ART MONITOR ATH-A1000Z
真紅のアルミ二ウム筐体を採用したヘッドホン
ART MONITOR ATH-A1000Zオーディオテクニカ
最安価格(税込):¥51,930
(前週比:-2,518円↓
)
発売日:2015年11月13日
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環境は共にHP-A8直挿し。Z7の方が同じボリューム位置で体感音量が小さいから、
聞いた感じ同じぐらいの音量になるよう調節しての比較。
以下、Z7・1000Zと略。
まず違うのが重さ。実測で60gも1000Zの方が軽い。
これは相当大きくて、Z7から1000Zに付け替えると思わず「軽っ」と声が出るほど違う。
常に頭頂部に何かがのしかかっている感覚が拭えず頸肩にも負担の来るZ7に対して、
1000Zは軽快の一言でウイングサポートゆえの頭頂部の安心感もあり、装着感は1000Zに分がある。
1000Zはこのまま映画視聴することも可能な重量だが、Z7ではご勘弁だ。
聴いた感じの帯域バランスもかなり違う。
低音〜高音まで過不足ないフラットな1000Zに対して、
低音が厚く中音が普通で高音がやや控え目ないわゆるピラミッドバランスのZ7。
したがってZ7の方が低音の量感があるように聞こえ、1000Zの方が高音が伸びやかに聞こえる。
ただし1000Zが特別高音が伸びる機種なのではない。Z7の高音がやや弱いのだ。
同じく1000Zが低音が少ない機種なのではなく、Z7の低音が盛ってあるイメージ。
これは再生ソースとか好み次第であろうが、バランスとしては1000Zの方がいい。
解像度はほぼ同等か、やや1000Zに分がある。
分離の良さ、位置感覚の良さは、1000Zの方がいい。
音抜けは1000Zの方がいい。奥行きは1000Zの方がある。
音の広がりや音全体のスケール感はZ7の方が大きい。
音が近く、像が正確な1000Z、一歩引いて広がりと余裕と空気感をもって鳴るZ7。
キレの良さは1000Zの方がいい。重みや厚みはZ7の方がある。
音の硬さはZ7が中庸程度、1000Zはやや硬質。
色艶はZ7の方があり、1000Zにはあまり無い。
潤いはZ7の方には無くもなく、1000Zには無いというか乾いた音。
音の生々しさや自然さはZ7の方がいい、1000Zの方が人工的な感じに聴こえる音。
解像度が高く、抜けが良く、奥行感があり、分離が良く、
分析力が高く、正確で、細部を見通す能力の高い1000Z。
やや濃密で、力強く、押し出し感と広がりとダイナミックさがあり、
無機質な1000Zに対し有機的で実在感のある音を出すZ7。
結局のところ、この二つのヘッドホンの音質は、ほぼ同格に感じる。
そしてソースとか好みの差に於いて使い分け出来るという程度の違い。
どちらにしても、音質で明らかにもう片方を圧倒するような要素は感じない。
どうも売れ筋ランキングではZ7の方が1000Zよりも高いから、
よほどZ7の方がいいのかと思ったが、こうして比較してみるとそんなことない。
A1000Zはもっと注目されてもいいとも思う。
特にZ7と同格の音を鳴らしながら明らかに軽量なことは特筆に値すると思います。
そういうことで比較と言いながらもA1000Zの「良」レポートとしました。
書込番号:19472942
32点
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