ニコンのミラーレスに関わる技術力

Question

相変わらず目新しい情報はありませんね。デジカメinfoの以下の記事も多少前のコメントに記者の推測ですからね。特に今年度中にハイエンドが出るという噂と、このリンクにあるローエンドのフルサイズというのは相反するので、いかに情報が錯綜しているかだと思います。

http://digicame-info.com/2018/05/2019-1.html

ところでフルサイズミラーレスはソニーが進んでいるというのは、製品化という観点では事実だと思いますし、それを否定する人はいないと思います。ただソニーが有利なのは半導体CMOS製造技術が自社系列内にあるということと、有機ELの自社製品を持っているということで、確かにこの２点はミラーレス一眼の心臓であり眼であるがゆえ、キーテクノロジーだと思います。

ただデジカメのコア技術はAFの検出、追尾、認識（瞳AF）等もありこれらは、どちらかと言うと製造技術というよりソフトウェアや画像認識技術だと思います。そう考えると必ずしもソニーの独壇場ではなく、キヤノンはこの分野に強そうですし他社にもその可能性は大いにあると思います。

半導体開発はもともとロジック開発と製造技術という全く異なる分野のノウハウが必要な分野だと思います。センサー製造技術は半導体製造措置や施設への投資だけでなく、ノウハウの積み重ねがキーになってきますが、ロジックはどちらかというと特許や純粋にロジックデザイン（頭の良さ）で勝負の世界だと思います。海外では実際に製造は他社の工場に委託して、LSIはユニークでオリジナリティーのあるものを開発するベンチャーがあったりします。

はてさて私はニコンのロジック開発能力やソフトウェア開発技術のレベルを知りません。ただニコワンのAF追尾技術や連写性能は特筆すべきものですし、像面位相差センサーに至っては製品化はニコワンが最初だったのではないかと思います。それに、この分野は仮に中にそのスキルが十分ではなかったとしても海外から買う、または提携することもできると思います。

つまりは戦略次第では技術力トップに躍り出ることが不可能ではないと考えていますが、果たしてニコンはどんな技術力でどんな製品を投入してくると皆さんは思い（期待し）ますか？

うさらネット · Accepted Answer

御意。技術面の問題はほぼないでしょうね。問題は販売力・イメージ戦略の不足でしょう。ご存じの通り、ソニーは電通と共同でフロンテッジってう総合広告企業を持っており、ウェブをはじめとして、市場を操作するべく凄まじい戦略を打ってます。この先は書きませんが、同様の戦略をニコンが持ち得るか --- 企業体質が？ニコワンV1を登場させて早7年経ってますので、ミラーレスについては熟知しているニコンです。機能・操作面を通して俊敏な機材を期待しています。

20-40F2.0 · Accepted Answer

遅れず、踊り出ずの普通の技術で出てくるのでは。動体撮影については拘ってくるかもね。後、ニコンは熱問題も気にしてましたし、燃費電費も気にしてたかな、ミラーレスの場合。
基本、どの業界の技術も下が次第に上に追い付いて行く流れになる事が一般的なので一時期の技術力がトップでも最下位でもあまり気にしていないかな。長期的に近づけない、追い付けない家電の技術なんていまは殆どないでしょう。
一年前にあるメーカーに搭載、製品化された技術が一年後などに製品になったとしても、商売上は確実に不利でしょうが、消費者側としては実は大した差でもないんだよね。
今時、ルンバに拘る必要もないし、iPhoneに拘る時代ももう過ぎましたし、カメラもある特定のミラーレスメーカーに拘る程の技術的な差なんて現状ないので機能論、技術論で選ぶより感性と好み、用途でカメラ選んだ方が幸せになれるかもね。

gda_hisashi · Accepted Answer

＞ぎたお３さんカメラ(写真)って大多数の方は超高感度も超高画素も(ミラーレスと関係ないが)や強力な動体撮影、高速連写、OVFが必ず必要な訳では無いが宣伝に踊らされたり、流行りに乗りカメラを購入していると思うミラーレスは一眼レフに対して簡易でコンパクトで安価と言う宣伝で開始さしたから高級路線への展開に苦労しているN社、C社のミラーレスフルサイズを機にイメージ変更には良い機会と思う

横道坊主 · Answer

＞ご存じの通り、ソニーは電通と共同でフロンテッジってう総合広告企業を持っており、
ウェブをはじめとして、市場を操作するべく凄まじい戦略を打ってます。

ネット民はそういう謀略説が大好きだけど、実際はネットなんか殆ど見ない様な人も買ってるからなあ。
戦略って言っても小さな量販店ではキヤノンやニコンに売り場を取られて、隅っこにα6000シリーズが申し訳程度に置いてるだけ。

seventh_heaven · Answer

>ネット民はそういう謀略説が大好きだけど普段は横道坊主を揶揄してるけど、真面目に言うと電通と一緒に仕事して以来、世の中が欺瞞に満ちていると実感したのよ。価格コムもそうだけど、世の中簡単に信じちゃ駄目なのよね♪そう言った意味でも横道坊主は１周半と思ってるのよ。

あふろべなと～る · Answer

とりあえず世界初の像面位相差ＡＦのカメラはフジのFinePix F300EXRですよおhttps://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/400283.html

6084 · Answer

ニコンの難しい事わ、わかんないけどニコイチＡＷ１買って使ってるけど、あれでそこそこ動体撮影ＯＫだったからねぇ～♪全然ＯＫぢゃないの。

ありがとう、世界 · Answer

撮像素子製造における・量産能力(数量、不良低減率など)・量産コスト・販路を無視したら商売にならないような？(あと特許がありますがとりあえず外しましょうか)上記３つを無視すれば何でもありですが、そうでないから撮像素子の現状になっているわけです。CANONも自社製造撮像素子はデジイチやミラーレスが殆どで、コンデジ用の1/2.3型の裏面タイプはおそらくSONY品を使っているわけです。(※裏面撮像素子自体の特許はかなり古くからありますので、大雑把な構造については権利切れが多いようで、むしろ量産能力のほうが重要？)主要部品のメーカー内製を一時的に重視しても、その部品の価格競争力が他社より弱い場合は、コストの大きな部品ほど完成品全体のコストを圧迫してしまいますので、昨今は「何が何でも内製」ということは無くなっていると思います。

ダイバスキ～ · Answer

私は一眼にレフが有ろうが無かろうが構いません。無くて良ければ、それに越した事は無いと思ってます。それにしても、電気と光って目にもとまらぬ同じ位の速さかと思ってましたが…回路とかが加わるとタイムラグとかって出て来ちゃうんですよねぇ。まあ、レフ部が無くなれば、小型にも出来るでしょうし、一眼レフと違和感無く扱えるミラーレスを期待して止みません。

ミスター・スコップ · Answer

ぎたお３さん> はてさて私はニコンのロジック開発能力やソフトウェア開発技術のレベルを知りません。私も全く同様、と言うより、ぎたお３さんと比較したら、段違いにもっと無知です。その為、以下は、「妄想の3乗」として、軽くスルーして下さい。> ただデジカメのコア技術はAFの検出、追尾、認識（瞳AF）等もありこれらは、どちらかと言うと製造技術というよりソフトウェアや画像認識技術だと思います。そう考えると必ずしもソニーの独壇場ではなく、キヤノンはこの分野に強そうですし他社にもその可能性は大いにあると思います。> ただニコワンのAF追尾技術や連写性能は特筆すべきものですし、像面位相差センサーに至っては製品化はニコワンが最初だったのではないかと思います。それに、この分野は仮に中にそのスキルが十分ではなかったとしても海外から買う、または提携することもできると思います。私はニコンには、ぎたお３さんの挙げられた課題以前の大きな問題として、汎用性を持たせた/融通性の高い設計の欠如があると思っています。[構造改革]に対する、カメラ事業の取り組みの一つとして、是非、汎用性の高い設計能力を向上させて欲しいと思っています。具体例として、これまで何回も取り上げて来た、画像処理エンジンの硬直性が挙げられます。・Expeed 数字あり Aなし： 一眼レフ用・Expeed 数字あり Aあり： ニコワン用・Expeed 数字なし Aなし： コンパクト用(多分、ニコン向けではない汎用画像エンジン)DL発売中止の決断理由に、開発費増加が挙げられていますが、この開発費には、Expeed 6Aの再設計等が含まれていたと推察されます。従って、DL発売中止はニコワン終了とセットになった判断です。キヤノンのDIGICでも、数字が同じだからと言って、全く同じASICとは限らないかもしれませんが、少なくとも、表向きは、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトの区分に拘らず、同じ数字のDIGICが使用可能となっています。(さらにAPS-Cでは、現時点では、最上位機(7D2)と最下位(X90、3000D/4000D)を除き、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトで、同一センサーが用いられています。次のサイクルでは、センサー共通化に、7D3が加わるのでは？と妄想しています。)Fマウントは、長い歴史を持っていますので、様々な制約が生じるのは已むを得ないとは思いますが、フォーカスレンズ駆動モーターを(ステッピングモーターに)変えただけで、使用不可のボディが出て来るのは、やはり、通信プロトコル等の硬直性に起因すると思われますから、汎用性を持たせた/融通性の高い設計の欠如は、ニコンの大きな問題点と考えざるを得ません。像面位相差AFに関しては、ニコワンを実績に含めずに考えた方が、現実的なのでは？と思っています。と言うのは、ニコワンのAF用画素(欠損画素)は、文字通り、直線的に配列されていたからです。ニコワン以外のAF用画素(欠損画素)は、適切な画素補間を優先し、離散的に配置されています(キヤノンのDPは、ご存じのように、AF用画素と映像画素を兼ねているので、欠損画素ではありません)。ニコワンのAF用画素は、一般的な像面位相差AFに対し、遥かに簡単な直線的配置でしたので、ニコンの新しいミラーレスが、一般的な像面位相差AFを採用する場合には、ニコワンでの実績はリセットして、他社と同様のノウハウを積み上げる必要が出て来るのでは？と思います。ペンタックス唯一の像面位相差AF内蔵K-70(センサーはα6000と同一)のLVでは、必ず、「像面位相差AF＋コントラストAF」動作となるらしいので、やはり、ノウハウの積み上げの必要性を感じます。さらに、ニコワンのFマウント用マウントアダプターでは、測距点が中央1点のみでしたが、新しいミラーレスでは、(適用可能なレンズは限られたとしても)Fマウントレンズを快適に使用出来ないと、スタートダッシュは無理ですから、やはり、ニコワンを実績に含めずに考えた方が、現実的と思われます。ぎたお３さんが課題に挙げられていた項目は、勿論、重要だと思いますが、階層的には、これらの上位に位置しますから、多くの方々が考えているより、ニコンに課せられたハードルは高いのではないでしょうか？？？

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