『三脚と雲台選び』のクチコミ掲示板

[トリミングおやじ]

いつも質問ばかりで申し訳ありません。
ここの回答が早くて参考になるので、ついつい甘えております。
ゴーヨンをB&Hで買ったばかりですが、雲台はマンフロット503HDV、三脚はジッツォGT3541LS、これにハーフボールアダプタという組み合わせでほぼ決めていました。
ところが、下のスレで503HDVではゴーヨンの制御には役不足とのアドバイスをいただき、グラッと来ています。そこで、新発売のマンフロット504HDを候補に検討していますが、決断がつきかねています。
・マンフロット504HDは新製品のため、、こちらの口コミでも情報が少ないようです。推薦する、推薦しない、良さそう、悪そうなどのアドバイスをお願いします。
・504HDには75mmハーフボールが付属しているようですが、三脚をジッツォのGT3541LSにした場合、ハーフボールアダプタ―はジッツォのGS5320V75を買えば良いでしょうか。
ハーフボールアダプターもマンフロット製に合わせなければいけないでしょうか。

書込番号：12144089

[maggios]

こんばんわ、トリミングおやじさん。

はい、503HDVでは全くダメですね、カウンターはほぼ効きません。

504HDはカウンター重量が7.5kgになったのでかなり改善されたとは思いますが以前までのマンフロットのカウンター重量表記はあてにはなりませんので額面通りとはいかないと思います、しかしこの価格帯の製品としては最も良いのではないでしょうか。

ちなみに周りの多数の方が519を使用されていますがゴーヨン+7Dならギリ止まる程度で1D系だとお辞儀しちゃいますので504HDだとなおさらだと思います、毎回ロックを締める覚悟が必要です。

ボールアダプターはGS5320V75で大丈夫です、マンフロットや他社からは発売もされていないと思いますので選択肢はありません。

書込番号：12144962

[ゼ ク]

こう言った三脚や雲台と言う物は上を見ればきりがありません。
僕もゴーヨン＋１D4に５０３HDVで年間に２〜３回くらいですがカワセミ撮影します。
確かに間違いなくお辞儀しますし、本来のビデオ雲台の役目を果たしてないかもしれません。

しかし必要最低だとも思います。ゴーヨンに５０３HDVで素晴らしい写真を撮られている方も
おられますし、最終的には撮影技術に左右されると思います。

高級機材を全て揃えたからと言って最高の写真が撮れる訳ではないと言うのが僕の結論です。

書込番号：12145840

[ひろ0921]

スレ主さま

私は他社のロクヨンを使用しています。

全くおじぎをしない雲台としては、sachtlerがあります。

私はFSB-8を使っていますが、ゴーヨンならFSB-6で十分です。

FSB-6の価格は、B&Hで、円高が進んでいるので、11万円くらいではないでしょうか。

価格はマンフ519より確かに高いですが、この雲台はブレを完全に吸収してくれます。

技術のあまりいらない不思議な雲台ですよ。

カウンターバランスが10段階あり、レンズがどんな角度でもピタリと止まります。

価格が高すぎるといえば、それまでです。参考になれば幸いです。

書込番号：12147032

[トリミングおやじ]

maggiosさん
マンフロット504HDでも、ゴーヨンでお辞儀するようですね。
503HDVよりはましみたいなので、毎回ロックする覚悟があれば504HDもありと言うことですね。ハーフボールアダプターについては了解しました。ありがとうございます。

ゼクさん
ずっしりと胸に響くお言葉、ありがとうございます。
最終的には腕と分かっていても、予算内でできるだけ良い機材を揃えたいと思うのも人情でして。自分にとっては503HDでも十分かとも思えます。


ひろ0921さん

sachtlerは基本的な構造が違うのでしょうか。
皆さん、推奨されていますね。
今のところ、予算面から意識して選択肢から外しています。
良いものは良いの例え通り、遠回りしても行きつく先は一緒と言うことだと思いますが。

皆様へ

雲台に関するお辞儀の件を伺っていて感じたのですが、雲台のカウンター重量値と言うのは搭載するレンズなどの重量（質量）に対するものではなく、重量×重心から雲台回転中心までの距離つまりモーメント（回転力）に対する抵抗力のことじゃないといけない気がします。
ですから、表記も7.5kgとかではなく7.5kg・cmのように表わすべきだと思うのです。
もっとも、今は力の単位はkgではなくN（ニュートン）だと思いますが。
ビデオ雲台の場合、乗せるものをビデオカメラと仮定していて、その形も想定の上で重量をあらわしたものがカウンター重量値だと思います。
モーメントは回転中心からの距離が離れれば同じ重量のレンズでも大きくなりますから、モーメントを小さくするにはレンズ側の重心を雲台回転中心に近付ければ良い訳です。
悪いことに、レンズが傾けば傾くほど、この距離（モーメントアーム）が長くなりお辞儀を助長する方向にモーメントが増えて行きます。
これを完全に防ぐには、原理的にジンバル構造しかありませんね。
と言うことで、マンフロットの503HDVタイプの場合、お辞儀は構造上の宿命ですね。お辞儀をなくそうとすれば、抵抗力のばね力なりダンパー抵抗なりを増やさざるを得ず、構造が大型化するとともに、素早く動かしたいときには逆に抵抗力となって邪魔になる訳です。
503HDV構造の場合、レンズの重心を下げることは不可能ですので、カメラ側にカウンターウエイトを付加するとか、レンズ側の重心を水平の場合に雲台の回転中心の真上に来るようスライドプレートをかませる（ただし、この場合重心が高くなるので注意が必要）などの対策をして使うのがベターだと思います。
自分なりに、納得できそうですので、値段も考慮してマンフロットの503か504で考えてみます。

書込番号：12147668

[maggios]

トリミングおやじさん、こんにちわ。

重量と重心高のご理解頂けているようですね、例えば皆さんがよくお勧めになるザハトラーは画像�@のように重心高による耐荷重変化をきちんと表記してあり私も使用しているFSB8はゴーヨンの場合（重心高100mm）で耐荷重最大10,5kg、ロクヨンやヨンニッパで（重心高130mm）9kg弱まで対応します。

しかしマンフロットの場合はデータを示さず単に9kg（519）や7.5kg（516/504）と表記し実際にSLR機材載せてみるとスペックの半分程度のカウンター耐荷重しかありません（私も騙されて２台も購入してしまいました）。

私は今回ザハトラーをお勧めは致しませんでしたが毎回皆さんがお勧めになるにはそれ相当の理由がある訳です、私も含め皆さん遠回りし無駄な出費をして来たからこその助言であります。

まずはお手頃なので504HDを実際にお使いになってみて不都合を感じるようになれば迷わずザハトラーを購入される事をお勧め致します、504の場合くれぐれもロックをし忘れ池や川にレンズごと落とさないように気をつけて下さいね。


画像�Aの左がマンフロット519に同社ビデオ三脚ですがボール形状はあまり合っていません、右がGS5320V75なのですがこちらのほうがしっくりきます。

こちらもご参考に↓
http://bbs.kakaku.com/bbs/10501010023/BBSTabNo=6/CategoryCD=1050/ItemCD=105010/MakerCD=14/Page=2/ViewLimit=0/SortRule=2/#11756653

書込番号：12148933

[トリミングおやじ]

maggiosさん
ザハトラーの様なグラフは必要ですね。
これだけ変化する耐荷重をマンフロットの様に一つであらわすのは無理がありますね。
ザハトラーが良い理由の一つが分かりました。

遠回りになりそうですが、価格面の理由でマンフロットにしようかと考えています。

書込番号：12183050