なるべく経験者/技術者の方のご助言をいただきたいと思います、よろしくお願いいたします。
アマチュアのオーケストラで、演奏会録音のマスタリングを任されています。
以前はBeyerdynamicのDT250/80を使用していましたが、知人の薦めでAKGのK702(カスタムリケーブル)を聴いてから高域再生に不満を感じ、以後はK702で作業をしております。MacBook ProからUSB DAC付きのヘッドホンアンプ(Audinst HUD-mx2/ONKYO DAC-HA200)での再生が前提です。
ただ、K702はオープンなので家族にも多分に音漏れが聴こえるらしく、何より外の音が自分によく聴こえてしまうので拙宅では環境的に厳しいと感じるようになりました(ノイズリダクションや弱音部の確認が困難です)。
あまり高額なものは買えないのですが、オーケストラのホール録音のマスタリングに適した遮音性の高いヘッドホンを考えております。
プロ用途と言うとSONYのMDR-900STがよく聴かれますが、個人的にはスタジオのセッション録音には適してもホール録音のマスタリングには向いていないと感じました。またK702を使ってから、オンイヤーよりオーバーイヤーのほうが望ましいと考えております。
このサイトやe☆イヤホンHPで見て、以下のようなモデルはどうかな?と考えております。
GERMANMAESTRO GMP450 PRO
SHURE SRH1540
SONY MDR-Z7 / Z1000
beyerdynamic DT1350 / T5p
FOSTEX TH600
もっぱらマスタリングだけに使い、リスニングは考えておりません。
上記機種を問わず、前述の環境でもまだ駆動できて、密閉型のヘッドホンでマスタリングに適したものをお聞かせ下さい、よろしくお願いいたします。
書込番号:18222643
0点
すみません、追加です。
AKG K271 MKII
K702からはダウングレードになるかもしれませんが、密閉型である程度の評価があるので気になっています。
また、「BeyerのDT250用で、具体的に改善が見られるリケーブルがあるから、それに換えて使うのがベスト」
というご意見があれば、是非ともそのケーブルを教えていただけると助かります。
長々とすみません、よろしくお願いいたします。
書込番号:18222892
0点
試聴環境があるようなら、実際に聴いていただくのが一番ですが、簡単に。
ちなみに私はマスタリングのことを全く知りませんし、単にモニター型としてどうかという観点がメインです。
あと、詳しくはそれぞれに投稿されているレビューをご覧下さい。私がうだうだと一行程度で言うより長文レビューのほうが意味があります。
GERMANMAESTRO GMP450 PRO
⇒用途としてはモニター型として売られており、ある程度適しているとは思います。ただしハイエンドヘッドホン並みに鳴らしにくく、正直現在の主さんの環境では力不足感は否めません。
SHURE SRH1540
⇒こちらもモニター型として売られており、適していると思います。音質だけならZ1000やGMP450より好きでした。まあまあ鳴らしやすい方でもありますので。個人的には頭頂部の装着感にやや難ありと感じておりますが、K702をお使いで問題なければこちらも問題ないでしょう。
SONY MDR-Z7 / Z1000
⇒Z7はモニター用途ではありません。低音が出るタイプでもあり、候補外だと思います。
Z1000のほうはモニター型として非常に微細な音まで捉えるので良いと思います(あくまでモニター型なのでマスタリング性能は知りませんが)。鳴らしやすくはありますが、環境によりかなり左右され易い機種でもあります。やや響きがマットな感じがあり、私個人はリスニング用途としてそこが好きではありませんでした。
beyerdynamic DT1350 / T5p
⇒どちらもモニター型ではありません。またDT1350は耳乗せなので今回はやや違うかもしれません。
T5pのほうは原音忠実という意味であれば下手なモニター型より良いと思いますし、性能は他の候補機種を凌駕します。ただ、この機種だけ圧倒的に予算が上ですがそこは大丈夫ですか?
FOSTEX TH600
⇒完全にリスニング用だと思います。ある程度低音に特徴があり、モニター用途としては今回候補の中で恐らく一番不適切かなと。
他の候補として、主さんがAKGを気に入られているようなのでAKGの密閉型モニターホン、K271 MKIIなんてのもあります。こちらは試聴すらしたことが無いので詳しくは別レビューをどうぞ。
また、先にも述べましたが試聴はしたほうが良いです。一般的に良いものが貴方に最適とは限らない(900STの例でもご存知の通り)ので。
書込番号:18222895
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2点
打ち込み一人ユニットのマスタリング作業をしている者です。
私はホール録音の経験はありませんので参考程度に…
K702…というか開放型のような鳴り方をする高遮音密閉型は難しいですが、挙がっている候補よりは、
SHURE SRH940、beyerdynamic T70辺りがご要望に近いかと。
SHUREはバランスリスニング型の1540より940の方が高音寄りに特化されてまして、微小音を拾う能力も高く感じます、ただし、耐久性が弱くヘッドバンドが折れる報告が多いです。使用中のプラスチックのギシギシ音も酷いです。音だけなら最も良い感じなのですが。
beyerdynamic DT1350はオンイヤー型、T5pはフラットではありますけど、T70の方が中低音の量感が抑えられてマスクされる感覚が小さいです。
SRH940、T70両機種ともベロアパッドなので、もの凄く遮音性が高い、と言う事はありません。
遮音性のみならZ1000も良いですね、900STに感じる音の近さ、フォーカスの極端さは和らいで全体を見渡すのは良いですが、この機種も低音からのマスクは多い方です。Z7はまだ聴いてませんのでノーコメント。
以上、クラシックは1割ぐらいしか聴かない人間なんで詳しい人の返信がつくと良いですね。
書込番号:18222916
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3点
独断と偏見は多少ありますが私はZ1000が好きです。消去法ですが、他機種の鳴らしにくさや装着感といったデメリットがないのが強みですね。
書込番号:18222921 スマートフォンサイトからの書き込み
1点
皆さま、日曜とは言え早々に続々とコメントをお寄せ下さりありがとうございます。
今は私が出先でして、帰宅後にじっくり拝読した上で改めてお返事させて下さい。
逆のアプローチでお伺いしたいのですが、
BeyerのDT250やAKGのK702について、皆さまはどのような印象をお持ちなんでしょうか?
どちらも所謂プロの方の推薦で購入したものですが、出音はまったくキャラクターが違うように感じられるのです(当たり前なんでしょうが)。
特にK702については、私がそれまで密閉型やカナル型イヤホンばかり使っていたため、いまだに慣れないというか、音質がどうなのか評価できずにいます。
(リスニングとしてはまず快適な鳴り方だとは思うのですが、特性としてフラットなのか、掬いきれていない音がないのか今一つ確信を持てません。)
もちろん私がどう感じるかも大事なのですが、メンバーに広く頒布するCDの事なので色んな方のご意見をお聴きしておきたいのです。
肯定的否定的を問わず、Beyer DT250とAKG K702を聴かれた方のご感想もお聴かせ下さい、よろしくお願いします。
書込番号:18223175 スマートフォンサイトからの書き込み
1点
K702を所有しています。
K702は解像度のかなり高いヘッドフォンです。
解像度が高いヘッドフォンは他にもありますが、K702は弱音の隈取りがくっきりしているほうで、他の高解像度ヘッドフォンよりも小さい音、細かい音が聴き取りやすいと思います。
低音が多くないので、低音にマスキングされる音もなく、マスタリングには向いていると思います。
オーケストラ録音のマスタリングですと、自分が弾いている(吹いている)楽器の音が聴こえていない、あるいはマスキングされてわからない、とメンバーに言われるのが一番ツライのではないでしょうか。ましてやメンバーに配るためのものであれば尚更。
密閉型であれば音漏れも外音もシャットアウトというわけでもありません。密閉型の中には、なんちゃって密閉型と言われているものもあります(密閉型とは思えないほど、漏れるし聞こえるという意味)。
諸々考えますと、K702で作業できる環境づくりの方をお考えになるのも、一つの方法に思えますがいかかでしょう?
書込番号:18223497
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3点
DT250は聴いてません。
K702もリケーブル使用されているんですね、これは分かりません。
特性フラットにこだわるよりは、「このヘッドホンならこれぐらい」というのを身につけた方が良いと思います。
マスタリング作業中に、市販の似たようなジャンルのCDを「ひな形」として同じ環境で聴き比べるのが分かり易いです。
書込番号:18223569
3点
マイクとのマッチングというのも考慮に入れた方がいいと思うんですよ。通常のマイクは低音から高音にかけて穏やかに指向性が強くなってきてその感じを正確に捉えるという観点では価格が1万円もしませんがKRK SYSTEMSのKNS6400はお薦めです。アラウンドイヤーの密閉型、音質的には低音が薄めで高音は鋭めです。鑑賞用としてはあまり向いていません。
KNS6400の試聴は困難かと思いますんで試聴可能だと思われ、KNS6400と似た指向の製品としてFegefeuerさん自身も挙げられているDT 1350と、えうなきものさんも挙げられているSRH940をお薦めします。
DT250はどちらかと言うとオンマイクで捉えた音の再現性を重視した感じでしょうか。K702は中域の高い部分に持ち上げ感があって、そこはマイクの特性とは離れていると思います。
書込番号:18224152
3点
目的に最も合うのはZ1000だと思いますが、アンプ系がやや非力なので上流にシビアなZ1000では真価を発揮できない可能性はあるかなと。
同じことがK702にもいえると思います。今のしっくりこない感覚は上流とのからみもありそうです。
環境など総合的に考えると今回の場合はSRH940が一番良さそうに思いますね。解像度も高く変なクセのないモニターの王道的ヘッドフォンで、低音は量より質重視という感じです。
ただ、耐久性などに関してはよくわかりませんので詳しくはメーカーにお問い合わせ下さい。
書込番号:18224561 スマートフォンサイトからの書き込み
1点
短時間のあいだにこんなにも情報のご提供を下さってありがたい限りです。
後出しの話になって申し訳ないのですが、DT250やK702でマスタリングしてた昔の録音をIE800で聴いてみたら、結構なレベルでホワイトノイズが乗っててショックだったのです。その頃はNRアプリも高価で妥協はしてたのですが、改めて聴くとひどくて…
で、それをK702で聴き直すと「録音内のノイズ」なのか「モニター中の外的ノイズ」なのか非常に判別しにくかったのと、DT250ではなぜか目だたない、という事でヘッドホンの見直しが有効なのかな?と思い今回皆さまのお知恵をお借りしたく投稿した訳です。
「聴こえてほしい音」の確認はほとんどK702で聴こえてると思うのですが、今回のホワイトノイズで「聴こえてほしくない(かつソフトウェアで低減できる)ノイズがないか」がチェックできてなかった事に気づきました。
SONYのZ1000の遮音性は評価が多いので興味がありますが、どうも「民生用は何かしら色をつけてくる」先入観もあったりして…
ただ複数の方からご推薦もいただいたので、リファレンスにK702を持ち込んだ上で
SHURE SRH1540/940
SONY MDR-Z1000
beyerdynamic DT1350/T70p
AKG K271mk II
あたりを試聴してみたいと思います。
GERMANMAESTROはインピーダンスの確認漏れでした、300Ωを鳴らす環境は組めないので残念ですが諦めます。
不勉強で恥ずかしいのですがKRKはブランドも存じませんでした。私は大阪在住ですので、ヨドバシでKNS6400試聴できないか相談してみます。
SONYのZ1000は32Ωですが、それでも駆動力不足でしょうか?本当はマスタリング用に切実にBabyFaceが欲しいのですが、経費で落ちる訳もなく何とか今のモバイル環境で最善を尽くしたいと思います。
また試聴が叶えばご報告いたしますが、ここは閉めませんのでどうかまだまだご意見をお寄せいただければありがたいです。
本当にありがとうございます。
書込番号:18225418
1点
なるほど、ホワイトノイズですか、開放型だと判り難いですね。
DT250で出なくて、IE800で出るっていうのも微妙ですね。
IE800でホワイトノイズを感じる場合、それは再生中だけなのか(録音由来)、再生を止めても聴こえるのか(アンプの運転ノイズ)
止めても聴こえる場合はHA200のゲインを変えてみる(lowで出るならアンプ由来)
止めてる時にノイズが無く、再生すると出るなら録音されてるノイズですね。
DT250でも録音素材の最小音を大音量モニタ中にノイズに埋もれてなければ、OKです。
youtubeに「無音」とか「ホワイトノイズ」とかあるので試してみると良いです。
書込番号:18225596
1点
ありゃ、TH600はここでは評判がわるいですね。
確かに低域が若干もりあがってるので、低域はスピーカーでの確認が書かせません。
音も高域がほんのすこし丸まった感じがありますね。
ただ、音場が広く、音の分離もいいので候補に入れてもいいのではないかと。
SRH940が個人的にはおすすめです。ソニーのZシリーズは高域に若干の癖を感じました。もちろんいい機種ですが。
1540は上の機種1840との差がどうも気になりました。
書込番号:18225767
0点
> えうなきものさん
たびたびのアドバイスをありがとうございます。
そうなんです、「ノイズチェックをしたい」とはなから書けば良かったですね、すみません。
DT250は遮音性が高いのですが、どちらかと言うとおとなしい鳴り方をするので私が聴き取れなかったのかもしれませんし、それこそ当時使っていたヘッドホンアンプがさらに貧弱だったためにろくにドライブできてなかったのもあると思います。
が、今の環境でもIE800やスピーカーよりノイズが控えめに聴こえるため、「うまくまとめちゃってる」気がするのです。
ホワイトノイズですが、明らかに録音データ内のものである事を確認しております。
元ソースはDATなのに、ドルビーBさえなかった頃のカセットテープ並みに賑やかです。
書込番号:18225814
0点
> UNYORA君さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
フォステクスのヘッドホンが日本市場にある事さえ知りませんでしたが、HP-A3に非常に惹かれる身としましては「フォステクスなら間違いないだろう」くらいの信頼は置いているのですけどね。
まあHP-A3でも非常に「心地よいHi-Fi」の音作りですので、クリティカルな使用に向いているかは聴いていないので判りません、実機があれば聴いては見たいです。
SONYのZ1000にはやはりクセ(作為?)を感じる方がいらっしゃいますね。ただ遮音性が高いので、ノイズチェックに特化してK702と並行使用とかも考えてしまいます(我ながらなんと贅沢な…)
SHUREはやはり940がお薦めなのですね、ありがとうございます。
正直、SHUREはイヤホンであまりいい印象がなかったのですが(単に性格がアンチメジャーなだけです;)、ヘッドホンには非常に強い関心を抱いてきました。940の破損問題が多く取り沙汰されているのが不安ですが、使用頻度も低いので是非とも試聴します、ありがとうございます。
書込番号:18225828
0点
録音時のノイズでは仕方ないですね。マイクアンプなど機材のノイズ特性がそのまま反映されてるのかもしれません。
Z1000ですが例によって音量などに問題はないと思いますが、今回の要望が精度の高いマスタリング用のヘッドフォンとのことでしたのでシビアに考えてみました。
又、個人的には高音のクセなどはあまり感じませんし、アンプがしっかりしていれば低音が膨らむこともない優れたモニターヘッドフォンだと思います。
ただ、現状で最善の策としてはSRH940かなぁと。耐久性の話がありますが、この手の話はネットではよくあることなので何とも…です。
書込番号:18225971 スマートフォンサイトからの書き込み
1点
完全に素人なので的外れなことを言ってたらスルーして欲しいのですが…
単純にノイズの確認をしたいということでしたらイヤホンでも十分、もしくは向いているという可能性もあるのではと思います
babyfaceとかを導入されるなら別ですが、今の環境だとノイズみたいな音ってそれなりに高価なイヤホンの方が意外と聞こえ易いんじゃないかと
ただ、機器由来のノイズも入り易くはなるのでその辺りは注意が必要ですが
書込番号:18226062 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
ソース由来のノイズですか、メディアに関わらず出る物は出るので仕方ないですね。
私は全然安い機材と古いソフトでやってますので、ノイズ対策はプラグインエフェクター頼みです。
実際聴くよりはレベルメーターで確認してますね。
画像1の様に曲間の最小音エリアをループさせて計測、ここでは-50dbのノイズが出てます。
仕方ないので、画像2のノイズゲートをかまします、-3db刻みで調整して、適正値を探ります。
画像1の-50dbだった所を計測不可エリアに落とします。ピーク値は無視して良いです。
こういうエフェクターを使いたくない場合は、気になる所に逆位相を当てて目立たなくする方法もあります。
いずれにしても最近のソフトについては知らないんで古い知識ですが、根本は変わらないと思うので参考になるとよいです。
市販のCDでもラトル指揮の第9とか結構ホワイトノイズ凄いのあるんで、そもそも論ですが、高感度イヤホンで聴くのを前提にしてないって事はありますよね。
この方法だとDT250から変更する事も無いと思いますが、試聴に行かれるという事なので、良い相棒が見つかると良いですね。
書込番号:18226567
1点
> T-ジューシーさん
そうなんです、当時のホールの施設が思いのほかノイズフロアが高かったので今さらながら驚き困っております。
Z1000もやはり良さそうですね。レビュー等でも900STとは異なる印象を持たれているようなので、先入観なく聴いてみたいと思います。
(個人的に、SONYにはなんど惚れてもいろんな裏切られ方をしてきた思いがあって、正直警戒してきた部分がありまして…)
駆動力、ですよねえ。HUD-mx2はメーカー公称では「600Ω×デュアル駆動可能」を謳っており、15Vの電源も入る事から楽観的に考えていましたが、やはり客観的には心許ないのでしょうか…とりあえず、試聴に行く際は現物を持っていって「極力、自宅環境で」試してみます。
ありがとうございます。
> のっこふさん
コメントありがとうございます。
たしかに、ドライバと鼓膜の距離が全然違いますからイヤホンのほうが「音こぼれ」はないですよね。私もたしかにIE800でノイズの存在に気づいた訳ですし。
ただ、贅沢なのかもしれませんがなるべく音作りも含めて「ワンストップ」で済ませたい、という希望もありまして。クリティカルに聴くにはIE800は「快適すぎる」気もします(そのために買いましたから^_^;)。欲張ってすみません、でも参考になるご意見ありがとうございます。
> えうなきものさん
度々ありがとうございます。
なつかしい!OSは9.2でしょうか?MOTU、若かりし日に憧れましたがとても手の届かない(また使いこなせもしない)ソフトでした…
ご指摘のとおり、乗ってしまってるノイズについては基本的にそのアプローチで低減を図ろうと思っております(各種のDeNoiserがいずれも高いので、今はAdobe Auditionの体験版でどの程度改善できるか試行錯誤中です)。問題は、楽器の音が鳴ってる最中に明らかに聞こえてくるホワイトノイズですね。非演奏部分からノイズプリントを持ってきても、逆にノイズが乗ったり倍音成分まで削られてしまったり…さすがに「その道のプロ」がいらっしゃるだけの難しさがありますね。。。
ラトルの第9は聴いた事ないですが、EMIの録音はなんでああもお気の毒なんでしょうね?デジタル録音になってからは決定的にノウハウを失ってしまったように感じます。好きなアーティストが多く契約してるので外せないレーベルなんですが…
おっしゃるとおり、ちょっと仕切り直して「DT250で済ませられないか」も偏見なく検討しようと思います。本当にありがとうございます。
書込番号:18228101
1点
DT250/80を聴いてきました。
これは…かなり「うまくまとめちゃってる」感じですね。
同じ聴感上ボリュームで聴こえるはずのホワイトノイズがもう少しボリューム上げないと聴こえませんでした。
同じ場所・音源でZ1000とSRH940も比べましたが、遮音性、ノイズが聴こえる音量ともZ1000が有利でしたね。
DT250/80とSRH940の遮音性は同程度、Z1000は飛び抜けて良好です、この辺はフィットする個人差もありますが。
Z1000の環境については「オーディオ」的に詰めていく「伸びしろ」が多いぐらいに考えて下さい、iPodでも充分鳴ります。
SRH940の耐久性については、汚れた試聴機を見た事が無い←折れて新しい試聴機が置かれる。という事です。
この機種、ヘッドバンドは強靭なんですが、アームがプラスチックなんで、ここが折れます。
私のOSは9.1です。更新もせずに作業用として使い慣れたまま使用中です。
ノイズ対策はホントに試行錯誤。その都度新しいアイデアが出てくるので面白いですね。
書込番号:18233208
0点
> えうなきもの さん
本当にたびたびありがとうございます。
DT250/80ご試聴との事、私の抱いていた印象と近いご感想で少し安心しました。
上も下も、実に「いい感じで減衰させてる」ように思われます。
アビイ・ロードではリファレンスにされているとどこかで見ましたが、「じゃあEMIの録音のノイズフロアが高いのもしようがないか」と思ってしまいました。使い勝手や耐久性は間違いなくトップクラスなんですが。
私も昨日、時間をとって試聴に行ってきました。
SRH940、SRH1540、MDR-Z1000、K271 MK II、T70、T5p、GMP450 PROを聴かせてもらう事ができました。
MacとHUD-mx2、比較対象にK702とDT250/80を持込みです。
各機種の印象と結論は、改めて書かせていただきます。
えうなきものさんは、失礼ですがMac OS Xはお使いにはならないのでしょうか?
私は(増設メモリー由来と判りましたが)PowerMacがフリーズ起こしまくりでやむなく9.2.2環境を諦めましたが、Mac OS Xのオーディオ性能は本当に素晴らしいと感じています。CoreAudioの音質もいいですし、ファイル管理も堅牢なのでハードディスクへの読み書きも信頼性が高いです。
もっともお手元の環境が安定して高品質なら必要ないでしょうが…(話題が逸れてすみません)
書込番号:18239442
0点
Fegefeuerさん、こんにちは。
OS Xは現在書き込んでるネット閲覧等には使ってます。
作業の方は、そんなに追い込んでやってもいないので(苦笑)
でもたしかにOS 9.1だとステレオ8トラックで相当重くなっちゃうので使いづらいですね、よく止まりますし(笑)
リアルタイムの作業効率が悪いので、ある程度出来たら1つのトラックにまとめちゃって、重ねまくるので、実は音自体はそんなに良く無かったりしてます。
…こちらも話がそれてすみません。
試聴に行かれた様で、ご自身で使い易そうな物をチョイスすると良いですね。
DT250/80は、これはこれでヒストリカル録音に強そうな。
フルレンジ1発のスピーカーの音の様で。SP復刻とかキレイに聴けそうですね。
書込番号:18239742
0点
皆さま、いろんな情報やアドバイスをいただき本当にありがとうございます。
試聴できる限りの機種を試聴させてもらい、ひとまず現時点でひとつの結論に至りました。
今回は手持ちのK702を留保し、これをきちんと鳴らすためにヘッドホンアンプをリプレースする事にいたします。
e☆イヤホンの防音室をお借りしてSRH940、SRH1540、MDR-Z1000、K271 MK II、T70、T5p、GMP450 PROを試聴させていただく事ができたのですが、できるだけ公平に見てもK702が劣ってる訳ではない、と感じました。
恥ずかしながら、ヘッドホンアンプHUD-mx2のゲインをデフォルト(low)で使っていたために、多くの機種が鳴らせていない事に気づいたのです。ご指摘もいただきましたが、ヘッドホン本体ではなくアンプの問題だと痛感しました。
で、比較的コンパクトなヘッドホンアンプを数機種試聴したうえで、AMIのMUSIK DDH-1とラトックのRAL-DSDHA1のどちらかに決めるべく試聴を予約してきました。そのどちらかを買って、当分はK702を使ってみる事にいたします。
せっかく多くのご助言をいただいたのに本人すら予想外の結末で申し訳ありません、でも皆さまの情報ご提供のおかげで本当に勉強になりましたし、困った事に物欲もフツフツと湧いてきました。
以下に試聴できた機種の私なりの印象を書かせていただきます。
SRH940…まずこれには驚きました。密閉型にありがちな閉塞感がほとんどなく、音場の広さを感じます。それもユニットの位置やチューニングで作られたものでない極めて自然な。そしてかなり天上知らずな広い高域、控えめな低域と相まって音色がすこぶる明るいです。厳しく言うと低域の駆動力が心許なく感じられたので、マスタリングで必要な100Hz未満のチェックが難しいかな、と思いました。ただリケーブルでかなり変わるらしいので、試そうと思える価格帯ではモニター用途の最右翼に間違いないです。残念ながら今は「ケーブル選び」の余裕がないのと、何より「今にも折れる感」が精神衛生によろしくないので購入には至りませんでした。
SRH1540…店員さんのお一人が言うには「イコライジングとハウジングが違うだけで、ドライバユニット自体は940のもの」だそうです。なるほどまさしく940のアッパーバージョンで、低域のドライブ力が劇的に改善されています。それでいて高域の抜けも干渉される事なく密度も増しているかも。素性の良いユニットに、見合うコストを掛けて周りを固めた感じでしょうか。今回の試聴の中で、最も快適だった1つです。イヤーパッドのアルカンタラも、装着感と遮音に大きな改善をもたらしています。正直イヤホンがどうも好きになれなかったので敬遠していたメーカーですが、940と1540は間違いなく高性能です。リスニング用に買うならC/P込みでこれに決定でした(ただで貰えるならT5pかも)。欲を言えば、低域がファットに作られているので少し過渡特性が?な点でしょうか。Klipschを愛聴していた私には十分シャープですが。
MDR-Z1000…実は元々信者だったのですが、逸品館による刷り込みと何より「ソニータイマー」の被害が多過ぎていつからか避けていました。BluetoothのSRS-X5だけ買いましたが、やはり独特の「DSP臭」には抵抗が消えません。
Z1000は、K702など論外ですが900STともベクトルが全く違うと感じました。音像が近めですが、音の濃密さがすごいです。ピアノの音色のリアルさは今回の試聴の中でも随一でした。「息遣いが聞こえる」という形容の言わんとする事を、初めて体験した気がします。たぶん私はハイ寄りを好むタイプなのでしょうが、Z1000の音作り、完成度は好き嫌いを超えて評価されるべきです。皆さまのご意見に違わず遮音性も最高レベルでした。ただ、私はなぜか装着に手間取ってしまいました。耳が大きいからか、なかなか「スポット」に落ち着かず…そのぶんハマるとホールド館は抜群でした。
(続きます)
書込番号:18239862
1点
K271 MK II…AKGの「スタジオユース」というラインだったので聴いてみました。が、K702を持ってる身としては乗り換える意味を見いだせませんでした。まあ「下位機種」に当たるので当然かもしれませんが、密閉型に期待する遮音性もあまりなく。憶測ですが、後発であるK550やTIËSTOシリーズのほうが密閉型としては練られているのかな、とも思います。「モニター用」の用法って難しいなあ、と思いました。
T70…Beyerはもともと憧れのブランドでしたのでDT250も信じ続けてきたのですが、T70もたしかに快適なヘッドホンです。ただ、印象としては「オープン(=T90)ありきで、密閉型に転用した」ようなイメージが拭いきれません。AKGもBeyerも、コアな部分ではオープン型をまずイメージしていて、市場のニーズとして密閉型「も」ラインナップしてる、そんな感じです。もちろん名だたるスペシャリスト集団のプロダクトなので完成度はもちろん維持してるんですが、失礼ながら「T5pの半分の値段で」これを買おうとは感じられませんでした。筐体の大きさという快適さで劣っても、この価格帯なら私は躊躇なくSRH1540のほうがほしいです。
T5p…当然の事ながら、前述の各機種と比較するのは失礼なレベルです。T1は聴いていませんが、「持ち出せるT1」をコンセプトにして、実際にこの低インピーダンスまで持ってきたのは、ある意味T1以上のBeyerの矜持というか、技術力の高さがうかがわれます。
ユニットの位置が後ろ向きにオフセットを設けているのですが、結果的にかなり大胆に耳との距離がとられている事になります。このこだわりが功を奏して、密閉型としては比類なき開放感が得られ、圧迫感は皆無です。目論見どおりに極めて広い音場が展開されますが、耳からの距離を計算し尽くされたイコライジングなのでしょう、まさに天上知らずのエクストラハイレンジです。低域も制動に極めて優れ、テスラドライバの威力を痛感しました。これを聴いてしまうと、Z1000の生々しさがわずかに作為を疑ってしまうほどに自然です。PhotoShopで画像を編集された方ならお解りいただけるかと思いますが、聴くに堪えない高いノイズレベルの録音でも、ノイズに埋もれながらも実は生々しい情報が記録としては保持されていて、T5pはノイズリダクションをせずともそれらを再現してくる、そんな感じです。しかもそれがアラ探し的ではなく「肯定的に」聴こえる事。ちょっと誉め過ぎですが、そんなポテンシャルを持っていると感じられました。
ただし、2回目に聴かせてもらった中古のほうは、ユニットが固定されているエンクロージャー(バッフル)が箱鳴りしてとてもプラスチッキーでした。これにはとても5万円とか払えません、悪過ぎる冗談みたいです。それが前オーナーの扱いなどに起因するものなのか、深刻な個体差なのかは判りませんが、これを聴いて「現物を体験せずに買う事」が益々怖くなりました。いろんな方のご意見は謙虚に傾聴しつつ、最終的には自分で聴いて買いたいものです。その意味でも、e☆イヤホンが比較的近い事には本当に恵まれていると思います。
長くなりましたが、この件につきましては一旦決了とさせていただきます。
皆さまの貴重なアドバイスは本当に勉強になりました、ありがとうございました。
書込番号:18239864
1点
> えうなきもの さん
これだけアドバイスをいただきながら、結局「ヘッドホンは今は買わない」という結論になってしまいました、申し訳ありません。
ただ、マスタリングみたいなクリティカルな聴き方ではなく、純粋に音楽を楽しみたいと思う製品をいくつも知る事ができました。こないだIE800を新調したばかりなので財布がスカスカですが、余裕ができたらやはり欲しいと思います(正直いまは無音が落ち着きますが;)。
OS Xはご利用なんですね。私はCDマスタリングだけなので2ch専門ですが、たしかに9.1では8トラックは限界ギリギリでしょう。
音楽制作ド素人の私にはWaveBurner Pro(Emagic)がグラフィカルですこぶる使いやすかったのですが、Appleが買収したものの数年で開発を止めてしまいとても迷惑をしています。やむなく今はStudioOneというDAWソフトを使っていますが、取り回しの軽さは驚異的ですよ。驚く事にフリーウエア版もありますので、ご興味とお暇があればお試しになってはいかがでしょうか。
DT250はそうですね、「往年の名機」なんだと思います。壊れにくさ、イージーメンテナンスは最新機種でも見倣ってほしいと思います。
この度はほんとうにお世話になりました、また機会があれば色々とお聴かせ下さい。
書込番号:18239919
1点
Fegefeuerさん、こんばんは。
当方は、生憎とスレ主さんの様な高レベルな事はしていないド素人ですが、面白いテーマだったので、楽しく拝見させていただいてました。
諸々の御検討お疲れ様でした。
途中、えうなきものさんも触れられていましたが、編集すべき音源と編集に使用しているヘッドフォンのみに固定した物の見方は避けられた方が良いと思いました。
当方は、誰に聴かせるでもない完全な自己満足で、自前オーディオシステムの録音遊びと言う物をやっています。
やり始めの頃は、とにかく「そう言う機能の設備さえあれば良い」と言う感覚で、年代物のマイクや入力装置、あとモニタリングに、うちの機材でPC出力からのヘッドフォン能力のある唯一のAVアンプ(PCの音源ポートは除く)から、家電店で売っているレベルの1万もしないオーディオテクニカのヘッドフォンを使って対応してました。
やり始め当初は、まぁ、私の場合は録音行程からという話になるのですが、オーディオシステムの再生可能周波数帯域に対して、マイクの感応周波数範囲が狭かったので、この時点で扱うべき音源データ的に欠損が生じていました。
それに対して、フリーウェアですが、イコライジング等で何とか帳尻を合わせようとしましたが、モニタリングしているヘッドフォン的には何とかと言う所まで持って行きましたが、実際に録音に使ったシステムその物での最終確認による音出しでは、全く持って出鱈目なバランスになっていて愕然とした経験があります。
そこから学んだ教訓としては、編集時のヘッドフォン環境と、何らかのリファレンスになり得るオーディオシステムで鳴る音と、自分の操作した内容に関する整合性が取れている事が重要と言う事でした。
我が家のオーディオシステムは、KEF社のスピーカーによる物なので、編集時にその音色バランスを満足させる為に、同じメーカーのヘッドフォンを新調し、シアターバランス等の干渉を避ける意味でも、ヘッドフォン専用アンプの導入まで行ってます。
まぁ重複しますが、我が家は録音から込みになりますので、Myオーディオシステムをカバーし得る性能のマイク及び、そのマイクを有効に生かせるオーディオインターフェイスまでも新調したので、特に誰に聴かせる訳でも無い自己満足に、かなりの投資すると相当浪費してますがw
そう言う点でも、スレ主さんの編集スキル云々はともかく、録音機材の能力や、編集音源が編集環境以外で思っている通りに反映が出来ているか等の、実作業以外での環境と言う所の良し悪しまで留意されれば、無駄な遠回りや浪費は避けられるのかな?等と思います。
後、相談事はまずオケのお仲間とやられて、共通認識の担保が取れた上での更なるレベルアップと言うスタイルでやられた方が、スレ主さんお一人が馬鹿を見ると言う事態も避けられるかと思います。
まぁ、大したレベルも持ち合わせていないド素人の意見ですが、何らかのキッカケになればと思い書き込ませて頂きました。
それでは、今後もエンジニアリングワークに励まれて下さい。
書込番号:18240564
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