『イヤホンでも使えますか?』のクチコミ掲示板

[ベストプレイス]

こちらのアンプのレビューをみていたら
出力が高いのでイヤホンには向かないと
ありました

ATH-CKS1100Xで使用しようと思っていたのですが
ヘッドホンを用意しないといけないでしょうか?

よろしくお願いします

書込番号：26361533　スマートフォンサイトからの書き込み

[あさとちん]

＞ベストプレイスさん

108dB 20Ωのイヤホンでホワイトノイズが目立つというレビューですね。
ATH-CKS1100Xは、106dB 11Ωなので、ノイズの大きさは同じくらいになります。
ノイズの感じ方は人によるので、気になったら低能率高インピーダンスのヘッドホンを買えば良いと思います。
まあ、3W/32Ωもの出力は、一般的なヘッドホンには不要ですけどね。

書込番号：26361552

[MA★RS]

『また出力レベルが高いのでイヤホン用途には向きません。
DITA Perpetuaを愛用していますがホワイトノイズが目立ち
気になりました。
ヘッドホンではパワーが要求されるHD８００S・HE6SEを使用
していますが全く問題ありません。HE6SEでは２時くらいまでは回します。』


出力が高いのでイヤホンに向きません
の意味は

ヘッドホン出力（バランス）:
最大4000mW (4W) @ 32Ω (THD+N<0.07%)　　約11.31V
最大760mW @ 300Ω (THD+N<0.07%)　　　　　約15.10V
ヘッドホン出力（シングルエンド）:
最大2800mW @ 32Ω (THD+N<0.07%)　　　　　約9.47V
最大510mW @ 300Ω (THD+N<0.07%)　　　　　約12.37V
というスペックですが、

ATH-CKS1100Xだと
感度：106dB/mW、インピーダンス11Ω、最大入力100mW
約0.045V（45mV）で８５dBでます。
また、1.049V以上をかけると壊れる危険性があります。

10V以上でるアンプで、実際に使うのは、0.045V。
１V以上で壊れる可能性がある。

�@出力が高すぎて、一般的なイヤホンだとボリュームを少し上げた位置で使用することになる。
　　小ボリュームの位置は一般的においしくない。
　　調整しずらい、使いづらい
　　アナログボリュウームだとギャングエラーが出やすい。
�A出力が高すぎて、一般的なイヤホンの許容入力を超えやすい
　　壊れる危険性がある

というのが一般的な意味です。


RME ADI-2 DAC FS
https://rme-audio.jp/product/rme/adi-2-dac-fs/
の場合ですと、ヘッドホン用端子とイヤホン用端子が別々にあり、
イヤホン用端子は、出力がスマホレベルになっています。
・ボリュームが使いやすい
・出力かけすぎて壊れる可能性は低い
というメリットがあります。

・出力インピーダンスが限りなく０に近い。
　イヤホンの本来の音が出る
・ノイズが出ない工夫をしている
　低インピーダンスイヤホンはノイズが出やすいですが、
　対策されています。

書込番号：26361683

[MA★RS]

最大10Vのアンプ	最大１Vのアンプ　iPhoneレベル

ボリューム位置のイメージ図を作成してみました。

ボリュームは直線ではなく、対数になっています。
このカーブは機種で異なります。
イメージということで、手持ちのアンプのカーブを使用しています。

緑線が、通常使用する音量で85dBとしています。
赤線が、ATH-CKS1100Xの最大許容入力

SERENADEを仮に最大出力電圧１０Vとすると、
普段使いのボリューム位置が８時位。
最大許容入力の位置が０時の位置。

これが、最大１V出力電圧のアンプだった場合、
普段使いのボリューム位置が１０時位。
最大許容入力の位置が５時の位置。(＝最大出力の位置)

レビューの方は、ヘッドホンを２時の位置で使用のようですが、
ボリュームを０に戻さずに、ヘッドホンからイヤホンに切り替えると、
イヤホン壊れる危険性があります。


一般的なヘッドホンアンプだとGAINがありますが、
SERENADEはハイGAIN固定で、GAIN設定ができなかったと思います。

つまり、高インピーダンスヘッドホン、低感度ヘッドホンを主眼においた
ハイパワー極振りアンプといえると思います。

低インピーダンス、高感度イヤホンはターゲットにしてない設計と
言えると思います。

そもそものお題ですが、
＞イヤホンでも使えますか?

ボリュームを小音量で、気をつかって使用すれば使用は可能です。
差し替える際は、ボリュームを０にして、挿すという手順を習慣に
するとよいかと思います。

安全に、使いやすくだと、アッティネーターを使用する方法もあります。
IEMatch Ultra（-24 dB）または High（-12 dB）
とか。

https://ifi-audio.jp/legacy/iematch.pdf
https://ifiaudio.jp/products/iematch-4-4/
低インピーダンス高感度イヤホンで気になるノイズを減らす効果もあります。

書込番号：26361767

[ベストプレイス]

クチコミをお寄せ頂いた＞MA★RSさん　＞あさとちんさん
ありがとうございました

詳しく解説頂き大変勉強になりました
どうやら私のイヤホンで使いたいという用途では、こちらの機種はミスマッチに感じてきました
現在、使っているHP-A8を継続使用しつつ他のステップアップ先を探そうと思います。

書込番号：26362194

[MA★RS]

イヤホンをターゲットにするのであれば、

�@ハイパワー志向のアンプは避ける
�AGAIN調整機能がついてるものを選ぶ
　　HP-A8は私も使用していますが、GAINは０ｄB〜２０ｄBで設定できて
　　使いやすいですね。
�B出力インピーダンスは０に近いほうが有利
　　８Ωとか１１Ωとかのイヤホンで、アンプの出力インピーダンスが
　　大きいと、音が変わるとか、電圧低下が起こるとかリスクがあります。

　　こだわりは人それぞれですが、概ね１０分の１程度は必要という人もいます。
　　１１Ωのイヤホンなら、出力インピーダンスは１.1Ω以下。

　　ただ日本のメーカーはあまり公表してないです。
　　中華とかは一部公表してます。
�C欲をいえば、安全機構があると安心
　　手持ちのだと、
　　TEAC HA-501　ヘッドホン差し替え時のオートミュート機能
　　RME ADI-2 DAC FS　　ヘッドホン用とIEM用が別系統になっている
　　とか。

書込番号：26362219