『OCの考え方が変わった？』 の クチコミ掲示板

[白剣]

Skylakeから久々に自作機を組み直ししようと思っています。
以前の常用するためのOCは、CPU電圧（VID）を定格のまま如何にCPU周波数を上げられるかを調べて、
「この石は当たりだ、外れだ」と言っていたものでした。
そしてCPU電圧を盛るのは、消費電力が上がるし、故障の原因にも繋がるので、敬遠されていたやり方で、
実際、私も電圧（ ＝電気料金）を上げてまでOCを極めたいとは思いませんでした。

ですが、最近のOCを調べるとまず最初に「PL1やPL2を決めて」と紹介されています。
これは消費電力を盛る？のが主流になってしまったのでしょうか？

書込番号：24597522

[パーシモン1ｗ]

リミットの上限設定が、追加されました。
PL1が、従来の上限とすれば、PL2でさらにブート機能が追加されたようなものです。

ターボブーストのような機能と考えるとわかりやすいと思います。CPUの１つの機能。
AMD優位になったので、intelが処理能力をあげる方法に、このような手を使ってきました。

書込番号：24597582

[あずたろう]

PL1,PL2の電力制限解除は主にKなしCPUに対してのパワーアップ措置です。

K付きで、一般のATX,M-ATXサイズ　Zマザーでは、デフォルトで無制限設定です（12世代用マザー）

この辺りのOC項目は、ややこしくなっています。
Ki付きCPUでも、以前のような全コア固定での倍率アップは過電力、並びに無用な設定です。

今は例えば1コアのみが　5.0GHz、　次の3コアが　4.9GHｚ　残り4コアが4.8ＧＨｚとかいう動作になっており、
その序列のまま、+100ＭＨｚずつアップするＯＣに変わっています。

書込番号：24597587

[Solare]

OCのやり方は自由なので、好きにやられたら良いと思いますし、今でも電圧決めて全Coreで高クロック狙ってる人もいると思います、

自分は12900K使ってますが、この今までのやり方ではシングル性能が犠牲になるので、2Coreで5.6GHｚ　3Ｃｏｒｅで5.4ＧＨｚ・・と設定して全Ｃｏｒｅで5.2ＧＨｚに設定したうえで、ベースの電圧決めてVFポイントという各1Coreから全Coreまでの部分にオフセットで電圧盛ります。

これだと負荷がかかると全Core使う場合5.2GHｚで動いて、1〜2Coreの時は5.6GHｚで動きます。

ASUSの場合は周波数は全部数値で入れますね。

書込番号：24597724

[揚げないかつパン]

OCするというときにPL1 PL2を変えるだけでなく電圧も変えたりします。

どのくらい電圧をオフセットで変えるのかなどで、定格でも電力をかなり絞れます。
そこから、倍率を制御しながら電圧を上げて調整するなどのやり方もあります。

AMDがRyzenでPPTの値を変えないで電力制御を行いつつ周波数を上げる（TDP枠の範囲でできることを増やす）という考え方を導入したころからPL1 PL2を変更しつつ倍率を上げて電圧を下げてOCするという方法がある程度一般化したと思います。

PL1 PL2でTDP枠が上昇しきる前に電力をかけて短期間の速度を上げる方法についてはインテルがやり始めたことですが、AlderLakeになってからPL2はMTPという名前に代わり、冷却が持続する限りPL2を維持するという考え方に変えました。

全コアOCでも良いのですが、ゲーム全盛の現在ではコアを絞った際に高クロックで動作するほうがゲームの動作に有利に働くため、このようにコア数に応じて周波数を変えるやり方が多くなりました。

やり方はそれぞれなので自分に合ったやり方で良いと思います。

書込番号：24598024

[uPD70116]

それは自動オーバークロックの設定ですね。
もうCPUの機能として組み込まれています。
定格だとコア数幾つでクロックが〜GHzみたいに決まっていても、消費電力と冷却が許せばもっと多くのコアをそのクロックで動かすことが可能になります。

ただ最近は限界ぎりぎりなのでオーバークロックの旨味がなくなっています。
昔みたいにPentium III 600MHz、Celeron 450MHzならCeleronで600MHzを狙うというのは結構美味しかったでしょう。
しかし今の場合、普通に上がって0.1〜0.3GHz程度、全体(5GHz程度)からすれば誤差程度しか上がらないのでオーバークロックの旨味というものがありません。
手間の割に得られるものが少ないのです。

現在は自動オーバークロックに任せてやる方が楽でいいと思います。
最高クロックを競う競技者なら別ですが...

書込番号：24603609