『YONGNUO製 ラジオスレーブ YN-622Nの技的対応改造品』 の クチコミ掲示板

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フラッシュ・ストロボ

スレ主 空の星さん
殿堂入り クチコミ投稿数:750件

ストロボをワイヤレスでカメラとシンクロ出来るラジオスレーブは、非常に便利なアクセサリーですが、通常は単純にシンクロケーブルによる有線接続をワイヤレスに置き換えるのみで、ストロボ本体がTTL調光に対応していてもマニュアルでの使用しか出来ません。
しかしながら、海外ではPocketwizardの製品にキヤノンのE-TTLやニコンのi-TTLに対応するものがあり、また、中国の写真用品メーカのYONGNUO(永諾)で同じくキヤノンのE-TTL対応品があります。ところが、最近、このYONGNUOのTTL対応ラジオスレーブにニコンのi-TTL対応ラジオスレーブのYN-622Nがラインナップされ、日本国内でも通販ショップで入手可能になってます。
しかしながら、ご存じの通り、我国では電波法により、電波送信機能を持った機器は総務省の技適審査をパスしている必要があり、技適審査をパスしてない製品を使用することは電波法違反となり、懲役1年以下または100万円以下の罰金という刑罰の対象となる違法行為です。残念ながら、通販ショップは並行輸入の形で日本に持ち込んでいる為、技適審査は受けてません。従って、そういった通販ショップで購入したYN-622Nの国内での使用は違法となります。
しかしながら、YN-622NはニコンのCLSによる多灯制御の弱点を克服できる便利なアクセサリーであり、使い方によっては、ニコンのスピードライトの応用の範囲も広がりますので、合法的に使いたいので、YN-622Nに使用されている通信モジュール(トランシーバーモジュール)をモジュール単体で、技適対応している(つまり技適マークがついている)モジュールに換装することで、技適対応品化しました。これは、全ての海外製ラジオスレーブに応用できるものではありませんが、YN-622Nは中国製らしくシャーシを開けると汎用基板と一部リード線を使った原始的な構造で、電波送信はトランジスターモジュール自体に特別に手を加えずに、有線で流す信号を電波に変換して送受信するだけのことしかさせてないので、端子の規格が合う技適対応トランシーバーモジュールに換装することで、技適対応化出来ます。
一方、改造によりオリジナルのYN-622Nよりもスペックダウンしている部分があります。オリジナルのトランシーバーモジュールは結構強力な電波を発信するようで電波の到達距離が100m近くある(これでそのまま使ったら電波法違反は確実)らしいのですが、YN-622N技適対応改造品は選択の余地がないので、オリジナルのトランシーバーの半分程度の物を使ったので、40m前後程度の到達距離です。それと、オリジナルのYN-622Nにはグループ切替えとチャンネル切替えの機能がありますが、内部の配線の解析が不完全なのか、グループ切り替えしか出来ません。
自分の手持ちのスピードライトのSB-400/800/910で試しましたが、いずれでもニコンのi-TTL対応のデジタル一眼レフでTTL調光/マニュアル発光のいずれも出来ました。但し、ホットシューを備えたCoolpixでは使えませんでした。
また、YN-622NはTTL調光コードSC-28を単純にワイヤレスに置き換える様なものなので、TTLでの多灯発光は出来ないはずですが、SB-910×1とSB-800×2の多灯のTTLのコントロールが出来ました。カメラ側が騙されて上手くコントロールしている模様です。

書込番号:16450535

ナイスクチコミ!3


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スレ主 空の星さん
殿堂入り クチコミ投稿数:750件

2013/08/09 10:48(1年以上前)

前の書込みに補足です。
多灯のワイヤレス制御は、前の書込みで紹介した組合わせ以外にも下記の組み合わせで可能です。

(1)SB-910+SB-800
(2)SB-800+SB-800
(3)SB-910+SB-400
(4)SB-800+SB-800
(5)SB-910+SB-800+SB-400

オリジナルのYN-622Nの初期ロット品は、Dpreviewの掲示板でSB-800で正常に動作しないという問題についての書き込みがありましたが、当方が改造のベースにしたものはSB-800に対応済の物の様でした。但し、手持ちのスピードライトでは、SB-910が最も動作が安定しており、SB-400やSB-800の様にやや古いタイプよりもSB-700以降のモデルが向いている様です。
基本は、TTL調光コードSC-28をそのまま無線に置き換える様な物(但し、Coolpixは非対応)なので、YN-622N自体には、SU-800やSB-700/800/900/910をコマンダーにした時の様なスレーブをコントロールする機能はありません。多灯発光する場合でも、各設定は個々のスピードライト毎に行う必要があります。
尚、この改造については、やり方と手順をご紹介したいところですが、一番の問題は失敗して壊してしまうことです。実際、私はYN-622Nを3セット(2台で1セット)購入し、2台壊してしまいました。
また、オシロスコープ、マルチテスター、ラインセパレーター、半田ごて及び半田除去器等が必要で、通電テストや加工の工程で感電や火傷で怪我をする危険があります。私も火傷や切り傷等細かい怪我を大分しました。従いまして、私が行った改造方法をそのまま紹介するのは危険ですので、申し訳ありませんが今回は詳しく説明しません。下手に詳しく説明すると危険行為を広めてしまうことになってしまいますので。技術的な可能性と日本には並行輸入でしか入って来な物を電波法に適合させる為のヒントとして考えてください。改造における加工方法については、私よりも良い工具及び機材を所有され、且つより高度な電気工作の知識と技術のある方ならば、私よりももっと安全で確実な方法をお分かりになると思います。

書込番号:16451981

ナイスクチコミ!2


スレ主 空の星さん
殿堂入り クチコミ投稿数:750件

2013/08/09 12:51(1年以上前)

もう何点か補足します。
YN-622Nの技適対応改造品は、FP発光に対応してます。これは、オリジナルYN-622Nが持っている機能ですが、改造によってスペックダウンはありませんでした。
諄い様ですが、そもそもがTTL接続コードSC-28をワイヤレスに置き換えるものである為、YN-622Nの技適対応改造品を介して、ニコンのi-TTL対応スピードライトを他社のカメラで使用してもTTL調光は機能せず、マニュアルまたは外光オート(SB-800/900/910)での使用となります。また、SB-400の様にマニュアル時にカメラ側から光量設定を行うようなスピードライトはフル発光のみしかできません。
それから、いくら技適対応のトランシーバーモジュールでも、半田付けを伴う装着をして電波法上いいのかという疑問があろうかと思いますが、電波法の条件緩和で、技適取得時のモジュールの機能、性能あるいは特性に改変がないならば、合法となりました。これは、スマートホンやブルートゥースデバイス等の増加により、メーカー以外の修理業者が純正部品やそれに準ずる技適取得済の部品を使って修理することに対応したものです。これらの機器は小さくてモージュールのソケット実装なんてしてませんから、半田除去と再半田付がダメだとメーカー以外は修理できなくなりますからね。実際メーカーも細かな修理は外部委託が多いのが実情なのでそういった実態に即した緩和と言えると思います。

書込番号:16452315

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:792件Goodアンサー獲得:19件

2013/11/08 05:17(1年以上前)

YN-622N買ってみましたが…

この機械には致命的な欠点がありました。それはAF補助光です。

YN-622Nには今までのワイヤレス機器にはない、この機能があり購入に踏み切りましたが、AF補助光を使った場合全てのカットが後ピンになります。

原因はわかりませんが考えられることは2つ
@補助光の光の質 ややレーザーぽい
A十字型の形、一つ一つが細い十字のかたまりだが、まったく光軸が合っていない。


書込番号:16809003

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:95件Goodアンサー獲得:2件

2014/10/07 22:33(1年以上前)

「AF補助光を使った場合全てのカットが後ピンになります」ですか。

AFアシストランプに期待して購入を考えていたので、驚いています。光質によって、AFの速度が影響を受けることは理解できますが、安定してピントがズレるというのは、意外な感じがします。

他のみなさんも同じ印象でしょうか?

書込番号:18026241

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