『PIRELLI に交換しました』 の クチコミ掲示板

[Duck Tail]

フロント：P ZERO NERO	リア：Cinturato P7

この度、拙車のタイヤを交換しました。

　　　フロント　PIRELLI　P ZERO NERO　225/45R17 94W XL

　　　リア　　　PIRELLI　Cinturato P7　225/45R17 91Y

まだ数 10km しか走行していませんのでレポートを書くような状況ではありませんが、、、、こちら↓のスレ主さんの手前、情報方々書くことにします。

http://bbs.kakaku.com/bbs/-/CategoryCD=7040/#11783534

Ｅ９０の３２０さん。私は前後で異なる銘柄としたため、余計な突っ込みが来ることが予想され、迷惑がかかるとなんですから、別板を立ち上げました。↑の板と同時並行で書きますので、よろしくお願いします。



最初の印象ですが、フロントのみ NERO に交換した直後は『ワハハ』の感触。一週間後にリアを Cinturato P7 に交換した直後はお店を出た瞬間、『オオォ』の感触。特に後者、とても静かです。

書込番号：11798213

[Duck Tail]

各タイヤメーカーの中からプレミアムスポーツとプレミアムコンフォートを組み合わせて候補とし、考えてきました。

　　　�@ MICHELIN　PS2 225/45R17 91Y＋HP 225/45R17 94W XL

　　　�A PIRELLI　P ZERO 225/45R17 94Y XL＋Cinturato P7 225/45R17 91Y

　　　�B PIRELLI　P ZERO NERO 225/45R17 94W XL＋P ZERO ROSSO 225/45R17 93W XL

　　　�C DUNLOP　MAXX TT 215/45R17 91Y XL＋VEURO 215/45R17 87W

�@は個々の総合性能が高く、一見最強タッグのように思われますが、価格総額も最高であって、PS2 が非欧州製であること、煩いこと、により早々と脱落。※ここは私がスレ主ですので、極めて主観的に書きます。

�Cは、プレミアムコンフォートとして SP SPORT 01 が導入されていれば、PIRELLI 勢、GOODYEAR 勢と互角に渡り合ったのですが。フロントとリアで異銘柄を装着するにあたって、両銘柄の相似形というのは頭にあります。MAXX TT と 01、乗り味が相似形なんです。01 が導入されていないので VEURO が代役となるわけですが、総合静粛性は一番高そうだし、リーズナブルな価格だし、不満なかろうと思うのですが、、、、中途半端になりかねず。

�A�Bの PIRELLI 勢は後述・詳述します。

ちなみに Continental 勢は CSC3＋CPC2 が該当しますが、面白味の欠片もなさそうなので、当初から除外です。特に、CPC2 が魅力薄。

それでは明晩。

書込番号：11799996

[k2leter]

Duck Tail さん
コスト面と早くいろいろ試せる事も考えると、僕も以前は同じような事を考えました。実際勇気はなかったですが、試金石になっていただき有難うございます。（笑）
次回は僕も真似てみようかと考えています。
選択はやはり同じ方向性のタイヤが無難ですよね。多分僕もDuck Tail さんと同じような組み合わせを考えます。
9-3のSAABにお乗りだと記憶してますが、一番興味があるのは、ＦＦ車のリアのタイヤの違いはどの程度わかるのかが興味あります。また現在購入された最新のＰ７と旧Ｐ７との違いも興味あるところです。個人的には旧Ｐ７でも通常の用途であれば、現在でも十分に現役で通用すると考えています。

書込番号：11800797

[Duck Tail]

k2leterさん、こんばんは。



> 僕も以前は同じような事を考えました・・・・次回は僕も真似てみようかと考えています。

私の専売特許ではありませんので、遠慮なさらずにそうなさってくださいませ。

> 9-3のSAABにお乗りだと記憶してますが・・・・

私の車はこれ↓です。

http://www.nikkei.co.jp/style/ad/car_2.html



さて、昨日の続き。



前後異銘柄の組み合わせとして、他にこういう↓組み合わせも(一応)検討しました。

　　　�D MICHELIN　PS3　215/45R17 91W XL＋Primacy LC　215/45R17 91W XL

　　　�E YOKOHAMA　ADVAN Sport　215/45R17 91Y XL＋ADVAN dB　215/45R17 91W XL

�Dは、�@が高価なのでその代替のつもりでしたが、それほど安価になりません(主因は LC)。PS3 が煩そうなのと、両者共に東南アジア製なので、話はそこで終了。

�Eは、運転免許証取得後、標準装着・リプレースとも YOKOHAMA には縁が無かったので、また、ADBAN dB を試したい気持ちが強かったのですが、主役の ADVAN Sport が他銘柄と比較して決定打なし。

ちなみに、前後異銘柄を履かせようという考えは自車にとって 3回目のタイヤ交換、つまり、前回の交換時に検討しました。YOKOHAMA A.V.S. Sport＋DNA dB ES501。A.V.S. Sport は覚えている方いらっしゃいますかね。例の、ニュルブルクリンクで記録を作ったというヤツ。わざわざ現物を遠方まで見に行ったのですが、いざ購入、となったら生産終了で、どこにも在庫がありませんでした。ES501 は言わずもがな、当時、最も静かで乗り心地が良い銘柄(のひとつ)でしたので。結局、A.V.S. Sport 側の理由で計画倒れに終わりました。



本命と対抗ですが、

　　　�F PIRELLI　P ZERO NERO 225/45R17 94W XL＋Cinturato P7 225/45R17 91Y

　　　�G GOODYEAR　ASYMMETRIC　225/45R17 94Y XL＋EfficientGrip　215/50R17 95W XL

�Fが最終勝者です。

�Fと最後まで争ったのが�G。EfficientGrip は、いつの間にか私の知らないうちにサイズ拡充！されており、215/50R17 95W XL が購入可能となりました。フロントだけを考えるなら ASYMMETRIC は P ZERO 一族に劣るとも勝らない、ではなくて、勝るとも劣らない、魅力満載です。ただ、冷静に考えると、私の車はオリジナルが 215/45R17 であって、外径＝625mm、対して 215/50R17 の外径＝647mm です。最近、アクセルのレスポンスが悪く、215/50R17 の EfficientGrip をフロントに持っていく場合を考えると 1速発進は気を使うでしょうから。あんまり大径化しないほうがよいかな、と、気持ちが守りに入ってしまいました。ちなみに、225/45R17 の外径＝634mm 也。

そこで、�Gのリスク回避策として、

　　　�H GOODYEAR　ASYMMETRIC　215/45R17 91Y XL＋LS Premium　215/45R17 91W XL

これ↑を考えました。サイズ故、重量が軽くなるというメリットもあります。ただ、組み合わせとして考えた場合、どうもピンと来ない。今回は　メーカー対抗タッグ選手権試合　ですので。�Hはチームワーク悪そうです。フロントは煩く、リアはやたら静か。



それから、前後で違うことをしようという発想なので、以下の組み合わせも検討しました。

　　　Ａ、MICHELIN　PS3　225/45R17 91W＋PS3　205/50R17 89W

　　　Ｂ、PIRELLI　P ZERO ROSSO　225/45R17 93W XL＋P ZERO ROSSO　205/50R17 91W

　　　Ｃ、DUNLOP　MAXX TT 225/45R17 94Y XL＋MAXX TT 205/50R17 93Y XL

こちらのほうが賛同される方が多いかもしれませんね。前後でサイズと速度規格・荷重指数を異なるものにしようという考えです。Ｂ なんかそそられますね。ただ、後々のことを考慮すると ROSSO は老い先短いし、フロントは運動性能を上げておきたいです。一般的に、どうして最新の Ａ なり Ｃ にしないの？　と問われそうですが。最新銘柄は、CSC3 の後継と ADVAN Sport の後継が出揃う次回履き替え時に検討することにします。今回は見送り。



明日は、肝心の、今回のタイヤ交換の目的を書きます。本日これまで。

書込番号：11803512

[k2leter]

おはようございます。
話の中で、矢東さんやオートバックス環八高井戸店等に出没しているとの事ですが、僕もよく高井戸店は行きますよ。（代官山店が一番近所ですが、タイヤローテンションや１６、１８インチ入れ替え等は代官山でしています。）高井戸店はバルボリンのオイルが置いてあるので、次回は高井戸店で交換するつもりです。矢東さんも杉並店が近いので、Ｐゼロはそこで買いました。今度機会があれば、お茶でも飲みしょうよ。環八沿いデニーズ瀬田店あたりでどうですか？ヤフーメールアドを持っているので、詳細打ち合わせは[e-mail]でしませんか？

書込番号：11809668

[Duck Tail]

※あちらから

今回のタイヤ交換の目的をかいつまんで書きます。5つあります。



１、フロントタイヤはハンドリング最優先で選定し、リアタイヤは乗り心地最優先で選定することで、車に装着した 4輪の状態で考えた場合の、相反する性能の両立を狙う。

そもそも、FF車にあってフロントタイヤに求められる性能は運動性能としてドライグリップとハンドリング(高速安定性含)、ウェット性能として耐ハイドロ、リアタイヤに求められる性能は快適性能として乗り心地、このように絞り込みました。フロント/リアに共通する性能が雨天性能のうちウェットグリップ、快適性能のうち静粛性。ドライグリップと、耐ハイドロと、ウェットグリップは、私がプレミアムスポーツなりプレミアムコンフォートを考えた場合、欲する性能レベルはいずれの銘柄も十分です。ですから、フロントはハンドリングのみ、リアは乗り心地のみ、共通するのは静粛性、このように考えました。



２、私の今現在の趣味・志向(指向)がスポーツを向いているのか、コンフォートを向いているのか、確認する。

３、私の車 SAAB 9-3 Aero 2.0TS はプレミアムコンフォートの SP SPORT2000 が装着されていたが、プレミアムスポーツとプレミアムコンフォートのうち、果たしてどちらが適しているのか、確認する。

４、プレミアムスポーツとプレミアムコンフォートの、タイヤの諸性能はどの程度の差異があるのか、確認する。

２、３、４とも、NERO と Cinturato P7 をフロント/リアで入れ替えて見れば、容易に確認できると考えます。なお、私の車を服部尚貴氏にえびすサーキットで乗っていただいたことがあり、彼のコメントは、

服部『パワー的にはかなり高いと思うよ。・・・・ホイールスピンを抑えられないくらいトルクがある。・・・・ターボが効くとタイヤがグリップを失って外に逃げていっちゃうんだ。味付けもかなりピーキーな感じで、ほかのヨーロッパのターボ車と違ってドーンとパワーが出ている感じだね。ただ、パワーに対してタイヤのグリップが低すぎるね。・・・・どっちに車が動くのか想像できないんだ。・・・・パワーが足とタイヤに勝っているという感じかな。・・・・暴れる車を抑え込むのが結構大変だったよ。』

服部『ギア比的にはターボの性格と合っているし、操作性も悪くなかった。ただ、もう少しカッチリとした感覚だと操作がラクになるかな。かといって、シフトミスしちゃうこともないし、・・・・』

服部『ブレーキはサーキットを走ることはまったく考えていないんだろうね。・・・・もうワンランク上のブレーキ容量が欲しいな。・・・・サーキットが楽しい車じゃないね。ただ、これだけパワーがあると、高速を飛ばした時に速く感じるだろうね。』

というもの↑でした。全体的には、パワー＞サスペンション＞タイヤ＞ブレーキの順に優劣が付けられているようです。プレミアムコンフォートの SP SPORT2000 よりもドライグリップ(とハンドリング)を引き上げたプレミアムスポーツが相応しい、と彼は言っていました。



５、タイヤの製造年週に起因する性能低下(摩擦係数＝グリップの低下)の度合いを確認する。

現車のこれまでのタイヤ履歴は、

　　　標準装着　　　DUNLOP　SP SPORT2000　　　　　　 製造から 2ヶ月後

　　　二代目　　　　GOODYEAR　EAGLE F1 GS-D2　　　 製造から約 2年後

　　　三代目　　　　Continental ContiSportContact2　　　製造から約 1年後

　　　四代目　　　　FULDA　Carat Exelero　　　　　　　　　製造から丸 3年後

　　　　　　注：CSC2 のみ 205/50R17、他は全て 215/45R17。

EAGLE F1 のグリップは芳しくなかった。CSC2 はそこそこ、まあまあ。Exelero は最悪。4年 7ヶ月経過した CSC2 よりもドライグリップは低かった。欧州製銘柄を購入する場合、製造から半年もしくは 1年くらいは当たり前であって、多少の性能低下には目を瞑らなくてはなりません。わかってはいるものの、しかし、2年、まして 3年ともなると、プレミアムスポーツとしての価値はありませんね。ちなみに、Exelero は、購入前から 3年経過していることは承知していました。試験的に、どれくらい性能低下しているのか、把握するのが 1つの目的でした。

数多の車を試乗して感じるにプレミアムスポーツの(ドライ)グリップは、私の車に履かせた銘柄の比ではありません。試乗車は、日本に入ってきてからすぐ路上に出て行きますから、タイヤも製造からあまり時間が経っていません。そういったタイヤに乗って思うに、プレミアムスポーツの(ドライ)グリップはこんなものではないなず。製造年週に起因する性能低下は馬鹿にならない。3年も経てばプレミアムスポーツとしてのグリップなど消え失せています。

今回は逆に、製造年週に徹底して拘りました。結果、

　　　フロント　PIRELLI　P ZERO NERO　225/45R17 94W XL　製造年週 1910/2010　MADE in GREAT BRITAIN

　　　リア　　　PIRELLI　Cinturato P7　225/45R17 91Y　製造年週 2210/2210　MADE in ROMANIA

PIRELLI ならずとも欧州メーカー/欧州製銘柄の 3ヶ月前製造品が入手できたとは、この上ない喜びです。特に NERO。

> 最初の印象ですが、フロントのみ NERO に交換した直後は『ワハハ』の感触。

これぞプレミアムスポーツのドライグリップ！　設計は古くても流石に P ZERO！　皮剥きも終わっていないのに、片鱗は十分に感じ取れます。NERO は、矢東タイヤ目黒店の店頭で確認し、現物を購入・装着。Cinturato P7 のほうは取り寄せでしたが、在庫品の製造年週を確認済みでした。そもそも 94W XL で検討していましたが、こちらは 9月末に入荷予定だそうで、製造年週など保証できませんので。



というわけで、明日、新品タイヤ確認壮行会に行ってきま〜す。

☆あちらへ

書込番号：11819189

[Duck Tail]

＊あちらへから



本日予定していた新品タイヤ確認走行会は延期します。



> NERO のインプレは皆さん興味ないでしょうから、Cinturato P7 を中心に、あちらの板に書くことにします。

これじゃぁ、NERO に対して失礼でしたね。また、 NERO を支持してくださった方にも失礼でした。私は常々、スレ主さんは私に考える機会を与えてくれる、と書いています。ＫＵＲＯ初心者さんと一緒になって銘柄選定する過程で、NERO は 私の 9-3 に合致するであろうことが確信できました。私の 9-3 は 1台だけ、他の同型式の 9-3 と違ってリアのスプリングが柔らかいものが装着されています。タイヤも私の 9-3 だけ SP SPORT2000 で、他の 9-3 は P6000 でした。腰の強い柔らかさ、と言えば理解してもらえるかな。ですので、207＋NERO をそのまま当てはめてあながち間違いではなさそう。加えて、

> 実は貴殿にコメント頂ければ有り難いかなと思いスレを立てた次第です。

> ・・・・我がNEROは・・・・

> Duck Tailさん、本当に素晴らしいタイヤをご推薦頂きましてありがとうございました。
> いや、結果が良かっただけではなく、私の要望を親身になって汲み取ろうとして頂き、ご自身の体験から私の要望、
> フィーリングに合うタイヤを選定して頂いたことに心から感触しております。
> 仮にご推薦頂いたタイヤが私のフィーリングに合わなくても、それはそれで良しと考えていたくらいなんです。
> それも一つの経験だと。何よりも真剣に考えて頂いたことで充分だったからです。

私は情に弱いので、たかがネットの掲示板にもかかわらず、短い間でしたがＫＵＲＯ初心者さんと気持ちが通じ合えたことを嬉しく思っています。



今回の履き替えの主役は NERO です。FF 車なのだから。リアは、言ってみれば後席住人のための Cinturato P7 です。私は運転するのが好きだから、楽しいから、車に乗るのであって、タイヤにも同じことを求めます。ですから、まずは NERO の慣らしを丁寧に行い、その後、

> 箱根のターンパイクあたりを気合入れて走ってみようかと、最初は考えていましたが。

静岡県三島市に 8年も住んでいたので、伊豆・箱根・富士は庭でした。SAAB 9-3 Aero 2.0TS ＋NERO のアクセルを本気で踏めるワインディングがあるとしたら、それはターンパイク。あそこは登り勾配 10％、エンジンパワーとタイヤのグリップを利して(強引に)駆け抜ける道路です。



今回もフロント W、リア Y のタイヤを履かせてしまいました。こういったタイヤのインプレッションを書くには、ぬゆわkm/H までじゃ話になりません。高速走行のハンドリングって、W や Y なのですから、それに見合った高速走行じゃなければね。私の車は机上の計算で 242km/H が最高速となります。過去に ふふよkm/H まで試したことがあります。今回は何処にしましょうかね。少なくとも中央高速じゃ無理。



10月上旬に 1週間の休暇を取ってあるので、それまでに楽しみながらルートを考えることにします。



★あちらへ

書込番号：11824176

[にくきゅうちゃん]

Duck Tailさん、こんばんは。

筑波サーキットのバックストレートでは何キロ出ますか？

書込番号：11824325

[Duck Tail]

にくきゅうちゃんさん、こんにちは。

あいにくですが、私はサーキットに出入りはしていません。えびすサーキットの件は、カー雑誌の記事にすると言うので私の車を貸し出して、服部尚貴氏がサーキットで運転した、というものです。

観戦なら昔は富士によく行きました。

書込番号：11826248

[にくきゅうちゃん]

Duck Tailさん、レスありがとうございます。

＞あいにくですが、私はサーキットに出入りはしていません。

とすると、高速走行のハンドリングとは、
高速道路レベルのハンドリングってことですか？

書込番号：11838739

[Duck Tail]

にくきゅうちゃんさん、こんばんは。

普通に考えていただいて構いませんよ。文章の前後関係からご推察ください。

書込番号：11839023

[すぅぃーとマドカちゃん]

Duck Tailさん。こんばんは。
こちらに書かせていただきますね。
今回もいろいろお気遣いいただきましてありがとうございました。

>今回は間違いなく約束します。

ご容赦も何も…本当に楽しみにしています。
また疑似体験させてくださいね。

書込番号：11881917

[Duck Tail]

一昨日 9/11(土)、少し走ってきました。首都高速から関越自動車道を花園I.C. で降りて、R299 を使って群馬県神流町まで。



NERO について、私が把握していた NERO の特性とは多少の差異が確認できました。そもそも今回購入した NERO は英国製であって、店頭で一目見て、それまでの NERO とは雰囲気が違うと感じました。パターンが緻密に感じられ、事実、外側のトレッドでは深いサイプと浅いサイプが交互に繰り返されますが、深いサイプはそれまで見てきた NERO とは異なるものです。サイプは全幅に渡って三次元的と言うか、深さを微妙にチューニングしたかのような印象を受けました。



まず、高速走行の印象。交通量が多いので限定的な感想となりますが、もう少し反応が直接的でもよいかな、と思います。私の思い描くラインそのままをなぞってくれるのですが、まろやか過ぎるというか。あまり積極的に走らなかったからかな。

いっぽう、R299 では志賀坂峠というところを埼玉から群馬へ越境したのですが、、、、高速ハンドリングで感じた些細なマイナスを、ここでは大幅なプラスを感じさせてくれました。(家族同伴だったので速度控えめでした。)グリップがことのほか強力で、205ps/28.6kgm のフルパワーをかけてもビクともせず、音もあげず、急坂・急カーブをグイグイ登ってくれます。これぞスポーツタイヤ！



乗り心地に軽快感はありません。いままで把握していた NERO のそれとは異なります。一言でいうなら、段差を乗り越える時、“ドシッ”という感触であって、重いボディブローかな。前に履いていた Exelero が、軽量だがフワついてとりとめのないライド感であったのに比べ、豪傑という感じがします。そういう意味で(ワインディングの)コーナリングもそう。

静粛性は、このクラスにあって今や平均でしょう。耳障りではありません。荒れた路面で煩いのはいずれも同じ。



結論というか、同一銘柄であってもタイヤなる製品、生産地によってキャラクターは微妙に異なりますね。英国では当地のお好みに仕立てたのでしょう。溝(サイプ)からして違いますもん。まぁ、そのあたりも NERO を選んだ理由の一つであって、違いを確認してみたかったから。



本日の最後に。リアの Cinturato P7 ですが、やることがないので手持ち無沙汰、うずうずしている感じです。早くフロントに履かせろ、と。NERO の段差超えが“ドシッ”なら、Cinturato P7 のそれは“ドンッ”という、わりと尖った感じです。優しそうな顔していますが、キツイ性格かもしれません。

書込番号：11906482