Image X10
「Full Range KG 926」ドライバーを搭載したカナル型ヘッドホン。価格は39,800円(税込)



イヤホン・ヘッドホン > クリプシュ > Image X10
Image X10、Custom-3の二本を愛用しております。
Image X10は購入してから結構な月日が経ちますが、聴けば聴くほど新しい発見があって楽しい毎日です。
さて、疑問に思う事があったのでご意見をお聞かせください。
使用経過に比例して音質が向上するエージングの話を時々見掛けますが、実際にはどうなのでしょうか。
実は、大学の後輩が某国産オーディオ機器メーカー(名前を知らない国民は居ないレベル)で働いており、しかも後輩はオーディオ機器の開発部署で設計をやっています。
そんな後輩に飲みの席で「エージングってどうなの?」と尋ねたら鼻で笑われました。「ないない(笑)」と即答でした。彼から詳しい話を色々と聞きましたが、同席されていた同じメーカーの方も同様に「ない(笑)」と仰っていました。
どうなのでしょうか!?
経過と共に痛んで音がショボくなった(へたった)経験はありますが、向上したと感じた事は「?」だったので「そんなもんなのかなー」と、その晩は思いました。
でも気になるんですよね、あちこちで書き込みを見掛けるので。
雑談ですみませんが、みなさんのImage X10は経過と共に音質が向上されましたか??
書込番号:9111599
1点

>エージングってどうなの?
ヘッドホン類の限定で聞いたのでしょうか。
で,彼曰くのくだり,中身が?だと先に進みそうには感じれませんが,在る程度のくだりは載せないのでしょうか。
書込番号:9113666
1点

そもそもブレイクイン(エージングとも言います)は、使用による劣化の事を指します
で、結論から言わせて頂きますと科学的/データ上での "ブレイクイン(劣化)による音質の向上" はありえませんです(´・ω・`)
しかし、人間の音楽を楽しむという意味での "音色の方向性の向上" は十二分にありえます
ここが落とし穴なのではないでしょうか
まず、ブレイクインを推奨するマニア側の理論ですがこれは "振動板" に影響するというものです
買ったばかりのヘッドホン(スピーカー)はこの振動板が新品の状態なため、なまじ音が硬いのです
これを使用過程で劣化させる(ブレイクインする)ことで、振動板の動きを滑らかにする(悪い言い方なら定着を劣化させる)ことで、より素直な振動が出来るようになる = 音が柔らかくなり、聴覚的な意味合いでの本来の性能を発揮するというわけです
振動板も含め、具体的な例も挙げてみます|ω・*)
例えばですが、ブレイクイン面でもその謳われるほどの性能面でも知られるHD650
この子は買った段階ではそれはそれは音が一つの塊になって出てきます
聞くに堪えないレベルではないのですが、団子などと表現されるほど過度にあれよこれよと一重に出そうとしているような音です
これがブレイクインによりむやみやたらにパワフルな低音域やシャリついていた高音がだんだんと抑えられます
いや、出なくなる、といったほうがデータ上は正しいやも知れません
つまり、データ上ではこなれてくることで "何か" が欠けます
この結果どうなるでしょうか
データ上の劣化は今までの過度な低音を、人間の感性としては "程よく滑らかな低音" へと変化させ、低音の押しが適度になることで今までの過剰な音の氾濫がなくなります
その結果、他の音域が隠れることなく伝わってくるように感じることが出来ます
確かにデータ上では劣化でしかない変化が、聴覚的には優れた効果を及ぼすことになるのです
ブレイクインの過程で、無駄な低音域が出なくなり音の氾濫がなくなることでその調和を感じることが出来ます
振動板が安定して振動を伝えることで、データ的にみればしっかりと硬い音が柔らかさもち、高音域が耳に刺さらなくなる
ブレイクインが終わる頃には、HD650の柔らかながらうっすらとヴェールをかぶったような、音に包まれる世界を味わうことが出来るようになります
言い換えるのならば、該当する表現をされた皆様はこの "聴覚的に優れた劣化" のことを "音質の向上" という表現とされているのではないでしょうか
そして最高のスパイスであろう "その時間の分だけ寄り添ってきた愛着" と "自分の趣向との相性" とが、データ上では劣化としかいえない今までの過程というものに満足感をもたらすのだと思います
技術的なこと、専門的なことを上げるとしたらもっと言い様があるのですが、分かりやすくいうならばそんなところだと思います
まとめますと……
技術的な面での向上などあろうはずも有りません
しかし、この世の万物には "塩梅な度合い" というものがあるです
何でもかんでも完璧(新品)が良い訳じゃない、使いこなした愛着もあるのです
自分と同じ時間を過ごしてきた適度な劣化というのは、いいものだということだ思います|ω・*)
書込番号:9118022
4点

>どらチャンでさん
この時はイヤホン、ヘッドホンに関して話を聞きました。
くだりと申しますか「逆にさ、そんな事で音質が向上する何かがあると思うの?」と言われちゃいました。
「100時間や200時間鳴らして音が変わる製品など、メーカーとしては作れない。そのような製品が存在するのなら、それは不良品の類いだ」と言っておりました。ちと、この辺は長くなるので省きますが。
同席されたメーカーのエンジニアさんは「こんな話をしているのは日本人だけだ・・」と、凄く面倒くさそうに話されていました。議論するほどの値もない話題、と言った感じで「何か悪い事を尋ねちゃったのかな?」と不安になりました。
他、教えて貰ったのが海外ではエージングと言った考え方は無いそうです、日本独自の文化(?)だそうです。
>天衣さん
ありがとう御座います、色々と勉強になりました。
個人的にはイヤホンの音質に耳が慣れてきた/慣れたの類いの話もあるのかなーと思います。
塩梅な度合い、愛着、、、この言葉で胸のつかえが取れました。
愛着のある製品なので長く大切に使いたいと思います。
書込番号:9121628
1点

ちなみにエージングという表現は確かに、日本人しか使いませんね(´・ω・`)
詳しくはないですが、私の友人にはエージングという方はいらっしゃいません
和製英語なのではないでしょうか
しかし、ブレイクインという表現ならばオーディオマニアに限らず、使う方いらっしゃいます
車なんかだと試走のことだったりしますが、オーディオでもやはり同じようなことを言う外国人の友人はいますよ|ω・*)
劇的に変化するという考えを持つ人は少ないのは事実です
でも変化が起こるというのが 『日本人だけ』 というのは少々引っかかりますね(苦)
昔はそうだったのかもしれませんが、海外にもブレイクイン様のディスクなんかが出回っています
実際、海外の方とオーディオ機器についてお話をするとブレイクインを勧める方、増えていると思いますよ
尤も、日本人ほど神経質でないのも確かです(笑)
イヤホンは特有の鳴り方がすきになれず、ヘッドホンかスピーカーの私ですが違いを確かめたいのでしたらば比べてみるのが一番です(苦笑)
ブレイクイン前と後の物を用意すると、HD650やK701、RS-1などはかなり分かりやすい違いで現れます
実際に聞き比べてみたら、本当に違いがあるかどうか分かりますです
すくなからず、HD650とK701ではオーディオについては素人の友人も含め、どちらがエージング前なのかは別としても、同じ子での違いが聞き取れるレベルです
あと、基本的にブレイクインで変化するのは低音域です
高音域が劇的に変化することはないのです、考えられるとしましたらば、上記しましたとおり低音域の出の変化による感じ方の違いです
っと、高音のシャリつき(耳の刺さり方)が変わると記載しましたが、これは低音域の出の変化のおかげと記載をするのを忘れていました、申し訳ありません(´・ω・`)
この辺は専門用語を並べることになるので避けますが、振動板と周波数域の関係で人間では認識できない程度の変化しか起こらないためです
ただ、周波数特性のことは置いておいても、やはり人間の耳というのは器用なもので、低音域の変化にともない総合的な感じ方が全くといっていいほど変わります
補足としては以上ですが、大切なのは仰有る通り "愛着" です♪
せっかくその音に出会って感動を覚えたのです
ぜひ気に入った子を大切に使って下さいね
書込番号:9121801
3点

100〜200時間ですか。
テクニカの電源ケーブルの製品情報のくだりで,バーイン100時間だったでしょうか。
エージング,ヒートランは,小生のお勤め会社では好く使います。
放送局向けのモニタ用のCRT交換後に,100時間のヒートランを掛けます。
CRTのヒーターを走らせるから,ヒートランんて付いた様な話を記憶してます。
こなれが長いのは,ハウジングに塗りモノをして居る製品,ケーブルの質が悪い製品,マルチな構成な製品が長いです。
大体,音が暴れますから,音場感が崩され平面ちっくに鳴ります。
低音〜高音域まで,バラバラに鳴って居る状態です。
で,段々と収束して来て落ち着きます。
こなれを愉しむには,テクニカのESW10JPNでした。
ハウジングの漆が,こなれを長くしてましたです。
最近の製品は,結構サクッと行きますから,時間は気にせずです。
書込番号:9121998
1点

参考までに、、、
音響メーカーではなく自動車メーカーでですが、以前材料の開発部門にいました。
誰でも知っている世界的に有名な会社です。まず、その設計さんのエージングを
否定するお話を聞いて、とんでもなくびっくりしました。材料というのは
ほぼ必ず使用に伴った変化をしていくもので、特に初期の変化は重要です。
使い始めてからある程度までは、材料は結構激しく変化していき、
ある程度たつと材料の性質(要するに性能)が安定していきます。
自動車の場合、その初期の変化を無視して部品の設計をしたりするとすぐに
壊れたり期待した性能が出ないことがあるため、私たちのように材料を専門と
している者が壊れたりした部品を解析して、設計さんに材料の使い方を
アドバイス、設計変更をうながしたりもします。自動車の場合、設計ミスが
そのまま人の生死につながったりするのでシビアです。もちろん、その手の
初期の変化というものは、データとしてはっきり捉えられるもので、
対策によって「初期の変化(エージング)」の内容がどのように変化したかを
試行錯誤しながら追っていくこともあります。とても骨の折れる作業です。
ですが、最近は色々ありまして、そのような初歩的な材料の知識すら無い人が
設計することも多くなっています。正直、設計さんはあまり材料のことを
知りませんので、メーカーに勤務している者としては、スレ主さんは聞く
相手を間違えたのではないかと、、、そんな気がします。
設計と材料では専門がかなり違いますし。
音楽の話に戻りますが、
日本を代表するピアノの調律師の方も、ピアノは作られてからすぐの何ヶ月間かに
よく弾き込まれることが重要だ、つまり作られたばかりの頃はまだ木材の性質が
安定しきっておらず、その頃に放置されていると一生まともに鳴らないピアノに
なってしまうと仰っていました。
私は趣味でハープを弾いたりもしますが、その弦だって初めの数日はひたすら
ゆるやかに伸びていきますので一日に何度も調律が必要になります。しかし、
1週間もすれば弦が安定して調律は1日1回でもだいたい十分になります。
(気温の変化が激しい時は別ですが。)
ヘッドホンやイヤホンに限って、使う材料に「初期の変化」が起こらないという
のは、ありえないと思います。
書込番号:9123529
3点

なるほどですねー。
ギタリストのジェフ・ベックはレコーディングの最中だろうが、切れるまで弦を張り替えない事で有名ですね。
ベロベロに伸びていようが、錆びていようが、絶対に張り替えないと言ったインタビューを読んだ記憶があります。
エージングに関しては「向上する、向上する」と言った書き込みばかりを見ていたので「向上するのか???」と
思っていましたが。結局、エージングの正体は「経過と共に生じた変化を味わえる」とでも言った事でしょうか。
人それぞれに音質の好みがあるように、その経過をプラスと感じるのかマイナスと感じるのか認識の違いかな、と。
どうも、みなさんありがとう御座いました。
感じ方や楽しみ方に答えは存在しない訳で、事実はこのイヤホンが素晴らしく良い音で鳴ると言う事で(笑
やはり、最後は愛着なんだなーと思いました。
それでは〜。
書込番号:9125726
0点

「aging」には、「熟成」と同時に「老朽化」という意味もあります。
「burn in」の推奨時間を明記している海外ケーブルメーカー等もありますが、このことについて誰もが納得するというわけにいかないのは、非科学性が証明されている「血液型性格診断」の信者が後を絶たないのと同様でしょうか。
「慣らし」という日本語もありますが、往々にして、その実体は、自分の脳や身体が「慣れる」ことだったりもします。
思い込みであっても、ご本人が満足であればよい世界で、「客観」を気取りすぎると見苦しいことになってしまいますね。
「耳の良さとは、(何ヘルツの音を感知できるといったことではなくて)教養と感受性の関数である。」という評論家の言葉を思い出します。
書込番号:9156349
1点

すみません、上のレスをあまり読んでいないでカキコします。
私はイヤホンを買ったばかりのとき約1週間の間、夜中中ポータブルDAPを使用して
ホワイトノイズとピンクノイズを使ってエージングします。
2週間目を過ぎた頃から、音質が急に「感動音質」に変わります。
この「感動音質」というのは、急に高音が伸び、低音の深みが増します。
十分にエージングされたイヤホンの音質と、本日新品に交換してもらったイヤホンの
音質は違うような気がします。
おろしたての新品のイヤホンは、高音の伸び、および低音の深みが足りなく
まだ、荒削りのような音質に聞こえます。
書込番号:9209830
0点

ブレイクインに関してですが、これは相手の意見を否定しないことがネットでは重要なのです|ω・*)
オーディオの討論の殆どはそうなのですが、殊ブレイクインはある種の宗教戦争のようなもので、肯定派/否定派が強く分かれます
また、その溝は険しいです
目前にその相手がいてしかも近しい旧知というならまだしも、文字のみの情報交流が主体となるネット上でこれを討議すると、些細な行き違いであれ確実に荒れるので避けたほうが無難かと(苦笑)
ブレイクイン前後の子の違いを比べて、違うと感じる人の耳が脳内麻薬(思い込み)でそうなっているとは私は思いません
私の考えはもう上記しましたし、これ以上の記載は避けますが、オーディオを嗜んでいない友人ですら違いを感じ取っていたことから私自身は、あるのであろうと信じていますよ|ω・*)
ブラボー77様が、そう仰有る/思っておられますならば、その考えが大切だと思います
思ったことを一度考え直し、時と場合により、あえて言わない(某掲示板では客観の立ち位置に立つことをROMといいます)ことが大切なのは、ネットでも現実社会でも変わらないことです
これからもお互いにマナーを守りあいながら、より良い情報交換の場としてここを利用していけたら幸いです|ω・*)
書込番号:9211111
2点

ない!と言われる意味がわかりませんが、電気・機械部品であれば通電前と後、あるいは組んだ直後とある程度の時間動作させた後の動きが同じであるはずがありません。
特に、アクチュエータ(スピーカ、イヤフォンなど)の可動部がある物に対して、組んだ直後の状態と、一定時間稼働させた状態とで比較すると、組んだ直後のダンパーはがちがちできちんと働かず、アクチュエータも同様。ある程度の時間稼働させたダンパーとアクチュエータは設計通りの働きをしてくれます。
ない!と言われる方は、商品をいかに長持ちさせ、仕様を長期間持続させ、顧客を満足させるか、ということに余り関心がないように思われます。オーディオ屋は、スペックをいかに長期間持続させ、かつ顧客に満足いただく音質を長期間維持するか、を念頭に設計しています。
部品は通電の如何に関わらず劣化していきますが、それをいかに短期間にベストコンディションにし、その状態を長期間維持するかにエンジニアの魂が、維持が込められています。
もちろん、通電すれば音は鳴りますが、それは設計段階の音ではありません。ある程度鳴らし込んで、期待する音が得られると考えていただいた方がよろしいかと存じます。
エージング不要、というのは、音が鳴ればいい、というレベルです。
書込番号:9224982
1点


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