


デジタル一眼カメラ > CANON > EOS 5D ボディ
キミはまだそんなことをやっていたのかとしかられそうですが、レンズは今のままで十分と思われる方はスルーしてください。これは蛍石を標準や広角レンズに入れらるかどうかのスレです。
下のSuper Lレンズ(仮称)のスレも参考にしてください。本日のS&Lさんのクチコミ2008/09/04 13:03 [8298976]以下の部分だけでもだまされたと思って是非読んでおいてください。きっと今までの胸のつかえが取れるような切れ味抜群の解説がされています。
今のLレンズで解像力の点ではまだ余裕があるという結論に達し、いったんはSuper Lレンズ(仮称)に対する考察をやめかけたのですが、
1Ds3ユーザーの写真の周辺が気になる、また、光は周波数が関係する云々に関係する話が気になり、本日はMTF曲線をじっくり眺めていました。
すると、あることに気づきました。特別にMTF曲線がよいレンズが存在します。いわゆる四天王と呼ばれる328, 428, 540, 640さらに220, 856。これらは中心から周辺にMTF曲線がまっすぐに伸びています。ほぼ直線です。
MTF0.8を全域でほぼ超えています。解像度で言えば150本/mmすなわち8,000万画素以上のCMOSでも負けないレベルです。(200本/mm以上あるかもしれません)
レンズ構成を見ると蛍石。キヤノンの328を非キヤノンの328と完全に区別するとも言われているレンズ素材ですね。「既にキヤノンにはスーパーLレンズ(仮称)は存在するではないか」と思った瞬間です。値段もスーパーですね。
このスレでいうSuper Lレンズ(仮称)の定義はレンズの周辺でもMTF曲線が落ち込まず解像度、コントラストともに抜群で蛍石が使われているレンズと考えてください(下のスレとは違います)。
他にも、70-200F4.0L(IS), 100-400, 400F4.0に蛍石が入っています。黒いL単焦点はじめ他のレンズにはまだ入っていません。
そこで質問ですが、コストが最も大きい要因だと思うのですが、
(0) ズームは別として蛍石の入ったL単焦点をSuper Lレンズと呼んでもいいと思うか?
(1) なぜ標準レンズや広角レンズに蛍石を使わないのか。
(2) なぜEF-Sレンズに蛍石を使わないのか。
(3) この板で絶賛されているEF35F1.4やEF135F2.0に蛍石を入れればスーパーなレンズができるに違いないと思うのですが、なぜやらないのか、また、あったら買いますか?
(他にEF300F4, EF400F5.6, EF200F2.8, EF100F2.0など古いレンズ)
(4) EF105F2.8 Macroに蛍石を入れればLレンズに昇格するのではないか。白マクロなどと呼ばれるかもしれません。
(5) 蛍石の入ったEF85F1.4Lを発売すればニコンやツァイスのハチゴーイチヨンを凌駕するスーパーポートレートレンズができるのではないか。(白8514)
(6) 70-200F4に入っているのだから、70-200F2.8にも入れられるのではないか?
(7) ニコンの14-24F2.8のような描写はよいが、前球むき出し、フィルターのつかないヘビーなレンズはキヤノンに必要か?(特にここは本日のS&Lさんのクチコミ2008/09/04 13:03 [8298976]以下の部分を読んでいただきたいです)
(8) 白い蛍石入りの50mmを使ってみたくありませんか?
(9) 70-200F4が廉価でできるのだから、他のレンズも採算が合えば作れると思いませんか?
いくらまでなら買いますか?Canonのレンズは蛍石のイメージが強く、自分でも使っているような錯覚に陥っていますが、標準や広角レンズには1本もラインナップがありません。
CMOS 2,000万画素時代に突入しますが、皆さんはどう考えますか?上のどれなら買ってもいいですか?
キヤノンのレンズラインナップを見るとこれらのSuper Lレンズがちょうど入り込めるスペースがあるような気がするのは私だけでしょうか?
また、標準域や広角域のレンズを作る難しさなど知っている方は教えてください。
書込番号:8300280
0点

単純にコストの問題でしょう。
まずレンズを作るときにはおおよその焦点距離、スペックを決めてる。
そこからそのレンズを使うユーザー層が決まる。
そこからおよその値段が決まる。
あとはその値段にあわせて使える石が決まってくる。
(今はコストが下がってEDレンズや非球面レンズも多く使えるようになってきましたね)
ただ70-200mmF4は安価なレンズですからこれに蛍石が入っているなら意外ですね。
私の狭い知識では蛍石は色消しに使うので、望遠レンズ以外に乗ってくるのは考えにくいかも知れません。
書込番号:8300324
1点

ニコニアンさん
早速の書き込みありがとうございます。私も調べてみました。要するに色消しとは色収差を抑えることですね。
色消しレンズやアクロマート(achromat)レンズと呼ばれる、屈折率の異なる素材のレンズの組を使って色収差の影響を少なくできる。例えば、クラウングラスとフリントグラスの2つのレンズ同士を張り合わせて一つのレンズのようにすることでアクロマートレンズを作れる。このようにして影響をある程度まで少なくすることができる。また、レンズの個数や素材の種類を増やしてさらに色収差の影響を抑えることが出来る。ただしレンズの個数を増やすことは像が暗くなることや、コストがかかるなどの問題点がある。アッベは、3つの波長で色収差が補正され、2つの波長で球面収差・コマ収差が補正されている等の条件を満たすものをアポクロマートと命名した[1]。現在では単に3つの波長で色収差が補正されていることでもアポクロマートという[2]。
書込番号:8300393
0点

>いわゆる四天王と呼ばれる328, 428, 540, 640さらに220, 856。これらは中心から周辺にMTF曲線がまっすぐに伸びています。ほぼ直線です。
当たり前とは言いませんが、望遠はまっすぐにし易いんですね。
キヤノンで早急に改善して欲しいのは広角系です。
書込番号:8300484
1点

此れは私が感じていたことですが、広角〜標準の単焦点Lは色収差の問題よりもレンズ自体の歪みの方が問題が大きいのではと思います。
L単焦点はとても明るく開放では被写界深度が極端に薄くなります。となれば焦点面が本当に均一に保たれなければ片ボケのようになります。或いは部分ボケ。
そこへ持ってきてこの領域のレンズではシャープな画像を得ようとすれば非球面レンズが必要になります。
したがって一枚一枚の普通のレンズの精度は勿論、非球面レンズの最高に精度の高い研削非球面レンズとなるのだと思いました。
研削非球面レンズは蛍石にも劣らぬスーパーなレンズです。
m(__)m
書込番号:8300801
1点

蛍石が性能向上に役立ってることは否定しませんが、望遠の良いレンズのMTFはそんなもんですし、広角は良いレンズでもまたMTFはそんなもんです。
また同じ焦点距離でも開放F値の明るいレンズのほうが「開放でのMTF」はそれの暗いレンズよりも不利になる傾向にあります。
焦点距離がぜんぜん違うレンズをひっぱてきてMTF曲線を比較すること自体ナンセンスと思いますし、まして、その結果を蛍石による効用と結論付けるのは「?」ということになります。
書込番号:8301343
5点

Lレンズカタログのスペック表を見てみると、
UDレンズは全般的に使用されていますが
望遠には蛍石が
広角には非球面が
という傾向が見受けられますね。
適材適所と言った所でしょうか。
一本位、経済性無視のゴージャスレンズなんか有っても面白いかも。
EF-S17-55F2.8は非球面3枚UD2枚と、意外に贅沢だったりする(^_^)v
書込番号:8301649
1点

Q.蛍石の入ったL単焦点をSuper Lレンズと呼んでもいいと思うか?
A.いいえ。CANONの宣伝文句にあるようにUD2枚でもいいわけで、ミソは1枚でできることでしょう。
Q.なぜ標準レンズや広角レンズに蛍石を使わないのか。A.高いし、屈折が低すぎて向かない?
Q.なぜEF-Sレンズに蛍石を使わないのか。 A.高いからです。
Q.この板で絶賛されているEF35F1.4やEF135F2.0に蛍石を入れれば〜
A.黒L単はフィルタ系72mmでそろっており意識してサイズを抑えていると思います。それを無視
すれば蛍石云々でなく改良は可能だと思います。海外MFのスーパーレンズと比べて云々するのは、
AFで駆動させるレンズの大きさやAFモーターの大きさを思えば、滑稽なことですが、しかし個人的
には、サイズを諦めてももう少しやってもいいと思います。
135/2はその必要は無いと思いますが。
Q.EF105F2.8 Macroに蛍石を〜 A.マクロは放っておいてもどれも(他社も)キレキレですよ。105??
Q. 蛍石の入ったEF85F1.4Lを発売すれば〜
A.85/1.2は写りだけなら黒L単で最も改良の必要が無いレンズだと思います。例に挙げている2本に
対し好み以外のベクトルで買った負けたする必要は無いと思いますけど。
Q.70-200F2.8にも入れられるのではないか? A.ええ、ただ径のデカイ蛍石は高い。
Q.ニコンの14-24F2.8のヘビーなレンズはキヤノンに必要か?
A.あったほうがいいんじゃないかとは思いますが、徹底してやるならもう少しポピュラーな
領域、20mmから35mmあたりで、単焦点でそれでも少しはコンパクトに作って欲しいものです。
あちらは、この焦点域で明るさで魅力を出すのが厳しいというお家事情から産まれたという
ところもあるでしょうから、CANONは違う魅力のレンズを。
Q.白い蛍石入りの50mm。A.いいえ。50mmF1.4でOKです。
Q.70-200F4が廉価でできるのだから、他のレンズも採算が合えば作れると思いませんか?
A.はい。蛍石がでかくなります。300/2.8と200/2のような差額になりますが採算は合う?
Q.いくらまでなら買いますか
A.値段じゃなくて。サイズ、それからAFのことも無視しすぎな視点と思います。使い勝手も。
黒L単全てで(TS-E除く)USMでフルタイムMFで、スイッチを切り替えたりする必要もなく快適で、
最遅の85/1.2でさえ十分にAF(細かい動き)が速く、フィルタ径統一してあり、全てのEOSで
全ての機能が使用できるなども、システムとして重要と思います。
究極に不便で高価でよければ、そもそもデジタル一眼レフである必要はなくなっちゃいますから。
大判フィルムでも、中判デジタルでもいいし、少し安価にホースマンLDでステッチングしてもいい。
バンバン動く動体をサクサク撮れる、最先鋭のAFで、しかも画質もキープ。その使命がいらない
ならデジタル一眼レフである必要は無いでしょう。
35/1.4と24/1.4の2本、TS-E群が、85/1.2や135/2と比べて全く遜色なくなれば文句無し。当分いけます。
書込番号:8301788
3点

蛍石が有効なのは色収差の補正だけです。
広角や標準でもパープルフリンジを消せる可能性ありますけど、
その他はあまり効果を望め無いでしょう。
広角などでは、むしろ逆の特性を持つ高屈折率レンズの良いものの方が良いのでは?
鉛入りのガラスが使えなくなり、設計に苦労しているみたいですし。
ただ星の写真では比較的標準域でも色収差が目立ちます。
通常撮影で大絶賛の135mmLですら色収差が多くて、ガッカリです。
こういった特殊な用途には標準域でも蛍石レンズいいかも。
書込番号:8301790
1点

70−200F4Lが安いのは、単純に蛍石が、小さいからでしょう。
でも、安いと言っても結構な値段しますよ。
書込番号:8301827
0点

質問が長いので、一つだけ知っていることを。
もしフローライトを超広角レンズでも接写でも標準でも使ったら軸上も倍率も色収差は劇的に減ります。
業務用のレンズでは大昔からいたるところに普通に使われています。
1970年代には、キャノンのテレビカメラ用の30倍ズームレンズの前玉に使われました。
フローライトは、屈折率が低いので二枚使っていました。
ニコンの接写用ウルトラマイクロニッコール30ミリは、ミリ1250本の驚異的な解像度のレンズでフローライトが使われています。医療用のメディカルニッコールにもフローライトが使われていたと思います。これも驚異的にシャープだったと聞いています。医療だと色にシビアですから使用が当然かもしれません。
フローライトではないけれどもそれに近い異常部分分散ガラスを使った画角90度の超広角レンズがディスタゴン21ミリF2.8です。レトロフォーカス特有の嫌な色ずれのない蒸留水のような素直な描写をしてくれ、今でも広角の帝王として君臨しています。
フローライトの良さは画像が素直なことで、ちょっとボケた部分の縁に嫌な隈取が出来ないのが最大のメリットです。キャノンのフローライトを使っていない85ミリも135ミリも少しボケたところに色が割と強くつくのが玉に傷です。日本のメーカーは広角レンズではこの隈取を擬似解像感を上げるために利用していた節もあり、ちょっとごまかしの設計思想を感じていました。
フローライトの屈折率が低いことは確かですが如何様にでも対策することができるで、それが技術的に使用の妨げになることはないです。
70-200ズームには大きいフローライトが使われているにもかかわらず安い値段ですから、一概に高いとも言えないです。
キャノンが超広角系と接写系あるいはチルトシフトレンズにフローライトを使わない理由は私にはわかりません。使えばずっと良くなるのにといつも思います。
いつ搭載されるのかずっと待っていてもう20年が過ぎてしまいました。(笑)
書込番号:8302135
2点

ニコニアンさん
ソニータムロンコニカミノルタさん
melboさん
毛糸屋さん
JbMshさん
まっmackyさん
S&Lさん
貴重なご意見ありがとうございました。
大変恐縮ですが、私が聞きたいのは似たようなところなので、下の(A)-(H)にご自分に該当する質問にお答え願います。
JbMshさん、できたら全ての質問にコメント願えないでしょうか?
S&Lさんから新たな意見が出ましたが、こちらとも絡めてお答え願えれば幸いです。
複数の方の賛同が得られると心強いです。
よろしくお願いいたします。
(A)UD2枚=蛍石1枚であればレンズの厚さの点では、つまり光が透過する距離を考えると蛍石1枚のほうに分があると思うのですがいかがでしょうか?
UD2枚以上使っているレンズに
四天王レンズ、220、856、
135F2L、200F2L、300F4L、400F5.6L
1635F2.8LII、70200F2.8,70200F4.0、28300、180F3.5マクロ
14F2.8L
EFS1755F2.8、EFS18200(New)
(B)これらのレンズには蛍石が入り込む余地はまだあると考えてもよいとおもいますか?
(C)コスト面のお話が出ましたが100400の蛍石は結構大きいような気がしますが
(D)1635F2.8LII、14F2.8LにUD2枚使われているのは広角レンズの色消しにも蛍石は有効である証拠ともとれますが?
(E)3514Lに色収差が出るという話がありますが、蛍石で改善されると思いますか?
(F)UD1枚入りのレンズは標準域のレンズにもいくつかありますが、UD1枚+他のレンズ数枚=蛍石の可能性は?
(G)エクステンダーにUDや蛍石レンズ入れるとよくなると思いますか?
(H)広角はズームのほうが構図を決めやすいという話がありますが?
書込番号:8302277
0点

色収差の低減=色とり
について考察(分かっている人はスルーしてください)
色収差が出ると言うことは言い換えれば焦点がずれていることではないでしょうか?
色のにじみと表現されることもあります。
安いレンズを使ったりするとエッジに色がついて見えたりする現象だと思いますが、わたしがLレンズを使う理由のひとつに色収差を嫌うことがあります。(Rawでとってソフトで取ればいいと言う意見もありますが、無い方が良いに決まっていると思います)
http://aska-sg.net/shikumi/015-20051019.html#02 より
倍率色収差:焦点の距離が同じであっても、レンズの中心線からの距離が異なるわけです。この、倍率が異なることによって色がにじんで見える収差のことを倍率色収差と呼びます。
色がボヤけて見える軸上色収差:プリズムで屈折させた光を見ると、赤い光はあまり角度が付かずに屈折し、青の光は急な角度で、そして緑はその中間くらいの角度で屈折しているのが分かります。これと同じ現象が、実は凸レンズに光を照射した時にも起こっているのです。するとどのようなことが起こるでしょう。赤い光の焦点は、青い光の焦点に比べて、レンズから遠いところに結ばれます。逆に赤い光の焦点は青い色の焦点よりもレンズに近いところに結ばれます。焦点が合わないということは、ピントがズレることを意味します。つまり、物がボヤけて見えるということなのです。
参考:良いレンズの条件
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/06/15/4006.html
より
高画質レンズの条件
講演を行なった光学技術統括開発センターの小山剛史氏は、「高画質なレンズの条件」として、“点が点に写る”、“歪みが少ない”、“色のにじみが無い”、“ヌケが良くゴーストが少ない”、“ブレない”の5点を挙げる。
ちなみに蛍石の一般使用の特許は切れているそうです。
書込番号:8302315
0点

(A)UD2枚=蛍石1枚であればレンズの厚さの点では、つまり光が透過する距離を考えると蛍石1枚のほうに分があると思うのですがいかがでしょうか?
→少ないと透過よりもフレアやゴーストに有利です。枚数が増えるとたいていコントラストが落ちます。ただし蛍石の曲率半径が大きくなるとコマやハロが不利になる場合があります。
(B)これらのレンズには蛍石が入り込む余地はまだあると考えてもよいとおもいますか?
→全然あると思います。ツァイスは顕微鏡の小さいレンズにまで使ってましたし。
(C)コスト面のお話が出ましたが100400の蛍石は結構大きいような気がしますが
→直径10センチくらいまでなら、もはや普通で珍しくもなんともないですが、カメラ用としては大きいと思います。
(D)1635F2.8LII、14F2.8LにUD2枚使われているのは広角レンズの色消しにも蛍石は有効である証拠ともとれますが?
→そのとおりです。
広角レンズでは、本質的に異常部分分散ガラスを用いて前群後群おのおのを単独に色消しにしないと倍率の色収差と軸上の色収差はとれないです。なぜなら絞りを挟んで前後の光を曲げるパワー配分が違うからです。
ただし、東ドイツのイエナのフレクトゴン35ミリは古典的な構成から発展してもかなりアポクロマートに近い色消しになっているので、設計能力かもしれません。
(E)3514Lに色収差が出るという話がありますが、蛍石で改善されると思いますか?
→解決すると思います。ただ、コマは増えるかもしれないので、そこの改善が必要だと思います。
(F)UD1枚入りのレンズは標準域のレンズにもいくつかありますが、UD1枚+他のレンズ数枚=蛍石の可能性は?
→あります。ただ、ペアを組むレンズが無鉛から選ぶと難しいです。
レンズの屈折率が小さいのでレンズ曲率が大きくなり、二分割しないとならないでしょう。
(G)エクステンダーにUDや蛍石レンズ入れるとよくなると思いますか?
→なります。広角レンズに使うと良くなるのと一緒です。同様に別の収差への対策も必要です。
(H)広角はズームのほうが構図を決めやすいという話がありますが?
→そう思います。
書込番号:8302320
1点

A)はい。ただ、効果は透過率よりS&Lさんの仰るとおりで、一番前(広角は後ろ)に使う場合は、
保護ガラス(的なメニスカス)が必要になりチャラかと。
B)はい。22、856、180Mなどはこれ以上やってもどうかとは思いますが、「余地」は。
C)はい。S&Lさんの仰るとおり。皆さん言われたのはEFラインナップ内比としては小さいという意味では?。
D)証拠かどうかはともかく、色消しに有効でないという事はありえないですね。
目的通り作りながら(焦点距離他各種スペック)ということですから、蛍石優位かは不明ですけど。
E)はい。UDも入ってませんから(笑)
F)可能性はなんとも。UD+数枚で色収差補正だけしているわけじゃないので・・・
色収差を補正しつつレンズ(エレメント)として成り立っているわけなので、蛍石一枚とはいかず、
当然他のレンズと組む事になりますので。
G)はい。ただし前述の最前最後の制限に加え、経験上EF1.4xII、EF2.0xIIそのものが発生させる
色収差は極小(殆んど認識できない)ほどで、マスターレンズの色収差を拡大している側面が
圧倒的に高いので、ガンバった割りにあまりに報われないと思います。
H)もちろん。広角っていっても「超広角」のことを言っているって感じはしますが。多分足で前後
しちゃうと(感覚的に)パース変わりすぎ!ってことを言ってるんだと思います。
カメラ位置は動かさず(パース変動なし)で、画角(構図)を決めたいと。
少し、顕微鏡を初め各種工業用レンズなど、カメラ用レンズ以外を調べられたら良いと思います。(僕はそれらを使うのが仕事です)
結局コストやら大きさやら利便性やらのバランスにつきるという話かぁ・・と帰結すると思いますよ。
書込番号:8303008
1点

>一本位、経済性無視のゴージャスレンズなんか有っても面白いかも。
ダ・イ・ヤ・モンドだね〜♪(?)
書込番号:8303062
1点

コストのことが出ましたので蛍石の大きさ、枚数とレンズの関係について(推測)
レンズの種類 蛍石半径 価格 推定蛍石価格
800F5.6 160, 120 (1,750,000) 256,000, 144,000
600F4.0 120 (1,290,000) 144,000
400F2.8 120 (1,140,000) 144,000
500F4.0 110 (980,000) 122,000
300F2.8 100 (690,000) 100,000
200F2.0 110 (850,000) 122,000
100-400 70 (260,000) 49,000
70200F4.0IS 60 (158,000) 36,000
蛍石の卸売価(or 原価)は(半径)x(半径)x10としました。
もし 半径30mmなら? 10,000-20,000 ?
後ろの玉に蛍石を入れたところで高価格には結びつかないのではないか?
では皆さんに質問
プラス3万円程度で標準レンズや広角レンズに蛍石が入って光学性能的に優れたレンズが発売されるでしょうか?
「研削非球面レンズと蛍石のコラボレーション」などのキャッチコピーは消費者の心に響くでしょうか?
ここでは前の方の大きなレンズの価格(性能)が大事ということになってしまいそうです。
前球に蛍石の入ったレンズの評価が高いことに比べ、研削非球面レンズの評価はまちまち、やはり特に広角系の研削非球面レンズの改善が急務と言うことでしょうか。
例えば
こんな単純ではないかもしれませんが、買う人いるかも知れないモデルは
現モデルで不満がありそうな
(a) 70-200F2.8 ならプラス10万円(蛍石)−3万円(UD2枚)=350,000
(レンズが1枚減って軽くなって、F2.8の描写が大幅アップ、実売28万なら買う人いるかも、F2.8の描写が甘ければ明るいレンズ買う意味ないと思っている人いるかも)
(b) 35F1.4ならプラス3万円=235,000 (色収差問題解決して実売18万円なら買う人いるかも)
(c) 100F2.8マクロならプラス4万円=122,000 (実売10万円でLレンズとなれば買う人いるかも+IS化)
(d) 24105F4.0ISならプラス3万円=175,000(実売14万なら?現状に不満で評判がよくなれば買う人いるかも、New5Dの標準なら研削非球面レンズ搭載が必要かも、数を売らなければいけないレンズですが?)
(e) 50F1.2ならプラス3万円=215,000 (実売18万なら?現状に不満で評判がよければ買う人いるかも、研削非球面+蛍石なら?)
(f) 24F1.4ならプラス3万円=246,000 (実売20万なら?人による?現状に不満で評判がよければ買う人いるかも)
(g) エクステンダーならプラス1-2万円位でしょうか?(あまり効果ないかもとのことですね、心理的影響あるかもですが)
微妙(たぶんダメ:現状で問題ない:他の部分で改善を)
1635F2.8LIIならプラス3万円=260,000 (実売20万なら?:周辺ゆがみの改善を)
2470F2.8Lならプラス3万円=250,000(実売20万なら?IS化を)
85F1.2ならプラス3万円=265,000 (実売21万なら?プロが買うかも)
[この辺は研削非球面レンズと蛍石のコラボレーションというようなキャッチコピーがどこまで効くかにかかっているかも]
1740F4.0 ならプラス3万円=150,000 (実売12万なら?周辺ゆがみの改善を、安いLが無くなってしまう)
400F5.6ならプラス10万円=290,000 (-a) (IS化して実売23万なら買う人いるかも、鳥撮りの人)
TS-E24F3.5Lならプラス3万円=215,000 (実売18万なら?人による?)
四天王レンズはプラス15-20万くらいなので固定客がいるとはいえ難しそうですね。
おそらく採算合わない(売れない、もともと不人気等)
100-400ISならプラス10万円=360,000 (-a)(IS4段、防塵防滴が至上課題、既に入っている)
70-200F4.0 (既に入っている)
14F2.8ならプラス3万円=337,000
28300ならプラス10万円=430,000 (-a) a : UD2枚分の価格
135F2.0ならプラス7万円=201,000 (-a)(安いLが無くなってしまう)
200F2.8ならプラス7万円=188,000 (-a)
300F4.0ならプラス10万円=303,000 (-a)
180F3.5マクロならプラス7万円=296,000 (-a)
書込番号:8306677
0点

ここでもうひとつ気にいなっていることを
Nikonは開放しか公表していません
Canonの開放は黒線です。
メーカー間の比較はできないとのことですが、私にはNikonの14-24のMTF曲線はCanonの望遠の方に近いような気がするのですが?
Nikon 14-24F2.8のMTF曲線
http://www.nikon-image.com/jpn/products/lens/af/zoom/wide/af-s_14-24mmf28g_ed.htm
EF16-35F2.8LII
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/wide-zoom/ef16-35-f28lii/index.html
EF70-200F2.8LIS
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/tele-zoom/ef70-200-f28l-is/index.html
書込番号:8306699
0点

ということで
研削非球面を含む3種の非球面レンズと蛍石を組み入れた,前球むき出しの広角レンズの画質に重点をおいた
(h)超広角ズーム EF12-28F2.8L 270,000 開発(売れなそうな気もしますが)
あるいは EF20-35F2.8L 270,000 (こちらの方が売れるかも)
を追加
書込番号:8306819
0点

2008/09/06 02:03 [8306677]の書き込み
誤>(上の一覧)蛍石の半径
>蛍石の卸売価(or 原価)は(半径)x(半径)x10としました。
もし 半径30mmなら? 10,000-20,000 ?
正 (上の一覧) 蛍石の直径
蛍石の卸売価(or 原価)は(直径)x(直径)x10としました。
もし 直径30mmなら? 10,000-20,000 ?
書込番号:8307012
0点

こんにちは。豪華なレンズで思い出しましたが、キヤノンで望遠以外で一番コストが掛かったレンズはEF50mmF1.0Lと思います。研削非球面2枚、UD4枚でEF85mmF1.2の同レンズ2倍使用だったと思います。50は1本持っていますが、色々な意味でスゴいレンズです。推測ですが蛍石は天然の為、割れやすいし凹凸加工が厳しい、削った余分を無駄にしたくないのではと思います。天然資源です。個人的には昔の蛍石使用のEF50-200LやEF100-300の様なレンズが好きですね。今の時代、全部ゴージャスより一部ゴージャスで低価格の方が売れるかも。
蛍石使用の標準や広角系レンズが出たら魅力です。でも売れるかどうか。良いレンズが必ずしも商売上成功するとは思えません。EF50F1.0も現役時代は殆ど売れず新品16万程で叩き売りされたと聞きます。EF200F1.8も同様ですね。キヤノン以上にコンタックスはレンズや設計にコストを掛けて光学系を犠牲にしたくないからとMFにとかなりこだわっていましたね。適材適所がベストかなと思います。
書込番号:8308851
1点

JbMshさん S&Lさん ひまわり17さん
皆さん、詳しいお返事ありがとうございました。
結局、ユーザーにとって買えないレンズはダメレンズ、
メーカーにとって売れないレンズはダメレンズということになりそうですね。
ユーザーが多そうな
70200F2.8LIS (蛍石入り、F2.8からシャープ、1,250gと軽量化、定価33万:室内スポーツ、舞台向き)
50F1.2L II (研削非球面入りで後ピン問題解消、定価20万)
Nikon1424F2.8の対抗レンズ、定価25万
24F1.4L
35F1.4L
とかなら作ってくれそうな気がしてきました。
> 85ミリも135ミリも少しボケたところに色が割と強くつくのが玉に傷です。
> キヤノンが超広角系と接写系あるいはチルトシフトレンズにフローライトを使わない理由は私にはわかりません。使えばずっと良くなるのにといつも思います。
--- とういコメントから「研削非球面レンズと蛍石のコラボレーション」なんてレンズも将来的にはできるかもしれないと期待が持てました。
四天王レンズ、220、856、
85F1.2L、135F2L、180F3.5マクロ
の9本は中心から周辺まですばらしく、改良しても人間の目では改良が認識できないかもしれないという意味でスーパーなレンズであると認識しました。
書込番号:8322223
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