画像の明るさについて

Question

６月に初めてデジ１を購入しました。　初心者レベルなので申し訳有りません。先日旅行の際に風景を中心に写してきました。以前はこの機種を買う前はパナFZ-10を使用していて、今回購入のため売却しました。コンデジとデジ1を比較するのはいけませんが、どうも昼間の明るい状態でもFZ-10に比べるとパソコンで見ると暗く感じます。（FZ-10はレンズ全域2.8）レンズの明るさの違いも有るので、こんなものなのかと思っています。画像編集ソフトIBMデジカメの達人で明るく編集しています。露出で予め設定して写すか、その後の処理で良いのかアドバイスをお願いします。

ちいろ · Answer

je2さん　初めましてデジ一で風景写真を撮り始めて初めに感じるのが露出演算のコンデジとの違いです。基本的にコンデジは露出補正なしの撮って出しで見栄えがするようセッティングされてます。デジ一はその点では測光量に応じて忠実に露出を決定しますので、こちらが感じた通りの結果にならないことが多々あります。よく言われる例ですが海辺や晴れた雪の日の風景撮影では人の眼が感じる以上に明るいのでかなりアンダー側に補正されて、白い浜や雪原が灰色に再現される例などです。私も初デジ一（E-300）の頃は随分戸惑いました。測光方式をESP任せにせず中央重点もしくは部分測光でポイントを見定めるのが肝要かと思います。旅行でバシバシ撮って帰って見たら「あれ～？」ってのは結構凹みますよね。経験あります。近所を散歩されたおりにでもいろいろ試し撮りして露出の癖をつかむのが良いと思います。

じじかめ · Answer

レンズの明るさと画像の明るさは、必ずしも関係ありません。デジカメ（メーカーも）によって、基準の明るさが違いますので、暗いと感じるのであれば少し露出補正すればいいのではないでしょうか？+0.3の露出補正では明るすぎるのなら、露出補正は使わずレタッチでもいいと思います。

⇒ · Answer

画像の明るさとレンズの明るさは基本的に関係ありません。基本的には撮影前に露出補正した方がよろしいかと思います。ただ…E-510って結構白飛びしやすいので…その辺りには注意された方がイイですね。

明日への伝承 · Answer

ちいろさん、ちょっと教えてください。＞よく言われる例ですが海辺や晴れた雪の日の風景撮影では人の眼が感じる以上に明るいのでかなりアンダー側に補正されて、白い浜や雪原が灰色に再現される例などです。デジカメについて詳しくないのでお聞きしたいんですが、最近のデジカメは「補正されて、白い浜や雪原が灰色に再現」なんでしょうか？フィルムカメラでは、反射光式露出計による被写体の反射率の問題と認識しています。しかし、デジカメならコンピューターで何でも出来そうなので混乱してしまいます。（コンピューターに関しては初心者ですので）je2さん、横からお邪魔してご容赦ください。

Oh, God! · Answer

　E-410のユーザーですが、E-510も全く同じ露出傾向かと思うので、コメントします。

　まず、レンズの開放F値と画像の明るさは、全く別のものだと思って良いかと思いますよ。簡単に言えば、例えばF2.8をF3.5に絞って撮った場合、シャッター・スピードが同じならば、確かに暗く写ることになりますが、シャッター・スピードを遅くすれば、同じ明るさ（＝露出）にしたり、更に明るく写すことも可能だからです（だから、F3.5のレンズがF2.8よりも暗く写るということにはならない。）。

　次に「露出（＝明るさ、暗さ）」の件ですが、「デジタルESP測光（＝多分割測光）」で撮影した場合、E-410/E-510では、ややアンダー気味に写るように設定されているように思いますね。恐らくは白飛びを回避するために、露光アンダー気味に設定されているのかな、と想像しています。

　私の経験では、順光で撮影する場合は、+1/3EV位の露出補正で適正露出になるように思います。逆光の場合は、一概に言えませんが、+1EV位の露出補正。冬の雪道のように、真っ白な大地を撮るような場合は、+2/3EV位の露出補正かな、という感じです。

　この点、コンパクト・カメラは、やや明るめに写るように設定されている機種が多いですね。ちょっと明る過ぎる感じもしなくはないのですが、「クッキリ、ハッキリ、明るく写る」のを好む人が多いことから、メーカーはそうしているのかな、と勝手に想像しています（笑）。

　なお「白飛び」の件ですが、プラスに露出補正をしていくと、当然のことながら、白飛びの危険が生じます。一枚撮ってみて、カメラのモニターで白飛びの警告がどのように出ているか確認すると良いです。

　白飛びゼロが望ましいと考えるのではなく（そう考えると、全部、露光アンダーになってしまう。笑）、最も明るいハイライト部分は白飛びしても構わないものの、自分が写したいものが飛ばないようにすれば良いでしょう。「控え目にプラスに露出補正する」という感じでしょうか。これは試行錯誤してみてください。

　カメラは、実は「反射率18％のもの」で測光したときに、適正露出になるように設計されています。この「反射率18％のもの」が、「標準反射板」あるいは「グレーカード」という名称で、写真機材店で市販されています。これを使うと簡単に適正露出が得られます。

　使い方は、「スポット測光」にして、「グレーカード」で測光すれば良いのです。これだけで、適正露出（＝見た目の明るさ）になります。花や人物のような、近くにある動かないものを撮るときは、「スポット測光」で「グレーカード」を使うと良いです。見た目の明るさよりも明るくしたいとき、あるいは暗くしたいときは、適宜、露出補正すればいいことになります。

　また一般的な日本人の肌の色は、大体「反射率18％」です。そうなので、「スポット測光」にして、顔のところで測光すれば、適正露出になるはずです（そして上乗せしてプラスに露出補正すれば、色白美人に写る。笑）。

　白人のように肌が白い人の場合は、色の反射率が高いので、そのままだと「スポット測光」では、灰色っぽく暗くなってしまいます。そこでプラスに露出補正します。逆に、黒人のように肌が黒い人の場合は、色の反射率が低いので、そのままでは灰色っぽく明るくなってしまうので、マイナスに露出補正する、ということになります。

　と、まぁ「スポット測光」はちょっと勉強しないといけないのですが（笑）、興味がおありでしたら、鈴木一雄「露出の極意（改訂版）」（日本写真企画、2007年、定価1500円）がオススメです。露出の仕組みが判るようになると思います。

　なお、動くものを撮るときは、最初に書いた「デジタルESP測光（＝多分割測光）」で撮ると良いでしょう。

　ご参考まで。

梶原 · Answer

こんにちは　je2　様ちょっと本題と外れているのですが，多少は関係すると思いますので，わたしの話をお聞き下さい。わたしは今日，先日中国へ行った人がスライドショーをするからというので見せてもらったのですが，その写真の色がふだんわたしが見ている写真の色とはかけ離れていて，肌色など，ものすごく汚い。　見せてくれている本人は全く気にしていないのですが，わたしはとても気になったので，写真をUSBメモリーでもらって帰って自分のマックで見せてもらいました。そしたら，それらの写真は全て，非常にきれいに，立派に撮れています。今の場合コンピュータは同じで，カメラの方が以前お持ちだった機種との比較でくらいということですからわたしの例とは違いますが，基本的にはプリントしてみて思うような写真になっているかというのをまずご確認なさるのがよいと思います。そして，コンピュータの方で，そのプリントに最も近く見えるようにディスプレイの調整をします。画面で見るものとプリントして出てくるものとが同じというのが理想です。現実には色の表現方法の違いから同じにはなりませんので，両者ができるだけ同じになるようにするのですが，その時の基準は，ふだんご自分で最もよく利用なさるプリント方法を基準になさるのがよいと思います。なお，写真データを印刷所などとやりとりしなければならない場合には上のような方法ではダメです。あくまで個人で楽しむ場合ですので，その点はご理解下さい。

内容・タイトル	返信数	最終投稿日時
E-510始めて1年物語 ^^	26	2022/02/08 11:40:34
カメラコントロール	6	2019/01/16 1:47:52
レンズが認識しない	9	2018/09/03 22:11:22
このカメラにびっくり。	54	2022/02/08 11:37:07
レンズの焦点距離について	17	2017/07/01 18:21:56
内蔵メモリについて	2	2017/06/27 0:04:41
アスペクト比について？	5	2017/06/25 8:32:33
動画撮影について	3	2017/06/24 21:00:15
ファインダーについて	4	2017/06/24 18:18:05
CFカードについて	6	2017/06/24 7:44:41

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