『購入後雑記レポート』のクチコミ掲示板

[SanLight]

本日Fマウントの中望遠レンズとして購入してきました。
今や生産終了となっている当レンズ、価格も新品で26.800円とリーズナブルでありながら、他の方がおっしゃる通り縁にパープルフリンジ等の色収差が発生せず、逆光にも強い実にクリアなレンズとの評判はまさにその通りでした。
ボディもすこぶる小型・計量で中望遠としては実にコンパクトです。別売りの純正フードを着けてもディスタゴンf2／35と同等の身長とレンズシステムとして組むには良い選択肢の一つです。

ただ、幾分設計が古いのか、現在のレンズに対し若干仕様に前もって押さえておくべき箇所が有りますので記載します。
まず、絞りリングですが、f3.5スタートですが、その後f5.6・f6.3・f8・f9.5・f11・f16・f22となります。
3.5から5.6の間で1.5段の開きを持ち、5.6から11までは半段、11から22では一段ずつと現行のツァイスの全てが半段ずつクリックするタイプやニッコールの全一段のクリック絞りと比べると少々変則的な絞りとなります。
次に別売りの純正フードは逆さ付けはできません。最もこの点は献体のコンパクトさからそれほど気になる点でもなく、また対逆光性能の高さから、場合によってはフード不要でもそれほど困らないとも言えます。
三つ目として最初に付属しているレンズキャップはねじ込み式となります。若干不便さを感じる部分ですが、ハクバなどの49mm径のキャップを付けるか、純正フードは先端に被せ式のフードキャップが付くのでこちらを使用するのが良いかと思われます。
それとD3やD300等の「レンズ情報手動設定」には何故か「90mm」の距離情報が無く、前後が86か100mmですね。細かい事だしさして弊害の有る物では有りませんが一応・・・。
最後に絞り羽ですが、これも他所で指摘のある通り、奇麗な円にはなりません。若干凸凹しています。しかし口径食が目立たないのかそれほど点光源に悪影響は出ないかなと。こちらはまだテスト中ですので詳細はまだ不明ですが。
ただ、収差・逆光に強いシャープな写りのコンパクト中望遠・・・これだけでもシステムに加える価値は十分であり、非常にコストパフォーマンスが高いレンズである事に疑い用は無いと思われます。

書込番号：7619320

[SanLight]

D3+アポランタ−90mm

早速アポランター90mmのボケ味・点光源・色収差の簡易テストです。
仕事帰りに何気なく撮ったのであくまで参考程度のものですが。
思ったより口径食が出て、点光源がレモン型になっています。
流石に電球周辺には色収差が出ていますが、流石にこの位は仕方が無い所でしょうか。
ISOは1600・A-DレンジはONのままで撮影しています。本当はOFFの方が参考になるのでしょうが。
画像はRAWをシルキーピクスにてJPEGに現像しています。修正無しのそのままの現像です。

f 3.5
S 1/30
ISO 1600

書込番号：7622763

[Pilot de Guerre]

>絞り羽ですが.....奇麗な円にはなりません。若干凸凹...

このシリーズは各マウントを合わせ随分買っておりますが、品質管理が良くありません。特に、絞りの組み立てが非常に雑で、個体差が大きいのです。何度も交換させたモデルもあるのですが、絞りが設計どおりの完全な物の割合は出荷量の半分以下かもしれません。店頭で確認されるのが理想ですが、余りにひどい物はコシナに送られるのが宜しいでしょう。対応は昔から誠実かつ丁寧です。

手元の125mmは羽根が1枚おかしな組み付けで、お写真のような状況だと、尾を引いた「ヒトダマ」のような光源ボケがでる貴重な一品です。これはこれで面白いので、修理させずに残しております。

書込番号：7836659

[くんたけいこ]

α９００の価格を見て５D２を見てて滑ってずり落ちた所がコシナのレンズ群、昭和の時代にタイムスリップしてしまったような変な気持ちです周りを見るとニコンFM１０￥２５８７４
レンズはコシナAPOLanther９０ｍｍニコンAis\34800つまりこのレンズはFM10で撮せると言うことでしょうか。

書込番号：8412714

[@monpapa]

　　ボケの形は私の個体の場合は中央がほぼ円です。

　　周辺部はレモン型です。

　　
　　色の出方が気に入って、最近はズームをさしおいて一番出番の多い　　
　　
　　レンズです。

書込番号：9335720