


写真・カメラ・レンズの話をするとき,
用語の定義があいまいになったり誤解されたりすることが多いように思うので,
整理してみました。
誤り等ありましたら,ご教示ください。
疑問や異論がありましたら,どうぞご遠慮なく。
★被写体の明るさ
レンズともカメラとも無関係に存在する。撮影するときは「Ev値」で表す。
Ev値が同じでフィルムやセンサーの感度が同じなら,フォーマットの大きさに関わりなくどんなカメラでも,
原則として同じ露出を与えてよい。
★レンズの明るさ
口径と画角で決まる。
同じ口径なら,画角が大きいほど(=焦点距離が短いほど,したがってF値が小さいほど)明るい。
同じ画角(=同じ焦点距離)なら,口径が大きいほど(したがってF値が小さいほど)明るい。
フォーマットの大きさとは無関係。
★センサー全体の受け取る明るさ
同じ画角で同じF値のレンズは,口径とイメージサークル径の比が同じなら,
センサーの大きさにかかわらず同じ明るさを与える。
★個々の撮像素子の受け取る明るさ
センサーの大きさと撮像素子の数によって決まる。
個々の撮像素子が小さいと・・・どうなるんでしょうか。どなたか教えてください。
★高感度ノイズ
撮像素子のピッチ・個々の撮像素子の受け取る光量・コンデンサーによる増幅のしかたなど,
さまざまな要素がからんでいるようだけれど・・・よくわかりません。どなたか教えてください。
★イメージサークル
同じ焦点距離・同じ口径(したがって同じF値)のレンズでも,凸レンズと凹レンズの組み合わせによって,
イメージサークル径は自由に設計できる。
大判カメラはアオリを多用するのでイメージサークル径を大きく設計するが,
35ミリ判以下ではフォーマットサイズをぎりぎりカバーする程度に抑えることが多い。
(「APS-Cサイズ限定」である筈のペンタックス「DAレンズ」には,35ミリ判をカバーするものも多いようですが)
★分解能
分解できる最小の画角。回折限界。口径に比例する。他の要素は関係をもたない。
分解能よりも画素ピッチが小さくなると,「画質が低下」して見えるから,ある値をこえて絞りすぎてはいけない。
その値はフォーマットの大きさによって変わり,フォーマットが大きいほど大きな値となる。
(つまり,フォーマットが大きいほど,遠慮なく絞り込める)
★被写界深度
レンズの焦点距離・F値・撮影距離・最小錯乱円の大きさで決まる。
求める式は複雑で,単純な比例式ではない。
フォーマットの大きさは,直接の関係をもたないが,
画角を同じにすればフォーマットが大きいほど焦点距離が長くなるので,同じF値なら被写界深度は浅くなる。
★パースペクティブ
撮影距離によって決まる。焦点距離など他の要素は無関係。
焦点距離によって変わるとの錯覚がおきるのは,主要被写体との距離を変えるからにすぎない。
定義しておくべき用語が他にもあったら,書き込みをお願いします。
書込番号:11133882
1点

★パースペクティブディストーション
撮像面を俯瞰姿勢や仰角姿勢にすると、被写体がゆがむ現象。撮像面のアオリで調整可能。
「パースの調整」という言葉を使うときは、以前なら上記の意味を指していたと聞きましたが、最近はなんでもかんでも「パースの調整」と使うようです。
書込番号:11133928
0点

>>レンズともカメラとも無関係に存在する。撮影するときは「Ev値」で表す。
LV(light value)の方がいいと思います
EVはISO感度を併記しないといけませんので
>>レンズの明るさ
>>口径と画角で決まる。
>>同じ口径なら,画角が大きいほど(=焦点距離が短いほど,したがってF値が小さいほど)明るい。
>>同じ画角(=同じ焦点距離)なら,口径が大きいほど(したがってF値が小さいほど)明るい。
>>フォーマットの大きさとは無関係。
なにを持って「明るい」とするか・・という話になるので定義しないほうがいいと思います
定義するなら大(有効)口径=明るいとしたほうがいいと思います
特にフォーマットでの縛りを除去(それはいいことだと思います)したい場合
撮像面からある距離にある二点を300mmF2.8でギリギリ分離できるのだとすると
焦点距離が150mmの場合F1.4でないと分離できませんので
そのほうが「★イメージサークル」の項の説明とも整合性がとれると思います
>>★被写界深度
>>レンズの焦点距離・F値・撮影距離・最小錯乱円の大きさで決まる。
>>求める式は複雑で,単純な比例式ではない。
>>フォーマットの大きさは,直接の関係をもたないが,
>>画角を同じにすればフォーマットが大きいほど焦点距離が長くなるので,同じF値なら被写界深度は浅くなる。
これも微妙な表現だと思います
レンズの焦点距離・F値・撮影距離・最小錯乱円の大きさで決まる。
↓
有効口径・撮影距離・許容錯乱円 で決まるでいいと思います
画角を同じにすればフォーマットが大きいほど焦点距離が長くなるので,同じF値なら被写界深度は浅くなる。
↓
フォーマット異なる二つのカメラでは画角と有効口径を同一にすれば被写界深度も等しくなる
>>くろけむしさん
仰角をつけて撮影をすることで主面からビルの上部が遠くなりビルの下部が近くなる
遠くのものが小さく写っている普通の現象(パースペクティブ)に過ぎず
撮影テクニックの側面からわけてしまうと返って混乱すると思います
書込番号:11133980
1点

> ★レンズの明るさ
> 口径と画角で決まる。
> 同じ口径なら,画角が大きいほど(=焦点距離が短いほど,したがってF値が小さいほど)明るい。
> 同じ画角(=同じ焦点距離)なら,口径が大きいほど(したがってF値が小さいほど)明るい。
> フォーマットの大きさとは無関係。
「口径と画角で決まる。」という定義が良く分からない。
同じ50mmの焦点距離で口径(フィルター径)が52mmでもニコンの場合f1.2/1.4/1.8とある場合もあるし、
画角まで意識したら、f値固定のズームレンズが存在しなくなる。
(上記50mmの場合、f2,8ズームだと77mm(フィルター径)だが、明るい単焦点だと52mm(フィルター径))
「レンズの明るさ」だけを説明するのならば、画角は関係なく単純に『絞り値の低い物が明るい』となるのでは?
一応…(←低1-1.4-2-2.8-4-5.6-8-11-16-22-32-64高→)を踏まえた上でね。
画角は、度数で示すから大小でも分かるけれど、広い狭いの表現の方が分かりやすいかな。
書込番号:11134064
0点

> ★センサー全体の受け取る明るさ
> 同じ画角で同じF値のレンズは,口径とイメージサークル径の比が同じなら,
> センサーの大きさにかかわらず同じ明るさを与える。
シャッタースピードは?
それこそ、画角は全く関係なく、同一EV値で撮影すればフォーマットに関係なく同じになる。
書込番号:11134104
0点

レンズの明るさ=F値ですが、レンズの焦点距離を有効口径で割った値です。
レンズの口径というのを前玉直径やフィルター径という意味で使っているのなら
間違いだと思います。
それに、画角は焦点距離によって決まるもので、口径やF値とは直接的な関係はない
と思います。
写真関係の用語はすでに定義されているものですから、ネットでも書籍でも調べれば
出てきます。ご自身で定義するとかえって間違った解釈になりかねません。
書込番号:11134108
6点

11134064の書き込みでフィルター径で説明しているのは便宜上の話で、
ramuka3さんの説明されている通りです。
書込番号:11134142
0点

明るさには、色々有るので、ただ明るさという表現では紛らわしいです。
★レンズの明るさという場合は、F値が定義されています。
単純にレンズの焦点距離を有効口径で割った値です。
光に関連する色々な明るさには、光度、光量、照度、輝度、露光量、視感度などがあります。
エネルギーを考えるときは、別途。
★被写界深度
>レンズの焦点距離・F値・撮影距離・最小錯乱円の大きさで決まる。
最小錯乱円ではなくて許容錯乱円径です。
焦点深度(ピント合わせをするときに多少レンズと像面の距離がずれてもピンボケが分からない(許容)範囲を焦点深度と言います。
許容錯乱円径は焦点面のことなので数値が小さいです。
この範囲を被写体側に置き換える計算をしたものが、被写界深度です。
ここでピンボケが分からない(許容)範囲といっているように、この値は大きく引き伸ばす可能性があるときは、小さく、あまり伸ばさないときは大きく決めてよいわけです。
つまり固定したものではないのです。
だからフォーマットが違うカメラの被写界深度を比較したいときには、カメラの用途が違うので、この数値を、それぞれどうするかで、答えが違います。
写真の用語や物理、光学など用語や定義は、先人や公的な機関で決められたものが多くあります。
それらを調べるようにして、これらはコピペによって出来るだけ標準化には、協力していただくのが、世のため人のためと思います。
書込番号:11134548
1点

「ねむたい(ねむい)」写真であるとか「かぶっている」とか「けられ」があるというような、写真業界の独特な俗語的表現もカバーしてくださいませ。
書込番号:11134760
0点

できるだけわかりやすく理解しようとしますと、だんだん正確ではなくなってしまいます。
また、自分だけが納得できる言葉で論を言い合ってもさほど意味があるとは思えません。
このような用語の意味論議で一番良い方法はリファレンスを挙げることでしょうね。
例えば、私は「分解能」ではCIPAガイドラインを挙げましょう。
http://www.cipa.jp/hyoujunka/kikaku/pdf/DC-003_j.pdf
同じように
★レンズの明るさ
★高感度ノイズ
★被写界深度
★イメージサークル
等についても、リファレンスを挙げることによって、より有益な議論になります。
何を意味するか、とは、どのように測定し評価するか、と同義だからです。
書込番号:11135204
2点

専門用語はJIS及び関連の学会・工業会で既に規定されております。
学会・工業会規格(規定・規程)がJIS化されていく例が多いです。
なお、ISO・IEC等も国内事情に合わせて関連学会・工業会で取り纏め、
経産省(及び日本規格協会)を経てJIS化されています。
ここで用語の定義は不似合いかと思いますが。
書込番号:11135244
5点

isoworldさんご提案の、独特な俗語的表現の曖昧さを少なくするのは大賛成。
JIS等で規定されている用語より余程難しい側面を抱えています。
太い線だとか、細い線?
書込番号:11135266
0点

うさらネットさん
>ここで用語の定義は不似合いかと思いますが。
私はそうは思いませんよ。
用語の定義は仰られるように確かにあるのですから、そのオーソライズされたソースを紹介しあうのは、正確な意味が知りたいスレ主にはとても意味があると思います。
JISも含め、身近な出来事です。
一方で、isoworldさんの仰る写真業界の独特な俗語的表現もウイットに富んだやりとりで出来ればとても楽しいですが、それはまた別ですね。
いや、でしゃばってすみません。>スレ主さま
書込番号:11135418
1点

皆さん,返信ありがとうございます。
個別のレスは後ほどさせていただきますが,取り急ぎ補足と訂正です。
○【口径】は全て【有効口径】です。フィルター径や前玉の直径ではありません。
○「分解能」で【画角】と書いたのは,【角度】の誤りです。
○「被写界深度」の【最小錯乱円】は,【許容錯乱円】の誤りです。
○「定義」というのは,ちょいと言い過ぎでしたね。
「意味」あるいは「理解の仕方」という程度でお考えいただければと思います。
書込番号:11135508
2点

二つの考察角度、考え方があると思います。
一つは“大陸の銀塩”と名付けて、ミリあたりのLP数や、平方ミリあたりの光量と言います。
もう一つは“新世界の光”と言い、画面全体(画面高)あたりのLP数や、画面全体の感光量の
考察があります。二つは矛盾なく別々で成立しますが、混ぜたら混乱します。
今まで良く使うF値や、感度(ISO)、解像(LP/mm)などは“大陸(仏独)の銀塩”のことで
単位長や、単位面積のことだけを言います。写真がどうなるかは、それはまた別です。
昔も、ハーフサイズ、35ミリ判、中判、大判まで、同じ感剤を使ってました。露出計算も、
現像も同じです。これは便利ですね。しかしそれがイコール写真の画質が同じとは違います。
誰もそう言ったことがありませんよ。同じ感剤でも写真が全く別物です。
“新世界の光”(もっと良い名前が欲しい)とは、真珠湾攻撃の年にアメリカで確立された
テレビシステムと言います。テレビのサイズがさまざまですから“大陸の銀塩”のやり方は
破綻します。このシステムは今の写真解析の基礎にもなってます。
二つの違う角度があるを思って、もう一度用語定義を整理したらすっきりすると思います。
書込番号:11135538
2点

だからさ、異なるフォーマットで同じ画質を語ること自体が無意味なの。
それを「てにをは」が出鱈目で文脈を把握しにくいだけでなく、独自の不思議な日本語で善良な一般人を翻弄するのは即刻やめてくれ。
書込番号:11135807
14点

くろけむしさん,こんにちは。
「パースの調整」という言葉が,「パースペクティブ・ディストーション」の補正以外に使われているんでしょうか。
う〜ん,どんな調整なんでしょう・・・使われる場面が想定できません^^;
BABY BLUE SKYさん,こんにちは。
丁寧でわかりやすい修正・説明をありがとうございます^^
「明るい」の定義って,難しいんですかね〜。某所でもめてたんですが^^;
被写界深度は,たしかに「有効口径・撮影距離・許容錯乱円で決まる」の方がいいですね。
「フォーマットが異なる二つのカメラでは,画角と有効口径を同一にすれば被写界深度も等しくなる」もわかりやすいです。
書込番号:11137033
0点

tiffinさん,こんにちは。
入力の手間を惜しんで「有効口径」とせず「口径」としたのは,いけませんでした。
レンズの明るさが「口径と画角で決まる」と書いたのは,「なぜF値が小さいと明るいのか」を考えた結果です。
結局は同じことを言ってるんですが,かえってややこしくしちゃいましたね^^;
「センサーの受け取る明るさ」については,同じなら当然シャッタースピードも同じでよいことになります。
ramuka3さん,こんにちは。
まずは「口径」を「定義」すべきでしたね。
口径と焦点距離で決まるのは,「分解能」という「角度」で,「画角」というのは誤記です。すみません。
ネットでの情報はあちこちに分散しているので,まとめたいと思いました。
いい用語集があったら,教えてください^^
書込番号:11137071
0点

ピンポンジルバさん,こんにちは。
同じ有効口径でも,なぜ焦点距離がちがうと明るさが違うんだろうと考えた結果,ああいう表現になりました。考えすぎですかね^^;
それにしても「明るさ」というのは,曖昧過ぎる日常語なんでしょうか。だとすると,おいそれとは使わない方がいいのかもしれませんね。
「最小錯乱円」は,「許容錯乱円」の間違いです。たしかにどれだけ拡大するかによってその径は異なると思いますが,フィルムの時代は一定の値が与えられていたように記憶しています。(最大に拡大した場合を想定していたんでしょうか)
でもデジタルの時代に入って,正直よくわからなくなってます^^;
isoworldさん,こんにちは。
そういう言葉も意味の明確化ができるといいですね。
ぜひ,書き込んでください。お待ちしています^^
書込番号:11137113
0点

灰色のガンダルフさん,こんにちは。
たしかに,単純化すればするほど,不正確になりますね。
でも正確を期すれば期するほど,やたら複雑になって伝えにくくなるような^^;
ちなみに「分解能」は引用くださった「解像度」とは異なって,昔から天体望遠鏡のレンズの指標とされてきた値です。
経験値をもとにして回折限界を表したもので,通常,115.8秒/口径(mm)によって求めます。
人間の眼を相手にした数値だったと思うので,カメラにそのまま当てはめていいのかどうかは問題ですが・・・
うさらネットさん,こんにちは。
「定義」を自分で決めよう,などという無茶なことは思ってません^^ゞ
カカク上でよく紛糾する用語の意味を明確化したかっただけで。
そういう意味では,明確化したい用語はたくさんありますね。
書込番号:11137141
0点

うる星かめらさん,こんにちは。
お待ちしておりました^^
ここで思う存分持論を展開していただけたらと思います。
今のところ,やっぱり理解を超えてますが^^;
「大陸の銀塩」「新世界の光」どちらも,検索ではひっかかってくれませんでした・・・
大場佳那子さん,こんにちは。
そういうことも含めて,この場をつくりましたので^^
思う存分,やっちゃってください(笑)
書込番号:11137160
1点

BABY BLUE SKYさん,ひとつ書き忘れました。
「LV値」というもの,初めて知りました。
LV=BV+SV=TV+AV
(BV:被写体の輝度,SV:感度,TV:シャッター速度,AV:絞りの,それぞれAPEX値)
と考えればいいのでしょうか。
ちなみにAPEX値というものも,初めて知りました^^;
書込番号:11137178
0点

> 「大陸の銀塩」「新世界の光」どちらも,検索ではひっかかってくれませんでした・・・
人の話しより、自分がどう思うかと思いますが、まずは、“フォーマットの違うカメラは、
F値や感度が同じでも、同じ画質、被写界深度の写真が撮れない”を確認したいと思います。
それから何故撮れないのかを追及して、表現が違うかも知れませんが誰も自分と同じ結果が
得られると思います。写真の原理が分かれば算数だけですので、難しいことではありません。
一つの表現は以下の通りです(画面全体の考察、シャッタースピードは同じであれば良い)
# 画角・口径が同じであれば、フォーマットサイズに関わらず、
# 写真の感光量と画質、被写界深度、回折ボケが全て同じになります。
書込番号:11137249
0点

BABY BLUE SKYさんは既に同じこと仰いましたね。
皆が知ってますが、検索に引っかからない、それは私のせいではありません。
カメラ業界の人に聞いたらと思いますが、カメラ業界の人は誰も人に余計なことを言いませんね。
書込番号:11137269
0点

うる星かめらさん
># 画角・口径が同じであれば、フォーマットサイズに関わらず、
># 写真の感光量と画質、被写界深度、回折ボケが全て同じになります。
感光量・回折ボケについては,同じだと思います。
被写界深度については,複雑な計算式がありますね。「全く同じ」とまで言っちゃっていいんでしょうか。
単純に考えれば「全く同じ」と言える気もしますが,それでいいのかどうか。
ただ,少なくとも,計算すると「ほぼ同じ」とは言えるようですね。
http://www.asahi-net.or.jp/~kv5y-aon/DOF/dof.html
「画質」・・・これは定義が必要でしょう。定義してください^^
書込番号:11138527
0点

うる星かめらさん
>一つは“大陸の銀塩”と名付けて、ミリあたりのLP数や、平方ミリあたりの光量と言います。
>もう一つは“新世界の光”と言い、画面全体(画面高)あたりのLP数や、画面全体の感光量の
>考察があります。二つは矛盾なく別々で成立しますが、混ぜたら混乱します。
なかなか面白い名付けだと思います。
しかし、ミクロの考察とマクロの考察のときの用語を混ぜて混乱させているのは、「うる星かめらさん」ご自身のように拝察します。
用語を、お調べになるようにお勧めします。インターネットも物理学の教科書なども役に立つと思います。
フォーマットの異なるカメラで、同じ画質になるように努力なさって、ご苦労さまです。
メーカーでは、フォーマットが違うカメラは、それぞれ、その特徴を生かすように設計するのが一般的と思います。同じ画質になるような研究・開発は、しないと思います。
また、このサイトなどを含めてのカメラマン一般も、フォーマットの違うカメラで、同じ写真を撮ろうと言う努力ではなくて、それぞれのカメラで良い写真を撮ろうと精進しているのだと思います。
>一つの表現は以下の通りです(画面全体の考察、シャッタースピードは同じであれば良い)
># 画角・口径が同じであれば、フォーマットサイズに関わらず、
># 写真の感光量と画質、被写界深度、回折ボケが全て同じになります。
確認・質問:
1.この場合の「写真の感光量」とは、何ですか。
2.この場合の「画質」とは、概ね、どのようなものですか。
3.この場合の露出は、どうなりますか。
4.この場合のフォーマットの違うカメラの撮像素子は、それぞれ、概ね、どのようになっていれば、この表現が成り立つのでしょう。
5.フォーマットの違うカメラで、それぞれ写真を撮ったことはありますか。
書込番号:11138841
11点

ピンポンジルバさん
言われてみれば確かに、「感光量」は微妙ですね〜。
『感光量・回折ボケについては,同じだと思います。』
↓
『入射量・回折ボケについては,同じだと思います。』
に訂正します。
書込番号:11139092
0点

世の中には自分で物事を考えずに騒ぐだけの人間が多いという見本のようなものですね。
>確認・質問:
>1.この場合の「写真の感光量」とは、何ですか。
>2.この場合の「画質」とは、概ね、どのようなものですか。
>3.この場合の露出は、どうなりますか。
>4.この場合のフォーマットの違うカメラの撮像素子は、それぞれ、概ね、どのようになっていれば、この表現が成り立つのでしょう。
自分で答えを書くべきですね。
>5.フォーマットの違うカメラで、それぞれ写真を撮ったことはありますか。
大変失礼な質問でしょう。
書込番号:11139222
0点

相手によりますな
皆さん頑張ってください
スピンオフする前から拝見してますよ。
書込番号:11139333
6点

lin_gonさん
>同じ有効口径でも,なぜ焦点距離がちがうと明るさが違うんだろうと考えた結果,ああいう表現になりました。考えすぎですかね^^;
>それにしても「明るさ」というのは,曖昧過ぎる日常語なんでしょうか。だとすると,おいそれとは使わない方がいいのかもしれませんね。
どういうときの明るさか、言葉を使う場面を限定して使えば混乱はしないでしょう。
F値の場合は、「レンズの明るさ」に限定して使います。
実際レンズは、それ自体明るく光るわけではないですけれど。
>なぜ焦点距離がちがうと(像の)明るさが違うんだろう
★F値と像の明るさ
被写体が、ある明るさとしてレンズ系で像を作ったとき、レンズの有効径を2倍にすると面積は4倍になるので、光の量は4倍取り込まれますので、像の明るさは有効径の2乗に比例します。
次に、像の大きさが関係します。
入射した「光の量」(これは明るさではなく量)が同じでも広い面積に広がれば、密度が薄くなり明るさは低下します。
像も面積なので像の倍率が2倍に大きくなると、像の明るさは1/4倍になります。
被写体までの距離を無限遠としたとき像の大きさは、レンズ系の焦点距離に比例します。
これから、像の明るさは、レンズの有効径の2乗に比例し、焦点距離の2乗に反比例することが分かります。
そこでF=レンズの焦点距離/レンズの有効径 ......と定義します。
この定義によって「像の明るさは、F値の2乗に反比例する」と言えます。
なぜ無限遠としたかというと、被写体が無限遠にないときは、レンズが伸びて焦点距離が長くなります。
このときのF値は、実効F値といいます。マクロ撮影では、かなり暗くなります。レンズが(伸びない内焦式は別)
書込番号:11139777
1点

○ スレ主さん[11138527]のカキコに対しての返事です。
そう仰るならlin_gonさんとの議論は十分だと思います。後は細かいです。
“ヨーロッパの銀塩”の世界では、露出、被写界深度、回折ボケ、どれもF値に関連しますが
画面全体を見てる、露出、被写界深度、回折ボケ、どれも同じ動きが見られます。
安易に“フォーマットが小さいから画質が悪い”と言い人もいますが、
それは違います。画質が悪いのは、単に口径が小さいから、それだけです。
安易に“フォーマットが小さいから被写界深度が深い”と言い人もいますが、
それも違います。被写界深度が深いのは、単に口径が小さいから、それだけです。
ヨーロッパでも、新大陸でも、立場が違いますが、仕組みが一緒なんですね。
画質。ここで議論してる画質は、感光量によるノイズだと理解してますが、
それを測る量はSNRなんですね。これは万国共通と言うか、いろん分野で使われてます。
しかし、SNRは写真には馴染まない?ですので、感光量(また感光量の差)で表現します。
感光量や明るさは今までのとほぼ同じです。違いはただ一つあります。
今まではの計算は光量を単位面積で割るのですが考察対象が単位面積ではなく写真ですので、
光量を感光素子全体の面積で割れば良いです。
○ ピンポンジルバさん、
> 像も面積なので像の倍率が2倍に大きくなると、像の明るさは1/4倍になります。
それは像の明るさではないでしょう。単位面積は像と違いますから。
この状態では像の明るさが同じです。撮った写真の画質も同じです。
ご自身で計算になり実験になり確かめてください。
書込番号:11141192
1点

SNRの計算と比較。
感光素子全体のSNRだと思いますが、同じ比例の部分も比較できます。
具体的に画素数が同じの場合、画素対画素のSNRも使えると思います。
また、画素数が多ければ、画素のSNRが低下しますが、感光素子全体のSNRが変りません。
(旧大陸の)単位面積のSNRもあります。センサーの技術レベルを比較する時に重要です。
しかし、写真の話しになりますと、フォーマットが違ったら使えなくなります。
同じ比例の部分じゃなくなりますので、写真の意味が持たなくなります。
書込番号:11141292
0点

知り合いがね、写真のコンテストに応募したんですね。小さな規模のものですけど。
雪景色。とあるデジイチで撮りました。
その写真、なんか変だなと思ってExifを見たら、感度が3200だったんですね。
ええ、そりゃもうノイズものりまくりですよ。
その人、あまり露出のことを知らないんですよ。数十年も写真を撮っているにも関わらずにね。
その3200という感度の原因は、息子さんがいじっていたときに設定してたらしいのですが、それに気付かず撮影してしまったんですね。
しかも、撮影した本人は、写真データを確認することもしていない、というか、できないんですね。
だいたい、考えて撮影する人なら、撮影時には経験的に露出ってこんなもん、という想像ができるけど、この人にはそれもないんですね。
でもね、その写真、コンテストで一等賞を穫ったらしいんですよ。
受賞理由が、雪にのったノイズらしいです。
ノイズが「味」と評価されたんだって。
奇麗なだけでは、人の心を動かせないというお話でした
それにしても、変な日本語。あっ、わたしのことは棚に上げていますよ。てへっ!
書込番号:11141315
7点

>そこでF=レンズの焦点距離/レンズの有効径 ......と定義します。
>この定義によって「像の明るさは、F値の2乗に反比例する」と言えます。
像の明るさと言うよりは「結像面の明るさ」ですね。正確には(もう書かれていますが)無限遠からの焦点像の明るさなので焦点面の明るさ、となるでしょうか。
「明るさ」と書きましたが、「照度」ですね。単に像面照度を求めたら、レンズ固有のスペックだけで表せたと。外光条件以外他に何も式に現れないから「こいつをレンズの明るさということにしてしまえ」ということですね。
でも気をつけねばならないのは、「F値は像面照度」ということです。
うる星かめらさん が書かれてますが、写真界ってほんとミクロの世界が好きですよね。
解像度(本/mm)、目茶苦茶高い。でもコンデジの豆粒センサー。あれ? って。
まあそれでも回答は導けるのですが、必ず「センサーサイズはいくつだっけ?」って考えねばなりません。遠回りですね。
スレの主題(?)についてですが。
★パースペクティブ
近くの被写体ほど大きく、遠くの被写体ほど小さく像面に投影される現象。
被写体配置を固定すると、(近くの被写体の長さ)/(遠くの被写体の長さ) という比は撮影距離に反比例する。
被写体との距離は光軸を法線とする平面上に被写体を配置したときの平面とレンズ主点との距離。
って感じで。
書込番号:11141974
0点

ねむい、けられ、太い、細いなどは、定義というより、こんな感じで職人言葉のように使っています。
ねむい
ハイライトからシャドウまでのコントラストが一様で、変化が乏しく、さえない感じ
けられ
有効な光が一部遮られること。
フードがあっていなかったり、フィルターを何枚も重ね使用などで被写体からの光が一部遮られ画面の周辺光量などが不足して暗くなる現象。鏡筒内でけられていることもある。
太い、細い
被写体の1点から出た光は、レンズには収差があるので1点に結像しないで、周囲に広がるが、広がり方が中心に多く周辺に少ないときに芯のある感じになり、コントラストは低くても解像度が高くなる。
広がりが周囲に多く広がるときには、コントラストは高く解像感はあっても解像度は低くなる。
前者が線が細い、後者が線が太いと言われる。
書込番号:11142482
1点

京都のおっさんさん
>像の明るさと言うよりは「結像面の明るさ」ですね。
はい。それでも結構です。
像の明るさ、結像の明るさ、結像面の明るさなど文体や、そのときの書き物の前後の関係などで、同じ意味で使われています。
明るさ(lxなど)、速さ(m/sなど)、など全体の大きさを決めていないときは、全て単位あたりで表します。
照度も一定の光束で単位面積を一様に照らすときですので、明るさを表します。
実際に像面の明るさを測定するときは、照度(lx)であれば数値で示すことができます。
書込番号:11142639
1点

京都のおっさんさん,こんにちは。
「パースペクティブ」の正確で詳しい定義,ありがとうございます。
これを読むと,自分の書いたのがいかにテキトーだったかがわかります^^;
ところで,「F値は像面照度」の意味は,
「F値の2乗は像面照度に反比例する」で合ってますか?
特別純米酒さん,こんにちは。
ありがとうございます〜。
頑張って勉強します^^
書込番号:11143167
0点

ピンポンジルバさん
「(結)像(面)」を考えずに「レンズの明るさ」を考える場合,入射光量は,
有効口径の2乗に比例し,
対角線画角をΘとするとtanΘの2乗に比例する
と考えたんですが,間違ってますかねぇ・・・
でもって,画角が大きいほど焦点距離は短くなり,
必然的にF値は小さくなって,
その結果「F値が小さいほど明るい」ということになるのではないかと・・・
書込番号:11143187
0点

うる星かめらさん
一致する部分があってよかったです^^
「SNR」は,Signal Noise Ratio,つまり「S/N比」のことでしょうか。
だとすると,「画質」という曖昧な言葉を使うより,
単刀直入に「SNR」あるいは「S/N比」と書かれた方が,明確でわかりやすいと思いますが。
書込番号:11143206
1点

大場佳那子さん
ノイズは,なけりゃいいってもんじゃないですよね。
フィルムを増感現像して粒状感ザラザラの写真,けっこう好きです^^
書込番号:11143216
0点

[11143187]訂正です。
対角線画角をΘとするとtanΘの2乗に比例する
↓
対角線画角をΘとすると2tan(Θ/2)の2乗に比例する
書込番号:11143229
0点

もう1個訂正です。[11143206]
Signal Noise Ratio
↓
Signal to Noise Ratio
細かいことではありますが^^;
粗忽者ですみませんm(_ _)m
書込番号:11143250
0点

lin_gonさん
>「(結)像(面)」を考えずに「レンズの明るさ」を考える場合,入射光量は,有効口径の2乗に比例し,
ここまでは、いいですね。
>対角線画角をΘとすると2tan(Θ/2)の2乗に比例する
>と考えたんですが,間違ってますかねぇ・・・
このとき有効口径と画角しか知られていないですね。
すると、画角が大きくなる要因は、焦点距離が短くなることの他にも、焦点距離はそのままでも撮像素子が、大きくなると画角が大きくなりますから、この場合はこれは言えないと思います。
対角線画角を考えたときに、撮像素子サイズが決まったかのような錯覚を生じたかと思います。
ときどきやっていることですが、35mm判用のレンズをGF−1にアダプタで付けると画角だけが小さくなり、焦点距離と有効口径は変わらないので明るさは、変わりません。
実用レンズでは、F値や焦点距離が不明で有効口径と画角が知られていることは、ほとんど無いので、なぜ、このような思考をする気になったのかは、ちょっと分かりません。
普通の写真を撮る、カメラやレンズを選ぶには、フォーマットとF値や焦点距離とに着目したら良いと思います。
書込番号:11144756
0点

ピンポンジルバさん
想定してた「画角」というのは、私の用語の使い方が間違ってましたね。
たとえばイメージサークルが全て写りこむフィルム(あるいは焦点板)に写したときにカバーする角度、
といった意味だったんですが・・・
そもそも考えるべきは平行光線だからカバーする角度は関係ない、
同じ焦点距離だと有効口径が大きいほど光量が多い、
したがってF値が小さいほど「明るい」レンズだ、
ということですかね。
そうなると、焦点距離が違う場合は、
やっぱり「結像の大きさ」を抜きにしてレンズだけでは語れないんでしょうか。
う〜ん、基本ができてませんな^^;
あ、もちろん普段は「画角は焦点距離とフォーマットサイズで決まる」と考えてますよ^^
書込番号:11145105
0点

>そうなると、焦点距離が違う場合は、
>やっぱり「結像の大きさ」を抜きにしてレンズだけでは語れないんでしょうか。
レンズの明るさは、焦点距離と有効口径だけでいいんですよ。
それ以上何も考えないでいいです。それがF値の使われる理由です。
明るさの場合、イメージサークルが、けられずに十分に有るだけで画角も無関係です。
F=f/D
書込番号:11145419
0点

レンズの明るさを理解できればと思いますが、それが実用的にどんな意味を持つのかですね。
今まで良く使われるのは、単位面積の計算で、実用性も感度計算だけになります。
明るいレンズがあれば、低感度感剤が使え、画質の良い写真が撮れます。
しかし、画質が良いとはあくまで同じフォーマットの場合です(同じ部分の比較)。
また明るさ = 単位面積の光量と言われますが、これはあくまで便宜上の使い方です。
明るさの定義は、国語辞書を調べたらと思いますが、SNRと理解して良いでしょう。
SNRが基本的な、先の量で、単位面積の光量は付随的な、後の量になります。
例えば同じ照度で、人間が暗いと思っても、フクロが明るいと思う場合もあるでしょう。
明るさを話す前に、まずはセンサーが何だ?と決めなければ意味がありません。
書込番号:11146312
0点

lin_gonさんへの答えの続きでもありますが、写真の観点からは、明るさと画質は同じものと理解して良いです。
感光して写真になって初めて画質を考察できますが、その考察の結果は感光時の明るさの定義になります。
簡単だと思いますが、問い合わせがあれば詳しく説明していきます。
書込番号:11146351
0点

うる星かめらさん
>レンズの明るさを理解できればと思いますが、それが実用的にどんな意味を持つのかですね。
実用的な意味があるかどうかは疑問ですけど,
ここが議論の分かれ目なんじゃないかと思うんですが,違います?
「レンズの明るさ」が
第1に有効口径によって規定される,という点では一致していても,
第2がF値なのか画角なのか,という点で意見が分かれているんじゃないでしょうか?
それとも「F値である」という点で皆さん一致しているんでしょうか?
書込番号:11146371
0点

有効口径ではなくF値で定義されたレンズの明るさも重要だと思います。
F値は実に素晴らしいものです。焦点距離も光学の基本中の基本です。
しかし写真の話しになりますと、どれも換算される羽目になります。
書込番号:11146393
0点

それは,「画角は無関係」という意味にとっていいんでしょうか。
となると,
# 画角・口径が同じであれば、フォーマットサイズに関わらず、
# 写真の感光量と画質、被写界深度、回折ボケが全て同じになります。
の「画角」の部分も,消さないといけないように思うんですが,いかがでしょう。
書込番号:11146396
0点

画角が先にくるものですよ。写真は構図ですから、画角がないと写真が分からなくなります。
“大陸の銀塩”は写真を無視して単位長・面積だけを見るものですから、F値という素晴らしいものが使えました。
これも何故口径なのに口径と言わず、換算F値を使いたい理由のひとつです。
写真の立場も守って、F値の利便性も利用したいのです。
書込番号:11146415
0点

ということは,「画角」は
「明るさ」を決めるものではなく,
「構図」を決めるものである,ということになると思うのですが,
そう理解していいのでしょうか?
書込番号:11146422
0点

> それとも「F値である」という点で皆さん一致しているんでしょうか?
最初から二つの視点、二つの定義があると言いましたね。F値はその一つです。
書込番号:11146424
0点

>画角と口径が明るさを決めます。
口径はわかりますが,
画角が明るさを決める理屈を教えてください。
画角をΘとしたとき,光量は2tan(Θ/2)の2乗に比例すると考えていいのでしょうか?
それとも,別の理論があるのでしょうか?
書込番号:11146442
0点

簡単な説明は、レンズの向こうに均質な壁があると想像します。
画角が倍になりますと、見える範囲は四倍になりますね。
四倍面積の壁から光を受けますから、二段明るくなります。
書込番号:11146453
0点

それは,
画角をΘとしたとき,光量は2tan(Θ/2)の2乗に比例すると考えていい
ということですね?
書込番号:11146461
0点

F値を否定しない、ただ視点が違うだけと何度も言いましたが、
F値を使う時と同じ光学原理が働いてますから、
口径が同じで、焦点距離が変ったらどうなるかと同じです。
F値が便利ですが、フォーマットが違ったら使えなくなるのが難点です。
画角一定の時の口径はフォーマットを変えても通用しますが、画角が変ったら困る難点もあります。
書込番号:11146472
0点

画角をΘとしたとき,光量は2tan(Θ/2)の2乗に比例すると考えていい
ということですね?
という質問には,お答えをいただいていないような気がしますが,
それはおいといて,
>口径が同じで、焦点距離が変ったらどうなるかと同じです。
口径が同じで、焦点距離が変ったらどうなるんでしょうか?
ここが一番知りたいポイントです♪
書込番号:11146488
0点

F値が変りますね。そういうことで、また明日ね。
書込番号:11146496
0点

> 光量は2tan(Θ/2)の2乗に比例すると考えていい
先の例は平面でしたが、球面の計算もありますね。適当で良いと思います。
画角・口径の良いところは、なにより、結像面がない(仮定しない、自由に変える)ことです。
書込番号:11146516
0点

>>画角と口径が明るさを決めます。
>
>口径はわかりますが,
「レンズの明るさ」は「像面照度(F値)」ではなく「集光する光束(口径)」としたいところですね。
>画角が明るさを決める理屈を教えてください。
上記をレンズの明るさと決めてもそれはそこまでです。
カメラの場合は「フォーマットサイズ」でレンズ像を切り取りますね。切り取った分集光した光束は破棄されると(あるいは被写体全面から集光してたのが、狭画角になり一部分のみ集光)。
自分でちゃんとはやってないんであれですが、無限に広い完全拡散面の撮影を考えてみればよいのでは?
>画角をΘとしたとき,光量は2tan(Θ/2)の2乗に比例すると考えていいのでしょうか?
この場合は焦点距離の2乗に反比例でしょうね。焦点距離を「画角」とみなす習慣はありますし。
「焦点距離を画角」は本来の意味での「角度」ではありませんが、焦点距離を二倍にすると切り取る縦と横が1/2ずつになるという意味では直感的にわかりやすいという意味で便利なものです(反比例の関係)。
書込番号:11146528
0点

一昨日はぶっ壊れておりました^^;
京都のおっさんさん、
やはり写る範囲が大きくなると、入射光量(光束)は増えると考えていいんですね。
で、そう仮定して、落ち着いて計算してみました。
焦点距離(f)|F値(F)|有効口径の面積比(A)|写る範囲の面積比(B)|入射光量の比(C=A×B)|イメージサークルの面積比(D)|撮像面の照度の比(E=C/D)
まずはイメージサークル径がフォーサーズぎりぎりをカバーする25mm(画角46度)でF2の場合をそれぞれ1とすると、
f F A B C D E
25|2|1|1|1|1|1
次に同じ25mm F2でイメージサークル径が35ミリ判をぎりぎりをカバーする場合(画角81度)
f F A B C D E
25|2|1|4|4|4|1
3つめは、50mm F2でイメージサークル径が35ミリ判をぎりぎりをカバーする場合(画角46度)
f F A B C D E
50|2|4|1|4|4|1
これらは全部、撮像面の照度が同じになるんですね。
だから、露出も変わらない。
35ミリ判のイメージサークル径をもつレンズを使って小さなフィルムやセンサーで切り取っても、もちろん同じ。
それに対して、
3つめは、50mmでイメージサークル径が35ミリ判をぎりぎりをカバーする場合(画角46度)で、F4になると、
f F A B C D E
50|4|1|1|1|4|1/4
照度が1/4になるので、シャッタースピードまたは感度を4倍にしないといけない。
結局、「画角が大きくなると入射光量も大きくなる」と仮定しても、
F値が同じなら、焦点距離(画角)にかかわらずシャッタースピードも同じでいい、という訳で、
おお! 現実と合っているではないですか^^
書込番号:11153301
0点

訂正です。
誤)それに対して、
3つめは、50mmで・・・
↓
正)それに対して、
4つめは、50mmで・・・
相変わらずの粗忽者ですm(_ _)m
書込番号:11153308
0点

二つの視点があって、一方の結論は換算しないともう一方に適用できないといいます。
書込番号:11153398
0点

> シャッタースピードまたは感度を4倍にしないといけない。
感度は独立変数と思いませんが(単位面積の露出に付随するものと考えた方がシンプル)
感度から見ますと、35ミリ判が2段高感度(単位面積の露出は1/4)の場合に画質が同じです。
実際にGH1のISO400と、D3のISO1600を比較してみてください。
厳密は難しいですが、大体同じとすぐ認められると思います。
逆にGH1のISO1600と、D3のISO1600の画質が同じでしたら、キヤノンとニコンは
ライカとツァイスと同じ轍を踏む可能性が出てくると思います。事業撤退の轍です。
書込番号:11156546
0点

lin_gonさん
提示された
>焦点距離(f)|F値(F)|有効口径の面積比(A)|写る範囲の面積比(B)|入射光量の比(C=A×B)|イメージサークルの面積比(D)|撮像面の照度の比(E=C/D)
に関して、C までは(大体において)その通りであり、具体例の計算結果も拝見して計算間違いが無いことを確認したのですが。
D と E が何のことを書かれているのかちょっと私にはわかりませんでした(D がわからないので E がわからない)。
書込番号:11156565
0点

うる星かめらさん,どうもです。
「画質」という多義的で曖昧な言葉に関しては,
私は見解を持とうとさえ思いませんので,悪しからず。
「S/N比」に限定すれば数値化可能かもしれませんが,
こちらは全くの門外漢で,見当もつきません。
>実際にGH1のISO400と、D3のISO1600を比較してみてください。
>厳密は難しいですが、大体同じとすぐ認められると思います。
G1は持っていますが,GH1もD3も持っていませんし,
かりに持っていたとしても,多分全然そうは思わないと思いますよ。
なぜなら,
RICOH GR Digital(1/1.7"センサー)のISO100とAPS-CのISO100の区別もつかないくらいですから(笑)
書込番号:11156582
0点

京都のおっさんさん
Dは,イメージサークル(結像面に円形に当たる光)の面積です。
Eは,入射光(光束)を面積で割って出した,単位面積あたりの光量(照度)です。
書込番号:11156603
0点

1/1.7インチのはGR“D3”ですね。GRデジタルシリーズで初めて実用性が認められる機種だと思います。
それでしたらG1の高感度(低露出)も積極に使えそうですね。自分はISO800+αが限界だと思います。
書込番号:11156604
0点

うる星かめらさん
ああ,ごめんなさい。
初代ですから,1/1.8"でしたね。
書込番号:11156618
0点

ここの画質は、画質の一つですが、露出に影響されるものと定義できると思います。
画質、感度、露出(単位面積でも、画面全体でも)は違う視点からみた同じものです。
露出の下に、明暗(照度、F値や、口径など)があります。
露出に影響される画質の説明は、SNRで十分ではと思います。
書込番号:11156927
0点

F値・「換算F値」・「換算感度」についての結論。
★F値:
露出を決めるのに重要。フォーマットサイズや焦点距離にかかわらず同じ値を使える。
★「換算F値」:
2つの異なったフォーマットサイズで,被写界深度と回折限界を同等にして撮影するのには使えないこともない。
ただ,画角を比較するときの「換算焦点距離」と同様,それ以上のものではない。
★「換算感度」:
2つの異なったフォーマットサイズで,同じ構造で同じ画素数のセンサーが用いられている場合という条件のもとでは,
高感度ノイズの出やすさを比較するのに使えないこともないが,
同じ構造で同じ画素数のセンサーが用いられていることは実際にはないし,
ノイズリダクションもいろいろな形でかかっているし,
いずれにしろ撮る際には「なるべく低感度を選んだ方がノイズが少なくなる」という選択肢しかないので,
無意味。
書込番号:11162578
1点

それは違います。少なくとも自分の視点と少しは。
換算F値も明るさですが、明るさは第一の意味だと思います。
F値は写真全体を無視して、単位面積だけでの考察ですが、
換算F値は写真全体に注目し、単位面積を無視するのです。
明るさを決めれば(二つの視点がありますが)被写界深度は、回折限界は付いてきます。
これは光学の原理から必ずそうなります。どれも単独行動はできません。
素子サイズが小さいから画質が悪く、被写界深度が深いと言うの人もいますが、
写真を理解してないだけです。どれも素子サイズが小さいからではありません。
クリントン元大統領の言葉を借りて“IT'S THE APERTURE, STUPID!”(換算F値のことだね)
書込番号:11166957
0点

うる星かめらさん
↑での私の視点は「目の前にある機材で写真を撮る場合」にあります。
他に,「用途に向いた機材を選ぶ場合」とか,「設計する場合」とか,
「学術的に『明るさ』を究める場合」とか,
いろいろあるでしょうね^^
書込番号:11167718
0点

> 写真を撮る場合
それですね。写真を無視して焦点距離やF値だけを話すのが変と思います。
書込番号:11168480
0点

“明るいレンズ”とは良く聞きますが、“高速レンズ”(英語fast, high speed)の方は意味が正しく伝えると思います。
同じ条件で同じ感度のフィルムを使う時により速いシャッターが切れますから。
しかし同じシャッターが切れると言っても、画質がどうなるかはそれは別です。
“高速”と“明い”関連性がありますが別物です。“明るさ”の意味は画質になります。
例え人間が暗くて良く見えない環境でも、カメラが高解像で彩り階調豊かな写真が撮れればそれが明るいと言います。
また長秒時露出の夜景とかも“明るく撮れます”。“良い画質が得られる”と同じ意味です。
これはカメラだけではなく“明るい”最も一般的な定義です。国語辞書を調べたらそのように書いてると思います。
書込番号:11188373
0点


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