ボイスレコーダー・ICレコーダー > TASCAM > DR-100MKII
長年使っていたDR-1が壊れたとかで、知人が練習に持って来るようになり、首尾良く借り受けることができました。
A.まずノイズ比較
例によってSM58をつないで、DR-40の入力レベル最大を基準にして、同じ音量で録ったときのノイズを比較してみました。
1.DR-40
http://file.bex.jp/sound/140410/DR-40.mp3
2.DR-05
http://file.bex.jp/sound/140410/DR-05.mp3
3.DR-100MK2
http://file.bex.jp/sound/140410/DR-100MK2_1.mp3
さすがにDR-100MK2は、DR-40は言うに及ばず、DR-05と比較してもかなりローノイズで、かすかにホワイトノイズが聞こえる程度です。
次に、入力レベルを最大にして同じ音を入れてみました。
4.DR-100MK2…マイク感度Hi、ボリューム最大
http://file.bex.jp/sound/140410/DR-100MK2_2.mp3
この時のゲインは約10dBアップでした。つまり、DR-40より約10dBほどゲインが高いと言うことになります。
ここまでゲインをあげると、さすがにホワイトノイズが目立ってきます。
5.FR-2LE…トリム最大、ボリューム最大
http://file.bex.jp/sound/140410/FR-2LE_2.mp3
ゲインはDR-100MK2と同じぐらいでした。
しかし、それでもホワイトノイズはほとんど目立ちません。
以上ノイズに関してまとめると、DR-40と比べてDR-05はすこしまし、DR-100MK2はワンランク上、FR-2LEはさらにワンランク上という結果でした。
SM58をつないで、実際に弾き語りを録音して再生してみると、DR-40は聞き苦しい、DR-05はかなりノイズが目立つ、DR-100MK2はノイズは気にならないがボリュームを上げると存在は確認できる、FR-2LEはボリュームを上げてもノイズがしかとは聞き取れないというぐらいの違いでした。
結論として、DR-100MK2は、ダイナミックマイクをつないでも一応使用に耐えるというレベルです。
FR-2LEはやはりハンディレコーダーとは一線を画した性能です。
B.音質
サンプル音源の掲載は遠慮しておきます。
あくまでも主観的な評価です。
1.SM58使用でDR-100MK2とFR-2LEの比較
はっきり差を感じました。
FR-2LEの方がローノイズと言うだけでなく、声の柔らかさ、ニュアンス、きめ細かさなど、全般的に優れていると思います。DR-100MK2は一応クリアーに録れていますが、平板な感じです。
2.SM58+マイクプリアンプ使用で、DR-100MK2とDR-40ライン入力の比較。
ちょっと聞くとほとんど同じです。違いを聞き分けるのが困難でした。
しかし、何度も聞いていると、ほんの少しだけDR-40の方が心地よく聞けるような気がしてきました。
マイクプリアンプ部分をバイパスしているDR-40と比べてほとんど差を感じないというのは、それだけ高性能と言うべきですが、ほぼ同等か、ほんの少しだけDR-40の方が優れているのではないかという結果でした。
(DR-40のライン入力は内蔵マイクプリアンプ部分をバイパスした独立の入力ですが、DR-100MK2のライン入力は一旦レベルを落としてからマイクプリアンプ部分を経由します。)
3.DR-100MK2とDR-40内蔵マイクの比較。
これは意外や意外、DR-40の方がかなり良い音でした(AB使用)。
比較すると、DR-100MK2は固い、狭い、細い音です。
向こうは買って間もない状態、こちらは1年半は使い込んだ状態なので、もしかしたらそういう点が影響しているのかも知れません。
(DR-40も買った当時は、固い、狭い、細い音だと感じていました。)
ただし、音量を上げるとDR-40は若干ノイズを感じます。
それでも、DR-100MK2+SM58のときと比べてノイジーと言うことはありませんでした。
なお、DR-40は入力レベル72/90、DR-100MK2はマイク感度Hi、ボリューム7/10で、ほぼ同じ録音レベルが得られました。
やはり、DR-100MK2は外部マイク、特にコンデンサーマイクをつないで使うべきものだと思います。
内蔵マイクしか使用しないのなら、DR-40あるいはDR-7MK2で十分、もしくはより良い結果が得られるのではないでしょうか。
書込番号:17400969
1点
それ以外にちょっと気が付いたことを書いておきます。
▼DR-100MK2の内蔵マイクプリアンプは、DR-40と比べるとおよそ10dBほどゲインが高いのですが、内蔵マイクを使ったときに、両者を最大のレベルに設定してみると、ほとんど同じ音量で録音されます。
同じ音量とは、録音・再生時のレベルメーターが同じ位置を指すと言うことです。
また、あとで両方のファイルをパソコンなどで再生してみても、やはり同じ音量で再生されます。
ということは、DR-100MK2の内蔵マイクはDR-40のものより、約10dB感度が低いと言うことになります。
これはいささか意外なことでした。
結果として、内蔵マイクで録音する場合には、ノイズの程度も大して差はありません。
(DR-40の方がゲインを上げなくても済むため)
DR-40はノイジーという先入観があったため、音量を上げるとノイズを感じると書きましたが、DR-100MK2でもたいした差はありませんでした。
▼DR-100MK2の内蔵マイクプリアンプの音質ですが、手持ちの機器では、Allen & Heath社のZED-10FXというミキサーと大体よく似たような音質でした。
ただし、ノイズはZED-10FXの方がずっと小さいです。
ZED-10FXというのは入門クラスのミキサーで、決して高音質というわけではありませんが、ハンディレコーダーとしてはそれでもかなり高水準と言うことでしょう。
DR-40やDR-05では比較の対象にもなりません。
▼電源についてですが、主電源と副電源という設定が面白いですね。
リチウムバッテリーは、おそらく単価も高いし、充電も本体でするしかない。
となると、NiMHのみを予備として持っているというのが普通でしょうね。
その場合の動作と設定。
1.NiMHを主電源に設定し、録音開始。
2.NiMHが切れて、Liに切り替わった時点で、Liを主電源に設定。
3.NiMHを予備電池と交換。
4.Liが切れるとNiMHに切り替わる。
あとは、そのNiMHが切れるまで使えると言うことです。
▼外部電源については、予想通りモバイル電源が利用できました。(スマホなどの充電用に売っているもの)
普通のUSBミニB端子付きのケーブルでは使えませんが、写真のようなケーブルまたは変換端子があればOKです。
また、ACアダプタもZOOMのAD-17(5V1A)が同じ方法で使えました。一般に、5V1A以上のスイッチングアダプターなら、端子さえ合えば(合わせれば)使えるようです。
ACアダプタを使うとハムノイズが出る場合があります。これはアースをとれば完全に消えるのですが、DR-100MK2はLINE2入力のような同時に使わない端子があるので、そういうところからアースをとれます。
なお、DR-40ではXLR端子のロック用金具からもアースがとれますが、DR-100MK2の場合はそこを接地するとかえってハムが増大します。この辺はちょっと設計がまずいようです。(あくまでもテスト機での現象です。)
▼本体の鳴り方について。
とかくDR-40は筐体が良く鳴ると言われているのですが、DR-100MK2はその比ではありません。
内蔵マイクで録音モニター中にさわると、これで良いのだろうかと思うほどキンコンカンコン良く鳴り響きます。
ヘッドフォンを差したら、そのショック音がきれいに余韻を引くので驚きました。
アルミ外装の筐体は確かに高級感もあるのですが、薄いアルミ板がそのまま鳴っています。
音質への影響はまだ確かめていませんが、DR-40などこれと比べたらまだかわいいものです。
これは後継機では是非改良した方が良いですね。
まあそんなところですか。
さすがという点もありますが、かなり詰めの甘い点もあるようですね。
コンデンサーマイクをつないで使えばそこそこの音質は期待できそうですが、あくまでもハンディレコーダーとして使うのであれば、「高級機を持つ満足感」以上のものはあまりないのではないでしょうか。
あ、もちろん知人には「なかなかいい音がするね」と言っておきますが。
書込番号:17403554
2点
一つ前の記事に書いたマイク感度とゲインの関係について、少し訂正です。
私は、内蔵マイクのときも外部マイクをつないだときも、同じ感度切り替え、同じ目盛りなら同じゲインという前提で書いたのですが、そうではありませんでした。
実際にはもう少し複雑でした。
本機のゲイン調整は、H, M, Lの切り替えと、0-10のボリュームの組合せで行います。
ボリュームの0-10で、30dBのゲイン調整ができます。1目盛りが3dBです。
この点は、内蔵マイクでも外部マイクでも同じです。
ところが、H, M, Lの切り替えですが、内蔵マイクと外部マイクでは動作が違います。
内蔵マイクの場合、H, M, Lの差はそれぞれ15dBです。
つまり、Lの10、Mの5、Hの0は同じゲインです。
Hの5とMの10、Mの5とLの10は同じゲインです。
ボリューム調整の半分は重なっているわけです。
外部マイクの場合、H, M, Lの差はそれぞれ26dBです。
つまり、重なる部分はおよそ1目盛りだけです。
結果として、内蔵マイクの場合、ゲイン調整幅は60dBということになります。
外部マイクの場合、ゲイン調整幅は82dBと言うことになります。
(「調整幅」にはマイナスゲインも含みます。最大ゲインが82dBという意味ではありません。)
以上から言えることは、外部マイクを使用したときにDR-100MKIIの方がDR-40よりゲインが高いことは間違いないのですが、内蔵マイク使用時にそのハイゲインが使われているかどうかは分からないということです。
つまり、内蔵マイク使用時にはゲインを抑えている(そこまで必要ない)のかもしれないので、内蔵マイクの感度が低いとは限らないということです。
なお、DR-40の場合は内蔵マイクでも外部マイクでも全く同じで、ゲイン調整幅もゲインも44dB、1目盛りが0.5dBです。
(80-90の間だけ、1目盛り0.4dBになるようです。)
書込番号:17409568
1点
最後の比較として、同じコンデンサーマイクをDR-40とDR-100MKIIにつないでみました。
(高いのは持ってないので、BehringerのB-5無指向性です。)
まず、ダイナミックマイクではノイズまみれになるDR-40ですが、感度の高いコンデンサーマイクではノイズも気にならず、かなり快適な音で録音できました。
(これならDR-100MKIIの出番はないかな?と思えるほど)
ところが、DR-100MKIIはやはり違いました。
これを聴くとDR-40では細部がつぶれていたということに気付かされます。
明らかにワンランク上の音ですね。
これとは別に、BehringerのXM8500をDR-05につないだときとDR-100MKIIにつないだときを比較してみました。
やはりDR-05では大ざっぱでもやもやしているものが、DR-100MKIIでははっきりするという感じでした。
と言うわけで、やはり外部マイクをつないだときに真価を発揮するレコーダーですね。
内蔵マイクの音質には失望でしたが、外部マイクをつないだときの音質は問題のないものでした。
もちろん、比較すればそれより良いものはいくらでもありますが、この大きさでこの音質を実現しているという点に価値があるのだと思います。
外部マイクをつなぎ、他と比較しないという条件で、幸せになれるレコーダーだと思います。
書込番号:17413791
2点
ところで、今さら理解したことですが、以前にwyniiさんから次のような記事の紹介をいただきました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
こちらはH4n、DR-40、DR-100mkIIの比較レビュー記事。
室内の会話を同じレベルで録音できるようにすると録音レベルの目盛は、
H4n 83/100
DR-40 70/100
DR-100mkII 4/10
H4nが最もマイクプリのゲインが低く、DR-100mkIIはゲインが十分にあり、レベルを上げてノイズを増やさずに済む。3台中ベストチョイスはDR-100mkIIだ。
http://nofilmschool.com/2012/04/audio-recorder-roundup-h4n-zoom-vs-tascam/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
DR-40の70/100というのは70/90のこと、DR-100mkIIの4/10は感度切り替えHの場合と思いますが、これはあくまでも外部マイクをつないだときのことでした。
DR-40の70/90は最大ゲインからおよそ-10dB、DR-100mkIIの4/10は最大ゲインから-18dBぐらいに当たります。
つまり、DR-100mkIIの最大ゲインはDR-40よりおよそ+8dB大きいと言うことですから、このスレの最初に書いたことと大体一致しています。
しかし、内蔵マイク使用の場合はそれが逆転してしまって、DR-40のおよそ85/90とDR-100MKIIの10/10で、同じレベルの録音になるのです。
長い間、70/90対4/10の関係は、内蔵マイク使用の場合も成り立つものだとばかり思い込んでいました。
書込番号:17424410
1点
いつも貴重な情報をありがとうございます。
書かれている情報を参考に外部電源としてモバイル電源を手元にあるもので試して作動を確認しました。
ケーブルは百円ショップで見かけたPSP用USB充電ケーブル(USB〜EIAJ2プラグ)を試しに使ってみました(百円ショップのはケーブル長が30cmでした)。
書込番号:17463034
2点
百円ショップで、PSP用USB充電ケーブル(USB〜EIAJ2プラグ)が出てましたか。
アマゾンあたりでさがしても、けっこうするものが多いので、私はプラグを買って自作しましたが、それなら部品代よりも安いですね。
今度行って見てこよう。
大容量のモバイル電源が使えれば、電源の心配はほとんど無くなります。
メーカーも、DR-680にミュージックブースターが使える(すでに廃番)というような情報を載せるぐらいなら、はるかにユーザーの多いDR-100MKIIやDR-40にモバイル電源が使えるという動作確認を積極的に載せてほしいものです。
(クラシック録音の掲示板には、自動車用の6Vバッテリーを使用中という猛者がいました。)
書込番号:17463518
3点
ご返信ありがとうございます。
おかげ様で家に眠っていたモバイル電源を有効に活かせそうです。
補足ですが、
PSP-2000とは電源タイプがほぼ同じようで(5V/2A・EIAJ#2/センター+)、PSP1000〜3000に使えるケーブルやアダプター(PSP-100)は一応使用可能に思われました。
書込番号:17464940
2点
昨年(2015年)12月初旬くらいに気づいたのですが、以前はあちこちの百円ショップで見かけたPSP用USB充電ケーブルをあまり見かけなくなりました。
その後気に留めて見ていますが、大手ではダイソー、セリア、キャンドゥでは見かけなくなり、おそらく百円ショップで現在買えるのはWATTS(meets.またはsilkという店名のことも)で買える白いカールコード仕様のものくらいではないかと思われます(地元店のみの調査です)。
皆さんの地域ではどうでしょうか。
一時的現象ならいいのですが、PSPのアクセサリーそのものがだんだん店頭から姿を消していることから、今後もそれらの店では入荷しない可能性が高いように思われます。
あちこちで買えるというのも一種の資産みたいなもので安心感があってよかったのですが…
古い書き込みにナイスしてくれたかたがあったので、気になって書き込みさせていただきました。
書込番号:19667581
2点
いや、それに限らず、いろいろ消えているものがあるみたいです。
セリアの何とかアンプというのも、面白い素材だったのに見当たりません。
欠品ではありませんが、ダイソーの単三電池6本組だったのが5本組みになってしまいました。
6本を電池ケースに入れて006Pの代わりに使うと、非常に安定して使えたのですが、5本ってすごく中途半端ですね。
最近は安く使える素材探しばかりしていますが、世の中なかなか甘くありませんね。
書込番号:19668709
1点
訂正の訂正のようになってしまいますが、最近になってまたダイソーでPSP用USB充電ケーブルを見かけるようになりました。
リール式のもので写真のようなパッケージです。
早速レコーダーの充電に使ってみましたが、途中まで充電してあったものを満充電に出来ました(確実に作動することを保証するものではありません)。
前回の書き込みから半年以上経っており、もう見られないものと思っていましたが、出たばかりなのか大量に店頭にありました。
一方でWATTSでは見かけなくなりました。このあたり、流動的ということなのかもしれません。
おそらくそのうち見かけなくなる商品と思われますので、関心のある方はお早めに・・・
書込番号:20268616
1点
おお、それそれ。それが一つほしかったんです。
明日にでもダイソーに出かけてみます。
情報提供ありがとうございました。
書込番号:20268881
1点
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