


イヤホンは10年も前に購入したSE535をずっと使ってきましたが、さすがにイヤピースが劣化してきたので次を検討しています。そこで最近の製品を見ると、4.4mmバランス(差動)接続という謎の規格が生まれていました。オーディオテクニカの解説サイトによると利点は以下のようです。
1.左チャンネルと右チャンネルのグランド部分が分離されていてクロストークが少ない
2.左右の音がきちんとセパレートする
3.電位が安定するため、音の安定性が向上
4.スルーレートが向上するため、音のタイミングの正確性が上昇
しかし、これらの記述を電気的に考えますとおかしな点が多数あります。
1.クロストークについて
従来の接続方法(バランス接続に対してシングルエンド接続としておきます)ではクロストークがあったと言いたいようですが、そんな事はありません。高級なイヤホンはシングルエンド接続時のクロストークを回避するため、グランド線をLRできちんと分離し、コネクタ近傍で集合しています。よってクロストークなど発生しません。
2.左右の音が分離する
1.と同じことを別の言い方で表現しているだけです。左右のクロストークは主にパワーアンプの電源設計で決まります。コネクタの接続はとても些細な違いですし、シングルエンドだから悪くなるということはありません。
3.電位が安定する
回路中のどの電位か述べていないので意味がわかりませんが、グランド電位に対してイヤホンの電位がどうか?といえばバランス接続のほうが不安定になります。差動伝送によって宙に浮きますので、当然です。
4.スルーレートが向上
これは事実ですが、音質への影響の説明は誤りです。例えば10V/usのスルーレートを有するパワーアンプをバランス接続(アンプでは通常ブリッジ接続と呼ぶ)すると、倍の20V/usに上昇します。これをスルーレートが向上したと表記するのは間違いではありません。しかし、従来のシングルエンド接続でも100kHzを軽く超える帯域を持つパワーアンプがあったわけですから、これを2倍に伸ばしたところで、聞こえない帯域のノイズが増加するだけで音質が向上することはありません。
以上で少なくともオーディオテクニカが主張する4点はすべて意味がありません。また、パワーアンプをバランス(ブリッジ)接続することによって、アンプのノイズが2倍になる点、ダンピングファクターが低下する点という問題が生じます。
ノイズの増加はともかく、ダンピングファクターが低下するのは音質に直接影響します。利点4にある音のタイミングやアタック感が明確に遅れるからです。特にインピーダンスの低いイヤホンを利用すると顕著に出ることになりますので、どう考えても従来のシングルエンド接続が有利です。
というように考えましたが、皆様のお考えはいかがでしょうか。私は電気的に見ると従来のシングルエンド接続のままで作り込むほうが性能が良いと考えます。メーカーがバランス(ブリッジ)接続させたいのは、パワーアンプの電源を単電源に簡易化したい、あるいは単電源同士ならばカップリングコンデンサが邪魔だから排除したいからでは?と穿った見方をしてしまいます。
後はバランス(ブリッジ)接続にとって唯一の利点である、「音がデカくなる」という点がなぜ出ていないのかも謎です。
書込番号:24529958
41点

>イヤホンのバランス接続に利点など無いのでは?
リケーブルという新たな市場を創造できるという利点はあると思います。
ノーマルで販売し、オプションでバランスケーブルを販売できます。
ユーザーからしても、なにか自分で手を加えるという利点があるかと。
コンビニお惣菜も、家で綺麗なお皿に盛りなおしたり、盛り付けを加える
と更においしく感じるという事もあります。
出来合いのノーマルに対し、ユーザーがひと手間かける余地がある
というのは趣味の世界では十分メリットではないでしょうか。
そういう意味でメーカーもユーザーもWinWinで良いのではないでしょうか。
書込番号:24529987
36点

>microchipatmelさん
こんにちは。
まー昔からオーディオは主観が最重要、それを裏付ける理論的正誤は二の次です。
使っているユーザーにとって、メーカーの言い分と掛かる出費や手間に見合うだけの結果が実際に得られたと「感じて」いるならそれで良し、静観でいきましょうよ(笑)。
書込番号:24529998 スマートフォンサイトからの書き込み
9点

多少は効果あるのでしょう。人間の耳で判断できるか疑問らしいですがね。
私はそれよりイヤホンのエージングや音の良くなるSDカードの方が疑問ですね。
書込番号:24530003 スマートフォンサイトからの書き込み
18点

microchipatmelさん
ご指摘の通り、バランス接続対応というセールストークと思います。
様々なヘッドフォンアンプ聴き比べておりますが、結局のところヘッドフォン、イヤホンとの組み合わせの妙で
シングルエンドでもバランス接続よりも好ましい音を奏でたりします。
趣味の世界なので、あまりスペックにこだわらずに選択肢がたくさんあってよいな〜くらいでしょうか。
確かにバランス接続の場合はコストがかかる分、物量を投入しないとシングルエンドを超える音質を
実現するのが大変そうなので、まずはお気に入りのイヤホン、ヘッドフォンで試聴して製品を選択する
のが確実だと思います。
ご参考になれば幸いです。
書込番号:24530014
14点

>MA★RSさん
>みーくん5963さん
>S_DDSさん
>ёわぃわぃさん
コメント頂きありがとうございます。まとめてのお返事となってしまい恐縮です。皆様も冷静に見ていらっしゃるようで、やはりそうだよなと安心いたしました。
オーディオは感性に訴える装置ですから、必要な性能を満たした上で、見た目や使い勝手、手入れの趣味性が最優先という点、とても同意できます。
今回、このような無粋な話題を挙げたのは、いくらセールストークにせよ物理的な事実を誤っているのはいかんと考えた次第です。オーディオテクニカだけを例に上げてしまいましたが、他社も似たようなものでまともな説明をしている企業はいまだ見つけられていません。
書込番号:24530031
20点

ひとつオーテクの味方をするとすれば
https://www.audio-technica.co.jp/headphone/navi/whatis/04-03.php
「ヘッドホンの音質を向上させる手段として、バランス接続というものがあります。 」
これ、ヘッドホンと書いてます。
片出しのヘッドホンはGNDが左側のヘッドホンまで共通なので、
1のメリットはあるのではないかと思います。
イヤホンに関しては、片出しはあまりないですし、Y字部までGND共通という事は
ないと思うので、当てはまらないかもしれません。
書込番号:24530089
12点

>microchipatmelさん
>1.左チャンネルと右チャンネルのグランド部分が分離されていてクロストークが少ない
>2.左右の音がきちんとセパレートする
>3.電位が安定するため、音の安定性が向上
>4.スルーレートが向上するため、音のタイミングの正確性が上昇
>しかし、これらの記述を電気的に考えますとおかしな点が多数あります。
スレ主さんに全く同感です。上記のような頓珍漢な主張をしている企業の製品はもう完全無視して問題ないかと思います。
そういえば、幸いにも拙宅にはこの企業の製品が皆無です。
ついでながら、この世の中にはまともな Balanced Headphone Amplifiers がほぼ存在しません。
書込番号:24530114
11点

>MA★RSさん
ご指摘感謝します。おっしゃるとおりヘッドホンでは片出しが主流ですし、思い返すとヘッドホンのケーブルが取り外せる機種の場合は、ヘッドセットの根本ですでに3極になっていた気がします。これはオーディオテクニカの主張も一理あるかもしれません。
最も、そんな思慮の足りない設計をしている方が間違いであって、シングルエンド方式の欠点ではありませんが。
書込番号:24530236
6点

>ListenFirstMeasureAfterwardsさん
そういえば、SONYはどう考えているのか気になったので見てみたところ、以下のように奥歯に物が挟まった言い方をしています。
NW-ZX300シリーズの製品紹介より:
バランス出力では左右の音を完全に分離し、グラウンドを介さずに音の信号を出力可能。ステレオ感に悪影響を与えるクロストーク(左右の信号の混信)を限りなく低減し、ノイズの少ない低歪で繊細なサウンドを再現します。
ギリギリの線でウソにならないように配慮した記載となっています。商売のために仕方なくやっている感が出ていますが、さすが老舗の矜持といったところでしょうか。
書込番号:24530240
13点

SONYの解説はこちらにもあります。
https://www.sony.jp/headphone/products/MDR-Z7/feature_1.html#L2_130
書込番号:24530268
2点

>MA★RSさん
拝見しました。やはり事実のみで一線を越えない記載ですね。
広報部と技術部門がきちんと連携できている証拠でしょうか。
書込番号:24530275
9点

microchipatmelさん、こんにちは。
連携できていなさそうな例を一つ(笑)。
https://www.sony.jp/walkman/products/NW-ZX500_series/feature_6.html
ここの図を見ると、バランス出力では広い音場が、クロストークのあるアンバランス出力では狭くなっていますよね。
でも、GND浮きで生ずるクロストークは逆相なので、音場は広がる方向のはずです(体感できる話ではありませんが、理屈上)。広報部はわかっていないとして、技術部門は・・・(謎)。
ソニーといえば、長らくプロ御用達の超ロングセラーのモニターヘッドホンは共通GNDで、けっこうなクロストークがありましたが、プロの皆さんからのクレームを聞いたことはないような・・・。
書込番号:24530332
13点

>忘れようにも憶えられないさん
拝見しました。これはいけません(笑)
左右をクロストークさせて音場を広げる手法は、太古のサラウンドでは定番だったのを思い出しました。
原音再生にこだわらず、意図的に広がりのある音場を再現するためにグランド共通にして、クロストークを誘発させていたメーカーもあったのでしょうか。
書込番号:24530370
6点

メーカーにとって分が悪い書き込みが多いようですね。僕の方からはバランス駆動の明らかな利点と懸念点を示します。僕の理解の範疇で書くので何言ってんだと思う人もいるでしょう。まず、バランス出力の1つ目の利点としては接触抵抗の影響を減らせる事が考えられます。
オーディオのような可聴域でもUSBのようなデジタル信号でもコネクタのあるところには必ず接触抵抗があります。イヤホン・ヘッドホンで使われるGNDコモンのアンバランスの場合は3.5mmや6.3mmのプラグが一般的でしょうが、例えケーブルでGNDを分離していたとしてもプラグに接触抵抗があればそれは左右のクロストークに繋がるでしょう。金属メッキは劣化しますからね。
2つ目の利点としてバランスである、即ち等負荷である事の対称性です。勿論、これはケーブルもペア性が取れていないと意味がありません。イヤホン・ヘッドホンには+と-がありますが、ボイスコイルの動く向きで極性を決めているだけで実際は対称です。アンバランスの場合はGNDを-にし信号を+としますが対称であろうボイスコイルから見るとバランスが取れていません。
バランス出力の懸念点として2つのアンプで駆動する事による誤差要因の増大や強力な磁石によって駆動されるボイスコイルを抑え込め難くなるのではないかと言う点です。これに関してはmicrochipatmelさんが触れているノイズやダンピングファクタに関する点と共通する部分かなと思います。
書込番号:24530501
5点

>sumi_hobbyさん
コメント頂きありがとうございます。本スレッドは当然ながらメーカーを貶める意図はなく、あくまで電気工学の見地から事実を指摘したいと考えております。すこし刺激的なタイトルをつけてしまった点はやり過ぎました。
ご指摘の件、おっしゃる通りグランド側に接触抵抗がありますとクロストークが増加しますので、接点のメンテナンスは注意が必要です。バランス接続では別の問題を起こし、片側の音量が小さくなるトラブルが想定されます。
2点目の電位の件、思いつきですがバランス接続した上でグランド線もイヤホンまでシールドとして引いてしまい、イヤホン本体を静電シールドしてしまう、と言うのも面白そうです。
あくまで理論上ですが、計測器レベルのノイズ対策が出来ますので満足感が高そうです。
書込番号:24530623 スマートフォンサイトからの書き込み
7点

>microchipatmelさん
バランス駆動マンセーの昨今ですが良く書きましたね。
バランス駆動の肝は仰る通り、チャンネルセパレーションと駆動力の向上です。
チャンネルセパレーションに関してはシャープがポータブルMDで左右独立配線でやってましたがシャープというブランド故話題にならなかった気がします。
また、オーディオ屋さんでは売りたい商品の時は音量を上げて迫力とか細かい音が判るようにしてましたね。
というわけで、売るためのセールストークと思います。
因みに、イヤホンとヘッドホンのケーブルを改造してバランス駆動をやったことがありますが、曲により音像定位に違和感が有る(オーケストラの各楽器の位置とか)ものもありました。
バランス駆動は音が良くなる可能性を持っているのは事実ですが、音が良くなることを保証しているものでも無いと思います。
書込番号:24530797
18点

>microchipatmelさん
私はバランス接続が最初から出来ないポタアン使ってますが、
T1(インピーダンス600Ω)でも普通に鳴らせるし音が悪いとも思わないですね。
バランス接続だからアンバランス接続よりも音が良いという事は決してなくて
結局全ては聞いてみるしかないかなと思います。
書込番号:24530959
8点

>梨が好きさん
>CBA01さん
おっしゃるとおりオーディオは趣味の世界です。バランス接続によって結果的にクロストークが減って、違和感を感じる人もいれば好感する人もいると思われます。また、ダンピングが弱くなって低音が膨らんだことを、良いと感じる人もいることでしょう。
そういった人間の感性と電気的性質との相関を観察するのは、なかなか楽しいと感じます。(ちょっとゆがんだオーディオ趣味かもしれませんが)
しかし、どこのWeb記事とは言いませんが、著者自ら電気に疎いと言いながらバランス接続の有用性を説く記事(しかも参考文献を提示していない)があったりするのは、責任感の欠如が甚だしく看過できません。あるいは日本のオーディオ評論業界の凋落を表す典型例ということでしょうか。
書込番号:24531586
11点

microchipatmelさん、こんにちは。
オーディオの世界って、昔から世界中でそういうものですよ。評論家が「バランス接続に利点などない」と言ったら、もう仕事は来ないでしょう。スポンサーたるメーカーは、なんとか目新しい物をひねり出し、評論家と共にユーザーに夢を提供する必要があるわけです。それを盲信するのはちょっと?と思いますが、寛容の美徳を以って処するのも見識かと(笑)。
>バランス接続によって結果的にクロストークが減って、違和感を感じる人もいれば好感する人もいると思われます。
それはどうでしょう?Lchから盛大に音が出ている時、Rchにその-80dBのクロストークがあったとして、ご自身の経験として両耳で聴いていて認識できるでしょうか?それが-∞dBに改善することに意味があるでしょうか?違和感・好感を感じたとして、それは別の要因(多くは心理的要因)と考えるのが自然です。
microchipatmelさんは電気的な考察をしてスレ冒頭のような投稿をされました。評論家も電気っぽいことを書くことはありますが、定量的な考察がまずありません。「定量性」が欠如すると可能性の話にしかならず、好きなことが言えます(それがオーディオを楽しくしているとも思います)。
>ダンピングが弱くなって低音が膨らんだことを、良いと感じる人もいることでしょう。
一例として、これを少し定量的に考えてみましょう。下記投稿に、大き目のダイナミックドライバーを搭載したイヤホンを駆動した際の、駆動電圧の周波数特性を載せています。
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=24496514/?lid=myp_notice_comm#24498847
まず、カナル型イヤホンの共振は高域ですよ。そこで膨らむには膨らみますが、安物のBluetooth レシーバー(出力インピーダンス3.5Ω、無論アンバランス)ですら極めて僅かです。最近のヘッドフォンアンプの多くは1Ωよりかなり低いので、膨らみは皆無と言ってよいです。それをバランス化したとして「膨らみが大きくなる」と言えるでしょうか。
書込番号:24531739
14点

>忘れようにも憶えられないさん
コメント頂きありがとうございます。おっしゃるとおり評論に関して、メーカーと評論家が協力して盛り上げようとするのは必要なことです。その事自体は自動車と同様に全く問題ないのですが、さも理論的に優位であるかのような説明をしておきながら、根幹となる理論的背景が誤っていては話になりません。
オーディオに必要な電気と機械工学の基礎は80年代には形になっていますので、現代のライターやメーカー広報が理解できていないとすれば、工学教育の敗北の一例でもあります。
無論、優れた音質と電気的性能は、ある程度以上は相関がなくなります。この感性に訴える性能について、文学的表現を駆使することには賛成の立場ですし、私にはできない芸当です。一方でそのような文才のない人間が、理論的な単語だけを使って説得力を持たせようとする、そんなエセ科学はイカンと思います。
さてご指摘いただいたクロストークとダンピングの件ですが、断定的に書いてしまったのは失敗でした。私も自身の耳で判別できるとは思いません。あくまでシングルエンドとバランス接続を比較すればそうなると予想されるだけで、その差に意味があるかは考慮しておりません。あしからずご容赦ください。
書込番号:24531786
9点

>microchipatmelさん
>オーディオに必要な電気と機械工学の基礎は80年代には形になっていますので、現代のライターやメーカー広報が理解できていないとすれば、工学教育の敗北の一例でもあります。
大学での工学教育は従来よりしっかりと行われております。
そもそも、HiFi Journalists (オーディオ評論家)になるための資格試験がないのが問題なのですね。
一般的に言って、技術者出身の HiFi Journalists のレベルは極めて高いですね。私はそのような評論家のみに耳を傾けます。
もちろん、某国のおーでぃお評論家などは論外です。
ついでながら、拙宅内には某国のおーでぃお誌は一切存在しません。その理由は、それらが見る価値も無いからです。
最後に、だいぶ昔のことですが、当時はフォノカートリッジ生産で隆盛を極めていた Nagaoka 社 (Jewltone) が英国のオーディオ誌 HiFi News & Record Review に広告を出しました。そこには、日本語で 「ハイファイ評論家は死ななければならない」 と書かれていました。
書込番号:24532025
7点

>ListenFirstMeasureAfterwardsさん
若輩者の私にはレコード時代は分かりませんが、当時から既にその様な状況だったのですね。ご教示頂きありがとうございます。
皆様からのコメントもありがとうございました。これにて質問終了とさせて頂きます。
書込番号:24533537 スマートフォンサイトからの書き込み
3点

音質が変わったと感じるのはほぼプラセボ効果でしょうね。
それが分かっていて購入する人はいいですが、大半のオーディオマニアは音質を変化させる根本的な大きな要因の数々やその時々の自分の耳の状態や主観の影響を無視して○○を変えたら音質が変化した!と大喜びするのでオーディオメーカー的にはありがたい存在でしょう。もし音質が人間の耳で感知できないレベルで変化したとしてもそれを主な理由かのように宣伝する今の業界のスタンスとそれをありがたがってオーディオの知識のない多くの人達に押し売りする人達にはうんざりします。ユーザーにとっては趣味として楽しめるからwin winだと書いている人もいますが、最初に書いたように「効果があるないに関係なくいじるのが楽しいからいいんだよ」と割り切っている人がどれだけいるのか疑問ですし、少なくとも自分が見てきた様々なレビューでそのような書き方をしている方はまずいなかったですし、静観しましょう的な事を書いている方も呆れ果てて溜息しか出ません。
audio-technicaに関しては音の方向性として自分に合っているものがいくつもあるので嫌いではないですが、audio-technicaに限らずどこのメーカーでも商売をする上でオカルト的な部分に訴えかけないとやっていけない現状があるのでしょうね。実際のところ、それなりの価格のものを買う層の多くはオカルトにハマって気持ちよくなっている人達でしょうから。
書込番号:25013858
13点

回答者は満足されたようですが補足を。
「バランス接続」はオーディオフォーラム Head-Fi で確立された言葉だったはず。
企業の販促より前に「バランス接続」が広まったので、企業も消費者に従っている。
むしろバランス接続(グランド分離接続)は本質ではない。
ポータブル機器には、簡潔な回路構成と大出力を両立させるための回路が必要になる。
その1つがBTL方式で、グランド分離は必要悪となる。
こんな製品もあるので、回路構成次第ということ。
・iBasso DC03 Pro USB DAC (アンプ内蔵DACチップを2つ搭載しながら3.5mmシングルエンド出力の製品)
・Topping G5 ポータブルヘッドフォンアンプ(4.4mmバランス接続用コネクタを備えながらグランド分離されていない製品)
書込番号:25399945
4点


ようわからんのですが、スタジオ機器で言っているバランス接続は1chあたり正位相、逆位相、グランドの
3本で成立していて、ノイズ対策として有効と聞きました。
だけど、ヘッドフォンのバランス接続で一般的なのは2本しかない。なんでそんな物をバランスと呼ぶのが
まず理解出来ないです。
もっと理解出来ないのは、単にグランドを分離したものまでバランス接続と言っていることで、全く位相も
へったくれもないのに何を言っているんだろうこの人達は、って印象です。
わたしには到底理解不能です。
書込番号:25853199
5点

現在、価格では
コイルを使用しているのはバランス
つまりヘッドホン端子もバランス
というのが定説になっていますので、
バランス伝送とヘッドホンのバランス伝送は
異なるというと、無知扱いされて
総攻撃受けますので、発言にはご注意された方が
良いかと思います。
書込番号:25853498
27点

>会員コムさん
ヘッドホンは、LchとRchの−のケーブルが共通だったり、たとえケーブルが分離していてもプラグのところで接続されるものが一般的で、話が混乱するので、以下、スピーカーで代用できるところはスピーカーで説明します。また、1chあたりの話です。
信号を伝送するには2本(行きと帰り)でよいのです。スピーカーには+と−の2端子しかありませんよね。
また、バランス接続というのはアンプ側の都合です。バランス接続用のスピーカーというのは存在しませんよね。バランス駆動のアンプにつなげばバランス接続、シングルエンド駆動のアンプにつなげばアンバランス接続、スピーカーは同じものです。スピーカーから見れば、バランス接続/アンバランス接続なんて知ったこっちゃないのです。
>ヘッドフォンのバランス接続で一般的なのは2本しかない。なんでそんな物をバランスと呼ぶのが
まず理解出来ないです。
上記で理解できましたよね。線は2本でよいのです。それで、バランス駆動のアンプにつなげばバランス接続なのです。
>もっと理解出来ないのは、単にグランドを分離したものまでバランス接続と言っていること
ちょっと誤解があるのかもしれませんが、ヘッドホンのLchとRchの−のケーブルが共通(あるいはプラグ部で接続)だと、バランス駆動できません。アンプのLchとRchの−(Cold)がショートするからです。
ですから、バランス接続するには、ヘッドホンのグランド(GND)が分離されていることが大前提です。
GND分離=バランス接続可能、をGND分離=バランス接続と思ったのではないですか?
>スタジオ機器で言っているバランス接続は1chあたり正位相、逆位相、グランドの3本で成立していて、ノイズ対策として有効と聞きました。
信号の伝送にはHot(+)とCold(-)の2本でよいです。GNDは必要ありません。このGNDは、2つの機器間のGNDやシャーシをつないでその電位を揃えるためのもの、またケーブルのシールド用です。ですから、電子回路が搭載されたり金属筐体(シャーシ)の機器にしか必要ないです。スピーカーやバランス接続用のヘッドホンには、電子回路はないし、金属筐体でもないですよね。また、アンプの出力インピーダンスが低く出力レベルも十分大きいので、シールドの必要もないです。
書込番号:25854975
84点

わざわざご忠告やごていねいな解説ありがとうございます。
ただ、価格コムがなくなったらその定義も消滅するわけですね。その点は為になりました。
ほんと、申し訳ないと思いますけど、価格コムの掲示板は面白いです。
書込番号:25855005
4点

>footosさん
あなたのおっしゃっていることは、オーディオ業界の迷走的な有様の、本質的な問題を指摘していますね。
誤っていることに無自覚な、無知な狂信者に寛容な姿勢は、かえって彼らの支配力を増長しかねないと思います。
愚民の上に良い政治は成り立ちません。良い政治を望むなら、我々自身が聡明になるほかはありません。
もちろん、根本的には環境的な利害関係が、最も強固な支配力を持っておりますが、それは我々に干渉できることではありませんので、我々にできることとしては上記のことに制限されます。
消費者と企業の関係も同様であって、無知で愚昧な消費者の前には、企業はそれが虚構であるとわかっていたとしても、競争の原理に従い、それを提示せざるを得ません。
企業の悪質な広告などを廃止するためには、企業にとってそれが不利益にならねばなりません。
それをなすためには、我々消費者が聡明になり、企業が不正を行おうとした際に、それを糾弾し、虚構を支持する愚かな消費者を、適切な不寛容によって、抑止しなければなりません。
ですので、無知で愚かな消費者に対する寛容の姿勢は、かえって虚構をのさばらせ、企業をそれらの連中に隷属させることを支持することになります。
広い界であれば、外部の勢力が修正の役目を果たしてくれますが、狭い界では、我々自身が自覚的にそれを行わなければ、無知な消費者がのさばり、新しくオーディオ業界に参加する人々を、誤った道に進ませることとなるでしょう。
自身の過ちを認め、修正することができない、臆病なオカルト支持者が大手を振るって闊歩する界隈を少しでも、良い方向に修正するために、我々自身の聡明さと、思慮のある態度が求められていると思います。
書込番号:26023378
2点


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