


レンズ > オリンパス > ズイコーデジタル 14-54mm F2.8-3.5
現在、E-510を使用しています。
キットレンズ(14-42mm)、35mm F3.5、300mm超望遠の3本を使っています。
用途的にはやはりキットレンズでの使用が多いのですが、そのステップアップを
考え、値段的にこのレンズを検討しています。
そこで質問なのですが、キットレンズとの差としてはとりあえず以下のような物が
あるかと思うのですが、
・F値が2.8〜なので、室内撮りがキットレンズよりも強い。
・レンズが明るいため、ブレ軽減
他にどのようなメリットがありますでしょうか。
また、SWDが付いていないのでオートフォーカスの精度・速度はキットレンズと変わらないのでしょうか。
写り自体はやはりキットレンズよりもよりシャープに、綺麗に撮れるものなのでしょうか。
12-60も考えていますが、いかんせん値段差があるため、竹レンズでは割と手ごろな
このレンズを考えています。
ご教授頂けないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
書込番号:8398925
0点

はずむさん
はじめまして。
>また、SWDが付いていないのでオートフォーカスの精度・速度はキットレンズと変わらないのでしょうか。
一度12-60とAF速度を比較させてもらったことがありますが、確かに12-60の方が早かったですけど、
14-54でも個人的には十分早いと思っています。
>写り自体はやはりキットレンズよりもよりシャープに、綺麗に撮れるものなのでしょうか。
この辺は写真の見方に個人差があるので、難しいところですが自分の独断と偏見では、
色乗りが良いですし、質感(っていうんでしょうか)が良くなったと思っています。
なにより逆光に強く、太陽をモロに入れても、ほとんどフレアなどが出ません。
自分としては14-54で十分に満足しています。
書込番号:8399763
0点

はずむさんこんばんは。
14-42mm(小梅)と14-54mm(竹)ですが,開放絞り(開放F値)が明るいというのはそれなりに大きなメリットですけど,この両者の違いはそれだけでは語れないと思います。
まず,明るいレンズですと,暗い場所で有利という話にいきがちですが,例えば望遠端(42mmと54mm)で,被写界深度の関係でf/5.6の絞り値で撮影したいとしますと,竹では開放絞りがf/3.5になりますから1.3段絞った状態で撮影できますが,小梅では開放絞りの状態で撮影することになります。
小梅も竹も,開放絞りで使っても十分に実用的な写りをしますが,光線の条件によっては開放絞りですと収差が出たりすることもあります。このように明るいレンズというのは,明るい場所でも余裕を持って撮影できるというメリットがありますね。
次に,竹(14-54mm)はとっさの時にも光線の具合を気にせず撮れるほど逆光に強いのが特徴の一つですね。光源が直接入っても目立ったゴーストやフレアーは出ません。12-60mmでもこの点はかないません。
最も違うのは描写傾向だと思います。
小梅はあくまでシャープでエッジの効いた画風ですが,竹(14-54mm)はあまりエッジ感が強調されず,小梅よりもグラデーションが滑らか(階調表現が豊か)で,一見すると柔らかい印象になります。かといって解像が甘いわけではありませんで,ピントの合っているところの解像度は十分に高いですし,アウトオブフォーカスの部分でも輪郭はしっかりしています。
で,同じ竹でも12-60mmの方がエッジの効いた現代風の描写になります。シャープな印象にこだわるのでしたら,12-60mmの方が良いと思います。
発色傾向も違います。小梅は原色系の発色が良い傾向に(私個人は)感じますが,竹は中間色の表現が非常に良いと思います。同じモノを撮っても,おそらく小梅では派手めで原色系の映える明るい印象の絵になりますが,竹(14-54mm)の場合は中間色の表情が良いので,同じ明るい雰囲気でも落ち着いた印象の絵になるように感じます。
同じ竹でも,やはり12-60mmは現代風というのでしょうか,小梅に似た傾向の原色系に透明感やメリハリがあって明るい雰囲気の絵になるようです。
個人的には14-54mmの深みのある,懐の深い落ち着いた描写が好きなんですけど,これは完全に個人の好みの問題ですね。
ヘタなサンプルですが,小梅(14-42mm)と竹(14-54mm)の縮小画像と,合焦部分をピクセル等倍に切り出した画像を貼付しておきます。
同じ被写体を同じボディで,レンズだけ換えて撮るということはさすがに普段しませんので,なかなか適切な画像がなくてすみません (^^;
日時も天候も絞り値も距離も全く違うのですが(汗),取り敢えず同じE-410のボディで小梅と竹とで撮ったアジサイの写真がありましたので。
例えば等倍切り出し画像で,シベの表現を見比べてみると分かると思いますが,小梅の方がシベが角張った印象に写っていると思います。対して竹では,シベのしなやかさが再現されていると思います。
小梅はシャープですから風景を撮るには文句のない写りですが,しかし小梅ですともう少しエッジの柔らかい雰囲気で撮れたらと思うことが被写体の種類によってはままあります。ところが竹ですと何を撮ってもそれ相応に素直に,柔軟に表現してくれますので,そういった不満を感じたことが殆どありません。
表現力の幅の広さという点で言いますと,このように竹の方が高価なだけあって圧倒的なんですね(笑) :-)
書込番号:8403135
2点

連投ですみません。
貼付写真について一つ書き忘れましたが,14-54mm(竹)の方は,僅かに前ピンになっています( 撮る瞬間に僅かに身体が後傾しました(涙)。)ので,その辺を割り引いてご覧ください。
竹でピンの良い写真もあるのですが,そちらはISO400で撮ったので,今回は敢えてややピン甘でもISO100に揃えて出しました,ということで。下手くそな写真ですがご容赦を m(__)m
書込番号:8403254
0点

TRIP35からさん
ありがとうございます^^
フレアが出ないっていうのは意外な情報でした!!
夕焼けとか結構撮るので、それに強いのはなお良い・・・。
AFは実際E-510に付けて試してみたいと思います^^
せっこきさん
わかりやすい作例ありがとうございます!!
確かに、これを見ると14-42mmの方がかなりシャープかつ鮮やかですね〜。
色味は14-42mmの方が好みだったり・・・(苦笑)
とはいえ、
>明るい場所でも余裕を持って撮影できるというメリット
これはやはり大きいですね・・・・。
ちなみに、個人的によく前述の夕景もそうなのですが、夜景やイルミネーションを
撮るのですが、やはりその場合も明るいレンズの場合シャッター速度を稼げるので、
より失敗が減るという考え方で良いのでしょうか?!
書込番号:8403431
0点

はずむさん
おはようございます。
14-42と14-54、12-60の差はせっこきさんのおっしゃるとおりです。
夜景やイルミネーションですが、撮影対象にもよりますが、夜景やイルミネーションを撮影する場合、ある程度絞って撮るほうが良いと思いますのである程度絞るのであれば、条件は同じになりますね。絞り開放で撮影する場合においては、はずむさんのおっしゃるとおりです。(シャッタースピードは1段〜2段分早く切れます)
書込番号:8403749
0点

暗夜行路さん
ありがとうございます。
やはり明るいレンズはそれだけでもメリットがあるのですね。
作例も色々探してみます!
書込番号:8408580
0点

はずむさんこんばんは。
> ちなみに、個人的によく前述の夕景もそうなのですが、夜景やイルミネーションを
> 撮るのですが、やはりその場合も明るいレンズの場合シャッター速度を稼げるので、
> より失敗が減るという考え方で良いのでしょうか?!
そうですねぇ,薄暗くなり始めた夕暮れ時に手持ちでとなると,一段でもシャッター速度が稼げるのはメリットになりますけど,完全に夜景になってしまいますと三脚が必須ですから,それは関係なくなりますよね。
むしろ,夜景やイルミネーションが被写体となりますと,街の風景が中心になるのではないかと思いますが,そういった四角い建物が入る構図では,開放絞りというのは極力避けたい使い方になりますね。
開放絞りの状態では先に述べたフレアー( 夜景やイルミネーション撮影では直接照明(光源)が入りやすいと思いますが,すると開放絞りではその光源付近でフレアーが出やすくなりますので,ある程度絞り込むことになります。)などの他にも,開放絞り時には歪曲収差の目立つレンズが少なくありませんので,建物が歪んだり曲がって写ってしまうことになります。これを避けるためには最低でも一段以上絞り込んで撮影するのが確実な方法となります。
ちなみに,小梅ですと開放絞りの状態では歪曲収差が出やすい傾向を感じますが,竹(14-54mm)では開放絞りで僅かに写りが甘くはなりますが,歪曲収差は(絞ったときと比べても)殆ど変わらない印象です。
> 色味は14-42mmの方が好みだったり・・・(苦笑)
色味の点ですが,先の貼付写真の14-42mmは晴天下での撮影ですが,14-54mmの方は曇天下で撮影していますので発色(色のり)やコントラストの点で14-54mmの写真の方が不利な条件下での撮影になっています。
まぁ,それを差し引いても14-54mmは大人しい絵づくりですけど (^^;
イルミネーションなど人工光源で原色系を多用している被写体であれば,12-60mmの方が得意ではないかなと思います。
夜景でも,街の灯りの鮮やかさを主役にするような撮り方では,やはり原色系が得意な14-42mmか12-60mmの方が適役かもしれません。14-54mmも小梅や12-60mmに負けず劣らず発色に透明感があって決して悪くはないのですが,原色系のコントラストが控えめなんですよね。
ただ,14-54mmは中間色の表現や階調表現に長けていますので,例えば夜景や夕景の暗所の部分や夕焼けのグラデーションなどの微妙なディテールを再現する能力は14-42mmよりも遙かに高いですから,そういった中間色を多分に含む光源(自然光源)では14-54mmは良いと思います。14-42mmでは写らなかったような細かなニュアンスまで再現してくれます。
と言ったことを考えますと,あなたの使い方で器用に使いこなせるのは,12-60mmかな,なんて思います。12-60mmも竹レンズですから,ディテールの表現能力は14-42mmを遙かに凌駕します。
12-60mmですと価格とあのレンズの大きさに妥協できるかどうか,という点がありますが,それが納得できるなら,もう少し軍資金を貯めて12-60mmを購入した方が,よりあなたの要望に添うのではないかと思います。
同じ竹グレードで12-60mmが登場後も14-54mmをディスコンにせず併売しているのも,この両者はこのように作風がかなり異なるので,併売している理由の一つとしてなんとなく納得出来ちゃうんですよね(笑
書込番号:8408642
0点


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