『蓄電池設置10年経過の報告です』 の クチコミ掲示板

 >  > 太陽光発電 なんでも掲示板
クチコミ掲示板 > 太陽光発電 > 太陽光発電 なんでも掲示板

『蓄電池設置10年経過の報告です』 のクチコミ掲示板

RSS


「太陽光発電 なんでも掲示板」のクチコミ掲示板に
太陽光発電 なんでも掲示板を新規書き込み太陽光発電 なんでも掲示板をヘルプ付 新規書き込み



ナイスクチコミ27

返信16

お気に入りに追加

標準

蓄電池設置10年経過の報告です

2025/05/31 22:05(3ヶ月以上前)


太陽光発電 > 太陽光発電 なんでも掲示板

クチコミ投稿数:34件

今から約10年前に、Panasonic製の創蓄連携システムで太陽光と蓄電池を導入いたしました。
システム構成としては、太陽光が4.73Kw+蓄電池LJB1156(5.6KWh)タイプとなります。

本日、蓄電池より6ヶ月以内に点検を受けてくださいとのメッセージが出たため、
パナソニックのサービスマンに点検をしてもらいました。

以前より10年目でメンテナンスを受けないと継続して使用ができない旨は把握しておりました。

検査の結果は、特に大きな問題はなく、ファームウェアのバージョンアップで終了ということになりました。

10年経過しての寿命についてですが、初期値に対して70%(30%ダウン)という結果でした。
パナソニックより出ている10年保証の規定は60%以下となった場合と記載がありますので、
保証値以上の結果でありました。
しかし、正直申し上げで、30%も消耗していることに愕然としました・・・
詳しく話を聞くと、このまま消耗が続いて60%を切ると、蓄電池の寿命として続けて使うことができなくなるとのこと。
単純計算ではありますが、あと2・3年の寿命しか残っていない計算になります。
(10年間ほぼ毎日充放電を繰り返したとしても、3650サイクル程度)(計算上の10000サイクルとは程遠い結果でした。)

購入時に、かなり価格の交渉と手厚い補助金があったため、10年間で太陽光を含めた投資は丁度元が取れそうな計算ですので、
損はないのが救いですが。
卒FITでこれからが、蓄電池としての本領発揮というところなのですが、あと数年かと思うと残念です。

パナソニックとしても、わが家が導入をした2015年頃が創蓄連携システムの初めの方のようで、
蓄電池の寿命を迎えた際の対応などは、検討中とのことです。
蓄電池を交換するのか、それとも中身のバッテリー交換をするのか。
いずれにしても、パナソニックには寿命を迎える場合の想定をしていただき、検討を希望したいです。

蓄電池を新たに導入するには工事費などが再びかかることになるので、バッテリー交換で済むような対応を希望します。

また、蓄電池を導入されている方、購入されている方にとって、蓄電池は寿命を迎えることを改めて知っていただければ幸いです。
新たに購入される方は、メーカーの保証期間内で費用が回収できるのかなど十分な検討をお願い致します

書込番号:26196446

ナイスクチコミ!10


返信する
殿堂入り金メダル クチコミ投稿数:7152件Goodアンサー獲得:1429件

2025/06/01 10:06(3ヶ月以上前)

にっきーです。さん

貴重な情報開示、ありがとうございます。

やはり15年が限界なところですかね。
リチウム電池の特性上、初期劣化は序変下降、ある時から急激に下降線を辿ります。

ましてこの頃の創蓄連携型の蓄電池は停電時の出力が
2kW、エアコン等の高出力の家電を稼働されるためには蓄電ユニットを2台にして4kvaを確保してた頃かと思います。

Panasonicはエボルタの技術で他に先駆けて蓄電池に着手した割には進化の過程が遅く、後続他社に価格も性能も抜かれてしまいました。

今では高出力、大容量、省スペースといった逸材が世を席巻しています。更新交換の際はPanasonicに限らず他メーカーも検討されてみては?

太陽光パネルはHITですかね?
これはサンヨー生まれなので安定感抜群ですね!

書込番号:26196774 スマートフォンサイトからの書き込み

ナイスクチコミ!2


銅メダル クチコミ投稿数:1062件Goodアンサー獲得:183件 さくらココのページ 

2025/06/01 10:52(3ヶ月以上前)

蓄電池容量と充放電効率の変化

>にっきーです。さん
>10年経過しての寿命についてですが、初期値に対して70%(30%ダウン)という結果でした。
さくらココは、2003年から自宅屋根で太陽光2.8kW(シャープ製)を運用し、2021年パワーコンディショナ更新に合わせて補助金(R3DER、自治体)を得て非常用を主目的に蓄電池9.8kWh(長州産業製)を導入しました。
太陽光モジュールの出力低下でモジュール交換も経験(2014年)しているので、蓄電池の容量等の状況把握に工夫してきました。実績としては蓄電池容量については年2.5〜3%程度の低下です。他の方の状況が不明でしたが、にっきーです。さんの10年経過の値を見ると、家庭用蓄電池の容量劣化は、年3%程度を覚悟しなければいけないのかもしれないと思います。太陽光モジュールの自然劣化が10年で5〜10%と言われるの比べるとかなり大きいです。
現在販売されている家庭用蓄電池はメーカ保証15年、容量60%保証をうたうものが主流ですが、15年で60%を維持できるかどうかというところだと思われます。
経年で充放電効率が低下するという記事があり、この状況把握にも努めています。いまのところ85%程度で安定しています。
さくらココは、充放電効率=月間放電電力量/月間充電電力量で毎月求めています。お時間がありましたら充放電効率を算出ください。10年経過した蓄電池の充放電効率がどの程度か興味があります。
蓄電池容量と充放電効率の変化のグラフを掲示します。
>新たに購入される方は、メーカーの保証期間内で費用が回収できるのかなど十分な検討をお願い致します
経済性を評価するとき、容量低下を想定する必要があります。メーカ保証期間15年で評価するとき、にっきーです。さん、さくらココのデータを前提にすると初期実効容量の85%から80%程度を想定する必要があると思われます。

書込番号:26196801

ナイスクチコミ!2


りゅ774さん
クチコミ投稿数:526件Goodアンサー獲得:84件

2025/06/01 14:36(3ヶ月以上前)

メンテナンスモードイメージ

うちの機種(京セラ)の説明例

>にっきーです。さん
とても興味深く、貴重な情報ありがとうございます。

蓄電池の容量減には2種類あると思っていて
1つはバッテリー電極が物理的に劣化して容量が減るものとは別に
制御システム(BMS)の計測誤差が積み重ねなり上下限が安全側に狭められて容量少なく見えるパターンがある認識です

後者は、添付例(京セラ製の場合)記載のように、メンテナンス(校正)モードである程度解消される場合もあるようです。
にっきーです。さんの場合、サービスマン点検の上で容量減とのことなので、前者なのでしょうね
メンテナンス(校正)結果など、もし情報あると参考になります。

蓄電池LJB1156で検索すると、パナソニック公式サイトに

蓄電池ユニット15年保証(有償)
蓄電容量5.6kWhの場合:54,450円(税抜49,500円)(LJB1156、LJB1256のいずれか1台とありました。
https://sumai.panasonic.jp/solar_battery/reasons/reliability.html

Panasonicは円筒形リチウムイオン電池18650セルを定置用にも利用されていて
Tesla Powerwall2と同様の三元系セルになるようですね。

うちは、Letsnoteを昔から何代も使っていますが、とても丈夫で4年間の保証期間過ぎてても、
18650セルのバッテリーパックリフレッシュサービスを安価に提供していたり、
購入時期によりますが、万が一不具合があっても保証期間後でも全数リコールの安心感は良いですね。

蓄電池の延長保証未契約でも、同程度の負担で初期ユーザーにリフレッシュサービス提供期待したいところですね。
最近の機種はリン酸鉄リチウムが主流で15年保証、サイクル数2万回のものもあり、逆に
バッテリーよりもパワコンの寿命のほうが短いのでは?15年後にパワコン部分のみ交換可能か?という点が気になります。
特にハイブリッドパワコンですと太陽光分も兼ねているため、交換時に保証面で15年後不確定な部分ありますね。

なお、余談ですが
頑丈な古いLetsnoteは、SSDやLinuxにOSを入れ替え、自動化ツールとして再利用していて、とても便利です。
また、たまたまですが、パナソニックの2016年製造の除湿衣類乾燥機がリコール対象で、昨年
もちろん、保証期間とっくに終了、問題無く使えていたものの、新製品の新品へ無償交換になりました。
他もいろいろ家電製品利用していますが、安心感はありますね。


>さくらココさん
とても参考になります。

うちはまだ使いだして1年程度で
蓄電池容量10.0kWh(初期実効容量8.0kWh)
設置時ほぼ0%から利用開始、サイクル数200回弱
積算値
放電:1637kWh
充電:1892kWh
効率:86.52%
でした

経年劣化について、
まだメンテナンスモード(校正)は1回も無く
HEMSのログから100%時残量Whを抽出すると、初期実効容量よりはまだ約1kWh大きいのですが、
1年間で91Wh(約1%)減少しているようです。

実際には、実効容量8.0kWhより大きいので、下限で放電停止しても8kWh分は宅内消費可能
このペースで減っても約10年後ぐらいに、はじめて余裕が無くなり、実際に利用可能な量が減るペースと思われます

ただ、メンテナンスモード(校正)で戻る量があれば、変わらず利用可能な気もします。
なので本当に実際に劣化しているのかは、まだよくわからないです。
サイクル数の割には減少多い気もします。

HEMSログ
2024/07/23 RES:[192.168.0.42:72] EOJ:027d01,e2 蓄電残量 9068 Wh 100%
:
2025/04/19 RES:[192.168.0.42:72] EOJ:027d01,e2 蓄電残量 9068 Wh 100%
:
2025/05/05 RES:[192.168.0.42:72] EOJ:027d01,e2 蓄電残量 9023 Wh 100%
:
2025/06/01 RES:[192.168.0.42:72] EOJ:027d01,e2 蓄電残量 8977 Wh 100%

書込番号:26197018

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:34件

2025/06/01 18:30(3ヶ月以上前)

>REDたんちゃんさん
個人でどうにかなるのかわからないですが、パナソニックに対して今後の対応などを踏まえて、連絡をしてみようかと思います。
商品としては素晴らしいと思えるもので、何度か停電を経験しましたが、あってよかったと思えるものでした。
確かに、今となってはパナソニックもいろいろなメーカーに追い越されて、創蓄連携システムも花形な商品ではないですよね。
太陽光発電システムについても、10年前からほぼ衰えることなく、10年前は瞬間最高4.7kwでしたが、現在でも4.3kwを見る時があります。
卒FITを迎えるにあたり素晴らしい商品です。

>さくらココさん
詳しくご教示頂きありがとうございます。
以前、さくらココさんが他のスレッドで。蓄電池についての考察を書かれていたことが今回参考になりました。

充放電効率については、詳しく記録を残しているわけではないため、不明です。
ただし、コントロールパネルに今までの記録が残っており、
積算放電量 6968KWh
積算充電量 7788KWh
となり。約89%という結果でした。
HEMSにも蓄電池の放電量は残っていましたが、充電量については記録がありませんでした。
ちなみに設置をした10年前の冬(一番電力を使用)では、1月に85kwh放電していましたが、
今年の1月は70kwhでしたので、数値から見ても能力が落ちていることがわかりました。
ただし、82%ほどのダウンであるため、70%とはほど多い結果に・・・・初期値が怪しい気もしてきました。

>りゅ774さん
いろいろと調べていただき、またご教示頂きありがとうございます。
おそらく発売初期の当初は10年保証を出せるほどにしか、実績がなかったのかもしれませんね。
今は15年で有償ではありますが、今からでも15年保証に入りたいぐらいです。
パナソニックは充電サイクルを公表していないのもなんとなくですが不信感ですね。
りゅ774さんがおっしゃるように、初期ユーザーについては、パナソニックからしても貴重な情報源であり、今後の
対策を立てる上でもベンチマークとなると思います。
初期ユーザー向けのリフレッシュサービスを期待したいですね。

昨日来た、サービスマンも10年経過した蓄電池のメンテナンスはほぼ経験ない様でした。
ただし、上からの指示かは知りませんが、コントロールパネルのサービスマンモード
(メンテナンス者しか見れない部分だと思います。)の画面を
携帯で50枚ほど連写していました。おそらく何かしらのエラーコードなどを蓄積するためなのでしょうね。
蓄電池本体側の写真もかなりの枚数を取られていました。

書込番号:26197213

ナイスクチコミ!1


銅メダル クチコミ投稿数:1062件Goodアンサー獲得:183件 さくらココのページ 

2025/06/03 00:43(3ヶ月以上前)

>にっきーです。さん
>積算放電量 6968KWh
>積算充電量 7788KWh
>となり。約89%という結果でした。
充放電効率の計算ありがとうございました。
積算放電量、積算充電量が記録されていて、それが容易に参照できるようであれば、半年後とか1年後に再度参照して差から放電量、充電量を求めれば、その期間に対する充放電効率を求めることができます。この値が89%と比べてどの程度変化しているか興味があります。時間が許せばお願いしたい。なお、測定開始と終了の蓄電残量を揃えないと誤差が生じるため、揃えないときは測定期間を4か月以上とすれば誤差は1%以下に収まります。

>りゅ774さん
>HEMSのログから100%時残量Whを抽出すると、初期実効容量よりはまだ約1kWh大きいのですが、
>1年間で91Wh(約1%)減少しているようです。
さくらココの状況とは異なるようです。
蓄電池は温度の影響を受け、毎月の測定では秋から冬にかけて容量が低下し、春から夏にかけては容量が増加します。変動幅は7〜10%あります。そこで1年間の移動平均をとり年2.5〜3%程度の低下と評価しました。前回投稿のグラフを参照ください。
手間のかかる測定方法なので人には勧めにくいのですが、下記のとおりです。
・30分毎の蓄電池残容量指標SOC(State of Charge)、放電量は得られている。
・1か月の中で放電深度 (DOD: Depth of Discharge) の大きい日、5日間を選ぶ。DODは放電開始時のSOCsと放電終了時のSOCeの差である。DOD=SOCs-SOCe
・放電深度DODと放電量Wdから推定実効容量Weを求める。We=Wd/DOD
・SOH(State of Charge)=推定実効容量We/初期実効容量
・5日間のSOHを平均してその月のSOHを求める。

>まだメンテナンスモード(校正)は1回も無く
長州産業製の製造元オムロンの場合は、蓄電池診断が年1回6月に行われます。SOC=0%まで放電し、容量の測定を行っているようです。SOCの校正も行っていると思います。診断結果はユーザには連絡されません。

書込番号:26198591

ナイスクチコミ!1


銅メダル クチコミ投稿数:1062件Goodアンサー獲得:183件 さくらココのページ 

2025/06/04 07:45(3ヶ月以上前)

訂正
× SOH(State of Charge)
〇 SOH(State Of Health)

書込番号:26199686

ナイスクチコミ!1


りゅ774さん
クチコミ投稿数:526件Goodアンサー獲得:84件

2025/06/04 12:51(3ヶ月以上前)

残量の推移グラフ(雨後0%⇒100%充電⇒6割放電)

充電量と放電量の実績値

>さくらココさん
こんにちは!

>蓄電池は温度の影響を受け、毎月の測定では秋から冬にかけて容量が低下し、春から夏にかけては容量が増加します。

充放電が高温・低温下で抑制されるというのは、見聞きするのですが
(カナディアンソーラーのEPCUBEが0℃以下で充電停止など)
蓄電可能な量そのものが季節変動する認識はなかったです。

冬は余剰少なく、満充電になる日がそもそも少ないこともあり、
比較し難いのですが、気にして見たいと思います。


>DODは放電開始時のSOCsと放電終了時のSOCeの差である。DOD=SOCs-SOCe
>・放電深度DODと放電量Wdから推定実効容量Weを求める。We=Wd/DOD
>・SOH(State of Health)=推定実効容量We/初期実効容量

放電量の実績値と、残量の上限・下限の差から逆算するイメージでしょうか?

今の季節ですと、雨の日の夜(例:5/12)以降、0%になり、翌日(例:5/13)天気が良ければ
0%⇒100%の充電側は日毎の計測値から簡単に抜き出せるのですが

消費分の放電量は、0時に日替わりして、1日では使い切れず、(例:5/13、5/14)また充電(翌々日)しはじめるので
0%空になるのは、次の天気が悪い日といった状況ですが、

添付グラフイメージで求めてみました。

充電量9.4kWh⇒残量増加分9.0kWh ※0.4kWhロス(効率95.7%)
放電量5.0kWh⇒残量減少分5.3kWh ※0.3kWhロス(効率94.3%)

充放電効率:86.5%から逆算すると、実際に放電可能な残量は3.1kWhと推測
(放電実績値5.0kWh+推定残量3.1kWh)/初期実効容量8.0kWh
SOH=101%

HEMSログの蓄電残量 8977 Wh 100%
に対して、
充放電ロスを加味した実際に利用可能な量は、初期実効容量と同程度なようです。

太陽光パネルの劣化もなかなか検知し難いですが、
蓄電池の劣化もなかなか、見えるか難しいと感じました。

書込番号:26199912

ナイスクチコミ!1


銅メダル クチコミ投稿数:1062件Goodアンサー獲得:183件 さくらココのページ 

2025/06/04 23:48(3ヶ月以上前)

>りゅ774さん
>蓄電可能な量そのものが季節変動する認識はなかったです。
取得できたデータから温度の影響を受けていると推測できます。「蓄電池容量 温度特性」として検索すると「蓄電池の容量は温度によって大きく影響を受けます。一般的に、低温では容量が減少し、高温では劣化が加速する傾向があります。」とあります。
自動車の鉛蓄電池や乾電池でも周囲温度が低いと一時調子悪いことがあります。同じだと思います。
初期実効容量の測定条件は、使用周囲温度25℃です。(JIS C 4413:2023)
このためオムロンの蓄電池診断は高温期の6月に行っていると思われます。

>放電量の実績値と、残量の上限・下限の差から逆算するイメージでしょうか?
そのとおりです。

>放電量5.0kWh⇒残量減少分5.3kWh ※0.3kWhロス(効率94.3%)
放電開始と終了のときのSOC(蓄電残量指標)ですが、
添付のグラフでSOCs=100%、SOCe=40%と読み取りましたので、放電深度DOD=60%となり
推定実効容量 =放電量5.0kWh / DOD60% = 8.33 kWh
SOH = 推定実効容量8.33 kWh / 初期実効容量8 kWh = 104%
実効容量は交流で使える容量で放電損失分が除かれているので、改めて効率を考慮する必要はないです。 

書込番号:26200497

ナイスクチコミ!1


E11toE12さん
クチコミ投稿数:1332件Goodアンサー獲得:82件

2025/06/05 08:59(3ヶ月以上前)

こんにちは。

>さくらココさん

>「蓄電池の容量は温度によって大きく影響を受けます。

それは、RSOC(相対充電状態)ですね。SOHとは似て非なるものです。

SOHは、全てのセルから一旦放電した後、再充電して、そこから放電できた
量を初期実効容量で割ることで求めますが、動いている状態の蓄電池からは
どうやったって計測できません。まず、セル単位で放電することはできないので、
運転状態で”計測”することは不可能で、”計測”しなければ求められないSOHは
知ることはできません。

じゃあ、なんで保証値としてSOHが使われているか、といえば、稼働している
容量から近似値を求め、条件を加味した計算結果から求めます。この辺は、
メーカーのノウハウ、技術力に依存することが大きいため、ユーザーからみれば
グレーに見える部分の多々あります。有名なところでは、日産リーフ30K型の
サービスキャンペーンで、劣化速度の計算が間違っていたとかで、サービス
キャンペーンになってユーザーの不興を買った事例があります。

>SOH = 推定実効容量8.33 kWh / 初期実効容量8 kWh = 104%

まず、「バッテリーが使っているうちに良化している」なんて計算結果がでたところで、
おかしい、何かデータが間違っていると思わないと。

書込番号:26200699

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:34件

2025/06/05 21:02(3ヶ月以上前)

私の投稿が皆様の蓄電池の経過による劣化などの議論を活発にするきっかけになりありがたいです。
この様な知見が、今後新規に導入される方やこれから10年程度を迎えるユーザーへの
メッセージとなれば幸いです。

>さくらココさん
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
確かに、前回の返信時に充電量と放電量の数値を残しておりますので、
1か月ほどしたら改めてデータの開示をしますのでよろしくお願いいたします。
ただし、クーラーなどを使用しない時期ですし、太陽光も18時くらいまでは発電しますので、
一番蓄電池を使わない季節ですので参考になるかわかりませんが・・・
ちなみに6月1日からの数値は充電量・放電量ともに6kwhと差はありませんでした。

とりあえず、パナソニックに対しては個人として問い合わせ窓口にメールで疑問に感じていること、
今後の体制などについて質問を投げかけました。
メッセージを送り、4日ほど経過しておりますが、今のところ返信はありません。

また、施工業者へも同じく同様の疑問を投げかけ、パナソニックハウジングソリューションズ社に対して
回答を求めるように伝えました。
施工業者にとっても、過去に何件もシステムを導入をしており、同じような状況に見舞われる可能性もあり、
また太陽光やエコキュートなどの住宅設備でも、パナソニックを掲げて営業されている以上、
私個人よりかはパナソニックに対して意見が通るのでは?と思います。
また、結果などについては、共有をさせていただきたいと思います。

書込番号:26201366

ナイスクチコミ!2


銅メダル クチコミ投稿数:1062件Goodアンサー獲得:183件 さくらココのページ 

2025/06/05 23:12(3ヶ月以上前)

>にっきーです。さん
>私の投稿が皆様の蓄電池の経過による劣化などの議論を活発にするきっかけになりありがたいです。
>この様な知見が、今後新規に導入される方やこれから10年程度を迎えるユーザーへの
>メッセージとなれば幸いです。
タイミングの良い情報提供ありかとうございました。多くの人に参考になったと思います。
>前回の返信時に充電量と放電量の数値を残しておりますので、
>1か月ほどしたら改めてデータの開示をしますのでよろしくお願いいたします。
測定開始と測定終了の蓄電残量が等しくないと誤差が生じます。任意のタイミングで行うと充電回数と放電回数が最大1回異ってしまうことがあります、1ヶ月だと誤差(1-30/31)=3.2%が含まれる可能性があります。任意のタイミングで誤差1%以下とするには測定期間を4か月以上にすれば良い。1-121/122=0.8%

>E11toE12さん
>SOHは、全てのセルから一旦放電した後、再充電して、そこから放電できた
>量を初期実効容量で割ることで求めますが、動いている状態の蓄電池からは
>どうやったって計測できません。
JIS C 4413:2023 低圧蓄電システムの評価指標に初期実効容量の測定方法の定めがあり、現場でユーザが精度を有したその時点での実効容量を測定することは困難ですが、工夫により蓄電池の容量等の状況把握に努めております。
放電深度DOD100%の放電は年1回メーカによる診断時しか行っておらず、後はDOD70%以下の通常運用データを基にしています。毎月の推定実効容量は温度特性の影響を受けて増減しますが、1年間の移動平均をとることで温度特性の影響を除き、年2.5〜3%程度の低下の実績となっています。

>まず、「バッテリーが使っているうちに良化している」なんて計算結果がでたところで、
>おかしい、何かデータが間違っていると思わないと。
放電量、放電深度、初期実効容量に基づき計算しているので、いずれかが正しくない可能性があります。
使っているうちに良化しているわけではないが、SOHが100%を超えるケースとしては、なんらかの理由により初期実効容量を実力より低く表示しているときが考えられます。

書込番号:26201497

ナイスクチコミ!0


りゅ774さん
クチコミ投稿数:526件Goodアンサー獲得:84件

2025/06/06 08:32(3ヶ月以上前)

設置2か月頃、100%⇒0%放電した例

>にっきーです。さん
おはようございます。

この度の投稿で、良い気付きになりました。ありがとうございます。

太陽光パネルは11年程前に設置で、さくらココさんに教えてもらった「ひなた」というサイトや
https://lene.jp/system/
気象庁サイトより最寄りの日射量を取得して劣化度合いを調べたりしていました。
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/CategoryCD=7170/

蓄電池については設置して日が浅く、試行錯誤しているところです。


>E11toE12さん

おっしゃる通りでメーカーと同様な容量計測ではないですね。
太陽光パネルの定格容量と似ていると感じました。
あくまでも相対的なもので、同じ手順で定点観測することで変化に気づければと思います。


>さくらココさん
>SOHが100%を超えるケースとしては、なんらかの理由により初期実効容量を実力より低く表示・・・

設置当時の値がわかると良いのですが、DER補助金の関係でHEMSの値が取れず(アグリゲーター制御)
HEMSから値がPCに抜き出せるようになったのが昨年夏以降ということもあり時間毎の値が取ない状況です。
(日替わり考慮が難しい)

その代わり、日毎の値であれば京セラサイトから見れるので1日内で求めれそうな日を探したところ
設置して2か月頃、昼間に100%⇒0%放電した日があり、8.43kWh放電していました。なので、
初期実効容量8.0kWhで割ると105.3%
(当時は売電単価が高い頃なので深夜充電、昼間放電と今と逆で充電のほうが深夜日替わりしていました。)


現在の推定104%と比べて1%程度減っているというのは、HEMSの100%履歴値の減少とも一致しているので
新品時より1.3%程度減っている推測は、あってる気がしますが・・まだ、誤差が大きい気もします。

京セラの半固体電池は発売して日が浅く、後継機種では定格容量1割増やして、サイクル数も多くしていることから
JIS規格で計測とはいえ、どうやら余裕をもったスペックなのかもしれませんね。
(新旧製品で、製造方法を変えたというのは見かけなかったので、同様な傾向あると思ってます)

固体・半固体電池は液系と比べて、温度変化の影響も受け難いともネットの情報であるので
変化量が少ないのかもしれません。

三元系とリン酸鉄、液系と半固体といった違いの影響、とても興味あります。


書込番号:26201723

ナイスクチコミ!1


銅メダル クチコミ投稿数:1062件Goodアンサー獲得:183件 さくらココのページ 

2025/06/07 00:58(3ヶ月以上前)

>りゅ774さん
>設置して2か月頃、昼間に100%⇒0%放電した日があり、8.43kWh放電していました。なので、
>初期実効容量8.0kWhで割ると105.3%
>現在の推定104%と比べて1%程度減っている

温度補正して比較しないといけません。
とりあえず温度特性を+0.3%/℃とする。(25℃の温度上昇で7.5%容量が増加する)
2024/2/21 東京の平均気温8.7℃ 25℃のときのSOH=105.3%+(25℃-8.7℃)×0.3%/℃=105.3%+4.9%=110.2%
2025/5/13 東京の平均気温19.8℃ 25℃のときのSOH=105.9%(※)+(25℃-19.8℃)×0.3%/℃=105.9%+1.6%=107.5%
(※)放電終了時のSOCeが41%なので計算し直しました。
推定実効容量=放電量5.0kWh/放電深度(100%-41%)=8.47kWh
SOH=8.47kWh/8.0kWh=105.9%

書込番号:26202475

ナイスクチコミ!0


りゅ774さん
クチコミ投稿数:526件Goodアンサー獲得:84件

2025/06/08 09:49(2ヶ月以上前)

>さくらココさん

おはようございます。

気温まで調べていただきありがとうございます。
温度変化が性能に影響大きいとなると
屋内設置なほうが安定稼働できるかもしれませんね。

定点観測するなら気温25℃で、可能から100%⇒0%まで使い切れば
わかりやすいのですが
100%充電はACで簡単ですが、0%に使い切るのが気温25℃となると
なかなか難しい感じですね。

正直なところまだ劣化が体感できていないこともあり

1年間隔程度だと計測誤差、計算誤差に埋もれそうなのと
メンテナンスモード1回経験して校正前後でどの程度ズレあるのか
この辺り、計測誤差が積上ったものなのか長期間で比べないと
なかなか、バッテリーが物理的に劣化したのかは見え難いなと思いますね。

書込番号:26203687 スマートフォンサイトからの書き込み

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:34件

2025/06/10 23:19(2ヶ月以上前)

>REDたんちゃんさん
>E11toE12さん
>さくらココさん
>りゅ774さん

パナソニックに対してメールで問い合わせをした内容が返ってきましたので共有をしたいと思います。

パナソニック製蓄電池に対するサイクル数を問いかけました。
→サイクル数は1日1サイクルで、10年以上使用できるという設計です。特にサイクル数での規制があるのではなく寿命の判断はSOHです。 但し、使用環境(特に周囲温度)や使用状況(ご使用頻度)や充放電量で実際に使える期間(SOHが60%を下回るまで)は変動します。
⇒明確なサイクル数の回答はありませんでした。現状単純計算で3650回と見込まれます。正確には、60%を放電で使用していましたので、厳密には3650サイクル×60%のサイクルと見込まれます。
パナソニックとしては、他メーカーと比較して耐用年数が少ないことが明確になりました。
10,000サイクルほどが主流の中、その半分以下のサイクル数となります。


現在提供されている蓄電池15年保証の根拠について(有償)
→当該システムを構成しているパワーコンディショナーの本体はご申請頂き審査で問題なければ元々15年の保証で、蓄電池の無償保証の方が10年でした。 電池の保証期間を15年に延長した理由としては15年間1日1サイクルの条件でSOH60%を下回らすご使用できるのは製品仕様上保証できない為、電池のみ有償にて15年に延長できることでシステム全体として15年保証とさせていただいたのが根拠になります。
⇒ということは、パナソニックとしても個体によっては15年耐用できない商品はありうるという見解のようです。ですので有償で
補償をしているという内容です。

10年で70%のSOHに対してどのような見解か?
→設計上は10年以上ご使用できる想定の設計ですが、15年ご使用できる保証はありません。
その為10年〜15年は有償での保証とさせて頂いていますので13年で蓄電池の寿命がくることはメーカーとしては想定の範囲内です。
また初期ロットの容量が規定より少ないものを出荷したとのご認識ですが、そのような事例はございません。
⇒13年で寿命が来ることは想定のようです。

寿命を迎えた蓄電池の有償修理などのフォロー体制について
→今回対応させて頂いた内容は弊社としては想定内の通常使用による結果と考えております。
よって大変申し訳ありませんが、保証期間10年以降は部品供給ができる範囲では補修は対応いたしますが有償となります。

【結論】
以上のことを踏まえると、他の蓄電池メーカーと比べると明らかにサイクル数が少ないことは明確であり、
そのことに対してメーカーとして想定の範囲であるとの回答。
あまりにも脆弱なシステムであるとしか言えず、決してパナソニック製を勧められるものではないとわかりました。

こちらでご返信を頂けた皆様においては、今後も様々な口コミに対して返信をされるかと思います。
パナソニック製の蓄電池を検討される皆様への留意点としてご理解をいただけると幸いです。

書込番号:26206526

ナイスクチコミ!2


銅メダル クチコミ投稿数:1062件Goodアンサー獲得:183件 さくらココのページ 

2025/06/12 00:45(2ヶ月以上前)

>にっきーです。さん
情報共有ありがとうございます。
>パナソニックとしては、他メーカーと比較して耐用年数が少ないことが明確になりました。
>10,000サイクルほどが主流の中、その半分以下のサイクル数となります。
蓄電池のサイクル数は各メーカの言い値があるだけだと思います。
他メーカ蓄電池の実績データがないので比較を言うのは難しい。
さくらココの長州産業製(2021年、オムロンOEM)の実績データ(年2.5〜3%程度の容量低下)から見ると、にっきーです。さんの実績(10年で30%低下)はかけ離れたデータ(特異値)ではない。他メーカの蓄電池でも起こり得る事象のように思います。

サイクル数は測定方法に定めがなく、他メーカ製品との比較には適していません。
最近の家庭用蓄電池製品には「JIS C 4414:2023家庭用低圧蓄電システムのラベル」に基づく性能表示ラベルが表示されるようになってきており、この中にシステム生涯蓄電容量の項目があります。測定方法は「JIS C 4413:2023低圧蓄電システムの評価指標」に定めがあります。一歩前進かなと思います。

書込番号:26207628

ナイスクチコミ!1


クチコミ一覧を見る


クチコミ掲示板検索



検索対象カテゴリ
を対象として

新着ピックアップリスト

ピックアップリストトップ

クチコミ掲示板ランキング

(太陽光発電)