BYDが日本で乗用EVの販売を開始してから約3年。
EVについては今でも、
「特にC国製バッテリーは数年で使えないレベルに劣化する」
「カタログ航続距離は実際には走れない。半分以下になる」
「SOCが少なくなると残量表示は信用できない」
など、様々な話を耳にします。
では、実際に3年経過し、7万km以上走ったBYDのEVはどうなっているのでしょうか?
今回、所有するドルフィン ロングレンジで実走検証しました。
今回重視したのは、1名乗車・エアコンOFFなど、WLTCとの比較に有利な条件を整えた走行ではなく、複数名乗車・エアコン使用という、より実際の使用環境に近い条件での検証です。
■ 車両と走行条件
車両:BYD ドルフィン Long Range
使用期間:約3年
総走行距離:約73,560km
バッテリー:LFP 58.56kWh
新車時WLTC:476km
OBDによるSOH:92%
走行条件
・朝9時発の日帰りドライブ
・昼食、夕食、温泉を含む行程
・一般道のみ
・途中充電なし
・エアコン適宜使用(設定温度23℃)
・外気温18から22℃前後
・平均車速約35km/h
・標高約900mまでの登降坂を含む
乗員数
出発から224.7km:2名(224.7km)
224.7から306.0km:3名(81.3km)
306.0から388.5km:2名(82.5km)
388.5から432.7km:1名(44.2km)
地点Bへの2度の立ち寄りの間は3名乗車で、
走行距離は81.3kmでした。
全行程432.7kmのうち、388.5km(89.8%)は2から3名乗車です。
最後の44.2kmだけ1名乗車となり、SOC10%から1%までの詳細データを採取しました。
■ 都市伝説�@ バッテリー劣化
OBDによるSOHは92%でした。
新車時基準151Ahに対し、現在の推定容量は138.92Ahです。
3年・7.3万km使用した結果、BMS推定では約8%の容量低下です。
なお、151Ahから138.92Ahへの低下率は、次の計算になります。
(151Ah−138.92Ah)÷151Ah×100=約8.0%
この数字をどう評価するかは、購入検討者の皆様にも判断していただきたいと思います。
■ 都市伝説�A 航続距離
出発時SOC100%、航続距離表示483km。
最終結果は、
実走行距離:432.7km
残SOC:1%
残距離表示:5km
合計:437.7km相当
新車時WLTC476kmに対する割合は、
437.7km÷476km×100=91.95%、約92.0%
です。
つまり、今回の走行では、新車時WLTCの約92.0%に相当する距離を走行・表示しました。
ただし、437.7kmは「実走行距離432.7km」と「残距離表示5km」を合算した参考値です。437.7kmをすべて実走したわけではありません。
途中には標高約900mまでの登坂もあります。
実走距離+残距離表示は、登坂区間で約396kmまで低下し、下りでは約456kmまで回復しました。
その後は概ね440km前後を中心に推移しました。
ちなみに、
WLTC476km×SOH92%
=437.92km
です。
今回の437.7kmとの差は、
437.92km−437.7km=0.22km
で、約220m、割合では約0.05ポイントです。
今回の結果は、WLTC476km×SOH92%で計算した437.92kmと、参考値としてほぼ一致しました。
ただし、SOHを掛ければ実走距離を正確に予測できるという意味ではありません。SOHはバッテリー容量の推定値であり、実際の航続距離は、速度、気温、空調、乗員数、道路勾配、路面状況、運転方法などによって変動します。
437.7kmは、実走行距離432.7kmに、SOC1%時点の残距離表示5kmを加えた参考値です。SOC1%から先を実際に走行した距離ではありません。
■ 都市伝説�B 低SOCは信用できない?
SOC10%から1%まで、1%刻みで走行記録を採取しました。(走行路の高低差あり)
SOC10%:388.5km
SOC9%:392.5km (4
SOC8%:396.8km(4.3
SOC7%:402.0km(5.2
SOC6%:407.6km(5.6
SOC5%:412.4km(4.8
SOC4%:417.5km(5.1
SOC3%:421.3km(3.8
SOC2%:426.3km(5
SOC1%:431.5km(5.2
最終的な実走行距離は432.7kmで、SOC1%、残距離表示5kmでした。
なお、SOC1%の記録には、表示上のSOC1%到達後に走行した1.2km(432.7km−431.5km)が含まれます。
さらに、OBDで小数点以下のSOCも確認しました。
SOC7.4%(車両表示7%)からSOC1.4%(車両表示2%)まで、29.5km走行しました。
この区間の走行距離は、432.7kmの全行程ではなく、SOC7.4%から1.4%までの区間距離です。
今回の条件では、低SOC域でSOCが突然大きく減少する現象は確認されませんでした。
ただし、SOC0%まで走行したわけではなく、SOC1%表示後の残距離表示5kmを実際に走り切ったわけでもありません。また、今回の結果は1台・1回の実測値です。
■ 最後に
今回の検証で重視したのは、単に何km走れるか、あるいはWLTCとの乖離を確認することだけではありません。
3年・7.3万km走行したBYDのEVが、複数名乗車・エアコン使用・山岳路を含む実際の運用に近い条件で、どの程度の性能を維持しているのか。
その確認です。
全行程の約90%に当たる388.5kmは、2から3名乗車で走行しました。
その条件でSOC10%まで388.5km走行し、最後の44.2kmは1名乗車でSOC1%まで走行しました。
最終的な実走行距離は432.7km、SOC1%時点の残距離表示は5km、合計437.7km相当でした。
SOH92%というバッテリー状態で、新車時WLTC476kmの約92.0%に相当する参考値となりました。
もちろん、1台・1回の実測ですから、すべてのBYD車で同じ結果になるとは限りません。
また、WLTCは試験条件に基づく基準値であり、実際の走行距離は使用条件によって変動します。(今回もその一例)
EVを肯定するためでも、否定するためでもなく、実際の数字を提示します。
BYDの購入検討される方、長期保有を考えている方にとって、参考になれば幸いです。
皆様は、この3年・7.3万km経過した車両の結果をどう評価されますか?
書込番号:26575827 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
画像1
SOC1%時点での画像
画像の12時間は
電源offの時間は含まれません。
9時から15時間の日帰りドライブ
昼ご飯、夜ご飯、温泉と
普通のドライブでの実測値です。
車両側の電源がONの間だけの時間が12時間
ですね。
書込番号:26575837 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
画像2
山登り
山で昼ランチ
山下り
書込番号:26575854 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
>卒fitさん
投稿される内容に否定も肯定もありませんが、こう頻繁に同じようなスレを建てられると、「またか…」という印象しか受けず、読んでもらえないような気がしますよ。
少なくとも私はそうです。
老婆心ながら。失礼しました。
書込番号:26575895
21点
毎度ながら、「BEVって面倒くさそう」「暇人向き」をアピールしているようにしか見えず、少なくとも良い印象には繋がらない感じ、
書込番号:26575901 スマートフォンサイトからの書き込み
24点
山登り59kmだけの電費
10.8kWh/100km=5.46km/km
SOC80が59kmで58に22%消費
道のりには
水平移動+車重を高いまで持ち上げるエネルギーが必要
今回は高さ600mのランチ場所まで目安の高さ100m=1kwだから約6kWh分が高さのエネルギーに消費
高さに消費(預けた)されたエネルギーが
下りには払い出しされて還元
結果平地と同じ距離より少し少ない程度になる。
書込番号:26575927 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
その測定システムの精度は?
過去データから考察するに偏差大きい印象しかない。
書込番号:26575940 スマートフォンサイトからの書き込み
4点
都市伝説�@
7万キロでのSOH貼り忘れてました。
画像の通り92%
低SOC10%以下の
SOCと実走行距離の検証で
この画像ではSOC1.1%まで攻めてます。
普通はSOC10%前には充電してます。
(バッテリー保護の為)
ここ数日は
あ、く、ま、で検証の為のお、あ、そ、び
ですね。
書込番号:26575941 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
都市伝説�B
低いSOCでの挙動
画像は7%と6% (5%から1%も追加します)
さて私のBYDドルフィンLRは
低いSOC領域でもかなり正確な数値を
表示されている事が
10/23と26の2回とも確認できました
今回は更にアプリのカースキャナーで
車両側モニターSOCが下がる瞬間に停止(誤差50mぐらい)してカースキャナー のSOC数値も記録してます。
毎回カースキャナー がコンマ5から4になると
車両側モニターSOCが1%下がります。
書込番号:26575950 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
今回は1%の領域まで踏み込んでみましたw
低SOCが当てにならないEVだと電欠の可能性大。
もしくは
SOC03からの自車の実バッファを掌握してないて踏めない領域です。
あくまで、検証をたのしんでいるお遊びです。
わざわざやる事ないからね。
ですが自車の挙動理解していたら
帰宅まで足りない距離だけの充電とかできますね。
家に着けば7円/kWの電気使えるので
経路44から144円/kWを無駄にチャージしなく
てよくなります。
ガソリンスタンドリッター数円の差で安いスタンド
の探すのと近い感覚です。
ただ
ガソリンリッター10円の差は
170/160=6%でしかないですが
最安値7円/kW最高値144円
144/7=2057%
どうせたまにしか活用しないから
100円/kWで別に入れてもいいんだけど
なんか負けた気がしてしまう。
書込番号:26575960 スマートフォンサイトからの書き込み
0点
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