


そういえば気になったので小ネタ。
当たり前なんですが、昔の録音は、当時のシステムに合わせた音作りがされているわけです。
まず間違っても、今風のシステムと同じ音が出るなんてことは誰も予想できてないです。
シンセが派手にでてくる70年代以前は打ち込み系も基本的には無かったし、古くなれば中高域がメインの鳴りのスピーカーでどれだけ上手く鳴らすかなんてことだったでしょう。
以前は、ラジオやレコード、テープがメインの時代ですから、時代にあわせた音響特性を目指して録音や編集を行っていたと思います。
ヘッドホンで言うなら84年のネオジウムの発明を境に、完全に音傾向が変わります。90年以降はネオジウムがメインになっていくので、サマリウムコバルトに比べ低域の再生に迫力が出る分、逆にパワーが強すぎるのか、膨らみすぎたり高域がきつくなりやすいなどの弊害があるように思います。
かといってサマリウムコバルトだと、重めのロックには迫力に欠けやすく合わなかったりですし。
その辺のことも考えつつ、オーディオ弄るのも面白いんじゃないかなとか。
いまいちと思っていたものが、実は聞き方の問題だった、なんていうこともあるわけで。
最近のものですと圧縮音源にあわせた作りが一部で問題になってるようでもあります。
分かりやすくいうなら、有名店のラーメンが、カップラーメンとして商品化されるようなモンです。
手に入りやすくなること自体は喜ぶべきことですが、そればっかりじゃいかんかなと。
CD全盛期に比べると今の音は格段に落ちてますから、逆に言うとエンジニアの質の劣化にも繋がることすらありえます。(いい仕事してもあまり報われないと分かってるときに、忙しいときはやっぱり手の抜き方を覚えるよね? 注文する方も手の早い人に仕事投げたりするよね? 若いころからそういう生活続くと、知らんうちにいい仕事しなくなるのが怖い。)
一方で、イギリスなどではレコードがCDしか知らない若い世代に受け入れられたりとか、最近のヘッドホンの傾向が派手なドンシャリ系でない機種がかなり増えたりと、そういうところでは逆の現象も起こってるように思います。
5000円でなかなか聞かせてくれるヘッドホンはここ数年で確実に増えたと思います。
なので、音の質に関しては、ある意味、両極化が起こってる気はするかな。
それはそうと、派手なドンシャリでパカスカ鳴ってくれる機種もそろそろ欲しい気もしますがw
現在は基本的に、オーディオにおけるユーザー側の選択肢が増えた(ビットレートや媒体、機材などの違いによる音の違いがあることが認知されやすくなったんで、知ってれば弄れるし選べる)ので、以前と違い、オーディオ的な音の変化が楽しめるっていうところが非常に接しやすくなったと思います。
いい音って方向性が以前ほど原音重視系に一本化されなくなったとも思うのですが、個人的にはその時々で気に入った音を楽しんでいければなーとか思いますね。
たとえ生演奏でも、同じ音楽で楽器と奏者と編成が違うだけでまるで別の顔を見せます。
室内楽とホール演奏ではやはり違う感じがあるでしょう。
オーディオ的な変化を楽しむってそういう雰囲気の変化を手軽に弄れるってところだと思うんですよ。
書込番号:7588186
2点

大変参考になります、サマリウムコバルトとネオジウムの比較については特にm(_)m
書込番号:7588224
0点

古い録音・磁気回路・優秀録音ほか、見解に微妙な違いは、ありますけど。。
「蓼食う虫も好き好き」。。百花繚乱・取捨選択☆いいんじゃないの♪
書込番号:7588271
0点

補足*
SPの変換効率は90dBのスピーカーでも1%未満です。残りの99%は機械的損失や熱として無駄に消費!
ダイナミックタイプ:SP技術革新が遅れてますねw変換原理そのものが、、
コロンブスの卵的に新たな発明でもされないと、、飛躍的な進歩って難しいでしょか??
フェライト・ストロンチウ・アルニコ・ネオジューム・アルニコほか、素材にはそれぞれに特徴があります。
フェライト・ネオジューム高温に弱い弱点アリwネオジュームは保持力・磁束密度が高く小型化にむき。。
それぞれの特徴・電気的特性を活かした利用、磁気回路設計 内磁型などなどであり、、
素材だけで音の傾向を計るのは早計でしょね☆(当然違うけど。)
私はCD世代ですけど、出音の傾向は素材を生かした設計、要は適材適所な素材選択(コスト含)
アーキテクチャー 、レイアウト、他もろもろ。。で決まる事で、、素材の種類だけで出音の傾向を一括りはちょっとね??
それと、レコード時代は?ですけど、現在のように音を詰め込みすぎない、ソースつくりは、間のような物が感じられて、、
そういう空間イメージを楽しめ、再生装置云々ではなく、、私的には、それぞれの空気を楽しめて、いいと思うけど♪
室内楽とホール演奏の違いもそーだけど、無理に今に合わせる必要ないじゃんって発想!
まぁ楽しみ方ってそれぞれでいいんでないwサングラス否定でないので、念のため!
書込番号:7589831
0点

クラシック系を聴いています。
>レコード時代は?ですけど、現在のように音を詰め込みすぎない、
あまり語られないのですが、レコード(LP)の場合、片面に入れる時間が長くなる(20分以上)と、ダイナミックレンジの狭いまさに、「詰め込み」状態になるんですよね。
かといって、余裕のある片面15分・大胆なカッティングだとプレーヤーのトレースが難しいくって(冬は特に)・・・。
その点、CDはそのような制約が無くてありがたい。
また、レコードは録音からレコードプレスまで一貫生産みたいなところがあったけど、CDプレスはプレス工場が別にあるようになった。
デジタル録音の簡便さと相まって、山のようなマイナーレーベルが誕生。曲(世界初とか)にこだわるレーベル・録音品質にこだわるレーベルなど、色々あって楽しい時代になりました。
(世界中で1000枚売れたらオッケーにたいなのね)
CDやMP3やFLACやら色々のフォーマットのなかから選択して購入できるところもあり、思わずすべて購入しそうになったりして。
>室内楽とホール演奏ではやはり違う感じがあるでしょう。
室内楽 これジャンルの名前。ホール演奏 これ演奏場所。ならべて比べるものじゃないと思うけど・・・
>オーディオ的な変化を楽しむってそういう雰囲気の変化を手軽に弄れるってところだと思うんですよ。
これわかりますね。「弄る」方向に行くかどうかで、かなり個人の趣味が分かれるかと。
(自分は、あまり弄らない 方向かな、ソースの違いを再現してくれるレベルであれば。ソースの方が多彩なもので)
書込番号:7599096
0点


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