ER-4S

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イヤホン・ヘッドホン > Etymotic Research > ER-4S
夏場の暑い盛りに大きなヘッドホンで通勤の往復2時間はちと辛い。そこで2年ほど前からこのER−4Sを夏場専用で使い始めた。たしかに言われているように正確な音のように感じる。バイオリンの音が美しい。弦楽器主体の器楽曲・室内楽では特にすばらしい再現性を享受できる。弦楽器固有の美しい音色が正確に再現されることでこんなにも美しい音楽となるのかと感心する。美音のグリュミュオーの音を再認識させるすばらしさ。他のヘッドホンでは聞けない音がそこにはある。私としては90点(100点満点で)を進呈したい。ならば残りの10点はどんな部分かと言えば。これもよく言われているように低音域の再現性にある。ほんとうに惜しい話なのだが、神は二物を与えずというべきか、ボリュウム感のある低域の再現が望めないのだ。低域の音階がスポイルされているのかというとそんなことはないのだが、深ぶかとした支えとしての低音がない。ブルックナーやマーラーの交響曲を聞くとなんとも惜しいなという気になる。前置きが長かったが、ここで皆さんにお勧めしたいことがある。クチコミに寄稿したのもこのことがあったからだ。要は鉛の板です。オーディオショップで売ってる片面粘着テープ付のやつです。わたし自身、自宅ではCDウオークマンをライン出力、ヘッドフォンアンプのVALVEXSEで受けて、ゴールドリンクのDR150で聞いているのですが、鉛の板が制振に利くときいて、色々試してみた結果、その効果を実感していました。CDウオークマンならモーター部分の振動を考えて本体の底面にびっしりと鉛の板。ライン出力のコードは接続部分をがっちり鉛の板で固めてみました。するとどうでしょう。音がぐんと澄んできたのです。ハイCPこのうえない結果でした。今年の8月の中頃、ヘッドホンの振動板の周りの制振をかっちりすれば振動板の動きそのものがしっかりして音がよくなるのではとの発想から、ER−4Sの三段きのこの後ろ、黒いハウス部分に5ミリ幅の鉛の板をリング状にはってみました。
これでなんと音が激変。音に厚みが出て。ほしかった低域がかなり出るようになった。胸が共鳴するような低音ではないが、それでもER−4S愛用者としては嬉しくなるような低音だった。皆さんにぜひお薦めしたい。今日8月24日は朝夕だいぶしのぎやすくなってきた。秋冬春に聞いているヘッドホンはゼンハイザーのHD215でそのうち通勤用としてはこいつにチェンジということになるのだが、こいつがまたエティモティックとはまさに正反対の代物。とにかく本体がでかくて音はゆったりしている。まあ同じCDを年間を通じて二通りに楽しんでいるというわけ。
書込番号:8249925
3点
ER-4Sは確かに低音ちょっと足りないんですよね。
ところでHD215の外使用って結構目立ちません? 自分の場合はちょっと見た目合わないので無理っぽいです。
HD205ならいけそうなんですが。
書込番号:8254313
0点
おっしゃる通り。確かにでかい。最初の頃は、息子にもお父さんはガンダムかと揶揄されていましたし、自分でもちょっとなあとは思いましたが、今は気にしていません。ゼンハイザーの付属のコードも太くていかにもスタジオモニターの雰囲気ですね。こいつはゴールドリングのものと差し替えています。ヘッドホン用のケーブルは単体で良さそうなものがショップで見かけることがなかったけれど、手持ちのゴールドリング付属のものは分解能・バランス全てに良くて愛用しています。(HD215のジャック部分の穴が小さいのでコテの熱で周りのプラスチックを溶かしてGRのコードが挿せるようにする工作が要でしたが)
書込番号:8270183
0点
余談ですが、DR150に4E6S挿すとかなり変わりますよー。
コテお持ちのようですので、4芯なのでちょっと面倒ですがケーブル作成されるとまた楽しみ増えるかもです。
書込番号:8271791
0点
ヘッドホン廃人さん。ご意見ありがとうございます。日頃、ジャズとクラシックを半々に聞いている私としては再生装置の違いによって、音楽の好みが変わってくるのが実感としてあるので、コード一本の違いで音の佇まいが違ってきたりするとまたまた新鮮な発見に出会えたりするかもしれませんね。同じCDなのにこんな表情も持ち合わせていたのかと感得できるようになればいいですよね。ところでヘッドホン廃人さん。CDの音質についてはどんな感想をお持ちですか。私自身は、手持ちのレコードは全て手離して、CDでの復刻版でそれを聞いているという状況にあるわけですが、どう考えても、音の悪いケースが多い。例えば、カラヤン・ベルリンフイルの演奏でのシェーンベルグの「浄められた夜」の場合、弦楽の官能的な合奏の中から、なにやら、ただならぬ唸りのような音が空中に生成されているのが聞き取れるのだけれど、CD版からは聞こえてこない。世紀末の退廃美をまき散らしているとまで表現されたこの演奏に弦の音とも思えない不思議なこの唸りのような音が出ていないということは、演奏そのものの音楽的価値をかなりな部分スポイルしているのではないかと思う。スーパーCDの音は聞いたことがないが、次世代のメディアにもちょっとふれるようなお話が聞ければありがたいのですが。
書込番号:8278293
0点
CDよりもレコードのがアナログな分、感じ取れるものが多いと思いますよ。
まあ、どちらも録音や編集段階で削られたりするものも多いですけど、CDのが再生機器が手軽な代わりに、上手く再生してくれる機材は金かかる場合が多いですからね。
その分、レコードのが再生方法が単純な分、全帯域を出すのが上手いと思います。
特に雰囲気にかかわる情報部分に関しては編集段階で削る場合もあるので、そこはエンジニアの良し悪しや製作コストの関係もあるかも。
SACDに関しては、確かにいいんですが、現状では真面目に売る気があるようにはあまり思えないので、今の状態ではマニアとクリエーター側のこだわり的サービスアイテム以上の市場価値はない気がします。
あと、そこまで来ると、どうしてもマスタリングの音質なんかも結構重要なので、SACDだからって必ずしもいいかって言う話でもないんですよね。
その上で、確かにプレーヤーも高い上に、違いが分かるような機材と価値を認める購入者が必要だったりしますし。
で、音質ってのは味と一緒で、いろんな味を体験しないと出汁の味よりも塩味の濃さを良いと思ってしまったりもするので、何がいいと思うかの違いなんかもありますね。
逆に機材がよくてもロック系の方達は刺激感を大事にしますし、その辺綺麗系の方とは相容れない部分があって面白いんですがw
まあ、音質に対する欲求を作る方向での長い商売もして欲しいなあと思う次第ですね。
手軽な方向ばかりやってるとどうしても育ちませんからね。
書込番号:8285783
0点
もうとっくに故人ではあるが、時代小説の五味コウスケさんは無類のオートグラフファンであった。このスピーカーをテーマとした本人のエッセイ集なんかを読むと、その執心ぶりがわかって面白い。あとがき部分で娘さんが、そんな父とのオートグラフがらみの思い出話なんかが、優しさいっぱいに綴られていてほほえましい。 以前、京都のオーディオショップで少しだけその音に接したことがあるが、なんと表現したらいいか、かなりショッキングな体験ではあった。人の背丈ほどもあるこのスピーカーから出てくる音はゆるぎの無い音像定位を有していて、目をつむって聞くと、前方のちょっと離れた位置でオーケストラが演奏しているのがわかる。しかも、各楽器の位置関係まで良くわかる。バイオリン郡は左の手前に、コントラバスは右後方の上段にいる。周波数特性も素直なせいか楽器の肥大もない。演奏空間の広さも感得できる。大型のバックロードホーン形式で深みのある低音も聞ける。クラシックファンなら一度は聞いてみてほしい。とはいっても、オリジナルのオートグラフはとっくに製造中止になっていて、その復刻版にあたるしかないのだが。今回も前段の話が長くなったが、気になっていたのはヘッドホンにこの音像定位なるものがないのでは、ということだ。古い川柳に「声はすれども姿は見えぬ、ほんにおまえは屁のような」なんてちょっと下品なのがあるが、ヘッドホンの世界もこれと似たようなことではないのかなあ。ご意見、待ってます。
書込番号:8286257
0点
ヘッドホンは言い換えると頭に固定設置方式、小型フルレンジのニアフィールドなんですよ。
頭に固定するのでスピーカーと比べて設置に悩まなくていいのが気楽ではありますw
ただ、ニアフィールドもニアフィールドなのでどうしても頭内定位は避けられませんが、音像定位や音場構成がないってことは無いでするよ。
まー、どうしても狭くなってしまうってのはありますが、ヘッドホンは虫眼鏡みたいなところがありますので、ヘッドホンと同じレベルで細かく鳴らすことを考えるとスピーカーでは偉く大変ってのはあります。
さすがにシステムが単体100万クラスになってくると、再生機器が音拾いすぎでヘッドホンだと飽和始めるんですけど、数万でそれなりの環境が構築できることを考えると比較的常識的な値段で環境が作れるって事でもあるんじゃないですかね。
日本の住環境だと部屋の外まで漏らせないって事も多々ありますしなー。
書込番号:8287206
0点
毎日のように通勤電車のなかでヘッドホンして音楽をきいているが、一度、電車のちょっとした揺れで、こけそうになったことがある。なぜそんなことになったのか。そのとき考えてみたのだが、ステレオ録音の現場で、もっともシンプルなマイク構成を考えるとすると、左右に同じ高さで一本ずつのセッティングとなると思うが、常識的に考えて、これで水平方向の定位?は十分とれるのではないか。だから、ヘッドホンで聞いた場合、両耳を貫く直線上に音が並んでいると想像できる。首を右に傾ければ、右耳が下になり、左右の耳を貫く直線は当然右に傾く。なにが言いたいのかといえば、聞いている音楽の水平方向と、両耳の奥にあるサンハン器官が判断する現実の水平方向とのあいだにちょっとした誤解?が生じたのではないかということだ。皆さん、そんな経験したことないですか。
書込番号:8287787
0点
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