これまで35oフィルムカメラで星景写真を撮ってきました。(ネガorポジ)星を流すのが好きで色んな地上景色をミックスしてます。露光時間は10分〜40分くらいです。最近はデジタル一眼も進歩していて星景写真も編集の「比較明合成」を使えば可能のようです。そろそろデジタル一眼移行を考えてはいるんですがフィルムに慣れてしまってなかなか打破できません。そこで同じような星景写真(星流し)を撮られている方に質問です。@フィルムとの大きな違いで特に実感する点は?A私の見解では写真にしてデジイチと比較対象になるには中判フィルム以上のカメラのような感じを受けるのですが実際どうでしょうか?B先ほど述べた「比較明合成」で星を線状にできますが、この編集にもデメリットな点などあるんでしょうか?
長々となりましたが皆さんアドバイス・ご意見お待ちしておりますm(_ _)m
書込番号:13556665
0点
時々星景写真も撮ってます。基本的にフィルムもデジタルもカメラ操作の点で大きな違いはありません。
@長時間露光でフィルムとの違いを感じるのは、相反則不規を考えなくていいということぐらいです。また、その場で成功・失敗の確認ができるので、現像後にがっかりすることはなくなりました。それよりも、デジタルならではの特徴が、星を点像で写すことができるということ。フィルムでは赤道儀を使わないと点像の星景写真なんて絶対無理でしたが、デジタルなら簡単に写せるわけで、輝跡でも点像でも好みに応じて選択できるのが最大のメリットです。
A何を比較して中判以上と言っているのかわかりませんが、風景などでは1000万画素もあれば35mmフィルムよりも緻密さはデジタルのほうがいいと思います。星景写真で輝跡にした場合はとくべつ大きな違いがあるとも思えませんが・・・まあ、デジタルのほうがシャープな感じはあります。
Bコンポジットは、ほんの数秒程度の空きがあっても拡大すると輝跡が途切れているのがわかるので、大伸ばしする写真であれば要注意です。たとえば、車のライトが入ったコマがあったから抜いて合成してしまうと、そこだけ途切れる可能性があります。また、フィルムよりも低感度が強いので、想像以上に多くの星が写ってしまい、合成するとうるさすぎるということもあります。そのあたりの話をブログに書いてあるので、興味があればどうぞ。
http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/blog-entry-92.html
書込番号:13556748
![]()
1点
ramuka3さん早速のご意見ありがとうございます。私の周りの天文仲間もデジイチが多くなってきてフィルム撮りの私は苦労人と呼ばれております(笑)。今では35oフィルムの良さというのは一発勝負でどこまで良い写真が!といった精神論な話になってきてますね。デジイチでは地上の風景が明るく(その場で確認できるし)撮れるのがいいですよね。フィルムは月明かり・薄明を考慮しなくてはならないし。比較明合成が気にはなるんですが、単純に1枚を長時間露光で撮る場合、どのくらいの時間が限度ですか?(光跡撮りの熱ノイズなど考)やはりそーいった撮影となるとデジイチも中級機以上とかが適しているんでしょうか?再度質問してすいません。m(_ _)m
書込番号:13556798
0点
スレ主さんの撮られる写真は日周運動写真で、固定で星を点像にということではなさそうなので、それに沿って答えてみますと、
@のフィルムとの違いでの中でフィルムの優位性として一番感じるのは色の残り方です。
デジタルとフィルムの大きな違いの一つがラチチュードの広さで、デジタルでは十分な照度がある対象では最近ではフィルムと見比べても分からなくなってきましたが、飽和寸前とか、逆に後で持ち上げる必要があるような暗い対象では色の保持性が著しく落ちると感じます。
特に赤の感度が弱く、たとえばオリオンを撮った場合、フィルムではベテルギウスのオレンジや大星雲の赤紫がとても美しく再現されますが、デジタルではちょっとがっかりする結果になるかもしれません。
これに関しては、特に天体写真を撮る場合にセンサー前にある赤外カットフィルターを天体専用のものに付け替える改造があり、多くの人はそういうカメラで赤い星雲などを撮ります。
しかしスレ主さんの場合は星景とのことで、カラーバランスが崩れることを考えると改造機まではちょっと使いづらそうで、ノーマルのデジタルとなると彩度的にはやはりフィルムに劣ると思った方がいいです。
逆にデジタルで比較明合成する優位性としては感度や露出を調整することで撮影地の多様な明るさに対応出来、極端な話大都市のビル群の上を動いていく星を長時間撮ることも出来ます。
これはいくら相反則不軌があるとはいえ、フィルムではバックグラウンドが飽和してしまって露出時間に限界があったのを、理論的にはいくらでも延ばせるということです。
まあ現実には夜の時間には限りがありますし、パソコンの性能によっては何百何千枚のコンポジットに時間がかかったりということがあるわけですが、比較明の考え方は各ピクセルごとにコンポジットするファイル全てから一番明るい情報を選び出していくわけで加算するわけではありませんから、夜の間バックグラウンドの明るさに変化がないとすれば、コンポジットが終わった1枚のファイルのバックグラウンドの明るさは何百枚と撮ったファイルのそれと変わらないわけです。
他には上の方も書いておられるとおりインターバルを1秒にしても場合によっては軌跡の途切れが分かってしまうことがありますが、ソフトによってはそれを緩和する機能が付いたものもあります。
次にAに関してですが、これは解像度、解像感のことを言っておられると思いますが、デジタルでは特に光量が十分でない場合にノイズの問題もあり、処理によっては暗い部分がつぶれてしまう場合もありますし、また上に書いたような軌跡の途切れ感が分かってしまう場合もありますので、普通の風景写真のように単純に解像度ではデジタルが上という考え方は出来ないと思います。
逆に滑らかさという点ではフィルムの方が優れていると感じます。
最後にBですが、最低何十枚、時に何百枚にもなるコンポジットを手作業でやるなどということは今ではほとんど無く、多くの人がそれ用のソフトを使って自動で合成します。
後から補正や加工を加える場合はフィルムをスキャンしたものに加工するのと同じことになります。
その点に関しては機材やソフト、そしてそれを使いこなすスキルによりますので、一概にデメリットといえるものは無いと思います。
以上、フィルムでの固定バルブ撮影による日周運動写真と、デジタルでの比較明コンポジットによる日周運動写真の違いとして分かる範囲で書いてみましたが、私も星の写真はいろいろ撮ってますが、個人的には日周運動写真に限ってはまだまだフィルムに一日の長があると思っています。
私の写真に関しては、ここの姉妹サイトに上げていますので、上のリンクから御覧下さい。
デジタルの日周運動写真も2枚ほどですが上げてあります。
書込番号:13556807
![]()
4点
takuron.nさんは随分詳しいのですね。確かに最近オリオン座がわりと綺麗に写った写真を星見仲間に見せたところ、ベテルギウスの赤がよくでてると誉められました。デジタルではフィルターかましたりとなかなか労するらしいです。天文好きな方からすれば千差万別いろんな意見が出るかと思います(多少こだわり強めかもしれません)。最近はポジのフィルムなども扱う店が少なく高価△……それもまた悩みのタネです。
書込番号:13556964
0点
>デジイチも中級機以上とかが適しているんでしょうか?
特に中級機でなくても問題ありません。Kissで撮っている方も多いですし。
むしろ、撮影中にカメラから離れることもあるので高い機種の方が心配です。
除外したほうがいいのは、ケーブルレリーズが装着できない機種、ニコン機の
ように連写に制限があるもの は避けたほうが無難です。
また、ピントあわせのためには液晶の画素数が多いものの方がいいです。
書込番号:13557206
![]()
0点
Seiichi2005さんコメントありがとうございます。なるほど〜デジタルとなるとピント合わせもシビアになるんですね〜。やはり天体はキャノンユーザーが多いみたいですね。個人的にはペンタの絵作り(風景など)が好みではあります。ペンタックスはレリーズが使えない機種があったりとこれまた惜しいところです。その代わりインターバル撮影?というのが可能なようです。これって私の被写体としてはプラスなんでしょうか?…インターバル撮影とか実際使ったことないんでわかりません(x_x;)
書込番号:13557387
0点
デジタルでのバルブ撮影は、機種によっても異なるので実際にやってみないとなんともいえません。僕自身の経験で言えば、EOS5Dで20分ぐらいはまったく問題なかったです。同機種で1時間開いた人の写真を見たことがありますが、PCで見る限りは十分な画質でした。ただ、センサーの熱ノイズなど考慮すると、30分を超えるような長時間の場合はコンポジットにしておいたほうが電池ももちも含めていいと思います。
機種については入門機でも問題ないと思います。キヤノンの場合、Kiss・60Dと上位機種とではレリーズケーブルの仕様が異なるので、機種を買い換えるとレリーズも買い換えないといけないというデメリットはありますが。
インターバル撮影は、カメラに機能がなくてもそれに対応した機能がついたレリーズを使えばどんな機種でもできます。キヤノンの純正品は上位機種の仕様のものしかないので、エツミのインターバルタイマーならKissなどでも大丈夫です。コンポジット撮影をするだけなら、カメラを連写の設定にしておけばいいだけなので、普通のレリーズで大丈夫です。
書込番号:13557675
0点
こんな機能つきのコンデジも発売されるようですね。
風景に星の光跡も写し込める、新シーンモード(インターバル合成モード)
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital4/point3.html
書込番号:13557860
0点
ペンタも追尾撮影用のO-GPS1が発売されたので天体ファンにはいいと思います。
インターバル撮影で星の軌跡の撮影はやったことはありませんが、ある程度は
できると思います。ただ、レリーズとレリーズの間隔をできるだけ短くしないと
軌跡が途切れがちになります。
一晩に数枚しか撮影できないので、できるだけシンプルな方法が失敗が少なくて
いいと思います。
比較明合成にはカメラだけでなくソフトも必要です。パソコンもある程度のパワー
が必要だし、専門にやっている方は単純に合成するだけでなくいろいろテクニック
も使っているようです。
デジタルでもフィルムと同じようにバルブで長時間露光も可能です。最初はそれから
始めればいいと思います。1時間以内ならノイズも少なくきれいに撮影できます。
比較明合成を使えば、街中など光害があるところでも撮影可能です。
フィルムで撮っているような光害の少ないところでは、デジタルでも比較明合成
無しに撮影可能です。
デジタルカメラは露出の決定が容易なのでフィルム撮影でも参考になります。
最初はフィルムと併用して撮影すればいいと思います。
書込番号:13558224
0点
天然女子さんコメントありがとうございます。ついには光跡も撮れるコンデジがきましたか。。手軽にブログにupなど良さげですね〜。
お二方再度コメントありがとうございます。デジイチのバルブ撮影は30分もいけるんですね〜。私のフィルムでの露光時間が大体10分〜40分くらいです。レンズで大きく左右しますがこれくらいで撮った光跡が地上の景色とのバランスも良く見栄えします。1時間露光なんてフィルムだとレリーズ持つ手が震えそーです(笑)
書込番号:13564295
0点
今新たに疑問に思うことがあります。長時間露光でデジイチは各機種同じように熱ノイズなど問題がありそれらを考慮して撮影しますよね。そういった長時間露光によってセンサーが熱持つ→センサー自体への負担ってなりますか?長時間露光(許容量内くらいで)を常用し続けることによってセンサーが支障をきたしたり。。とか気になりだしました。(゚-゚)
書込番号:13578303
0点
画素単位ではデッドピクセルとか出てきますよね。
でも、数が限られているので周囲の正常な画素で推定して埋め合わせします。
画質が低下しそうな気がしますが、実際にはまずわかりません。
このピクセルマッピングはカメラでユーザーができるものと、メーカー送りになるもの
とメーカーにより異なります。
キヤノンはメーカーに送らないとダメです。ペンタックスは自分でできると思います。
その他、大きな問題は今のところは顕在化してないようです。
デジタルカメラがよく使われるようになって10年くらいであることと、実際はモデル
チェンジが頻繁で3年くらいで買い換えることが多いためでしょう。
10年以上使えばどうなるかまだあまり例が無いでしょうから。
書込番号:13578572
0点
天体写真だと5分10分くらいの露出は普通に連続して続けますが、それで使えなくなったという話は聞いたことがないですね。
勿論そんな使い方は月に何度もやるわけではないですが。
他にも空に向けてシャッターを開けるだけで宇宙線による劣化が起こるなどという話もありますが、これもそれが理由で使えなくなるなどということは聞いたことがありません。
CMOS自体が高精細電子機器であり、経年劣化はボディー部より早いであろうことは想像出来、実際星にはあまり使わない普段用のデジ1のダークフレームを撮って強調してみると、1年経つとホットピクセルが増えているのが分かりますので、これは長時間露出や高感度とはあまり関係なく、普通に経年劣化と捉えていいと思われ、使う以上は仕方ないものでしょう。
いずれにしてもスレ主さんの使い方で長時間露出が原因で今まで誰も経験したことがないほど早く、たとえば3年や5年で使えなくなってしまうなどということはないと思いますので、気にされることはないと思います。
道具は使ってなんぼですし、使い倒して壊れるのならカメラも本望ではないでしょうか。
書込番号:13578754
0点
お二方またまたコメントありがとうございます。m(_ _)m。デジタルにはデジタルなりの扱い方があるんでしょうね〜。やはり実際使用しているユーザーの意見・感想が参考になります。感謝
書込番号:13580506
0点
CCD/CMOSを含む半導体の一般常識として、そのジャンクション温度が10℃上昇するごとに寿命は半減する、というのがあります。ですから…
> そういった長時間露光によってセンサーが熱持つ→センサー自体への負担ってなりますか?長時間露光(許容量内くらいで)を常用し続けることによってセンサーが支障をきたしたり。。とか気になりだしました。(゚-゚)
長時間露光によってセンサーが熱を持ちジャンクション温度が上がれば、それだけ寿命を縮めていることにはなります。冷却すれば熱雑音が減るだけではなく、寿命を縮めないのにも効果があります(でも熱雑音は確認できても、寿命は目に見えませんからねぇ…)。
書込番号:13581033
0点
このスレッドに書き込まれているキーワード
「デジタル一眼カメラ」の新着クチコミ
| 内容・タイトル | 返信数 | 最終投稿日時 |
|---|---|---|
| 3 | 2025/12/26 12:47:01 | |
| 2 | 2025/12/26 10:16:08 | |
| 20 | 2025/12/26 11:31:19 | |
| 3 | 2025/12/25 23:51:16 | |
| 10 | 2025/12/26 10:32:44 | |
| 8 | 2025/12/26 10:04:34 | |
| 32 | 2025/12/26 9:46:40 | |
| 4 | 2025/12/26 3:53:08 | |
| 5 | 2025/12/25 17:13:39 | |
| 0 | 2025/12/24 20:13:58 |
クチコミ掲示板検索
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】メインアップグレード最終稿
-
【Myコレクション】自作パソコン
-
【Myコレクション】SUBPC 2025 WHITE
-
【欲しいものリスト】a
-
【おすすめリスト】今年のうちにこれで組め的な自作ゲーミングPC案
価格.comマガジン
注目トピックス
(カメラ)
デジタル一眼カメラ
(最近3年以内の発売・登録)






