンサー獲得:11件 Auro-3D友の会のページ 

2025/10/18 08:45(2ヶ月以上前)

>ねるとん2さん


>Auro3DさんがARTについて、引用のブログで発言されていることは以前から読んでいて、非常に興味を抱いていました。

そうでしたか、どこかで聞いたようなハンドルネームだな、と思っていましたが、一度?コミュニケーションを取ったことがありましたかね?かねてからの「おなじみさん」ということで(笑)、以下、少々詳し目にサービスしたいと思います(笑)が、文字数制限がありますので二つに分け書きしますね。

> さて、私が心配しているのは、CINEMA50に対応するソフトウェアシステムができるまで約2年の時間がかかったという点です。何かシステム上の問題があり、その問題解決のために時間がかかっていたのであれば、どのように解決され、その効果はどうだったのだろうかという知的興味です。

なるほど。ではこれに関し、私が知っている多少のAuro-3DおよびDirac LiveおよびDenonの関係者から聞いたお話を紹介しますね。先行してStormにARTが導入されてから2年も経って、ようやく他のメーカー(といっても、現時点ではデノマラだけです)にもARTの仕様が認められた背景には、複数の事情があるようです。

まず1つは、Stormへの経営的配慮です。StormとDirac Liveという会社は商品開発の段階から非常に親密な協力関係にあるのは知られているところで、ゆえに開発でお世話になっているStormに対し、Dirac Live社はお礼として、「専攻独占期間」を設けています。私が持っているのはMK2ですが、1年ほど前にMK3が出て、これを売りたいStormが、Dirac Live社に「もう1年差別化を保たたせてくれ」という、極めて両者の経営的な利害がまず指摘できます。

もう1つは、Dirac Live側の受け入れ態勢の整備が遅れたことです。このARTというのは導入されれば分かりますが、これまでのDLBCに比して、極めて大量のデータを収集したうえで計算する必要がある技術です。すでにDLBCまでは導入済みと拝察しますのでお分かりのように、Dirac Liveのソフトは、マイクで測定した結果をPC経由で本社のServerに送り、本社側のシステムで最適なパラメーターを計算し、それをPCに送り返して、さらにそのPCからAVアンプにデータを転送する、という複雑な仕組みになっています。Stormが独占していたころのARTのユーザーは全世界合計でも恐らく、私がサブ用に持っているDenonの3800というエントリーグレードのユーザーの数より少ないと思います。それですら、時々Dirac Liveのサーバー側の処理能力が追い付かずに、キャリブレーションが完了しない、というトラブルがたびたび起きていました。つまり、デノマラという世界的にも恐らく最もユーザーの多いメーカーの製品にARTを許可するとすれば、これまでの何倍ものServer側の能力をDirac Liveは用意する必要がある(でないと、クレーム対応だけでパンクする!)ため、その準備(設備と費用)に時間がかかったようです。

先日自分の3800にARTを導入した時は、2年間の経験の中ではびっくりするぐらいスムースで、デノマラに開放するに際してかなりサーバー側の強化が図られたんだな、と思いました。なお、この2年間でARTの機能的なUpdateはほとんどありません(微修正のみ)。

書込番号:26318842

Goodアンサーナイスクチコミ!9


Auro3Dさん
クチコミ投稿数:152件Goodアンサー獲得:11件 Auro-3D友の会のページ 

2025/10/18 08:46(2ヶ月以上前)

【続き】

>ARTが対象にしている周波数帯は、20-150Hzですよ。
という発言がありました。サブウーハーの導入を前提としたシステムということですが、反対にサブウーハーを導入していない場合には効果が期待できないのでしょうか。

お手持ちのSPの再生能力が20Hz近くまで確保されており、さらにそのSPが複数台(多ければ多いほど良い)あるのであれば、ARTの効果は期待できます。私のブログを熱心に読んでいただいているようですので、ARTの機序については割愛しますが、要するに定在波の「刺客」が大勢必要なのです。もちろん、ねるとん2さんがお聴きになる音楽が20Hzまでのf特は不要である種類のものであれば、上限の150Hzまでは動作しますので、例えば、SPの低域再生能力が100Hzまでしかないものを使っている場合は、100-150Hzの帯域で低域の反射を殺します。ただ、重要なことは、お手持ちのSPシステムの中で最低域を出せるSPが1台だけではARTは十分に能力を発揮できません(自分自身が「刺客」となって、自分自身を殺しに行かねばならないので)。たとえば、もしCenter SPを入れていて、そのウーファーがお手持ちのシステムの中で最も最低域まで低域を再生できる、というような場合は、導入効果が薄いと思われます。

>ARTが入った場合には、50Hz付近の効果は顕著ですが、100Hz以上の周波数帯域でも効果が認められるのではないかと考えてしまいます。

これはご指摘の通りです。私はこれまで4つのシステムでARTのBefore/Afterを聴いていますが、すべて中高域の音質・音色も変化があります。そのロジックは、低音の「倍音」が中高域に出ているのですが、その中高域帯域の「倍音」の質がARTが作り出した低音によって変わるからです。私の駄耳では、ARTが低域のにじみを減少させますので、その「倍音」のにじみも減少し、それが定位感や空間感の改善につながっていると聞こえますね。

>私のリスニングルームは、平行面ばかりの直方体の部屋です。部屋の中には家具はほとんどなく、机と椅子程度です。(中略) 主にニアフィールドでクラシック音楽を聴いています。

ニアフィールドでもヘッドフォンとは違い、壁や床、天井に吸音材を敷き詰めて無響室のような設えにしているのではない限り、かならず反射音はすべての帯域で存在し、それが音の明瞭度を下げています(中高域ではそれが音の「つや」を増すようなポジティブな効果として感じる方もいます=私=笑)。ゆえに、もしそのような設えでないのであれば、定在波やフラッターエコーが発生しやすいお部屋と見受けられARTはより大きな効果を発揮すると思います(ただし、150Hz以下。それ以上は前述の通り倍音成分にしか効果はない)。先にご紹介したDonguriさんは、これまでかなりのルムアコグッズをお部屋に導入しておられますが、ARTはそれらの効果の比ではない、とのご感想のようで、もしかすると今後、いくつかのルムアコグッズを撤去されるかもしれないとのことです。ご判断の参考にされるとよいかと。

書込番号:26318844

Goodアンサーナイスクチコミ!11


クチコミ投稿数:402件

2025/10/18 09:22(2ヶ月以上前)

>Auro3Dさん
 私の提起した2点の疑問に的確に回答して頂き有難うございます。
 特に、「Dirac Liveのソフトは、マイクで測定した結果をPC経由で本社のServerに送り、本社側のシステムで最適なパラメーターを計算し、それをPCに送り返して、さらにそのPCからAVアンプにデータを転送する、という複雑な仕組みになっています。」という記述については、あらためてARTのシステムとしての可能性を感じさせられました。受け入れ態勢を整えるにはサーバーを強化する必要があったのですね。この説明を受けて、ますますARTには期待してしまいます。
 さて、私の視聴システムについてですが、さほどルームアコーステックを改善できるようなものは設置していません。以前、大量のウレタンフォームを部屋の4隅に設置したこともあったのですが、音響バランスが大きく崩れてしまい、すぐに撤去してしまいました。自宅のリスニングルームは、木造の高気密高断熱住宅です。天井は二重になっていて、天井裏には300mmのグラスウールを敷き詰めていたり、壁についてもかなりの量のグラスウールが埋め込まれ、さらには防音のために通常の二倍以上の厚さの石膏ボードを貼るなどしている影響か、Dirac liveの測定結果では、定在波は認められるものの顕著ではありません。特にニアフィールドにし、さらにスピーカーの設置位置を背面の壁から2メートル以上離してからは、定在波の影響は気にならないレベルです。私が、ARTに期待するのは、定在波の解消というよりも中高音域の改善です。Auro3Dさんのご指摘のように低音の倍音が影響しているという点について、どの程度のものなのか興味があります。
 昨日から東京でインターナショナルオーディオショウ2025が開催されています。
 私は、2ないし3年ほど前にオトテンかオーディオショウだったか記憶があいまいですが、オンキョーがAVアンプでDirac liveの効果を実演していたのを聴いて、Dirac liveに強い興味を抱きました。
 今回のオーディオショウのイベントスケジュールを見たところ、Dirac live ARTをデモするという情報がないのが残念です。
 デノラマのイベントには、マランツAVアンプ4モデル一斉視聴というイベントがありますが、そのなかで、ARTのデモをしてもらいたいところです。
 

書込番号:26318867

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:402件

2025/10/19 09:34(2ヶ月以上前)

 昨日、東京インターナショナルオーディオショウに出掛けたところ、G701の会場では、AVアンプのcinema70sからcinema30までの4機種の聴き比べが行われていました。この会場では、それぞれのAVアンプの設定状況がモニターに映し出されていましたが、音場補正機能は全く使われていませんでした。そのためなのか、Dirac liveのことやARTのことも一言も触れられていなかったのが残念でした。この4機種の聴き比べでは、やはり、値段が高くなるほど、どんどん音の艶やかさや滑らかさ、音場感が増していたのが分かり参考になりました。cinema50も健闘していましたが、cinema30と比較すると音の艶やかさや滑らかさ、音場感が劣っていたのが分かり残念でした。

書込番号:26319598

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:402件

2025/12/14 14:50

>Auro3Dさん
 dirac からブラックフライデーによる20%のオフプライスのメールが来ましたので、これを機に思い切ってARTとBass Controlを導入しました。また、サブウーファー1台(イクリプスTD520SW)とメインのスピーカーシステムも変えました(新たなSPは、同じイクリプスのTD520SW、これまで使用していたTD510Zは、サラウンドSPとして使用)。
 この結果について、簡単に報告したいと思います。
 まずは、フロントスピーカーをTD510ZからTD712Zmk2に変更したことにより、一挙に鳴りっぷりがよくなりました。TD510Zが口径10cmでしたが、TD712ZMK2が口径12cmになった関係でパワーもアップしましたが、音域も一挙に広がりました。TD510Zは、端正な音ですが、TD712Zmk2は、低音が豊かになった分、荒々しくなりました。どちらのスピーカーもタイムドメイン理論に基づくスピーカーなのでTD510Zと似ているのではないかと想像していましたが、意外でした。
 さて、ここで、dirac ARTとBCを追加した結果、それまでの荒々しい鳴りっぷりが治まり、非常に精緻な音を出すようになりました。なかなか言葉で表現するのは下手なのですが、一挙にランクアップした感じです。
 私は、これまでもdirac live room correctionを常用してきていましたが、これにARTとBCを加えることによって、更に音場が整ったと感じました。しかし、最初にdirac room correctionを導入した時の違いと、これに更にARTとBCを加えた時の違いとを比較すると、前者の方が効果の差が大きかったです。ARTは、BCの導入を前提として、サブウーファーによって低音域で有害な音を相殺するという効果を生じるということでしたが、試しに、サブウーファーの電源を切った場合とそうでない場合を比較してみたのですが、思ったほどの差は感じられませんでした。それでも、サブウーファーを作動させた時のほうが音場が明瞭になり、中高音域の明瞭さはアップしていることは感じることはできます。
 さて、ARTとBCによる音場補正をさらに効果的にするためにサブウーファーを1台追加すべきかどうか悩む段階に至っています。
 私は、最近ではもっぱらニアフィールドに徹しています。Auro3Dを体験したことはなく、むしろAuro3Dとは、対極の環境で音楽を楽しんでいます。主にクラシック音楽を聴いており、映画はほとんど見ません。
 Auro3DさんによるAuro3D友の会での発言を読ませていただいたところ、多数のサブウーファーを設置されていることが分かりましたが、不思議なことにサブウーファーの機種は、バラバラですね。もし、私の環境でサブウーファーを追加すべきかどうか、追加すべきであるとした場合の機種選定についてご意見頂ければ幸いです。

書込番号:26364400

ナイスクチコミ!1


Auro3Dさん
クチコミ投稿数:152件Goodアンサー獲得:11件 Auro-3D友の会のページ 

2025/12/14 22:45

>ねるとん2さん

ARTを無事導入されたとのこと、ご同慶の至りです! そうですか、ねるとん2さんのお持ちのSP群はイクリプスで揃えておられるんですね。Auro-3Dの録音エンジニアの入交さんや、オーディオ評論家の土方さんと同様ですね。このシリーズはフルレンジなので原理的に再生周波数帯域内での位相の狂いがほとんど生じないため、ある意味、マルチチャンネル向きのSPであると私も認識しております(入交さんにはかつて、「研究室にエクリプスでもう1セットAuro-3Dシステムを組んだら?」と言われたことがあるくらいです=笑)。

ただ、最近、「友の会」のメンバーのブログに書き込んだのですが、「理論的には」(汗)、ARTのメカニズムとフルレンジSPというのはやや相性が悪い可能性があるんです(いずれ、これは「友の会」ブログで整理して書かないといけないなあ、とは思っていますが)。今回のご質問とは必ずしも関係がありませんので、ここでの深入りは避けますが、ご関心があれば以下のコメント欄を覗いてみてください(https://keik0320.hatenablog.com/entry/2025/12/12/201334

さて、ご指名ですので(笑)、ご返答申し上げます。ご質問は、「ARTとBCによる音場補正をさらに効果的にするためにサブウーファーを1台追加すべきか(中略)、追加すべきであるとした場合の機種選定について」ですね。

まず、私のシステムについての言及があり、「多数のサブウーファーを設置されていることが分かりましたが、不思議なことにサブウーファーの機種は、バラバラですね」とありますが、サブシステムのある書斎ではなくメインシステムのある伊豆の拙宅でAuro-3D再生用に使用しているSWは3台で、そのうちの2台が第一層(フロア層)に設置してあり、部屋の前後に同じELACのSUB3070が各一台、後に追加で購入したELACのRS500が1台、第二層に設置してあります(https://philm-community.com/Archive/my-room/auro3d/7814/)。同じメーカーの同じグレードで大きさが違う新旧二種類のSWで、両者はエクリプスで言えば、TD520SWとTD725SWのような関係なので、「バラバラ」というほどメカニズムや音色が異なるわけではありません。

これをまず強調したのは、ここが重要だからでして(笑)、結論を先に申し上げれば、SWは追加すべきで、今のものと同じもの(TD520SW)を二つ揃え、部屋の前後に設置することをオススメしておきます。

@ SWが必要な理由は、エクリプスの「目玉のオヤジ」シリーズでは、ねるとん2さんが楽しんでおられるClassic音楽では低域再生能力的に不十分(もし、チェンバロのような低域再生能力の低い古楽器によるClassicしか聴かないのであれば別ですが)だからです。
A SWが2台必要な理由は、例えば30Hzをきちんと出せるSPがSW1台だけですと、ARTの機序(打ち消し合う同じ周波数を出せる「相棒」が必要)から考えて、定在波消去の効果が落ちるからです。
B そしてこの2台は、同一の性能のものの方が相互補完性が高いためARTの効果が高いです。
C また設置については、前の左右に置くより、部屋の前後(対角のコーナーでもOK)の方が、普通の四角部屋でLCRをメインにした「前からの音」を再生する場合に一番問題になる、「前後方向の定在波」を打ち消すために最も効果的な配置です。

文面を拝見するに、現在、かなりのニアフィールド(SP間の距離は1.5M ぐらいでしょうか?)でマルチチャンネルを組んでいる様子で、かつ、現在のリスニングポイント(LP)が、定在波の節や腹にないところに設定されているように思えます。さらにもしかすると再生するClassicが室内楽などが中心で、バッハのオルガン曲とか、マーラーなどの大編成オーケストラ(大合唱隊付き)は趣味ではないのかな?ともお見受けしますが、たとえ室内楽のような音楽ジャンルがメインでも、そこに求めるものが「中高音域の明瞭さ」とありますので、それであれば、「ARTの効果を最大限に発揮させる意義」はあります。部屋に偏在する低域の定在波を大人しくすると、その倍音で二重奏・三重奏のようになる中高域にも音質的にいい影響(明瞭化)があるからです。


書込番号:26364839

ナイスクチコミ!9


クチコミ投稿数:402件

2025/12/15 01:51

>Auro3Dさん
 詳しい解説有難うございました。
 まずは、私のリスニング環境について、追加で説明します。ニアフィールドで聴くことがほとんどです。メインスピーカーとの距離は、約1.2mです。このようなニアフィールドで聴くようになった理由は、直接音の比率を高め、部屋の音響の影響を極力低くしたいということ、イクリプスのフルレンジスピーカーは、点音源に近く、ニアフィールドに適した形状だということです。また、深夜に聴く機会が多いので、ニアフィールドだと比較的小音量に抑えることができるので家族に迷惑がかからないことです。直接音の比率を高くすると余分な音が減るので長時間聴いていても疲れないというのも大きなメリットだと感じています。聴く曲のジャンルは主にクラシック音楽です。大編成のオーケストラによるマーラーやチャイコフスキー、ブラームスの交響曲も好きですが、室内楽もよく聴いています。パイプオルガンの音が好きなわけではないので、低音をガンガン鳴らすようなことはしていません。
 さて、客観的なデータとしてdirac アプリの測定結果を添付します。これは、サブウーファーの部分だけです。黄色の線です。22Hz付近から急激に低下していますが、自分としては、これ以上の低域は必要とは感じていません。
 私は、サブウーファーの追加の必要性の有無について意見を求めていましたが、予想どおりの回答でした。さて、ここで更にご意見を求めたいのです。 それは、Auro3Dさんは、サブウーファーとて、elacのsub3070(30cmウーファーユニット2基)とRS500(25cmウーファーユニット1基)を使用されているということですが、機種が異なることによって、何か違和感を感じるようなことはあるのでしょうか。もし、違和感を感じるようなことがなければ、自分としては、追加するサブウーファーを現在のTD520swよりも一回り小さいTD316swmk2としたいという考えがあります。TD520swは、20cmウーファーユニット2基の構成ですが、重さが37kgあり、想像以上に大きくて圧迫感があります。さらに1台追加するのは避けたいのです。また、価格的にもTD316swmk2は、TD520swの価格の半分以下です。つまり、TD520swを1本追加するのではなく、TD316swmk2を2本追加するという選択肢もあります。TD316swmk2は、TD520swよりも性能は劣りますが、TD316swmk2 2本使いすれば、TD520sw1本以上の効果が期待できるのではないかと考えています。この点についてご意見頂ければ幸いです。

書込番号:26364915

ナイスクチコミ!0


Auro3Dさん
クチコミ投稿数:152件Goodアンサー獲得:11件 Auro-3D友の会のページ 

2025/12/15 09:02

>ねるとん2さん


せっかくSWのLPで測定したf特図を添付していただいたので、この測定結果から計算してお使いの部屋のサイズを割り出すと以下のようになります。

長さ: 約 6.9 m(25 Hz, 50 Hz, 100 Hz の軸モードが出る)
幅: 3−4 m 程度(別のモード群が 40−70 Hz あたりに分布)
高さ: 約 1.7−2.5 m(100 Hz 付近にモードが来る)

この推定がおおよそ正しければ、測定結果に表れている大きなPeak/Dipはすべて「定在波」の影響と見なすことができますので、ARTを作動させれば、かなり平らにしてくれているはずです(他の要因の場合はARTは無力です)。

さて、再質問について。

>D520swを1本追加するのではなく、TD316swmk2を2本追加するという選択肢もあります。TD316swmk2は、TD520swよりも性能は劣りますが、TD316swmk2 2本使いすれば、TD520sw1本以上の効果が期待できるのではないか

結論を先に申し上げれば、「ARTの機序から考えた机上のベストアンサー」は、お手持ちのTD520swを<手放し>、TD316swmk2 を新規に<2本導入>するのがよい、ということになります。

拙宅で、現状とは逆に、もしELACのSUB3070(30cmウーファーユニット2基)が1本で、RS500(25cmウーファーユニット1基)が2本だとどうなる「可能性」があるか? 

例えばARTの対象周波数帯域の中の最低域の音である20Hz(まあ、このレベルになると空気振動としか感じられないかもしれませんが)の再生能力は、3070の方が500より高いと思います(低音再生能力は一般にユニット径に比例するといわれますので)。この場合、1基しかない3070の出す20Hzで定在波が発生している場合(壁間の距離が約8.6m)、それを打ち消す能力のある<他の>スピーカーが無いため、「自分で出した音が8.6m先の壁で反射して戻ってくるのに対し、自分で逆相の音波を出してキャンセルしなければならない」ことになります。一秒に340メートル?進むといわれる音波ですからこの「二つの動きを非常に短い時間間隔」で同じ3080がすることを求められるわけです。しかも20Hzというのは非常に振幅が大きい(動作が完結するのに時間がかかる)ので、結果的に一連の動作は「位相変調歪み」と呼ばれるものを発生させる可能性が高いのです。

これは1台のSPでARTを動作させようとすると避けられないネガで、これを避けたければ「自分のシステム内で、最低域を再生できるSPは、2台以上必要」(SWである必要はない)なのです。

ねるとん2さんは16Hzまで出力するといわれるオルガンを聴く趣味はない、とのことですので、音楽鑑賞に必要な最低域の再生周波数は、TD316swmk2で十分カバーされているのではないでしょうか。であれば、PartnerのいないTD520swを排して、TD316swmk2を複数台(確かこのAVアンプは4台まで動作させられますよね?)入れて、部屋のあちこちに配置する方が「ARTの効果だけを考えるのであれば」ベターだと、「思考実験」上では結論付けられます。

ご参考まで。

書込番号:26365048

ナイスクチコミ!10


クチコミ投稿数:402件

2025/12/15 12:34

>Auro3Dさん
 朝から回答いただき恐縮しています。
 さて、本題に入る前に、Auro3Dさんのブログを拝見して、Auro3D導入に至った経緯について知ることができました。
 イスラエルのベツレヘムにあるキリスト降誕教会 クリスマスミサでの体験だったのですね。実をいうと私もこの教会に行ったことがあります。ただし、平成7年頃のことですので、約30年前です。敬虔なキリスト教徒としてツアーに参加したわけではなく、バックパッカーとして中近東を旅行していた際に立ち寄った程度です。この教会は外観からは石造りのようですが、中に入ると天井が木造であったことが印象的でした。いつか再び行ってみたいと考えていますが、イスラエルとパレスチナとの紛争があり、しばらくは無理そうですね。
 さて、Dirac での音響測定結果から私の部屋のサイズを予想されていますが、概ね正解です。部屋の形は単純な直方体で長辺が約6.3メートル、短辺が約2.45メートル、天井の高さも約2.45メートルです。かなり細長い部屋です。
 この測定結果から私が気になるのは、思ったよりもTD520swの低域が伸びているということです。スペックだとuro3Dさん
 朝から回答いただき恐縮しています。
 さて、本題に入る前に、Auro3Dさんのブログを拝見して、Auro3D導入に至った経緯について知ることができました。
 イスラエルのベツレヘムにあるキリスト降誕教会 クリスマスミサでの体験だったのですね。実をいうと私もこの教会に行ったことがあります。ただし、平成7年頃のことですので、約30年前です。敬虔なキリスト教徒としてツアーに参加したわけではなく、バックパッカーとして中近東を旅行していた際に立ち寄った程度です。この教会は外観からは石造りのようですが、中に入ると天井が木造であったことが印象的でした。いつか再び行ってみたいと考えていますが、イスラエルとパレスチナとの紛争があり、しばらくは無理そうですね。
 ところで、Dirac での音響測定結果から私の部屋のサイズを予想されていますが、概ね正解です。部屋の形は単純な直方体で長辺が約6.1メートル、短辺が約2.45メートル、天井の高さも約2.45メートルです。かなり細長い部屋です。
 この測定結果から私が気になったのは、82Hz付近にピークがあるのですが、その原因が分からないことです。壁面距離が4.1mの空間はないからです。もう一つ気になったのが、思ったよりもTD520swの低域が伸びているということです。カタログスペックだと25Hz(-10db)が限界なのですが、25Hzでもさほど低下していないことです。
 さて、本題に入ります。サブウーファーの追加について、具体的なご意見を頂くことができました。TD316wsmk2を一度に2本導入するということですが、このご意見から、同じ機種で揃えるのが合理的であることが分かりました。しかし、TD520swを手放すことには、ためらいがあります。
 私は、今回、サブウーファーを導入するに当たり、TD520swとTD316swmk2のいずれにするか迷いました。どちらもウーファーユニット2基搭載した密閉型で、タイムドメイン理論に忠実であり、音の質としては同等のようだったからです。しかし、イクリプスの開発者の説明を聴き
(https://www.youtube.com/watch?v=yXYUA4TALaI&t=1273s)
中音域の音漏れの少ないTD520swを採用した次第です(TD316swmk2の周波数特性は30Hzから200Hzとなっていて、この200Hzが気になりました。)。この動画の12分辺り以降から説明があります。
 現在時点での私の頭の中では、とりあえずTD316swmk2を1台追加して、様子を見して、さらに必要となれば、TD316swmk2を1台追加するというプランになりそうです。
 ご意見有難うございました。

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2025/12/24 09:53

>ねるとん2さん
>>TD520swを手放すことには、ためらいがあります。

当方TD725SWMK2ユーザーです。
TD520SWとTD316SWMK2の低域再生能力には結構な差がありますので、私もそれはおやめになった方がいいと思います。そもそもエクリプスのSWを経験してない場合は、このあたりは感覚的に判断できないと思うんですよね。
TD520SW 1台と、TD316SWMK2 2台では一長一短で満足度が低いと思います。
当方としては、思い切ってTD520SWをもう一基追加するに一票です。TD316SWMK2を2台追加するのとTD520SWでは価格的に大差ありませんよ。

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2025/12/25 22:58

>プローヴァさん
 ご意見有難うございます。
 TD725SWmk2を使用されているのですね。重量が51kgですね。
 プローヴァさんのオーディオシステムの現状からは、TD316swmk2は、性能的な魅力は乏しいのでしょうね。
 さて、私は、TD520swを乗せるためのオーディオボードを先日購入しました。サイズは、450mm×450mm×50mmで重量は約30kgです。オーディオボードとサブウーファー本体を合わせて合計約67kgです。このサイズは、なかなか取り扱いが困難だと感じています。TD316swmk2は、価格もさることながら重量23kgなので、サイズが手頃で設置しやすいのが魅力です。

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2025/12/26 09:29

>ねるとん2さん
そうですか。

>>私が、ARTに期待するのは、定在波の解消というよりも中高音域の改善です。

であれば、環境がニアフィールドとの事ですし、そもそも現状の520を316の2個使いに入れ替えるメリットが殆ど無いように思いますが。

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2025/12/26 11:36

>プローヴァさん
 TD520swをTD316swmk2に入れ替えることは考えていません。TD520swに更にサブウーファーを追加するとすれば、TD520swを1本かTD316swmk2を2本かという選択です。価格的には追加投資は同程度です。20〜25万円程度ですね。
 私は、現在、まだ、物理的なベーストラップを設置していません。ベーストラップが有効なのであれば、この価格帯で収まる対策を講じることも念頭に置いています。

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2025/12/26 17:36

>ねるとん2さん
了解です。
低域をコントロールする事で中高域の改善を図るという目論見という事ですね。

どうでもいい事かもですが、316だけ立方体の辺が丸くなってないので、頂点など尖っていて危険に感じます笑。低い位置に置く物体なので、転んだりして打ちどころが悪かったりしたら、とか、どうしても考えてしまいますね。

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