『[ Portable Head-Phones Amp] Type A47 再び』 の クチコミ掲示板

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[ Portable Head-Phones Amp] Type A47 再び

2008/03/10 18:59(1年以上前)


イヤホン・ヘッドホン

クチコミ投稿数:1421件

XA-HD500とセット

単品外観

カバーオープン

中身のみ

やはり電圧の違いが大きいのか、9V駆動の単3ケースアンプを味わってしまうと、前作の6V駆動のCard-Case Ampが途端に色褪せてしまったので、常用しているVictor XA-HD500用に9V駆動のA47をもう一台作ってみました。

ケースはタカチSW-95、外寸はW58mm*H18mm*D95mm(カタログ値)です。
内寸で高さが14mmしかなく、アルカリに比べて薄いニッ水の充電池でも16mm弱あるので、そのままだと006Pは入りません。

なので、ケースの肉厚を削り込んで薄くし、電池スペースの確保をしています。
現物合わせでやっていますので、正確ではありませんがトレイとフタ双方で2mmある肉厚を半分くらいに削ぎ落としています。
大きな荷重が掛かる訳ではないし、ぴったり006Pが収まっているので強度的な不安はありません。

さて中身の方は、同じA47なので基本的に同じですが、今回はOP-Ampの電源ラインに積層セラミックコンデンサとタンタル電解コンデンサでパスコン(バイパスコンデンサ)を追加しています。
OP-Ampを動作させる電源の平滑化とノイズ除去に効果があるそうです。

電源分圧部はOP-Ampを使ったものから、レイルスプリッタICのTLE2426へ変更しています。
安価で回路もシンプルなので、コレで済むなら簡単で良いな。と安易に使ってみましたが、これって出力電流がかなり小さいようですね。
Op-Ampを使った分圧に比べて、だいぶ大人しい音になってしまいました。

やはりトランジスタでバッファを組んだり、OP-Ampを使うのは伊達じゃないんですね。

大きい出力電流のBUF634が重宝がられる理由が良く解りました。

TLE2426を使うと、消費電力は少ないので稼動時間を稼ぐには良さそうではありますが、その分パワーも出ない訳で、使い方には再考が必要なようです。

失敗作と言う程ではないものの、更に課題を残す習作となりました。

書込番号:7513943

ナイスクチコミ!2


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クチコミ投稿数:502件Goodアンサー獲得:4件

2008/03/10 20:09(1年以上前)

ハルナスさん、こんばんは〜。

いつもながら美しい仕上がり、仕事が丁寧ですごいなぁと思います。
今回はタカチのケースなんですね。
そのケースに006Pを収めるには削らざるを得ないのですが、手で削るにはちょっと無理があると思うのです。
おそらくハルナスさんは電動の工具をお使いではないかと推察しております。
えっと、リューターでしたっけ(違ったかな(汗)、歯医者さんが使うようなやつでもっとお手軽な物(笑)、私の欲しい工具の一つです。

電圧と電流、ケースと使用部品、それと重量、そこへ回路、そういった兼ね合いが、出来るだけ小さく軽くよい音でというポータブル派にとっては悩ましいところであり、また逆にそれが工夫・工作の楽しみでもあるかと思います。

4.5Vをいくらがんばっても私では9V一発の音を超えることは出来ないので、最近は割り切ることにしました。(^^ゞ
とはいえ、LM6171も良い感触なんですが仰るようにBUF634を使うと違うというのは実感しております。
使用電圧に限りがあるなら電流を多く流し、厚焼き玉子さんからアドバイスいただいたように、低電圧でも高性能を発揮するOPAmpを使うことで随分違うことが私にも実感できました。
(また、低電圧駆動のOPAmpは性能を発揮するために多電流食いだとのことで、そういったそれなりの工夫が必要らしいですね)
ただ、音に好みがあることから、なるべく好みに近いOPAmpを選択するにも結構悩ましく、またそういったタイプは選択肢も少なく、おまけに入手も困難になりますしね。

パスコンについては、私は効果が聞き取れるほどの耳を持ち合わせていないようで、入れなかったものと入れたものの差は分からないという…(汗)。
といっても回路内に入っているものは出来るだけ省かないようにはしているのですが。
それよりも、やはり電圧と電流、コンデンサー容量、それとオペアンプが音質に影響ははるかに違うと感じたり…。

それにしても、このタカチのケースに006Pを収められた技術は素晴らしいと思います。
私も次回はぜひ真似させてください。(^^ゞ

書込番号:7514243

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:674件

2008/03/11 01:21(1年以上前)

サイズと電圧、この制限があるか?ないか??で随分違ってくるので
しょうね。
バッテリー駆動のポータブルアンプでRSA-SR71などは9V×2個積んで350-400g
にもなるそうですから、、<<もはやポータブル用途ではないですが。

BUF634も品薄らしく1個がそこらのOPAmpの2-3倍していますね。
私のPortaphile、未だ修理から戻りませんがBUF634が3個、AD8610が3個、BGのNXが
2個乗って、170g(006P/9Vバッテリー込み)、駆動時間15-20時間というのはなかなか
です。
思うにPortaphileのサイズにこれらのコンポーネントを載せるには基盤直付け
のサイズの小ぶりなSOICタイプを使わないと駄目なんですかね?
家に壊れたShellbrook Audio LabのMaxi SignatureがありますがそれにはBUF634
のソケット式のが基盤に直付けされていました。取れば使えますが。

最近、余ったOPAmpが相当数あって交換したりして活用出来るポータブルアンプが
なく、ひとつ新調しようかなーー?と思ってます。
Shellbrrok Audio LabのMini Signatureあたりが小ぶりで良いかな?と

http://www.shellbrooklab.com/mini_sig.html<<これいかがですか?


★☆★manten_pocket♪

書込番号:7516281

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:674件

2008/03/11 01:23(1年以上前)

http://www.shellbrooklab.com/mini_sig.html


リンク再貼り付け


★☆★manten_pocket♪

書込番号:7516286

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クチコミ投稿数:1421件

2008/03/11 14:53(1年以上前)

あつや屋さん

リューターは今回使ってなかったりします。
作動音大きく、削りカスが飛び散るので、彫刻刀で済ませました。
ホームセンター等で売っている5本セットで千円以下くらいのモノです。

方法としては、先ず三角刀で電池の形に合わせたアウトラインを彫り、削ぎ落とす部分の外堀のようにします。

次に丸刀で外堀から対面の外堀へ、間隔の狭い「川」の字を書くように、一定方向に溝を多数掘ります。

すると、小刻みな波型のようになりますので、今度は平刀で波の高い部分を削り取っていきます。

深く抉り取ると取り返しが付かないので、彫刻刀をなるべく寝かせ、浅い角度で削いでいくのがコツです。

コレを2〜3度繰り返し、大まかに削り込んだら今度は平刀を切削面に対して垂直に立て、カンナで削るように極薄く削いで全体をならします。

現物合わせで、最後は600番くらいのサンドペーパで調整して完成。

ローテクな方法で少々時間は掛かりますが、リューターのような回転系の電動工具で平らな面を削り出すのも結構大変なので、このようにしました。

なんだかヘッドホン板とは思えない内容になってしまいました、興味のない方には、ごめんなさい。

ただ、こういったケースの加工も含めて限られたスペースでの工夫を盛り込んで行くのが自作の面白さではありますね。

今まで抵抗分圧からOP-Ampを使った分圧にするのは、正負のバランス取りや電池をうまく使い切るのが主な目的なのかと思ってまして、出力電流は考えていませんでした、電解コンデンサと共に大事なんですね。

容量の限られた電池駆動ゆえの、省燃費とパワーのバランス取りの大事さを再確認です。

パスコンの恩恵は、正直な所、私も良く解らないです。
滑らかになったような気もしますが、多分殆ど思い込みw。
気分的には「おまじない」に近いです。


manten_pocketさん

PortaphileはAD8610とBUF634が3個づつですか、豪勢ですね。
コレだけでRSオンラインで\7,500です。

BUF634はホント高いです、良いのは解っていても、もうちょっと手馴れてから使おうと及び腰気味w。

基板上の集積率では、やはりパターンを起こしてSOPを使うのは随分違いが出ると思います。

一般的なユニバーサル基板のピッチは2.54mmで、SOPは1.27mmと半分。
片面基板にディスクリート部品を挿していくのと、両面基板にチップ部品を表面実装していく差もありますね。

1.27mmピッチの両面ユニバーサル基板もありますが、細かすぎてハンダ付け作業はかなり難しそうです。

Shellbrrok Audio LabのMini Signature、コンパクトで良いですね。

素人なりに基板のパターンから回路を推察してみますと、左右独立のシングルOP-Ampの先にバッファICのHA-5002が付く様子。
基板の裏が見えないので電源周りは良く解りませんが、レイルスプリッタICの先にバッファが無さそうなのが気になります。電解コンデンサの容量も220uFが2つのみのようなので、コンパクトさと引き換えに、量感や厚みはあまり期待できないのかな?。
バッファICのHA-5002次第だとは思いますけど。

書込番号:7517914

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クチコミ投稿数:674件

2008/03/11 15:21(1年以上前)

電解コンデンサの容量も220uFが2つのみのようなので、、、

そう、これがちょっとかなーー、と。
こちらは150ドルですからまあ送料込みで20,000円、もうひとつの
100ドルのはOPAmp交換が出来ない仕様でこれが難点です。
Museのサイズで1000uFほどの容量が大きなのに換える手はあります。


★☆★manten_pocket♪

書込番号:7517999

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クチコミ投稿数:502件Goodアンサー獲得:4件

2008/03/11 22:29(1年以上前)

>ハルナスさん

彫刻刀でしたかぁ。
詳しい手法ご教示くださいまして有り難うございます。
次回はぜひ試してみたいと思います。

BUF634、ほんと高いですよね(笑)。
1個あたり1000円↑くらいしてますもんね。
電池分圧の方ですが、電圧バランスが崩れるとDC漏れが出てヘッドフォンが壊れるとかものすごい音がしたとか、たまに書かれてあるのを読むとちょっと不安になって、最近は使うのに躊躇しちゃってます(笑)。
音は良くなると思うんですが…。
わざと電圧バランスを崩してみたり、動作中に電池をはずしてみたり、色々とテストしてみましたが、結構色々やってみての結果、特に問題は無かったんですけどね。
それでもなんか気持ち悪くなっちゃって。(^^ゞ
万が一お気に入りのヘッドフォンやイヤフォンが壊れるはいやで。
まぁ、そのあたりの問題もAIRさんが書いておられましたが。
ひょっとして万が一というのがねぇ(笑)。


>満天さん

Mini Signature、小さくていいですね。
ただ、仰るようにコンデンサーの容量にちょっと物足りなさを感じますね。
もしオペアンプを交換して試すためだけというのでしたら、私が作るものでよければ喜んでプレゼントさせていただきます。
所有されている製品のものと比べるともちろん常用にはならないと思いますが、オペアンプを試したりお遊びでというのでしたら十分だと思います。
よろしければいつでも申し付けてください。
最近作った、トランジスタ(8石)とOPAmp1個(デュアルタイプ)を使ったダイヤモンドバッファタイプのアンプはChuMoyやA47のようなOPAmpだけ使用のアンプとは少し味が違って面白いかもと思います。
解像度であるとかすっきり感とか性能がいいとか、そういった雰囲気ではなく、私的にはわりとアナログっぽい音だと感じています。
ご迷惑でなければ試してみてください。

書込番号:7519913

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croix7さん
クチコミ投稿数:860件

2008/03/13 00:36(1年以上前)

そこはかとなく漂う、手慣れた感、流石な完成度でしょかw

>トランジスタでバッファを組んだり、OP-Ampを使うのは伊達じゃないんですね。

でしょね。あとは、やっぱりどこにプラ。。をですかね??PDCAサイクルですかw
それと、大人しい音:パスコンの高周波ノイズ効果・対策なんかも効いてるのかな??

manten_pocketさん リンク紹介のかなりよさ気なPHPAのbuffer部品として入手できたら、面白そーですね。
↑アレ、カッコイイしwサイズ・パーツ・レイアウト・プライス。。十分いけそうでしょ??いいですねー♪
容量的には、内部インピ・・勿論サイズ・燃費などと兼ね合い、量感とキレ他バランス取ってたりもか??

机上の空論でないレポ、電源分圧・基板ほか参考となる人多いことと思います☆
自作のメリット、色々な音楽表現かなでるドンピシャなPHPA作製、頑張ってください♪

P.S.
外苑前 銀杏並木なんかも、季節ごとに表情があり、それそれに趣があり美しい!
視点・画角で、景色の表情も変わるけど、、それそれに趣があり美しい!かなw☆

書込番号:7525228

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:1421件

2008/03/13 13:55(1年以上前)

外観

カバーオープン

基板&電池

調子に乗って連作モードに入ってます。

6Vから9Vへの電圧アップの恩恵は大きく、ならば18Vならどうなんでしょ?な発想による実験台的意味合いの006P直列2個による18V駆動版A47です。

ケースはテイシン電機のTB-56、サイズは外寸W95×D65×H20mm(カタログ値)。
タカチSW95に比べて幅で7mm、厚み2mm増し。
手に持ってみるとSW95との差は数字以上に大きく感じます。

重さもSW95のが100g程度だったのに対して、150g弱とズシりと来ます。
それでもプラケースの分だけ軽く済んではいますけど、質感は金属ケースに比べて安っぽいのは致し方のない所。

中身はA47の回路は同じですが、抵抗を1/4wから小さい1/6w品に変更しています。パスコンはスペースの関係で積セラのみ。
電源分圧はトランジスタのダイヤモンドバッファに変更。

電源周りにはまだスペースがあるので、もうちょっとレイアウトを練れば、電解コンデンサをパラで増やせたかな?とちょっと後悔してます。
現状は東信工のオーディオ用1000uF/16Vが2本のみです。

SW95の9V駆動と同じOP-Ampで聴き比べてみると、だいぶ勢いが違いますね。18Vから9Vにすると、ちょっとテンポも遅くなっているような錯覚すら感じます。

Norah JonesやCorinne Bailey Raeなら9Vでも悪くないけど、Nellyや2PACだと18Vの方がかなり楽しい。こうゆう差は感じられますね。

006Pを2個だと、どうしても重く大きくならざるを得ない所はありますので、携帯性を考えると006P一発で出力電流を含めてバランスを考えた方が良いのかなと。


あつや屋さん

SW95は薄く、手に持った感じも馴染みやすくて良いので、応用を色々考えてみたいですね、またネタが思いついたら試してみます。

電池分圧はやはりちょっと怖い所もあるようですね。
シンプルなのは良さそうですが、とりあえず避けておきます。


croix7さん

OP-Amp分圧、パスコン無しの単3ケースアンプの方が、ややノイジーながらも元気良く鳴ってくれるので、その辺の影響はあるのかもですね。
この辺は、パスコンに使うコンデンサの種類によっても多少の色付けの違いも出るのでしょうね。

書込番号:7527016

ナイスクチコミ!3


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