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価格帯:¥―〜¥― (―店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:ヘッドホン 装着方式:オーバーヘッド 構造:開放型(オープンエアー) 駆動方式:ダイナミック型 ATH-DCL3000のスペック・仕様

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ATH-DCL3000オーディオテクニカ

最安価格(税込):価格情報の登録がありません 発売日:2004年 3月 1日

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使ってみた感想

2005/01/27 01:27(1年以上前)


イヤホン・ヘッドホン > オーディオテクニカ > ATH-DCL3000

スレ主 しんびんさん

購入して約一ヶ月ですが、とても満足しています。
販売店で視聴した時は周囲も騒がしかったこともあり、ほかの候補よりは直感的に良さそうといった程度で購入してしまったのですが、うれしい誤算です。再生音も素直な音で聞きやすいですし、何より音響処理に伴う不自然なエコーなどがほとんど気にならないレベルなのに、しっかりと音が定位するドルビーヘッドホンの効果には驚いています。
YAMAHA DSP-A1を中心に一昔前に7.1chで組んだ環境と比べても、重低音以外は遜色なく、隣家に気兼ねしなくていいと言うことで最近はもっぱらヘッドホンばかり使っています。
ところで、他の方の書き込みを拝見するとこの機種は機能が複雑で少しわかりにくい部分もあり、各機能の役割について誤解されている方も少なくないようなので、以下に私の知識の範囲でできるだけわかりやすくまとめてみようと思います。
長文になりますので申し訳ありません。なお、更に興味を持たれた方はドルビー社のWebもご参照ください。
http://www.dolby.co.jp/consumer/home_entertainment/


機能1:再生音の頭外定位機能(ドルビーヘッドホン・プロセッサー)

普通のヘッドホンで通常の2chステレオ音源を聞くと、本来は前方から聞こえてくるべき再生音が、ほとんど頭の中に音像を結んでしまって再生されるはずです。
ドルビーヘッドホンはこれを緩和し、スピーカーで聞いた時と同じ様に聞こえるようにする機能です。
ですから「ブルc」さんの様にipodなど2chステレオ音源を接続した時にも、しっかりと音が前方から聞こえる効果がありますし、後述するドルビーデジタルやAAC等の5.1chサラウンド音源を入力したときには、まるでスピーカーを5個つないだように聞こえます。
なお、ドルビーヘッドホン機能を使うとエコーのような残響音が気になると言う方もいますが、本来2つしかない人間の耳で360度の方向を聞き分けられるのは、この残響音を関知しているからという関係上、残響音成分を付加するのは理論上必然の話ですし、ヘッドホンで聞く音と比較するから残響音が感じられるわけで、スピーカーで聞く音と比較すればわかりますが、スピーカーからの再生音が耳に届くには必ず部屋の残響音が付加されます。逆に言えばヘッドホンで聴く残響音の全く無い音の方がモニタールームで調整されたアーチストの意図する音とはかけ離れていることになります。
本機は簡易的なドルビーヘッドホン回路と違い、モニタールームのようなデッドな特性を再現したDH1モード、普通の広さの部屋を再現した DH2モード、映画館のように比較的広い部屋を再現したDH3モードと切り替えができますので、気になる方はDH1モードで聞かれると良いと思います。
アンプなどに搭載されているドルビーヘッドホン機能と違い、本機の場合はドライブユニットを含めて最適化されていますので、効果が非常に自然です。
ちなみに有線端子に手持ちの密閉型ヘッドホンをつないでみましたが、効果はあるものの、やはり付属のヘッドホンの方が自然な感じで定位するようです。


機能2:サラウンド・デコード機能(ドルビーデジタル、DTS、AAC)

これらは、元々5.1chの音がデジタル圧縮記録されているものを正しく元に戻す機能(デコーダー)です。
これらデコーダーによって作成された5.1chの音はドルビーヘッドホン回路に渡され、頭外定位するように変調され2chの音に織り込まれます。
なお、最新のドルビーデジタルEX(6.1ch)機能が省かれているのは、その必要がないからです。
それについてはドルビー社のWebに詳しく記されています。


機能3:サラウンド・デコードおよび疑似サラウンド機能(ドルビープロロジックII回路)

ドルビーデジタル5.1ch開発以前の劇場映画は、サラウンドchの音を通常の2chに織り込んで記録し、それを再生時に主にマトリクス処理などで再度フロントセンターやサラウンドの音を分離していました。
ドルビープロロジック回路は本来こういった2ch記録のドルビーサラウンド音源を正しくサラウンド再生するために開発された回路で、本機の場合サラウンド処理された音はドルビーデジタル5.1chと同じくドルビーヘッドホン回路に渡され再生されます。
ただ、ドルビーデジタル5.1chやDTSと違い、見かけ上は2chの音から計算でサラウンド音を造る作業をしているため、ならば元々ドルビーサラウンド用に録音されたワケではない通常の2ch音源からも擬似的にサラウンド音源を造ってしまう、と言う機能を加えたのがプロロジックII回路です。
通常の2ch音源でも何かしらのサラウンド音成分は含んで録音されている場合が多いため、音源によっては効果が出る場合もありますし、不自然になってしまう場合もあります。これは好みの問題ですから、切り替えて使うのがいいでしょう。本機の場合はこの機能はちゃんとOFFにする事ができます。
私はこの疑似サラウンド機能はそれこそ音質が変化してしまうため、あまり使っていません。
それでも、DH機能によって2ch音源が頭の中に定位せず、ちゃんと前方から聞こえてくるのはいいですよ。


以上、長くなりましたがまとめてみました。
販売店などで視聴される場合ドルビープロロジックII回路がonになっていて不自然な音になってしまっている場合もありますのでご注意ください。それと、ピュアな音がお好みの方はドルビーヘッドホンの切り替えをDH1モードにすることもお忘れ無く。

最後に不満点・・・あまり無いのですが、やはりオープンエア型と言うことで周囲の音がしっかり聞こえてしまうのが不満と言えば不満です(仕方ないんですけど。これだけは。ドルビーヘッドホンはオープンエア型のヘッドホンの方が相性がいいためです)
部屋に設置してあるプロジェクターの冷却ファンの音がしっかり聞こえてしまいます。ま、これはスピーカーで再生するときも同じなのですが。

書込番号:3840830

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