『中古のチェックすべき点は？』のクチコミ掲示板

[デンキタップ]

来春を目標に中古のブラックバードを探してます。
候補は、インジェクター、アナログメーターの二代目。色は塗り替えるので問いません。
中古のブラックバードを選ぶ時には、特にどこに注意を払うべきでしょうか？
例えば、アクセルを煽った時にこんな音がしたらダメ、ここにオイルが滲んでるのはダメなど、実際に乗っている方のアドバイスを頂ければと思ってます。

書込番号：20138199　スマートフォンサイトからの書き込み

[アハト・アハト]

この車種についてのお話じゃなくて申し訳ないのですが
クルマやバイクの中古車を買う場合の一般的なお話についてです

「このバイクは○○が壊れやすい」という”あるある情報”は多いですよね
たしかに「傾向として」そういう事例があるのは間違いないのですが
そういう「事例を参考にして」中古車を見定めるのはおすすめしません

たとえば
100台中１台の割合で同じトラブルがあれば、ネットでは「あるある」として扱われます
当事者にとってはそれがすべてですから、いかにもすべての車両で起きるような
論調で紹介されているようなケースもあります

でも残りの99台にはその症状は出ていませんから、ネットで騒がれているほど
そのケースに当たる可能性って低いんです
実際には、個体ごとにそれとは違う様々なトラブルや隠れた予兆を抱えています

それは「あるある」で判断することはできません。
実際には「乗ってみないと・起きてみないとわからない」部分がほとんどです。

逆に「あるある」で予備知識持っていると、他の部分を見落としがちになりやすいので
情報を集めるのもほどほどがおすすめです

『実際に乗っている人の話を聞きたい』のは心情としてよくわかるのですが
そういう人って基本的に自分の車両の事しか知りません
それが他の個体にあてはまるかというと、そうでもないんです
特にバイクの程度は使用や保管環境に大きく左右されますから。


試乗しないで見られる部分ってほとんど決まってます
それはほぼすべてのバイクに共通しています。冷間時／暖気後異音、アイドリングばらつき、クラッチひきずり
ベアリング（ホイールやステム）、駆動伝達系の摩耗などなど・・・
ミッションとか負荷時の部分はわかりません
リッターバイクだと多少調子悪くてもパワーあるので気づきにくかったりするので
購入前に見つけるってけっこう難しいです

リッターマルチならE/Gや駆動系、すぐ20万30万飛んでいきますから（自分でできないと）
それでも納得できる値段のもの、保証のあるものを選ばれるとよいと思います

書込番号：20139181

[自然科学]

デンキタップさん

タンクの中が、錆びていないもの。　１5年くらい経過しているので、必ず確認して下さい。

できるだけ、走行距離が少ない物を選んで下さい。タイヤは１００００キロも持たない消耗品なので、
あまり気にしなくて良いですが、前後交換すると、￥４５０００くらいかかるので、予算を取っておくこと。
距離に応じて、チェーンとスプロケットも交換が必要なので、減りぐあいを確認する事。

ハンドルを真直ぐした状態で、左側右側のホイルベースを計る。（車軸の位置を、床にマークする）
左右の寸法の中間値を、カタログの値と比べると、フレームに問題が無いか確認できます。

オイルの滲みに関しては、フロントフォークのオイルシールと、エンジンの下回りぐらい。　
ただしエンジンは、拭いてあったらわからない。（フロントフォークは、前ブレーキをかけて屈伸させる）

ブレーキレバーに、滑らかさが無い物は、マスターシリンダーに、寿命がきています。

エンジンをかけてもらえるなら、ヘッド周りの音と、排気音を確認できますが、すべてを知るのは、
難しいです。排気音がバラついていたら、点火プラグだけでは済みません。

結論　：　１０年をすぎると、ブレーキキャリパーの中のピストンも、全部が滑らかに動くとは限りません。
　　　　　　ゴムパーツ類は１０年以上乗り続けたいなら、買ってからでも、整備必要になります。
　　　　　　あまり手をかけたくないなら、もう少し新しいバイクを選ぶ方が、ストレスが少ないと思います。
　　　　　　古いバイクに乗ると、今よりチョットだけ、忍耐が必要になるかも知れません。
　　　　　　

書込番号：20141352

[アハト・アハト]

そうそう
インジェクションだと燃料ホース類は耐圧ですし
車種によりますが定期交換部品です（４年毎など）
運が悪ければいきなり高圧のガソリンを大量にぶちまけます（経験アリ）
動かなくなるだけならいいですが、下手すれば火災ですから怖いですよ

自然科学さんもおっしゃってますが
ゴム製品は走行距離は少なくても、経年でダメになります
古い車両は、途中で交換していないかぎり殆どの場合劣化してます

安心して乗りたいなら
シールやホース類、ハーネスの保護チューブなどは
交換前提でその分の費用を予定しておいたほうがいいかもしれません

ゴム関係に限らず、基本的に中古車は「何かある」し、まして10年20年前の車両となると
細々とした修理や交換がちょいちょい必要になり、確実に手間はかかります。
その度バイク屋に頼んでいては10万などあっという間です

惚れ込んで古めのバイクを選ぶ人は多いですが、手に負えず手放す人もまた多いです

ある程度整備スキルや工具が揃っていないと、付き合っていくのは
それなりに覚悟が必要かもしれません

書込番号：20141617

[デンキタップ]

＞アハト・アハトさん

二件の返信ありがとうございます。

「あるある情報」は、諸刃の剣といったらよいのでしょうか。頼り過ぎるのは気をつけようと思います。

今乗っているバイクも製造から10年以上経ち、樹脂、ゴム類の劣化は目立ってきて、不具合も出てます。

その都度、自分で修理をしていて、キャブ、ブレーキ、フロントフォークのOHは経験済みです。

ただ乗るというよりは、直しながら乗るというのが自分のバイクライフなんだと思っています。

絶対ブラックバードという覚悟はないですけど、若いうちに古いバイクを買ってみて、痛い目に逢うのも一興かなと思っています。


＞自然科学さん

返信ありがとうございます。

フレームの見方は参考になりました。フルカウルはどこから変形の手掛かりをみつけたらよいのか疑問に思っていました。

新しいバイクの方が安心で、ハイテクだと思います。ブラックバードよりCB1300、VFR800のほうが無難だと思います。

ただ、もう少し後でも乗れるバイクなので、また今度の楽しみにしておこうかと。

壊れてツーリングに行けず、修理に明け暮れるのも楽しく感じているので大丈夫だと思っています。

書込番号：20149355

[自然科学]

デンキタップさん

ブラックバードはCB1300よりも、運動性能の高い楽しいバイクでしたよ。

故障や修理が苦にならないのなら、ブラックバードは良い選択だと思いますが、
買う前に、部品の供給状況を、十分にお調べください。

書込番号：20154914