Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA SEL35F14Z
- 開放F1.4、35mmフルサイズ対応の大口径高性能広角単焦点レンズ。画面中心から周辺に至るまで高解像を実現。
- レンズ表面の反射を抑える「T*(ティースター)コーティング」を施し、高コントラストとヌケのよい描写を可能にしている。
- フォーカスレンズを高精度に制御する「ダイレクトドライブSSM」と絞りリングの搭載により、静止画だけでなく、動画撮影時も活躍する。
Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA SEL35F14ZSONY
最安価格(税込):¥139,800
(前週比:±0
)
発売日:2015年 6月26日
レンズ > SONY > Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA SEL35F14Z
最近、このレンズのレンズ構成に興味を持っています。構成図を見ると、先頭の第一群のレンズが一枚であるところが、最近の他のレンズにあまり見られない特徴だと思います。私は文系なので、光学に関して詳しいことは分からないのですが、レンズ構成図を見るとかつて存在した、SKOPAGON(スコパゴン) 40mm F2というレンズに良く似ています。他に似たようなレンズありますでしょうか?このレンズのボケの素晴らしさ、立体感に惹かれ、似たような構成のレンズはないかと探しています。
書込番号:19766420
0点
お尋ねの質問に私は答えられないです。ただまぁ、一般論ですが、レンズの構成図だけから写りの様子を推定するのは何系の人でも容易ではないです。SEL3514Zは、カールツァイスでは Distagon と呼ばれるレトロフォーカス (逆望遠タイプの広角) レンズ構成ながら、諸々のDistagonでも詳細光学構成、晶材、コーティング、絞り構成のバラケがありますから、苗字が同じだからと言ってみんな同じ写り方をするもんでもないです。
書込番号:19767167 スマートフォンサイトからの書き込み
3点
>レンズの構成図だけから写りの様子を推定するのは何系の人でも容易ではない
確かに。でも想像するのは、楽しいですね。
エレメントの枚数は、下記のような傾向があります。
大口径(F値が小さい)ほど枚数が多い。
焦点距離が短いほど枚数が多い。
ミラーレスを含むレンジファインダー機より一眼レフの方が枚数が多い。
構成の理由などは、えがみプログなどで紹介されている公開特許を見ると分かることがありますが、難解です。しかし、ある程度の有名な定義もあります。
構成される正と負のエレメントの屈折率と焦点距離を掛けて加減算し0になると像面の湾曲収差が無くなります。絞りを挟んだ前後の構成が同じパワーを持っている前後対称型だと逆符号で発生した歪曲や倍率色収差が相殺されます。先頭に負のエレメントを持たせると開口効率が改善され周辺光量不足が改善されますなど。
書込番号:19767251
2点
>錯乱棒さん
ご回答ありがとうございます。他マウントのDistagon35mmのレンズ構成も見たのですが、このレンズとはだいぶ違っているなと感じました。それにもかかわらずレンズ自体がいい意味で古色蒼然というか、写りは近代的なのになぜか、オールドレンズの優しい描写を受け継いでいるような感じがします。構成の前半はDistagonよりも古典的なレトロフォーカス、第一群が一枚というのは廉価版の35mmにもよく見られますが、このレンズはそれとは何か別の狙いがあるような感じがします。後半もゾナータイプの変形のようにも見えますね。
書込番号:19771315
0点
>デローザさん
レンズの構成がすべてとは思いませんし、メーカーによってもある程度、レンズに統一性がありますよね。でも目に見えない何かから違うものが見えてくるというのは仰るとおり、楽しいものです。ソニーの他のレンズの前半部がやけに複雑なのに、このレンズはなぜか一枚、古典的でシンプルありながら異端で型破りなレンズ、私は嫌いではないです。人気はそれほどないかもしれませんが・・・
書込番号:19771322
0点
>このレンズはなぜか一枚、古典的でシンプルありながら異端で型破りなレンズ
たいぶ気になるようですね。一枚の訳を、ちと想像してみましょうか。
まずインバーテッドテレフォト(逆望遠)は、バックフォーカス(レンズの後から画素までの距離)又はフランジバックが焦点距離(このレンズなら35ミリ)より長い構成のことです。
なぜ作られたかと言うと、一眼レフのミラーボックスを避けるためですね。キャノンであれば、フランジバック(レンズの取付位置から画素までの距離)44ミリをクリヤしなければなりません。
焦点距離が35ミリの場合、少なくとも9ミリくらい伸ばす必要があります。先頭の負エレメントで拡散を行い、例えば1.5倍にすれば、35ミリの画角で52ミリの焦点距離を得ることができることになります。
このため、大きく拡散させるため先頭の負に強いパワーを与える必要があるので、二枚としている訳ですね。
さて、Eマウントは、一眼レフでなく一眼(ミラーレス)ですからミラーボックスのような避けるものはありません。フランジバックは18ミリですので先頭で大きく拡散しなくてよいのです。単に焦点距離35ミリ以内でカバーできます。
では、なぜインバーテッドテレフォトにしたかと言うと、やはり見かけの焦点距離を伸ばす必要があったのです。つまりEマウントの口径がフルフレームの画素には小さいため、光束を絞って小さなマウントを通さなければならなかったのですね。
でも、大きく拡散させる必要がなかったのでしょう。一枚の負エレメントで拡散すれば目的を達することができたと言う訳です。
SKOPAGON(スコパゴン) 40mm F2は、有効口径が1.4の半分ですから、レンズ全体が小さく一枚で間に合ったと言うところでしょう。
書込番号:19772558
![]()
4点
>デローザさん
ご返事遅くなりまして申し訳ありません。私の頭だとあまり理解できていないかもしれませんが、錯乱坊さんの仰るのは一眼レフではなくミラーレスだからできるレンズ方式を採用したということですよね。ずいぶん味のあることをするなと思います。
SKOPAGONのデッケルマウントは一眼レフ(?)かなと思うのですが、負のエレメントがそれほど必要ないので、1枚になっているということですかね。
私はてっきり1枚だから特徴的な写りをしていると思ったんですが、2枚以上→1枚、すなわち結果的に低コストで作れてしまうという意味もあったということでしょうか。
個人的な興味として、一枚のレンズを採用しているレンズをもっと見てみたいですね。多分なかなか見つからないのかも…そしてもう少し光学について勉強しないといけないかもしれませんね。いろいろと教えていただきありがとうございました。
書込番号:19778948
1点
"錯乱坊さんの仰るのは"→"デローザさんの仰るのは"ですね。お二方には大変申し訳ありませんでした。
書込番号:19779010
0点
生贄の羊さん、
「人違い」については私は気にしておりませんから、ご安心ください。
デローザさんのご説明にありますように、Distagon 構成の出発点は、バックフォーカスを長くしてミラーが途中に介在するSLRでも使える広角レンズをうまく作りたい、というところにあります。ひっくり返しますと、ミラーのない FE/Eマウントで広角レンズを作るのには、バックフォーカスの観点からだけ言えば必ずしも Distagon でなくてもよい、ということにもなります。
で、ここから先は私の素人解釈ですが、
にも関わらず Distagon 構成にしたのは、レンズ群後部のスペースを使って(その空間にいくつかレンズを追加仕込みしてあげて)、(1) Eマウントのフランジ径が小さくても、(2) フルサイズのイメージを通しつつ、(3) テレセントリック性をできるだけ保持するようにしている、ということではないのかな、と思っています。そのことと、前玉レンズが一枚ものになっている、ということとの関係は私はわかりません。デローザさんの解説のほうがより正しいのかもしれません。
書込番号:19779372
2点
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