


皆様
この板に質問するのが適当かどうか分からないのですが、
D3sが当代随一の高感度特性を持つということで、
かねてより、疑問の点を質問させていただきます。
この板の常連の碩学の皆様なら、おわかりかと。。。
つまり、CCDにしろCMOSにしろ、光を電気に変え、その電価の量を
光の強度として記録するのがデジカメでしょうか?
(簡単すぎるかも、間違ったらごめんなさい)
で、CCDに飛び込んでくるある程度以上のエネルギーのの光量子が最低でも一個無いと、
電子は出ない。
ISO10万を誇る、D3sですが、一体、理論上ISO感度って、どの位まであげることが可能なんでしょうか?
あるいは、ソフトなどの制約で、理論的上限など無いのでしょうか?
どなたか、お教えください。
書込番号:10868670
0点

大変難しいご質問だと思います。詳しい計算などはわかりませんが、その最低1個の光量子がどの範囲のエリアに飛び込んでくるかを規定しておかないと議論にならないのではないでしょうか。たとえば36mmx24mmの大きさを持つ一個のピクセルを考えれば、これは今の1200万ピクセルのフルサイズデジカメの受光素子の1200万倍の感度を持つことになります。そしてその場合、40ビット程度の出力になると思われます。
デジカメとしては36x24mmで1ピクセルの受光素子なんて意味無いのですが、たとえばきわめて微弱な光源の検出に観測手段として使えると思いますし、もしそのような受光素子が技術的に作られるのであれば、それを使って何らかの解析をしたいと考えている人も決して少なくないと思います。私が念頭においているのは変光星の観測などです。
書込番号:10869253
2点

ISO感度が10万あって、何を撮るんですか?・・・カメラはフィルムカメラでもデジタルカメラでもそうですが、実用品であると同時に、趣味性も求められる器機なんですね。
実用品であることから云えば、感度は3.200もあれば十分なんじゃないですか、趣味性と言えば外観つまりデザインのことでしょう。それを持っている方は面白くないでしょうが、D3xとかD1sなどははったり以外の何ものでもありません。この点では、フィルムカメラ時代から現在のデジカメまで、LEICA M型とかHASSELBLADに勝るものは残念ながらありません。
これでは、回答になりませんよね・・・理論上の感度は10万どころでは無いでしょう・・・そんなこと知ってどうするんですか?
Softは感度に関係有りません。写っている画像を現像するだけですから・・・でも、Softにまで関心を持たれるのはいいことだと思います。
何時も云うように、デジカメはPCでのSoft操作無くしては、その意味の半分も無いんです。高価なデジカメの3分の一くらいの価格で高性能PCが買えるし、SOFTだってそれくらいの価格で買えるんです。
書込番号:10869341
0点

面白いことをお考えですね。
ノクトビジョン(暗視スコープ)という製品があります。これは光電子増倍素子という素子を用いるものですが、1個の光子を100万倍ぐらいにするようにしています。昔は真空管、今はマイクロチャンネルプレートなどを使います。
これをレンズの前方に付ければ相当に暗いところまで撮れるでしょうね。でも、明るいところも同時に増倍するので白飛びだらけになるかもです。
上記の場合、あまり細かい経産はしていませんが、現状のISO10万はISO1000万程度にはなるかもですね。
書込番号:10870254
0点

解りません。o(^∇^o)(o^∇^)o
というのが実際の所でしょうね。コンデジでも裏面照射型センサーとか複数素子による高感度モードなどここへ来て、ブレイクスルーの技術がでてきております。
センサーの感度もAPSセンサーに比べて、まだ余裕を感じます。
もう2-3段ぐらいは1・2世代の間に達成しそうですね。
まあ、拡張感度より、256000や51200まで常用できるほうが嬉しいです。
書込番号:10873187
0点

皆様、レスありがとうございました。
私は今現在D300を使用しております。
で、このカメラでは、どうしても撮れない、低照度に遭遇するのは
年に2−3回でしょうか?
ISO10万、あるいはそれ以上が絶対必要と思っているわけではありません。
ただ、それを超えた感度が当たり前になれば、カメラという概念が
ちょっと変わるのかな、などと愚考しております。
コメットファイルさん
確かに、受光面の大きさの関数でもありますね。
カメ酔狂人
>感度は3.200もあれば十分なんじゃないですか
そうですね、今の撮り方では十分です。
Makinikonさん
>光電子増倍素子
へえ〜、そんなものがあるのですか。
であれば、理論上一個でも光量子があれば、いくらでも増感でき
限界は無いのですかね?
奥州街道さん
>まあ、拡張感度より、256000や51200まで常用できるほうが嬉しいです。
25万ですか?なんて、突っ込んじゃいます。(笑)
確かに、実用範囲が少しでも広がればいいんですけどね。
皆様ありがとうございました。
書込番号:10873518
0点

携帯からで失礼しました。察して頂きましたとおり、25,600です。
以前、D3で夜桜を手持ち撮影しましたが、ISO6400でももうちょっと高感度があればと
感じました。f2.8ズームを使用していましたので、単焦点を使えばと言われそうですが
構図の自由度があります&夜桜宴会中の人が多く、三脚が使えませんでしたので。
また三脚を使っても、結構風でぶれたりします。こういった場合は高感度欲しいですねえ。
D3を使っていて「贅沢な」と言われそうですが、ISO25600・51200が実用的になれば、f2.8
ズームだけであらゆる局面で事足りそうです。
書込番号:10874357
0点

555μm の単波長光を当てたとして、
画素ピッチを p [μm]、ISO100 で適正露出時の一画素あたりの光子数の理論値は
N = 0.4066 * p^2 * 10^3 [個]
です。
この機種の画素ピッチは 8.46 μm なので、計算すると
N = 29000 個 @ ISO100
です。
ISO102400 では
N = 29000 * 100/102400 = 28.4 個 @ ISO102400
です。
8bit の最大値 255 の三段落ちの「32」を下回っていますので、このあたりが限界ではないかと思うのですが(一般的な「グレー」は二段半落ちの「45」)。
書込番号:10874647
3点

ととべいさん、こんにちは。
セキガクな者ではありませんが・・・(^_^;A
つまらないことですが、ISO感度というのがそもそもあやふやなものですよね。
ノイズだらけで使い物にならない、という判断目安はメーカーによって異なりますし、ISO感度も一応の目安に過ぎず、実際のデジタル一眼では、ちょっと区々(まちまち)ですよね。
D3sなどISO20万を設定できるようにすることも可能だったかもしれませんね。
理論を離れて、実際の撮影の話をしますと、私の場合は、D3登場により、「休日カメラマン」から、ウィークディ夜も含む「仕事時間以外カメラマン」に活動領域が広がりましたが、個人的な基準からすると、D3sでも、女性などの人物写真ではIS800、夜の街の撮影ではISO10000くらいがギリギリ許容限度だと思っています。
D3sだって、高感度ノイズは無いわけではありませんからね。(^_^;)
あと2段くらい上げてもらうと、意図的なスローシャッター表現以外では三脚不要になる感じですね。
理論はわかりませんが、ニコンは、さらにじわじわと高感度性能を上げると思います。
しかし、現在のフォト・ダイオードではなかなか厳しいような気もしますね。根本的な技術革新があるかもしれませんが。
書込番号:10875953
1点

あ、すいません。説明不足でした。
地下鉄駅入り口の等倍ピクセルは、D3sでこう写るのではなく、私が、トーンカーブでシャドウを持ち上げて階調がなくなる限界をチェックしたのをそのまま間違って掲載してしまいました。
お詫び致します。m(_ _)m
このカットは階調限界の御参考として。
書込番号:10876482
0点

京都のおっさんさん
>このあたりが限界ではないかと思うのですが
なるほど、そうですか。
(ベストアンサーとしたいのですが、つけ方が分かりません。すいません。)
こんな答えを期待しておりました。
式が正しいかどうかは私の知識では分かりませんが、なんかもっともらしいので
信用しちゃいます。
(ただ、波長の555μmは555nmではないですか?)
一番知りたかったのは、ISO10万てのは、限界に近いのか、まだまだ余裕があるのか
ということでしたが、このセンサーサイズと画素数では、どうやら限界に近いのですね。
あと、進歩があるとすれば、ノイズ低減法なのかな。
ありがとうございました。
TAK-H2さん
作例つきでありがとうございました。
TAK-H2さんの、限界は10000ですか。
実用10万とはやはり行かないようですが、1万はやはりすごい。
書込番号:10878406
1点

ああすいません。555nm です。
算出方法ですが、CIPA の「デジタルカメラの感度規定」が出典です。
http://www.cipa.jp/hyoujunka/kikaku/pdf/DC-004_JP.pdf
3ページの最後の方の
5. 測定方法
以下を読んでみると
(4)
Hm = 0.65*B*T/(F^2)
(5)
S = 10/Hm
の二式があります。S は ISO感度の値です。
ISO100 というのは Hm=0.1(ルックス*秒)の時に成立するのが (5)式よりわかります。
で(説明を端折っちゃいますが)、
1/683(ワット) = 1カンデラ (ただし波長 555nm の単色光)
1カンデラ = 1ルックス / 1ステラジアン
1ルックス = 1ルーメン / 1平方メートル
という関係があります。
なにやら難しいですが、ざっくり言うと
『1ルーメンは 1/683ワット(単位時間当たりのエネルギー)』、
『1ルックス*秒は 1/683ジュール/平方メートル(単位面積辺りのエネルギー)』
って感じで。
『ISO100 で 18%グレーを適正露出で撮ると、像面には 1平方メートルあたり 1/683ジュールの光エネルギーが蓄えられている』
が、ここまでの考察でわかりました。
後は「555nm の光子1個のエネルギー」で割れば(除算すれば)、ようやく「ISO100 の光子数(ただし 1平方メートルあたり)」が求まります。
555nm の光子の波長は 540*10^12 Hz です(光の速度、秒速30万キロメートルより求める)。
すると
光子1個のエネルギー = 光の周波数(ヘルツ)* プランク定数(ジュール*秒)
実際に求めて
光子1個のエネルギー=5.4*10^14*6.63*10^(-34) = 3.58*10^(-19)(ジュール)
∴1平方メートルあたりの ISO100 の光子数 = 1/683 / 光子1個のエネルギー
あとは画素ピッチの単位 [μm] にあわせてください。
誤:N = 0.4066 * p^2 * 10^3 [個]
正:N = 0.4085 * p^2 * 10^3 [個]
計算時の誤差と思ってください。
光速をウィキペディアで調べて計算すると(555nm はたぶん正確な値)
N = 0.4088 * p^2 * 10^3 [個]
となります。
偉そうに書いてますが、私も最近まで知りませんでした。
きっかけは CIPA の感度規定を調べたことです。
それを元に、測光量の単位も知らなかったので、書籍で調べました(色彩光学 第2版 大田登 著)。
書込番号:10879467
2点

すいません、訂正と言うか。
>『1ルックス*秒は 1/683ジュール/平方メートル(単位面積辺りのエネルギー)』
これは合っているのですが、ISO100 というのは 0.1ルックス*秒です。ですから
>∴1平方メートルあたりの ISO100 の光子数 = 1/683 / 光子1個のエネルギー
これは間違えで、正しくは
∴1平方メートルあたりの ISO100 の光子数 = 1/6830 / 光子1個のエネルギー
です。
計算式の 0.40.... は合っています。
「光子数は 4000×画素ピッチの二乗」
って覚えればいいのでは?
書込番号:10879525
1点

ぼろぼろですね。
誤:「光子数は 4000×画素ピッチの二乗」
正:「光子数は 400×画素ピッチの二乗」
書込番号:10879632
0点

京都のおっさんさん
詳しい解説ありがとうございました。
私も一応理科系(機械系エンジニア)なのですが
年のせいか、式を追っかけるのが面倒になってきました。
CIPAの資料をちょっと見ましたが、あきらめました。。。
書込番号:10883344
0点

もう、既にスレ主様は御納得された話題かもしれませんが、余談を1つ。
巷では超解像技術を搭載したデジタルコンパクトカメラの話もあります。
これはデジタルズーム等で荒れた画像を補間処理してクリアな画像に
換える事ができたりします。
補間と言えば今主流のCCDやCMOSセンサーはベイヤー配列と言う
形で色を補間しあって画像を生成しています。
もちろん、D3sも例外ではありません。
CCDやCMOSは極端に言えばセンシティブなソーラーパネルです。
受光すると電気を発生し、それを信号に換えて画像にしています。
しかし、全ての受光面に光を受ける必要があるのでしょうか?
もちろん、現状では受光していない部分は黒くなります。
しかし、ある程度疎らでも受光している部分があるのなら間を補う事
は可能でしょう。
ベイヤーが色を補間しあうように有らざる光を補間しくことは不可能で
はないでしょう。
後はソフト的な再現アルゴリズム次第では、ほとんど光もなく肉眼では
全く何も見えないような状況でも鮮やかな像を描き出す日もくるかもし
れません。
現時点で民生用のCCD、CMOS、或いはそれらを使う画像処理で、
このような特殊な画像復元をするようなカメラの話は聞きませんが、
これらの技術も実用化した上でのISO感度を搭載したカメラも売り出
されるかもしれませんね。
眉唾な妄想話、大変失礼しました.。
書込番号:10889106
1点

スーパーカミオカンデもデジカメのようなものなんでしょう
ISOに直したらどのくらいになるやらw
可視光線でも望遠鏡のスバルでハイビジョン撮影したカメラは
20等星くらいまで撮影できるそうですから、今のデジカメの
数百倍の明るさになるのでしょうか
(テレビのシャッタースピードは1/60)
ISOの数字は倍々で増えますから、数億になるのかな?
結局、価格と大きさを考えなければ、いくらでも感度は
よくできるんじゃないでしょうか?
書込番号:10889201
0点

あれ、またレスが。
量子力学のとくところでは、光のエネルギーはアナログではなく、デジタルなものです。
最終的には、1か0です。
なので、無限にISOがあがるわけではなく、どこかに限界があります。
スバルが20等級の星までも見えるのは、巨大な反射鏡で光を集めているわけですが、
わずかでもそこに光があるからです。
なので、atosパパさんのおっしゃるように、巨大なカメラであれば、限界はあがるでしょうが
が無限ではない。
京都のおっさんさんの話では、FXサイズの12MではどうやらD3sは限界に近いらしい。
ということです。
ま、こんな話をしてもあんまり意味が無いか。
私はいつもatosパパさんの妖艶な絵に見せられております。。。
書込番号:10892720
0点


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