


D800と似たような時期にバージョンアップされたLightroom4ですが、この4から以前よりさらにハイライトとシャドウ部分の救済が強力になっているのが一つの売りになっていますよね。
そこでやたらとダイナミックレンジが広くて編集耐性の強いD800のファイル(特にRAW)を現像すると、ちょっとHDR的な雰囲気の仕上げが簡単に実現出来てしまいます。
個人的にはあまりHDRの雰囲気が強い作品はイラストに見えてしまうので好みではありませんが、天然でダイナミックレンジの広いD800は少し幻想的な雰囲気に抑えて今までのデジタル一眼レフカメラ的な明暗のコントロールと違った結果をもたらしてくれます。
ブログ(http://koolvision.blog115.fc2.com/)にも書きましたが、正直人間の目の能力にデジタル一眼レフが近づけば近づくほど、今まで見慣れたデジタルの写真表現から飛び出して行き、それに慣れない内は我々は違和感を感じざるを得ないと思うのですが、そう考えるともしかしたらD800は画質の精細さだけではなくこのダイナミックレンジでも新たなステージに到達した最初のカメラの様な気がしますね。
なんにせよ、新しい表現が可能になるというのは写真好きにはとても有難いことです^ー^b
KooLVisioN(http://koolvision.web.fc2.com/)
書込番号:14574435
17点

KooL VisioNさん
素敵な私好みの写真をアップ頂きありがとうございます。
D800、800Eと試用品を実際数日間使いましたが、これは凄い!
ラティチュードが一回り広がり 色数も露光に関係なく増えています。
ただ絞るよりは、単焦点でF5半までをじっくり撮りたいですね。
書込番号:14576419
0点

Zeiss Distagon T*1.4/35ZF.2 、D800のDRの広さとLRの粘りに感謝。 |
Zeiss Distagon T*1.4/35ZF.2 輝度差が激しいところで出る軸上色収差。 |
Zeiss Distagon T*1.4/35ZF.2、2枚目の補正後の写真。 |
左Defringe適用前、右Defringe適用後。見事に軽減されているのがわかります。 |
KooL VisioNさん
素敵な写真掲載ありがとうございます。
Lightroom4との組み合わせ同感です。特にハイライトの粘りが強化されていますね。
私はD700とD800を併用し露出制御はマニュアルで中央部重点測光をよく使っています。背面液晶画面で確認するとD800の方が若干露出過多になると感じ最初はD700の設定よりも0.3EVほど下げて使用していました。撮影後LR4.1RC2で現像調整する際には全体の露出を上げたりシャドウを持ち上げたりしていたのですがよく暗部のディテールが再現され驚きました。それはそれでありがたいのですが、LR4.1RC2のハイライトはとても良く粘ってくれるのでそもそもLR4を使う場合は撮影時に露出を下げる必要性もあまりないということに気づきました。それだけD800のダイナミックレンジが広くファイルの素が良いということなのかもしれませんね。
せっかく明暗差が激しい写真をUPして下さりましたのでそれに関連して少し情報を付け加えさせて下さい^^
個人的にLightroom4.1RC2にアップデートしうれしかったのは軸上色収差補正機能が付加されたことです。以前から色収差補正はありましたがLR4.1RC2からいわゆるパープルフリンジ、グリーンフリンジに対応してくれるようになりました。軸上色収差は撮影時絞りこんだりフィルターを使用すれば容易に軽減できますが撮影後に気づくこともありハイスピードレンズを使う時には宿命みたいなものだと思っていました。ところがLR4.1RC2のみで補正ができるようになったので他のソフトに頼らずに済むのでありがたいと感じています。これまではパープルフリンジが出た時だけNX2を使っていました。これだけいい具合で補正できれば私は他社製レンズもよく使うので前よりNX2を使う機会が減るだろうと思っています。使い方は簡単でWBの補正と同じようにカラーピッカーで気になる部分を選択すると自動で適用範囲と適用量を計算してくれます。必要に応じマニュアルでも調整できます。気になる部分の選択はピクセル単位でできるのでかなり細かい調整が可能です。効き目もかなりのものです。D800の高画素に併せて単焦点ハイスピードレンズを使う方も増えてくると思いますが、この機能の恩恵を受ける方も増えてくるのではないかと思っています。
関連リンク:
http://blogs.adobe.com/lightroomjournal/2012/04/new-color-fringe-correction-controls.html
Lightroom4は以前からの強力なメタデータ検索機能と大量のファイルを素早く取り扱えるハンドリングの良さに加え随所に磨きがかかり確実に使いやすくなっています。当然他のソフトでも補正は可能ですが私は他マウントのファイルも扱うのでLR4は重宝してます。またZeissのレンズプロファイルも用意されているのもありがたいです。LR4はD800にぴたりと焦点を合わせて開発されたように感じで相性は良いと思っています。
■撮影
露出制御:マニュアル
ホワイトバランス:オート
現像:Lightroom 4.1 RC.2
4枚目以外ノートリ
撮影地:The Netherlands
■1枚目:Zeiss Distagon T*1.4/35ZF.2
黒つぶれしにくくなりレンズのもつマイクロコントラストの高さをより発揮できるようになりました。D800のDRの広さとLRの粘りに感謝。
■2枚目:Zeiss Distagon T*1.4/35ZF.2
輝度差が激しいところで出る軸上色収差。ハイスピードレンズの宿命(?)
フロントグリル・エンブレム周辺に出ているパープルフリンジ。リサイズし縮小画面だと目立ちませんが大きく印刷するとわかります。
■3枚目:Zeiss Distagon T*1.4/35ZF.2
2枚目の補正後の写真。リサイズしてあるので画面からはわかりにくいかもしれませんがやっかいなパープルフリンジが簡単に補正できました。効き目はかなりのものです。
■4枚目:Lightroom4.1RC2による軸上色収差の補正
左Defringe適用前、右Defringe適用後。パープルフリンジが見事に軽減されているのがわかります。画像他所への影響もありません。
書込番号:14578330
2点

KooL VisioNさん、とても参考になる書込みありがとうございます。
D800の特性、HPを読ませていただいてとても刺激を受けている者ですが、
そもそもD800Eという選択肢は如何だったでしょうか?
現状D700使用者として、さて次にどの機種が良いのか・・・楽しく考察しています。
書込番号:14579283
0点

これ実は真っ暗な写真だったんです! |
編集後写真を拡大しても驚くほど荒れてません。一部ある輝度部分も非常に自然 |
明暗両方自然に生きてくれてます。 |
もちろんハイコントラスト、ボケを利用して印象的仕上げも可。明色が良く残ります |
firebossさん
デジになってからの暗部の強さのおかげで様々救われたことありますが、明部に関してデジ一と言えどもなかなかフィルム、特にネガには及ばない特性が有りました。
でも、最近のデジ一眼は充分近づいたといえるどころか、優秀なソフトウェアとの組み合わせで、特にRAW現像の場合、物凄い不利な状況からでも情報が引っ張り出せたり、抑えたり出来てびっくりさせられることも増えてきました。
デジタルですからこの先も進化を続けていくことは間違いないわけで、素晴らしいことなんでしょうが、正直最近出てきた、撮影後のピント移動可能システムも含めて露出も後からなんとでもなる時代が来たりしたら、もう撮影の際はどんだけ適当でも後からでも何とかなってしまう時代がいつか来るのではないかと思うと、一抹の寂しさも感じます(笑)
まぁでもこんな時はまだ先でしょうから、今の現状の恩恵を充分に感じながら取り続けようとも思っています^ー^b
Beminiさん
素敵なサンプルとより詳細な情報有難うございます。
LR4はすでにRCが出てますが、フリンジ減衰機能いいですよね^ー^b
昨今デジタルの絵が精細感を増す反面、フリンジかブルーミングか判断が難し縁取りが多く見られるようになって来ました。画素ピッチ微細化やレンズ進化がそれに追いつかない等様々な弊害も出てるわけですが、デジタルが良いのはこうやってソフトウェア処理でそれらを払拭してしまうことが出来るようになることにあるわけで。
本当はハードウェア的に解消はして欲しいですが、時間やコストが掛かって足踏みせざるを得ないならばソフトウェアでの補間処理は充分有用ですね。
LF4は部分補正ブラシの機能がボクは非常にありがたく感じます。
Photoshopまで送らなくてもLRのみで処理が出来ることが一気にフリンジ払拭も含めて増えました。
それでいて値段は半額近くに落ちたので、ダイナミックレンジの上手な活かし方を含めてめちゃくちゃ使い勝手の良い定番ソフトウェアになったなと思ってます。
ニコン純正ソフトも良いですが、ボクはLR派ですね(笑)
藍月さん
D800もD800Eもお好きな方でいいのではないでしょうか。
ボクはホームページ(http://koolvision.web.fc2.com/)を観てもらうとお分かりの通りポートレートメインのプロですので衣服や生地のモアレは邪魔以外の何物でもありません。規則正しい模様からモアレ発生の可能性は風景の比ではありませんしね。
モアレを消すことに注力するぐらいなら他にその時間と力を廻す必要があります。
それに等倍レベルを重視した作品作りはありえませんので、よってD800にしたわけですのです。
出稿作品は全体を観て構図やバランス色使い、意図をまとめたものになりますから。
片や風景メイン等の非人工物メインの方やたとえ等倍鑑賞でも少しでもキレてる感じが好きな方はEのが満足できるとおもいますよ^ー^b
此の様に目的や自分の好みに応じて選ぶのがいいと思います。
哀しいかなどちらのタイプも手に入れづらいみたいなので、キャンセル可能な店で先に両方予約して、じっくりその間考えておくのもいいかもですね。
最後にまたサンプルを添付。
もともとデジタルは暗部の強さは有りましたが、D800の暗部は更に出色い強いです。「出色」という言葉どおり色が真っ暗な中から出てきます。よってこの特性から、夜景撮影など、光源が全体の暗さから突出している場合、より、光源が飛ばないギリギリに合わせた撮影をしておいて、それが例え全体が暗すぎる写真になっても、LR等で後からほぼ確実に両方を生かした作例にすることが可能です。
もう触れているように明部にも強いですから、LRの力を借りればさらに明暗両方を生かせるでしょう。
D800は単に画素数だけ突出したデジカメではない、素晴らしい潜在力をまたまた感じてしまいました。Lightroom4を含めてオススメ致します^ー^b
書込番号:14580743
2点

真っ暗写真の作例すごいですね。
D800のISO100なら、こういうことが出来ると思っていたいのですが、思っていた通りの写真を見ることができました。
これはキヤノンでは無理なので、とてもうらやましいです。
書込番号:14581964
0点


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