


レンズ > カールツァイス > Biogon T*2.8/21 ZM
最近購入してLeica M10-Rでスナップに使っています。
ある人からビオゴンタイプのレンズはフルサイズデジタルで使うと周辺にピント流れが出やすいから、建築写真や風景写真には不向きだという話を聞きました。
今後旅行用に色々使いたいと思っているのですが、風景や建築を撮るのに不向きだとしたらちょっとどうかな?と思いました。
実際にいろいろお使いの方にお聞きしたいのですが、このレンズはやはりピント流れが出ますでしょうか?それとも補正されていますでしょうか?
書込番号:25961822 スマートフォンサイトからの書き込み
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ビオゴンタイプはは後玉がかなり出っ張って入射角キツそうですね。
デジカメは、銀塩にはない「センサー前のカバーガラス」があり、ここを通って像面湾曲を起こしてしまい、
大きくピント位置が倒れて流れてしまいます。
厚いカバーガラスで影響が大きくなるわけですが、分厚くてもそれを前提にした専用設計レンズでは基本的に問題になりません。
一番厄介なのはレンジファインダー用銀塩レンズで後玉が飛び出てるタイプで、まさにビオゴンがそれです。
ライカをはじめ、レンジファインダー用レンズは小型重視で、テレセントリック性(光が撮像面に真っ直ぐ入っていくか)が低く、後玉が飛び出ている広角レンズなどでは、入射角がキツく、カバーガラスを通ると元のレンズ設計から意図してない収差が現れることがあります
じゃあそんなレンズ、しかもべらぼうに高いライカのレンズがそんなので大丈夫なのか?と思いますが、M10-Rを含め、デジタルのM型ライカはカバーガラスが極めて薄く、上記の影響が極力小さくなる様に配慮されています。
(銀塩と完全に同レベルとはいかないでしょうが)
これはおそらく、古いライカMレンズを使うためのメーカーの配慮と、レンズの設計の自由度を上げるためだと思います。
広角高性能レンジファインダーレンズのフルでデジタルで活かすのであれば、逆に、M型ライカ以外ありえません。
実際Biogon T* 2/35 ZMをNikon Z fとLeica Mで比較してみましたが、差は歴然としています。
https://s.kakaku.com/bbs/K0001569665/SortID=25737767/
他に、後玉が飛び出ていないダブルガウスのSummicron-M 50/2 4thや、Summaron-M 28mm f/5.6なんかもZ fとLeica Mで比較してみましたが、これらは差はありますが無視できるレベルでしたね。
やはり後玉が派手に出てるレンズが注意です。
ちなみにBiogon 2.1/28 ZMは中心から17mmあたりで少し歪曲が出る様です。Biogon 2/35 ZMは仕様上では歪曲はほぼ0でした。
隅の画質は完全にカバーガラスがない銀塩と100%同じとまではいかないでしょうが、M10-Rなら安心して使うといいんじゃないかと思います。てかM10-Rが羨ましいな!
私Typ240なのでFOTOS使えるのが羨ましい...
また、カバーガラスの影響の原理はこの方のnote大変わかりやすいです
https://note.com/lensculinaris/n/n5a2ea26088a5
書込番号:25961935 スマートフォンサイトからの書き込み
3点

ありがとうございます。大変よくわかりました。やはり写真の世界は素晴らしい先輩が多くていつも勉強になります。
リンク先の写真も大変わかりやすい比較でした。これからもM10-Rともどもビオゴン21/2.8を活躍させてあげようと思います。
書込番号:25962109 スマートフォンサイトからの書き込み
0点

ぜひ使ってやってください。私もBiogon 2.8/21 ZMはファインダーとセットで欲しいです。前向きに検討してたけど結局ズミクロン50を新品購入してお流れになっちゃった...
書込番号:25963870 スマートフォンサイトからの書き込み
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