CINEMA 50
- 3Dオーディオフォーマットを網羅した高音質9.4ch AVサラウンドレシーバー。6入力/2出力が8K/60Hz、4K/120Hzに対応している。
- 対応サラウンドフォーマットはDolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3D、MPEG-4 AAC。MPEG-H 3D Audio(360 Reality Audio)にも対応。
- 原音への色付けを排除した忠実な再生を追求するために、パーツ1つひとつの選定や回路設計の自由度が高いフルディスクリート・パワーアンプを採用。
待ちに待った、dirac liveのアクティブルームトリートメントがこのCINEMA50にも適用可能になりました。導入された方がいましたら、感想を聴きたいのです。私は、主にクラシック音楽の鑑賞にこのAVアンプを使用しています。音楽鑑賞の点に重点をおいてレビューをいただければ幸いです。
書込番号:26314307
1点
>ねるとん2さん
私はこの機種のオーナーではないのですが、ARTは二つの機器・部屋で導入済みで、Classicメインでサラウンド再生を楽しんでいますので(特にAuro-3D)、ご同道の方の書き込みに反応してしまいました(笑)。
私の周りでもARTを導入している方は数人おられ、ほとんどがClassic音楽(映画ではない)をAVアンプで聴くために使っておられます。すでにご覧になっているかもしれませんが、直近ではCinema 30に導入したという下記があります。
https://philm-community.com/donguri/user/diary/2025/10/14/32975/#comment-5914
私は、2年前にARTが商品化された当初から使っており、その効果はすでにブログに何度もしていてここに書くと繰り返しになるので割愛し、リンクのみはっておきます。
http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/2023/08/post-2a0162.html
http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/2024/03/post-bc6990.html#comment-145374995
http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/cat24380283/index.html
ご存知と思いますが、ARTはSWを入れているシステムを基本的には前提にしています。その効果は、1.部屋に平行面が多い(部屋のモードが起きやすい)、2.メインSPの低域再生能力とSWの能力および台数−によってかなり変わります。ねるとん2さんの環境はどのようなものでしょうか?
書込番号:26318181
1点
>Auro3Dさん
回答有難うございます。
Auro3DさんがARTについて、引用のブログで発言されていることは以前から読んでいて、非常に興味を抱いていました。
ですから、CINEMA50に対応するソフトウェアシステムがいつ販売されるのか待っていたところで、この口コミ掲示板に質問した次第です。
さて、私が心配しているのは、CINEMA50に対応するソフトウェアシステムができるまで約2年の時間がかかったという点です。何かシステム上の問題があり、その問題解決のために時間がかかっていたのであれば、どのように解決され、その効果はどうだったのだろうかという知的興味です。
>ARTが対象にしている周波数帯は、20-150Hzですよ。
という発言がありました。サブウーハーの導入を前提としたシステムということですが、反対にサブウーハーを導入していない場合には効果が期待できないのでしょうか。また、CINEMA50に対応するまで2年の時間がかかっているということは、サブウーハーを導入していない場合でも、効果がでるように改善されているのでしょうか。
ちなみに、http://koutarou.way-nifty.com/auro3d/2024/03/post-bc6990.html
には、ARTを入れたものとそうでないものの周波数特性測定グラフが示されていますが、ARTが入った場合には、50Hz付近の効果は顕著ですが、100Hz以上の周波数帯域でも効果が認められるのではないかと考えてしまいます。
さて、私のリスニングルームは、平行面ばかりの直方体の部屋です。部屋の中には家具はほとんどなく、机と椅子程度です。サブウーハーはなく、また、リアスピーカーもありません。主にニアフィールドでクラシック音楽を聴いています。ニアフィールドの場合、定在波の影響を受けにくく、反射音が少ないので、クッキリ、スッキリとした音を楽しむことができます。特にDirac liveを作動させた時の効果は高いと感じていて、このDirac liveなしでは音楽を楽しむことができないと感じているところです。
ちなみに、私がAIに、スピーカー2本だけの場合、ARTの効果は期待できるかどうか質問したところ、高い効果は期待できないが、一定の効果はあるということでした。また、サブウーハーがなくても、リアスピーカー2本あることによって、効果は高まるということでした。低域については、音が打ち消しあって定在波を軽減できるということは期待できますが、中音域以上には、どのような効果があるのか楽しみなところです。何か、参考になることがありましたら、情報提供していただければ幸いです。
書込番号:26318598
0点
>ねるとん2さん
>Auro3DさんがARTについて、引用のブログで発言されていることは以前から読んでいて、非常に興味を抱いていました。
そうでしたか、どこかで聞いたようなハンドルネームだな、と思っていましたが、一度?コミュニケーションを取ったことがありましたかね?かねてからの「おなじみさん」ということで(笑)、以下、少々詳し目にサービスしたいと思います(笑)が、文字数制限がありますので二つに分け書きしますね。
> さて、私が心配しているのは、CINEMA50に対応するソフトウェアシステムができるまで約2年の時間がかかったという点です。何かシステム上の問題があり、その問題解決のために時間がかかっていたのであれば、どのように解決され、その効果はどうだったのだろうかという知的興味です。
なるほど。ではこれに関し、私が知っている多少のAuro-3DおよびDirac LiveおよびDenonの関係者から聞いたお話を紹介しますね。先行してStormにARTが導入されてから2年も経って、ようやく他のメーカー(といっても、現時点ではデノマラだけです)にもARTの仕様が認められた背景には、複数の事情があるようです。
まず1つは、Stormへの経営的配慮です。StormとDirac Liveという会社は商品開発の段階から非常に親密な協力関係にあるのは知られているところで、ゆえに開発でお世話になっているStormに対し、Dirac Live社はお礼として、「専攻独占期間」を設けています。私が持っているのはMK2ですが、1年ほど前にMK3が出て、これを売りたいStormが、Dirac Live社に「もう1年差別化を保たたせてくれ」という、極めて両者の経営的な利害がまず指摘できます。
もう1つは、Dirac Live側の受け入れ態勢の整備が遅れたことです。このARTというのは導入されれば分かりますが、これまでのDLBCに比して、極めて大量のデータを収集したうえで計算する必要がある技術です。すでにDLBCまでは導入済みと拝察しますのでお分かりのように、Dirac Liveのソフトは、マイクで測定した結果をPC経由で本社のServerに送り、本社側のシステムで最適なパラメーターを計算し、それをPCに送り返して、さらにそのPCからAVアンプにデータを転送する、という複雑な仕組みになっています。Stormが独占していたころのARTのユーザーは全世界合計でも恐らく、私がサブ用に持っているDenonの3800というエントリーグレードのユーザーの数より少ないと思います。それですら、時々Dirac Liveのサーバー側の処理能力が追い付かずに、キャリブレーションが完了しない、というトラブルがたびたび起きていました。つまり、デノマラという世界的にも恐らく最もユーザーの多いメーカーの製品にARTを許可するとすれば、これまでの何倍ものServer側の能力をDirac Liveは用意する必要がある(でないと、クレーム対応だけでパンクする!)ため、その準備(設備と費用)に時間がかかったようです。
先日自分の3800にARTを導入した時は、2年間の経験の中ではびっくりするぐらいスムースで、デノマラに開放するに際してかなりサーバー側の強化が図られたんだな、と思いました。なお、この2年間でARTの機能的なUpdateはほとんどありません(微修正のみ)。
書込番号:26318842
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1点
【続き】
>ARTが対象にしている周波数帯は、20-150Hzですよ。
という発言がありました。サブウーハーの導入を前提としたシステムということですが、反対にサブウーハーを導入していない場合には効果が期待できないのでしょうか。
お手持ちのSPの再生能力が20Hz近くまで確保されており、さらにそのSPが複数台(多ければ多いほど良い)あるのであれば、ARTの効果は期待できます。私のブログを熱心に読んでいただいているようですので、ARTの機序については割愛しますが、要するに定在波の「刺客」が大勢必要なのです。もちろん、ねるとん2さんがお聴きになる音楽が20Hzまでのf特は不要である種類のものであれば、上限の150Hzまでは動作しますので、例えば、SPの低域再生能力が100Hzまでしかないものを使っている場合は、100-150Hzの帯域で低域の反射を殺します。ただ、重要なことは、お手持ちのSPシステムの中で最低域を出せるSPが1台だけではARTは十分に能力を発揮できません(自分自身が「刺客」となって、自分自身を殺しに行かねばならないので)。たとえば、もしCenter SPを入れていて、そのウーファーがお手持ちのシステムの中で最も最低域まで低域を再生できる、というような場合は、導入効果が薄いと思われます。
>ARTが入った場合には、50Hz付近の効果は顕著ですが、100Hz以上の周波数帯域でも効果が認められるのではないかと考えてしまいます。
これはご指摘の通りです。私はこれまで4つのシステムでARTのBefore/Afterを聴いていますが、すべて中高域の音質・音色も変化があります。そのロジックは、低音の「倍音」が中高域に出ているのですが、その中高域帯域の「倍音」の質がARTが作り出した低音によって変わるからです。私の駄耳では、ARTが低域のにじみを減少させますので、その「倍音」のにじみも減少し、それが定位感や空間感の改善につながっていると聞こえますね。
>私のリスニングルームは、平行面ばかりの直方体の部屋です。部屋の中には家具はほとんどなく、机と椅子程度です。(中略) 主にニアフィールドでクラシック音楽を聴いています。
ニアフィールドでもヘッドフォンとは違い、壁や床、天井に吸音材を敷き詰めて無響室のような設えにしているのではない限り、かならず反射音はすべての帯域で存在し、それが音の明瞭度を下げています(中高域ではそれが音の「つや」を増すようなポジティブな効果として感じる方もいます=私=笑)。ゆえに、もしそのような設えでないのであれば、定在波やフラッターエコーが発生しやすいお部屋と見受けられARTはより大きな効果を発揮すると思います(ただし、150Hz以下。それ以上は前述の通り倍音成分にしか効果はない)。先にご紹介したDonguriさんは、これまでかなりのルムアコグッズをお部屋に導入しておられますが、ARTはそれらの効果の比ではない、とのご感想のようで、もしかすると今後、いくつかのルムアコグッズを撤去されるかもしれないとのことです。ご判断の参考にされるとよいかと。
書込番号:26318844
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1点
>Auro3Dさん
私の提起した2点の疑問に的確に回答して頂き有難うございます。
特に、「Dirac Liveのソフトは、マイクで測定した結果をPC経由で本社のServerに送り、本社側のシステムで最適なパラメーターを計算し、それをPCに送り返して、さらにそのPCからAVアンプにデータを転送する、という複雑な仕組みになっています。」という記述については、あらためてARTのシステムとしての可能性を感じさせられました。受け入れ態勢を整えるにはサーバーを強化する必要があったのですね。この説明を受けて、ますますARTには期待してしまいます。
さて、私の視聴システムについてですが、さほどルームアコーステックを改善できるようなものは設置していません。以前、大量のウレタンフォームを部屋の4隅に設置したこともあったのですが、音響バランスが大きく崩れてしまい、すぐに撤去してしまいました。自宅のリスニングルームは、木造の高気密高断熱住宅です。天井は二重になっていて、天井裏には300mmのグラスウールを敷き詰めていたり、壁についてもかなりの量のグラスウールが埋め込まれ、さらには防音のために通常の二倍以上の厚さの石膏ボードを貼るなどしている影響か、Dirac liveの測定結果では、定在波は認められるものの顕著ではありません。特にニアフィールドにし、さらにスピーカーの設置位置を背面の壁から2メートル以上離してからは、定在波の影響は気にならないレベルです。私が、ARTに期待するのは、定在波の解消というよりも中高音域の改善です。Auro3Dさんのご指摘のように低音の倍音が影響しているという点について、どの程度のものなのか興味があります。
昨日から東京でインターナショナルオーディオショウ2025が開催されています。
私は、2ないし3年ほど前にオトテンかオーディオショウだったか記憶があいまいですが、オンキョーがAVアンプでDirac liveの効果を実演していたのを聴いて、Dirac liveに強い興味を抱きました。
今回のオーディオショウのイベントスケジュールを見たところ、Dirac live ARTをデモするという情報がないのが残念です。
デノラマのイベントには、マランツAVアンプ4モデル一斉視聴というイベントがありますが、そのなかで、ARTのデモをしてもらいたいところです。
書込番号:26318867
0点
昨日、東京インターナショナルオーディオショウに出掛けたところ、G701の会場では、AVアンプのcinema70sからcinema30までの4機種の聴き比べが行われていました。この会場では、それぞれのAVアンプの設定状況がモニターに映し出されていましたが、音場補正機能は全く使われていませんでした。そのためなのか、Dirac liveのことやARTのことも一言も触れられていなかったのが残念でした。この4機種の聴き比べでは、やはり、値段が高くなるほど、どんどん音の艶やかさや滑らかさ、音場感が増していたのが分かり参考になりました。cinema50も健闘していましたが、cinema30と比較すると音の艶やかさや滑らかさ、音場感が劣っていたのが分かり残念でした。
書込番号:26319598
1点
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